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新型コロナウイルスを恐れるな、しかし油断もするな [雑談]


毎日うんざりするほど報道が多い、新型コロナウイルス関連ニュース。

それによると日本は世界で中国に次ぐ2番目に感染者が多い国だとか。

それはそうだ、中国国内で感染が広がった後の、今年一月だけで92万人以上も中国人が来ているのだから。

1月訪日外国人1.1%減、中国の訪日客は22.6%増の92万4800人
https://jp.reuters.com/article/japan-jan-inbound-idJPKBN20D0UP?il=0


ところで今回の騒動、「コロナウイルス」という言葉を知らない人がほとんどだと思う。

私もその一人だったが、調べるとごくありふれたウイルスであり、風邪の原因は10~15%がコロナウイルスによるものなのだそうだ。

現実に、新型コロナウイルスに感染すると風邪の諸症状が出る。

つまり感染防止の対策や治療法も一般の風邪に準じたものになるという事。


というワケで、やるべき事ははっきりしている。

何も恐れる事は無い。だが、油断もしてはならない。


新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために - 日本医師会
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20200217_1.pdf

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html



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ST8000DM004を試すその2 [ハードディスク]


今回は先日書いた「SMRなハードディスク、ST8000DM004を試す」の続き。

バックアップは一応出来たが、やはり速度が気になるのでCMRのハードディスクと比較する。


テストに用いたのは以下の3台。

・ST8000DM004 Seagate SMR 8TB、2019年製造
・WD10EADS  WD GREEN 5400r.p.m. 1TB、2008年製造
・MD04ACA400 東芝 7200r.p.m. 4TB、2014年製造

以上の3台の内、下の2台は比較のために用意したCMRのハードディスクだ。

この3台でAMDなどのデバイスドライバ5種類(デバイスドライバは小さなファイルがとても多い)をRAMDISKに展開し、これをFASTCOPYで対象となるハードディスクにコピーする事で、コピーにかかった時間を比較する。

まずはそれぞれの性能をCristal Disk Markで計測。

cdm_hikaku.png

結果は見ての通り、ST8000DM004と比較すると12年も前のWD10EADSは同じ5400r.p.m.でありながらシーケンシャル書き込みで約半分、ランダムでは1/10に近い遅さだ。ただし、ST8000DM004のランダム書き込みの速さはキャッシュアルゴリズムが優れているからであり、実際にプラッタへの書き込みがこの通りの速さではない事に注意が必要である。

東芝のMD04ACA400は5年以上前の古い型ではあるが、さすがの7200r.p.m.。プラッタの記録密度が低い分シーケンシャルは若干遅いものの、高回転型らしくランダム読み込みは勝っている。

以上ベンチマークの結果を並べたが、これはあくまで参考であり、三台は大雑把にこんな感じで性能が違う、と思ってほしい。


次は実際にファイルコピーを行った場合の時間測定である。

結果は以下のスクリーンショットの通り。

test_fc.png

なんとシーケンシャルで約二倍、ランダムでも速度が上であるはずのST8000DM004が、12年前のWD10EADSと同じ1分06秒という結果になった。

もし比較対象が今新品で売っている5400r.p.m.のCMRなハードディスクならば、CMRなハードディスクの方が大差で勝つ事だろう。

一方MD04ACA400は半分以下の26秒でコピーが終わっている。古くて記録密度が低いプラッタであるにも関わらずこの成績なのは、やはり7200r.p.mは速いと言うしかない。


というワケで、買う前から予想されていたSMR書き込みのSeagate製 ST8000DM004 の弱点が、この実験で証明された。

また、Seagateのハードディスクは相変わらず信頼性が低いという結果が今年も出ており、ネット上では利用者の報告にも壊れやすいという話も出ている。

結論としてSeagateのST8000DM004は、信頼性を犠牲にしても問題ない使い方をするか、サイズの小さなファイルを大量に書き込むような使い方は避けるしかない、という事になる。

