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時間なんて存在しない [雑談]


なぜ時間は一方向にしか進まないのか? 東大が解明に向け前進
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1079587.html


そもそも“時間ありき”で考えるからおかしな話になる。

時間とは人間が物理現象を五感で感じ取って認識しているもので、人間の都合で身勝手に定義された概念である。


だから、宇宙の物理法則に“時間”は存在しない。

当然、タイムマシンなんてのもあり得ない。

それ以前に宇宙は常に動いている。地球のある一点の座標を、一体何を基準に導き出すというのか。


要は現在の科学は、まだまだ人間の勝手な思い込みに振り回される要素が残っているという事だ。


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so-net blog ssl化で [雑談]

以前より告知されていた事だが、So-net blogが今日から、漸く常時SSLしたらしい。

が、その所為でいきなりBlogの管理画面を出せなくなった。

曰く、サーバーのなんとかがループしているとかなんとか。


そしてこの記事を読むと。

【重要リリース日時決定】常時SSL化(https)
https://blog-wn.blog.so-net.ne.jp/2018-06-12


“キャッシュの影響で閲覧できない場合がございますが、キャッシュをクリアしていただくことにより解消します。”


という事でブラウザのキャッシュをクリアしたが、やはりエラー。

仕方が無いので、ブラウザに保存されているSo-net関係のクッキーを全て消した。
ほんの数個かと思ったら、かなりたくさんあって少々不快になった。

しかしその結果、正常に管理画面が出た。

私と同じ問題に遭った人はどの程度居るのか。

もしかするとSo-net blogをやっている人全員だろうか。

その中で、自力で解決出来た人はどれほど居るのだろうか。


それはともかく。

記事内の、自分の記事に対するリンクの修正が面倒すぎる。

もう放置したい。

まあ、やれる範囲で直しておくか。


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エルピーダを潰した男 [雑談]


かつて日本は、世界シェアの8割を超えるDRAM生産大国だった。

だが1990年代半ばに韓国勢にシェアを追い抜かれると、そのまま浮かび上がることなく2012年にはDRAM業界から完全に消え去ることになる。

元々日本のDRAMは高品質が求められるメインフレーム向けの製品で開花し、その後のパソコンブームでも高品質かつ低価格でシェアを欧米企業から奪っていった。しかし1995年のWindows 95登場以前は、DRAMはかなり高価な半導体部品だった。高価でも取引が成り立ったのは、パソコンそのものが高価であり、用途も主に企業向けのものが多かったからだ。しかしWindows 95の登場によってパソコンは一気に一般消費者の生活に溶け込み、低価格化の圧力が何倍にも増えた。


DRAMはIntelが発明した画期的な半導体メモリだったにも関わらず、発明したIntel自身はなんの役にも立たないゴミとしか思っていなかった。Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックが、Apple 1を生産する為にIntelへDRAMをクレと直談判した話は有名で、その場で無償提供されたのはそのような背景があった事も有名な話だ。

その後DRAMはどうなったか。日本人が発明したフラッシュメモリもそうだが、発明した大本は軒を貸して母屋を奪われる事になった。

こんな歴史もあるDRAMだが、元々非常に高価だったものがほんの数年でガケを転がり落ちる勢いで価格が下がり、これにDRAMを生産する日本企業群(当時非常に多くの日本企業がDRAMを生産していて、沖電気などパソコン業界で今ではほとんど聞かない会社まで作っていた)はまったく追随できず、最後に残ったNEC・日立・三菱のDRAM部門が合併統合して出来たのがエリピーダメモリという会社。

だが、日本企業の悪癖を解消せず合併したためにその後も業績は落ちるばかりで、ここに登場したのが今回の主人公、“エルピーダを潰した男”こと坂本幸雄である。


彼はそれまで、いくつもの会社を再生してきた再生請負人として名を馳せていた。エルピーダの再生も、その実績を買われての事だった。

しかし彼は、いわば“他人のふんどしで相撲を取る”ことに長けているだけで、自身はどこにでも居る普通の日本人だった。実際、彼を良く知る者達の間ではあまり評判は良くなかったようだ。

恐らく本人はこれまでの実績から自信をもってエルピーダの再生に取り組んでいた事だろう。
だが不幸にも、エルピーダは彼と同類の巣窟であり、トップに着いた人物がそのような者であれば、およそ会社の再生を自力で行える状況ではなかった。

彼が社長に着いてから行った事は、とにかくこれまで培った技術を使い、なんとか売り上げを伸ばそうというものだった。落ちぶれた原因を排除し、文字通り再生するという手法を取る事が出来なかったのだ。

その結果、エルピーダは倒産した。会社更生法を適用させ、国民の血税を注ぎ込んだにも関わらず。


そんな彼が、日本の半導体業界を憂い手記事を寄せている場所がある。

坂本幸雄の漂流ものづくり大国の治し方
http://wedge.ismedia.jp/category/sakamotoyukio

こうした話に詳しい方ならわかると思うが、彼の語るもっともらしい言葉はほとんどが過去誰かが言った言葉である。それを自身の言葉として引用するのは良いのだが、文章を読むと先人に対する敬意を感じないのは何故なのか。

つまりここでも彼は、他人のふんどしで相撲を取っていたのだった。


かつてアメリカのTVドラマに「地球を売った男」なるものが、地球を侵略するエイリアン側の登場人物として度々出ていたが、彼がエルピーダでやった事は最終的にそんな感じなのだ。

エルピーダ倒産前後の様々な事件を見るに、計画倒産と言われても仕方が無い事がいくつもあって、最初からそうするつもりだったのではないかとすら思えてしまう。

今彼は中国で、新たにDRAMを開発する会社を立ち上げ、活動中である。
一部では日本の技術を中国に売り渡す悪党のように扱われているが、私も同感である。

「エルピーダを潰した男」坂本幸雄。

エルピーダ倒産のシナリオは、中国の半導体業界のためにあったのかもしれない。


坂本さん、エルピーダを潰したのはあなただ
http://biz-journal.jp/2017/05/post_19071.html


追記
この記事では“彼”こそが戦犯であるような書き方をしているが、実際には彼一人の責任でエルピーダが潰れたわけではない。まあ、“彼”が社長だった、という事で。
だが根っこは、無関係に思える我々日本人全ての心の中にある事だけは間違いない。


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フラッシュメモリを発明した舛岡富士雄氏と、彼が率いる会社 [雑談]


現在のコンピュータでフラッシュメモリを搭載しないものはほとんどありえない。

一般の消費者が身近に使うパソコンやスマートフォンなど、フラッシュメモリがなかったらヘタをすると存在し得ないコンピュータで、フラッシュメモリが無ければ電源投入直後の立ち上げ動作に使うプログラムの格納に容量が少なく動作も遅いマスクROMやEEPROMに頼っていただろうし、スマートフォンもIBMや東芝が開発した0.85inch HDDなど超小型のハードディスクに頼ることになる。もしそうなっていたら、今ほど快適な環境では絶対になっていなかった事だろう(それはそれで私にとっては大歓迎な世界だが)。

そんなフラッシュメモリを発明したのが日本人の舛岡富士雄氏だという事を知っている人はどれほど居るのだろうか。


かつて全盛を極めた日本半導体産業は技術者主導で発展した産業であり、東芝やSONYなど、トップ企業の発展に大きく貢献してきたのも技術者達だった。

しかし彼らの活躍は1990年代に入ると終わりを告げる。

何故なら、技術者のおかげで成長した会社組織が、こともあろうか技術者の迫害を始めたからだ。

その結果技術者として生き残ったのはイエスマンか無能ばかりで、自分の意思で技術開発する扱いにくい変人達は次々と会社を追われていった。

舛岡富士雄氏もそんな迫害を受けた技術者の一人で、東芝から散々嫌がらせを受けた後に退社している。


ところで今日、私はこんな記事を見つけた。


EUVを適用した小型SRAMセル、imecらが発表
http://eetimes.jp/ee/articles/1805/31/news069.html


記事の内容にはあまり興味を引かれなかったが、冒頭の

“フラッシュメモリの発明者が率いる新興企業Unisantis Electronics Singapore(以下、Unisantis)”

という部分に目が行った。

そしてUnisantis Electronics Singaporeについて調べると、こんなWebサイトを発見。


日本ユニサンティスエレクトロニクス株式会社
http://www.unisantis-el.jp/jp/


そうか、新天地を作ったのか。


海外の、主に中国や韓国のエレクトロニクス産業で、急成長する業界の裏側で発展の礎となったのは言うまでも無く迫害され日本を追われた日本人技術者達である。そして迫害された技術者の多くが海外の振興企業に集められ、日本は没落し、その一方韓国は半導体製造で世界一、中国もある意味世界一の技術大国となり、今日の格差を作った。
(日本が今でもクビの皮一枚で先進国だと言えるのは、過去の遺産を食い潰してなんとか維持できているからに他ならない)

日本ユニサンティスエレクトロニクス株式会社という存在は、そんな日本の真っ暗闇の中に射した一筋の光に見えるのは私だけだろうか。



なぜ東芝は、利益の9割を稼ぐNANDメモリ開発者を辱めて追放したのか?
http://biz-journal.jp/2017/12/post_21816.html



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将来の携帯端末は電池が不要になるかもしれない [雑談]

GIGAZINEにバッテリーの要らない携帯電話の記事があった。

この記事に書かれていた携帯電話はアンテナを含む回路を形成したプリント基板に、いくつかの部品と電話として機能させるためのいくつかの電気的なボタン(おそらく静電式のタッチキー)、そしてイヤフォンとマイクが接続されたもので、電源は周囲に飛び交う電波と簡素な太陽電池で動くものだった。


この記事を読んで即座に脳裏へ浮かべたのは「重力子放射線射出装置」
(ネタ元は気になる人が自分で調べてほしい。)

この装置は動力を一切内蔵しないにも関わらず、貫通できない物質はこの世に存在しないというほどの大エネルギー(これが重力子放射線?)を打ち出す拳銃、という設定になっていて、では何がエネルギー源かというとその辺の床や壁に埋め込まれたフィラメント状の動力や情報を伝達する装置から無線で供給されているらしい。

そして次に思い浮かべたのが、道路にコイルを埋め込んで電気自動車を走らせようというプロジェクト。
日本のどこかの大学が100mくらいのコイルを埋め込んだ道で実験していたように記憶している。

まあこの二つはあまりにもかけ離れているが、共通する事は「環境そのものに動力源を内蔵させ、無線で動力を供給する」という点だ。

この共通点は今後半世紀以内になんらかの形で当たり前の社会インフラになる可能性がある。

何故なら、自動運転自動車の実用化に必要な、都市全体(道路や建物等の構造物すべて)に情報端末を埋め込むという条件があるため、これが実現すればそこから携帯端末が動くくらいの電力を拝借できるようになるかもしれないからだ。

ここまで説明すれば、重力子放射線射出装置につながる意味も理解できると思う。


ただし現在のスマートフォンはまだまだ消費電力が多すぎるので、もっと消費電力を落とす必要があるが。

しかしもしこれが実現できたなら、高密度のエネルギータンクであり、そういう意味では危険なバッテリーから開放され、この事は環境負荷を軽減する事にもつながるので、そういう面で見ればとても良い事に思える。

ただし今以上に高出力の電磁波であふれかえる環境が、果たしてなんの問題も起こさないのかという疑問が残る。

個人的には絶対に来てほしくない未来ではある。


あの頃やりまくった、ウィザードリィ [雑談]

コンピュータRPGの原点とも言える「ウィザードリィ シナリオ#1」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrosoft/1068979.html

久しぶりにこの「ウィザードリィ」のパッケージを写真で見て、非常に懐かしい思い出が蘇った。


当時私はPC-8801 mkII SRというパソコンで、主にゲームを、そして時々ワープロソフトで文書作成などしていたが、このウィザードリィにかけた時間は今でも無駄ではなかったと思っている。

学生だった私には高価(たしか9800円)なゲームだったが、雑誌の記事と評判を見て衝動買いして正解だったゲームの一つだ。(当時はクソゲーが非常に多かった)


このゲームは本当にシンプルで、ダンジョンはモノクロのワイヤーフレームによる擬似3D表示。モンスターと宝箱のみが一応カラーグラフィックだったと記憶している。

それ以外は自分の操作する6人パーティ全てのキャラクター、そして全てのアイテムが文字情報だけ。城下町のアイテムショップ、酒場、寺院なども全部文字情報だけ。
入手するアイテムはほとんどが未鑑定で、外見を現す情報、例えば剣ならば“SWORD”などのように表示され、鑑定するまで何なのかわからない。しかもご丁寧に鑑定ミスで違うアイテムとして認識される事もあった気がする。
当然、最初のLv.1の時は鑑定など出来ないし、予備知識も無いからいきなり装備して呪われたりした。

始めはパーティ全滅なども普通で、やっとそろえた装備を取り戻しに全滅地点まで別のパーティで行くも、回収できるかは運任せ。何故なら、回収に行くパーティは全滅したパーティよりレベルも装備も貧弱だからだ。従って泣く泣く回収をあきらめて、ゼロから育てなおしなんてことも当たり前だった。

凶悪なのが宝箱。「おっと! Poison Needle」みたいなメッセージで何度キャラが死んだ事か。

その内に色々覚えて、MAPも少しずつ書き進めて余裕が出ると、比較的楽に経験値と金を稼げる場所などを見つけ、運悪く強敵に出会わなければパーティ全滅などもなく、仮に全滅しても予備のパーティで余裕をもって死体と装備を回収出来るようになると、ようやく面白さがわかってくる。

まあそんな感じでゲームを進めて地下10階に居るボスを倒すと、一応のゲームクリア。
たしか王様から何か称号をもらえたような覚えがある。
その後は一応プレイを続行出来るが、後はレベル上げとアイテム探索しかやる事がないので、それなりに遊んだ後、続編が出るまでプレイしなくなった。

今思うと、記事にも書かれているようにシンプルで必要最低限の情報しかないからこそ、想像力で足りない情報を補う楽しさがあったと思う。


そういえばこのウィザードリィ、当時私が88用に買ったゲームなどを20年ほど前に全て、88エミュレーター用にバックアップして、9801上で動作するエミュ(たしかP88Emu)で遊びなおした記憶も。

ただすぐに飽きて動作検証程度の時間しか遊ばなかったが。

懐かしいなあ。


イナゴの恐怖 [雑談]

イナゴは周囲の草を食べ尽くすと、新たな食料を求めて移動、という事を繰り返す。

この記事を読んで脳裏に浮かんだイメージだ。


英国人のドイツ市民権取得、2016年に急増 EU離脱決定が影響か
http://jp.reuters.com/article/germany-britain-idJPKBN1940W0


まあ、イナゴはどの国にだって居るし、種類も多くて国をまたぐ移動をする者ばかりではない。

いずれにせよ、イナゴが害虫である事に変わりはない。



VR、ARと来たら今度はMRか [雑談]

近年VR(仮想現実、Virtual Reality)とか、AR(拡張現実、Augmented Reality)なんて言葉がもてはやされ、これらの言葉を肯定する者達はこぞってこうした技術によるバラ色の未来を描いた言葉を吐き続けている。

いいかげん聞き飽きてきた私であるが、それでもこの手の話には興味を引きつけられてしまう。

そんな風にフラフラとこの手の情報を漁っていると、今度は“MR”(複合現実、Merged Reality)などという言葉が出てきた。


HoloLensの父、「MRこそがコンピューターの将来」と語る
http://news.mynavi.jp/articles/2017/05/24/microsoft/


いやね、もうこの手の記事に書いてある“将来の青写真”というものは昭和の時代に21世紀を想像した未来予想図とまったく変わらない、と思うのは私だけだろうか?

まあ、興味を持って話を聞く分には大変面白いのだが。


昔の人が想像した未来予想図に興味がある方は、「未来予想図」というキーワードで画像検索してみるといい。

興味深いイラストが多数見付かるので。


未来予想図
https://duckduckgo.com/?q=%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E4%BA%88%E6%83%B3%E5%9B%B3&t=ffsb&atb=v58-3&iax=1&ia=images


カミナリにヤラレタ [雑談]

昼過ぎにパソコンのキーボードを叩いていたところ、突然背後で落雷の音が。

どうもすぐ近くに落ちたらしく、その瞬間に停電となって無停電電源装置の警告音が鳴り始めた。
(停電の原因は配電盤のブレーカーが落ちただけだった)


落ちたブレーカーを戻して椅子に戻ると、無停電電源装置に繋がっていたパソコンは電源が落ちていないがディスプレイの電源が落ちたまま、スイッチを入れ直しても画面が点灯しない。

・・・壊れたようだ。(しかも一番高いのが!)

このパソコンには2台ディスプレイをつないでいるので、無事だったもう一台の方でデスクトップ画面を見ながら文書を保存してシャットダウンし、再度電源を入れてみるが二度と電源が入る事は無かった。

・・・壊れたようだ。(その後ATX電源を交換したら直ったので助かった)


停電の前にもう一台、無停電電源装置につないでいたパソコンでは知人に頼まれたハードディスクから消えたファイルのサルベージを行っていて、こちらはなんとか無事だった。パソコン本体と預かったハードディスク、そしてディスプレイなどの動作を確認してホッとした。
もし預かったハードディスクが壊れでもしたら最悪の事態になっていたところだ。

が。

ネットワークが切断している事に気付く。

可能性としてネットワークハブの故障が高いと思い、予備のハブと交換すると接続が復帰した。

・・・ハブも逝ったか。


こういう事もあるのだと、知ってはいたが初めての経験だった。

まァ無停電電源装置使っていて良かった。

最悪の事態は回避できたので。

孫正義は自殺願望者か、それとも売国奴なのか [雑談]

アジアスーパーグリッド構想はあり得ない。

アジアスーパーグリッド構想とはソフトバンクの孫正義(ソンマサヨシ)が提唱する、中国・モンゴルの太陽・風力などで発電した電気を、東アジア各国から日本にまで送電するという計画である。


この計画は、中国を経由して送電を受ける国にとって中国に国を売るに等しい事だ。


日本の場合ならば何かある度に送電を停止すると脅される事は間違いないし、事故やテロといった理由を捏造して日本への送電を滞らせる事も間違いない。

そして有事には送電の停止は確実に起きる。


仮にアジアスーパーグリッドが現実になった場合、当然日本ではそのような事態に備えて発電所をいつでも稼動できるようにしておく必要があるが、その内に無駄なコストは削減する必要があるからと発電所の取り壊しが絶対に起きる。そうなったらもう、日本は中国の物になったも同然である。


正直、孫正義が何を考えているのかなんて私には知る術が無いが、どのような考えの下にこの構想をブチ上げたとしても、現実にやっている事はそういう事なのである。

善意でやっていれば何をしても良いという事はあり得ない。


アジアスーパーグリッド構想は現在日本が抱えるエネルギー問題の1%くらいを解決出来る可能性を秘めているが、そんな事のために国民の生活に不安要素を持ち込む道理は無い。

いくら現代人の生活に電気が必要不可欠だからといって、このような調達方法など絶対にしてはいけない。



アメリカのトランプ次期大統領について [雑談]

先のアメリカ大統領選挙で、トランプ氏が大統領に選ばれた。

この結果について、世界中の多くの人々が様々な悪影響を懸念しているが、それはトランプ氏が大統領になったからそんな悪影響が出るのではない。

トランプ大統領の登場は、彼が選挙に立候補するよりもはるか以前から元々あった多くの問題が呼び起こした結果である。従って、彼が問題を起こすのではなく、元々存在する問題が彼を大統領にしたし、これから起きる可能性のある問題はそれによって今までよりも露出が増えるという事に過ぎない。
つまり、トランプ次期アメリカ大統領とは、元からある問題が作り上げた問題表面化のトリガーにすぎない。


私はこうした事態を非常に好ましく思う。

何故なら、今まで世界中のほとんどの人が見て見ぬ振りをしてきた問題を、全員が直視せざるを得なくなるからだ。

言い換えれば、今まで当たり前に道端でクソをしてきた町の住人達が、道端に溢れ返る自分達の溜め込んだクソの処理について、真剣に考える時がやってきたという事だ。


ただ心配なのは、この期に及んでまだ問題から逃げようとする輩がけっして少なくはないという事だ。

彼らは自分達の不始末を全て他人になすりつけようとしている。

その結果は過去に幾度も起きた戦争などが証明している。


さて、この先世界はどうなる事やら。

無力な私には、今まで私が手の届く範囲でやって来た事を続ける事しか出来ない。


SCSIのCD-ROMドライブが¥18,000で激安の時代があった [雑談]

唐突に思い出した。

SCSI接続の24倍速CD-ROMドライブが、¥18,000で激安だァ~!!!!!!

と思って買って、友人にも勧めていた時の事を。(その友人はMachintoshのシステム一式を100万かけて揃えた強者だったが、標準装備の4倍速CD-ROMドライブから換える事はなかった)

その2年くらい前には、同様にSCSI接続の4.4倍速CD-ROMドライブが¥44,800で「こんな高速ドライブが4万円台なんて・・・安くなったなあ」と飛びついて買っていたので、その時の¥18,000という激安ぶりには感動すら覚えたほどだったのだが。


件のSCSI接続CD-ROMドライブは、Pioneerの24倍速ドライブだったと記憶している。
激安の価格と共に、その速さにも感動を覚えたものだ。

ちなみにそのCD-ROMドライブは、486SX 25Mhzという当時でも貧弱なCPUのPC-9801BXにCylix 5x86 100Mhzのオーバードライブプロセッサを載せたパソコンに取り付けた。
そんな貧弱なパソコンであってもそれまで使っていた4.4倍速との比較だから、今では絶対に味わう事の出来ない感動である。


が・・・今やCDはおろかDVDやBlu-rayですら絶滅の危機に瀕している時代。
なんでもかんでもネット経由でダウンロードだし、物理デバイスでデータを配布するなら安価になったUSBメモリを使う事すらあるからだ。

まあ懐古厨と言われればそれまでだが。


・・・あの頃はヨカッタ。



中途半端に知っている事の怖さ。 [雑談]

今日、知人からの紹介で面倒を見ている方から「ネットが遅いので治して欲しい」と連絡があったので訪問してきたのだが。

私があつらえた環境が、真新しくインストールされた素のWindowz10になって私を迎えてくれていた。


手間ひまかけて、使用者本人の要望を満たすべく私自ら仕上げた環境が。

こともあろうにまっさらにされているとは。


私の仕上げた環境がこのような無残な姿にされた経緯はこうだ。

数日前に、突然ネットが遅くなった。使用者はパソコンの知識などほぼ皆無。何故そうなったのかわからず、某家電屋に勤務するという息子にそのような話をしたところ、息子があれこれ調べてやらかした結果、Windowzの再インストールになったという。
息子本人曰く、「ハードディスクがおかしいかもしれない」とのこと。

訪問する前に電話で話した内容だ。そこで伺ってみるとそうなっていた。


問題のパソコンは調べるまでも無く私の中で結論がある程度出ていたが、それでも30分程度かけていろいろ調べてみると、やはり結論は同じだった。

要はハードディスクには何も問題は無く、Windowzの環境も素の状態でネットが遅い事に変わりがないのだから原因にはならない。

では何故ネットが遅かったのかというと、Windowzがバックグラウンドで行っている通信だった。
主にWindows updateやストアアプリのダウンロードで、ネットの帯域を占有してしまっていたのだ。この家はADSLなので、元々細い帯域が使い切られてネットが遅くなっていた、という事だ。

そこでWindows updateサービスなどを一通り殺してから再起動。
すると、なんなくネットの遅さは改善された。


さて、こうなると問題になるのは素のWindowzになってしまったパソコンの後始末である。

使用者はこのパソコンを結構使いこなしていて、日常的な趣味と年賀状などの作成など色々やっていたのでインストールされたソフトウェアもそれなりに吟味され、数も多かった。また、趣味の一つである写真もパソコンに保存されていたので、それらも全て消えてしまっていた。

一体彼の息子は何を考えてこのような暴挙に出たのだろう?
息子は家電屋で働いているという事で、パソコンの知識は“家電屋のレベルでけっこうしっかりしている”という事を、私は知っている。

まあ、その結果がこうなわけだ。


私自身、他人の事を言えない未熟者の立場であるが、これはあまりにも酷い。

中途半端に知識があるとこうなるという良い例であり、今回の件は私自身を引き締めるための教訓として忘れないようにしようと思う。



紙テープ [雑談]

今の時代、単に“紙テープ”といったら何を連想するだろうか?

古い映画で、船の出港時に投げられるもの?(現在でもやっているが)

それとも紙で出来た粘着テープ?

私の場合は、コンピュータの出力装置の紙テープがダントツに印象が強く、真っ先に連想する。


一番古い記憶は、テレビでウルトラマンの放送があり、“機械から吐き出されてくる穴がたくさん開いた細長い紙”をウルトラ警備隊の隊員が手のひらで受け止めながらその穴の開いた紙を凝視して、非常に緊迫感を伴うセリフ(何を言っていたかまでは覚えていない)を吐いているのが強く印象に残っている。


その後大人になって、幼少の頃からずっと忘れていた紙テープに再会する事になった。

今思えば、「あの時紙テープを手に持って何か叫んでいたあのウルトラ警備隊の隊員は、目視であの穴が開いた紙テープの情報を読んでいたのか」、と思う。相当に熟練すれば不可能でないにしろ、あれは二進数を記号化して5~8列の穴(つまり5bit~8bit)で記録したものである。

常識的に考えてそれはありえないだろうと。
その事実に初めて気付いた時は、思わずその光景を思い出しながら苦笑いしたものだ。



ある意味ポケモンGoは犯罪行為そのものである [雑談]

現在世界各地で問題になっているポケモンGo。

ゲームそのものは無害に思えるが、ゲームを管理する会社とプレイヤーが自己中である場合に問題が起きる。そして残念な事に、少なくともゲームをプレイしている最中の人々はゲームに集中しているため、もれなく自己中になってしまっているようだ。

そしてゲームを開発・管理する立場のナイアンテック社。
彼らも自己中であり、他人の土地を許可を得ずゲームの遊び場にしてしまっている事が大問題であると私は考える。


GPSの座標は誰の物でもないので勝手に使う事は問題ないが、その座標に存在する土地や建物などはナイアンテック社の所有物ではない。にも関わらず、遊び場として設定し、プレイヤーをそこへ誘導させる事は問題ではないのか。

現状では、プレイヤーは公共の場所及び私有地において、そこにポケモンやアイテムといったモノがあればそこへ行って遊んでいるわけで、これはその座標の土地を所有する者には完全に無断で使用している。

である以上、ゲーム会社及びプレイヤーは所有権を持つ者に無断でその場所をゲームのために使用しているわけで、これはある意味犯罪だと言える。例えれば道路でスケボーをしているようなものだ。これは周囲に迷惑がかかっていなければ不問とされるが、問題となった瞬間に犯罪になる。

一方でゲーム会社に限定するが、ゲームの遊び場としてプレイヤーに提供する事で利益を得ている以上、ゲーム会社はその土地の所有者に使用料を払うべきだと思う。
例えば一般の道路であればその道路を管轄する市なり県なり国に対し払わなければならない。公園などであれば公園を管理する団体に払うべきだ。
また、私有地の場合は当然所有者に払う義務があるはずだ。


だがそれ以前に重要なのは、彼らが無断で使っているという事だ。
本来ならば使用のための契約を結ばなければならないはずだが、完全に無視されている。もちろん有効な契約が無ければ使用禁止だ。

契約も何も無いのに、そこへGPS座標を使ってポケモンなどを配置し、そこへプレイヤーを誘導する。

こんな勝手が許されても良いのか。

一部の施設では契約によってなんとかスポットなどというものが存在するが、こうした契約はモンスターなどを配置する全ての座標に存在する地権者や建物の所有者などと契約しなければならない。

少なくとも私はそう思う。



あるあるあるある [雑談]

自分と同じ苦労をしている人を見ると

「ああ。私だけではないのだな・・・」

と癒されるときがある。


今回のネタは、そんな他人の苦労話が記事になっているのを見つけたというお話。


悲しき女子ヘルプデスク物語
http://www.itmedia.co.jp/keywords/helpdesk_story.html


正直ヘルプデスクという言葉を聞いても仕事内容のイメージがあまりはっきり出来ないのだが、記事を読む限り仕事の内容は私がたまに頼まれてやっている事とほぼ同じようだ。違いがあるとすれば、業務としてヘルプデスクに就いている彼らは毎日仕事としてやっているという事と、高度な専門教育を受けているために私よりはるかに多くの知識とスキルを持っている(はずだよなあ)ので、私なら「出来ない」と断るようなトラブルも対処出来るという事か。

独学であり、趣味が高じて他人のパソコントラブル解決までやっている私とは比較にならない。
しかも私の場合本来の専門はパソコンではないので、独学とはいえ覚えられる事にも限度があり、パソコン関係の知識の多くは必要になった時に必要なモノをネット検索で拾って来る事になる。助けられた人からすれば自力でなんでも出来る人に見えるようだが、実は知識やスキルについては他力本願なのでぜんぜん大した事はないのである。


というわけで記事の中身は実際にリンク先を読んでもらうとして、記事を書いている方の一番の苦労の元はいわゆる「パソコン初心者」。
中には学校や会社で数年間パソコンを使った経験があり資格まで持っているにも関わらず、それでもパソコンに関する知識がまったく無い「永遠の初心者」みたいな人も居て、定型の作業から少しでも外れた状況に置かれるとどうしたら良いかわからないという、よくあるパターンに陥って困っている人の問題解決もある。

なので、記事を読んでいると「あるある」という言葉が私の頭の中に何度も湧いて出てくる。
そして少しばかりの安心感みたいなものが得られるのだ。
ああ、この人も苦労しているなあ、と。 記事中の心の声に何度同意した事か


しかしこの手の話は、実は非常に優秀な教科書にもなる。
実際に起きた問題を記事を書いた人の目線で追えるので、トラブルの内容によってどういう事に注意を払えば良いのかわかりやすいからだ。
私が記事を読んで「あるある」と思う事の半分はそういうトラブルの回避や解決に必要な注意点についての描写だ。苦労話で癒されるのも良いが、この記事を読むに当って本当に重要なのは、「トラブルに対してどういう点に気をつけるか」という事を、学習することであると私個人は思う。



追記:

こちらは4コマ漫画だが、この「がんばれ!アドミンくん」も面白い。

がんばれ!アドミンくん
http://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/features/windows/adminkun_index.html


新OS (時事ネタとして)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1406/17/news047.html

私は絶対にプログラマーにはなれないな・・・



シャープはもう消えていい [雑談]

シャープはもう消えていい。

ダイヤモンドオンラインのこの記事を読んだ時、私は改めてそう思った。

シャープ元首脳がJDI役員に、鴻海の再建計画に暗雲
http://diamond.jp/articles/-/93112


私は昔のシャープは好きだが、シャープが液晶テレビに傾倒する頃には嫌いになっていた。

何時の頃からか、一部秀でた部分があってもロクでもない製品しか作れなくなっていたシャープ。
そしてここ1年のドタバタで明らかになった、経営側の醜い権力争い。


今日読んだこの記事にも、そんな権力争いがシャープ再建の失敗を決定的にしたのではないかと思わせる内容があったのだ。

組織の上層部に居る、ほんの一握りのおばかさん達が好き勝手に振舞った結果が鴻海による買収なのだ。

もう恥ずかしいから、思い出の中で美化された姿でだけで残っていればいい。

今はそんな気持ちで、“X1 Tuebo”の中古が欲しくなっている。



イチローが日米通算4257安打を達成したという記事を読んで [雑談]

イチローが日米通算4257安打を達成したそうだ。
野球など子供の頃の遊びかちょっとした草野球の試合に参加した事がある程度の私にとって、彼が達成したこの偉業に対し、普通に祝福や賛辞を送る範囲を逸脱した大騒ぎする人達の感覚はまったく理解出来ない。

打率3割超えという程度なら素直に凄いと思うが、4257安打という数字を見ても数字の大きさ以外良くわからないのだ。まあ、それくらい途方もない記録なのだと思う。


私はプロ野球自体にまったく興味は無いが真剣勝負の面白さが大好きなので、時折日本のプロ野球のテレビ中継やメジャーリーグの試合を放送している番組を観る事がある。もちろん試合が面白くなければ即テレビを消すかチャンネルを変える。

そういう背景から私はイチローという野球の選手を知っているので、彼が出ている試合には注目する事が多い。
理由は単純に彼のプレイが観ていて楽しいから。

彼の打撃を見ていると他の選手と全然違う。昔は「なんでイチローはあんな打ち方でああいう球の運び方が出来るんだ?」とよく思ったものだ。しかし次第に見慣れて来ると、なんとなくそうなる理由がイメージ出来てくるのでなおさら面白くなってくる。

メジャーリーガーの豪快なスイングも見ていて爽快であるが、イチローの一見いびつなスイングでありながらも芸術的としか表現出来ない打球のコントロールはとても魅力的だ。


こうして長年イチローをテレビを通じて一方的に私の視点で観察していると、彼の凄さは一体なんなのかと考えるようにもなる。
もちろん試合でのパフォーマンスや記録も凄いのだろうが、私は記録にはほとんど興味が無い。興味があるのはそれを可能にする“何か”であり、その“何かを維持するために必要な要素”である。

要するに、成績とか記録なんてものは自らの日頃の行いに加えて、周囲の環境や自分の力ではどうにも出来ない事などが複雑に絡み合ってヒネり出された

ウンコ みたいなものだ。

結果はあくまで結果でしかなく、一度出た結果は元に戻す事が出来ないので(結果をウンコに読替えると面白い)まさにウンコと形容するに相応しいと私は考えている。
気に入らないからと結果を覆そうとする人は、下痢で出たモノが健康的ではないからともう一度身体の中に戻してウンコを出しなおそうとするようなものだ。スポーツの世界では割と見る光景だが、あれは本当に一度出したウンコをケツの穴へと戻そうとする行為に等しい。

…話がウンコに逸れてしまった、元に戻そう。


この“何か”については、月並みな言葉で表現すると「努力」となる。

だが努力というモノについて、問題になるのはその中身である。水を汲むために水の入っていないバケツをどれだけ運んでも無意味であるように、努力とはその内容が悪ければ結果に結びつかない。もちろん考えようによっては無駄な努力とは論理的にあり得ないから、結果が出ない事が全て無駄と断ずる事は愚かな判断である。しかしどのようなものであれ努力を無駄で終わらせないためには、そこから如何に何かを得るかに掛かっているので、どんな努力でも無駄にしてしまう愚かな人が存在する事も事実だと覚えておく必要はあるだろう。

…また話が逸れた。

その努力の内容に関してイチロー場合は、日頃から野球に関する情報収集と分析とか、打席に立った時の身体の使い方を考え、打撃練習ではその考えをイメージにしてイメージ通りにバットを振る練習(投手の投げた球があーきたらあー振る、こー来たらこー振る、こー来た球を1塁線に運ぶ場合は足をこうして腰はこうで腕はこう振って手首はこう、バットの握りはこんな感じで?とか?みたいな?)を積み重ね、バットを振ったり、走ったり、守備の時などで必要な運動能力を維持するための物理的なトレーニングを積み重ねる。こういった事を淡々と、日常の中に組み込む(つまり練習や考える事を特別な行為にしない)事が出来て初めて、成績に結びつく条件の一つが達成出来ると思う。そしてこれは、一言で「努力」と言う内の、ほんの一部でしかない。

まあ努力の中身についてはこの辺で終わりにしてだ、人間である限り24時間365日そんな態勢を維持していたら何時か壊れてしまう。だから力を抜く“時”というものを心得ておく事も大事だと思う。
これが出来ないとあっと言う間に力を使い果たして搾りかすみたいになってしまう。

そしてそれら以外に必要な、恐らく本人が直接自分のためになる勉強や練習をするよりも重要な要素もあると私は知っている。人知れずたった一人で努力を重ねただけでは、個人的な能力が上がるだけでそれはクソの役にも立たない場合が非常に多い。何故かといえば、能力というものはそれを発揮できる“場”というモノが無いとまったく意味がないし、また“一定以上の実力を保つ事がどれほど困難な仕事なのか”を考えれば、一人で出来る事はとても限られて来るからだ。

そういう意味で自分を取り巻く環境、とりわけ人間関係は非常に重要だ。

野球で人間関係といえば即座に思いつくのはチームメイトやコーチや監督など、試合や練習などに直接関わる人達を思い浮かべるだろうが、もちろん重要なのは彼らばかりではない。試合や練習以外の“日常”の人間関係も同じくらい重要だといのが私の考え方だ。

従って野球以外の、普通に生きて行くためのあらゆる事に関するモノの考え方、要するに人間性に関わる部分の知識や考え方も重要になってくると考えられる。


どれほどの(個人で完結するような)努力を重ね、どれほどの才能と実力を持ったとしても、それだけで成績や記録に結びつくものではない(ただし全てが個人で完結するようなモノは省く)
それ以外の要素をどうやって揃えるのか、その要素がどんな内容であるかは人それぞれなので、一概にイチローが持つものが理想とはいえないのだが、何が理想かは置いとくとして、そうした必要なモノを揃える事が出来たからこその「日米通算4257安打」であると、私は思う。



PhenomⅡ X6への回帰 [雑談]

タイトル通り、メインPCを過去に使っていたPhenomⅡ X6に戻した。


実際のところ、消費電力低減が目的だったCore i3への乗り換えは失敗だった。
少なくともCPUパワーはPhenomⅡ X6よりも確実に落ちたし、なによりIntel製CPUをメインにしている事自体が精神衛生に悪い。

戻して気付いたのだが、BIOSがUEFIでない所為か起動に若干時間がかかるようになった。
とはいえOSの起動時間ではなく、電源を入れた直後のPOST(Power On Self Test)にかかる時間が増えただけだが。


使用感はまったく変わらない。

まあ当然か。

後はZenが手に入るまでの辛抱だ。



パッチ疲れ [雑談]

もう管理しきれない……企業にまん延する「パッチ疲れ」が深刻化
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1605/16/news03.html


かつてTIバブルと呼ばれた時代、現在のこの惨状を一体誰が予測できたのか。

あの頃は猫も杓子もIT、ITで、ITがなんなのか知らずにバラ色の未来を夢見て金をドブに捨てるがごとくの投資をしていた。

まるで無知な消費者が家電量販店で「インターネットください」と店員に尋ねるように。

現在では一部で多少の意識向上は見られるが、他は酷いものだ。
それを助長するソフトウェアを売る側の問題も大きいが。


すでに現場では「パッチ疲れ」が深刻化しているという。
私もそうだ。
本職のSEほどではないにせよ、私もこの問題にはもう疲れた。

・・・疲れた。


セキュリティ問題は今後増える事はあっても減る事は無い
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-04-14



軌道エレベーターが非現実的と思う理由 [雑談]

今日、GIGAZINEでこんな記事を見付けた。

宇宙と地球をつなぐ「軌道エレベーター」の仕組みと技術的課題がよくわかるムービー
http://gigazine.net/news/20160412-space-elevator/

記事曰く、ロケットだと大変お金がかかる宇宙への輸送が、軌道エレベーだとかなり安上がりとの事。

記事では軌道エレベーターの設置費用を200億ドル(約2兆1000億円)と仮定して計算しているが、これには維持費が入っていない。

私が思うに、年間の維持費はヘタをすると設置費用より高いかもしれない。
何故なら、軌道エレベーターは想像を絶する巨大施設。コレのメンテナンスに、仮にロボットなどによる自動化を最大限導入したとして、これらのロボットの維持費も(人件費よりは安いとしても)かなりかかる。センサー類の設置にしても、これらが正常動作をしていることを確認する手段も必要だし、修繕が必要になった場合、全長3万6000kmの、修繕が必要な場所まで資材と人を運んで作業するにしてもどれだけ費用がかかるのか。

軌道エレベーターは、可用性と安全性を担保するために必要な労力が計り知れないのだ。

もちろん、未知の素材と技術によって、メンテナンスフリー化が進めば必ずしもそうとはいえない事も十分にあり得るが、少なくとも今の所はそんなのは夢のまた夢。

いつかは実現するかもしれない軌道エレベーターではあるが、それこそガンダムが実際に兵器として使われるような時代が来たとしても、その程度の科学技術で可能かどうかは不明である。


まあ、作ったとしても維持が不可能。
軌道エレベーターとは、そういうシロモノだと私は思う。



人工無能 [雑談]

M$が開発中の人工知能が、ナチスを肯定するなど酷い有様になって引っ込められたとか。


現在「人工知能と呼ばれているモノ」。
これらに知能は無い。

アレは単にアルゴリズムに従って情報を出し入れするロボットプログラムに過ぎない。
だから、あんな事になるわけだ。


ある学者は「不適切な言葉をフィルターして学ばせないようにする必要がある」などと寝言を言う。

それによって一部の人間にとってのみ都合が良い言葉を発するロボットが出来上がるだろうが、それこそまがりなりにも人工知能と呼べるのだろうか?


本当に知能を持つと呼べるモノが出来るとしたら、少なくとも現在の“ノイマン型コンピュータ”では不可能なのではないかと私には思える。

大学などで人工知能を研究しているエライ方々は、その辺りをどう考えているのだろうか?



やっぱり携帯電話事業はヤクザな商売だった [雑談]

やっぱり携帯電話事業はヤクザな商売だった。

ソフトバンクとauの“無意味な”新プランは誰のためか
http://ascii.jp/elem/000/001/136/1136899/

2年縛りを無くす代わり、毎月300円の値上げだそうだ。

これでは長く使えば使うほど、例えば10年使えば300x120=36000で3万6千円余計に支払わなければならない。
そして日本国内に何千万と居る客の内1割でもこのプランを選んだとすれば、仮に5000万人の1割なら500万x300円で毎月15億円の増収である。


携帯通信は設備投資と維持に莫大な金がかかるとはいえ、いくらなんでもやりすぎだ。
商売なのだから儲けなければならないし、生き残るためにやるべき事をしているだけという見方も出来るが、公共インフラとして重要な資源である電波を、一度手に入れたらタダで使い放題という特権を得ていながらこれだけ好き勝手に国民から金をむしりとる事が許されて良いはずがない。

正に濡れ手に粟状態。
損セイギも大喜びだろう。

Googleの傲慢さが嫌いだから [雑談]

「ディスクの信頼性を下げてよい」 GoogleがHDD業界にクラウド時代の提案
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20160307_746930.html

またこれだ。
Googleは一体何様だというのか。

「ハードディスクは信頼性を犠牲にしても良いから容量を上げろ」

と、こう来た。


その理由は、Youtubeにアップロードされるデータの量が多すぎるからとか。
また、ハードディスクなどいくら壊れてもかまわない、クラウドならどこかにコピーがあるから、という考えを持っているらしい。

ダメだこれは。
彼らは、もし信頼性を犠牲にしても良い、という考えで作ればどうなるのか想像できないらしい。ちなみにこの考え方はかつて日本の民主党議員、蓮舫が「二番じゃダメなんですか?」と言った事と根っこは同じだ。

他にも「IOPSを上げろ」と言っているが、そんな事はハードディスク本体にさせる仕事ではない。せっかくSSDがあるのだから、アクセスの多いデータはSSDにキャッシュさせれば良いという単純な話だ。


私は彼らがどれほど傲慢かは知っているし、頭の中がどれだけお花畑かも知っている。
しかし、これまではまだ見限る段階ではないと思っていた。

だが。
もうGoogleは見限ることにする。



私の書いた記事に対してSimejiから苦情が出た模様 [雑談]

今日、私のメールアカウントにSo-netブログのサポートデスクからメールが届いた。

メールの内容は無断転載禁止という事なので要件だけ掻い摘んで書くと


  Simejiについてブログに書いた事が迷惑だと苦情が来たので、
  記事の削除又は修正の検討をお願いします。


と、こんな感じ。相手は削除してほしいと言ってきているらしいが。


まあ、私も困っている人を無下にはしたくないので、話し合いには応じる。

だが過去に相手は、私自身に何も言ってきていない。
問題があるのならばコメント欄にでもコメントすれば良いのだ。

そして文句を言った先がSo-netブログのサポートデスクである。
要するにおかあさんに言いつけてやるーってなもんだ。


さぁて、どうしたものかね。


問題の記事はこちら。

ウィルスバスターもSimejiも使ったらアウト
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-01-15