8TBという大容量のハードディスクは、多くが一般的なデータの倉庫として使われると思う。

細かいファイルはできるだけZip形式などでサイズの大きなファイルとしてまとめるなど、工夫をした方が精神衛生上良いかもしれない。

まあ出来る事なら、やはりSeagateのSMRは購入の候補から外した方が良いと、私は個人的に思った。


※Seagateのハードディスクは相変わらず信頼性が低い、という根拠は以下を参照。
HDD故障率のメーカー・モデル別統計データ2019年版、故障率が最も高かったのは?
https://gigazine.net/news/20200212-backblaze-hard-drive-stats-2019/


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かつて見た光景は繰り返される [CPU]

今年春に出る予定のIntel製デスクトップ向けCPU、Core i7 10700Kの情報がリークされたという。

Core i7 10700KのTurbo時最高周波数は5.30GHzとなる
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10145.html


驚く事に最高動作周波数が5.3Ghzとか。

すでにこの情報、昨年に“Core i9 10900K”の情報としてあったようだが私は見逃していた。

ただまあ、昨年出たCore i9 9900KSがそうであったように、“あくまで動作周波数の上限”であり、その周波数は短時間で落ちるものらしい。

改良が進んでいるとはいえ14nmプロセスでこれほど回るのだから、それが例え一瞬であっても大したものだと思う。


それにしても最近のIntel製CPUへの風当たりは厳しい。

過去に色々あった事も考えるとある意味当然の事かもしれないが、それにしてもどうかと思うレベルだ。

私はたとえZen2より性能が低いとしても、これほどIntel製CPUをダメ認定は出来ない。

それでもAMDが油断出来ないほどの高性能だからだ。


このような光景はかつてのAMDと重なる。

IntelがPentium 4を主力にしていた頃、AMDはAthlon 64で絶対性能と消費電力当たりの性能の両面で勝っていたが、その後IntelがCore 2アーキテクチャのCPUを出し始めると立場は逆転。

そうなる前にはAMDがかなり強気な価格設定でCPUを売っていた事もあって、散々叩かれていたように思う。


・・・まあ、これ以上は何も言うまい。



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SMRなハードディスク、ST8000DM004を試す [ハードディスク]

私はこれまで、従来型の記録方式(CMR)を使ったハードディスクに拘って利用して来た。

昨年もWD製の8TBハードディスクを買ったが、これもCMRだ。

しかし、Seagate製の8TBハードディスク“バラクーダ”は破格の13,800円とあまりに安い。

そこで安さに釣られて、ついに買ってしまった。

買ったモノの型番はST8000DM004。当然にSMRという記録方式だ。


ハードディスク購入後、私が最初に行う作業は全セクタへのゼロライト。

この作業は近年の大容量ハードディスクでは非常に多くの時間がかかるのでやりたくないのだが、慣らし運転と初期不良を発見する意味合いで時間に余裕があれば必ず行う事にしている。


ゼロライトは以前WD製“Data Lifeguard Diagnostic for Windows”を使っていたが、現在はTxBENCHを使用している。

そして作業するハードディスクをSATA-USBコンバータで接続し、ゼロライトを実行。

実行中は作業終了の時間が目安として表示されるが、実行直後は約11時間であった。

ST8_zw.png

しかし実際には、全セクタのゼロライトには14時間48分かかった。ハードディスクは周速度が速い外周から書き込まれて周速度の遅い内周へとヘッドが移動していくので、最初と最後で書き込み速度が大きく違うからだ。

このゼロライトの速度に関しては、8TBで5400r.p.m.のハードディスクとしては普通か?

まあ如何にSMRといえども同じ0のデータを書き続けるのだから、CMRのハードディスクと大きな違いが無いのも当然と言えば当然だと言える。


ゼロライトが終わると、次はNTFSでフォーマットして“Clistal Disk info”を使ってステータスの確認。

ここで不良セクタ等が発生していないか、確認をする。

結果はこんな感じでまったく問題無し。

ST8_CDI1.png

S.M.A.R.T. の情報は確実とは言えないが、とりあえずこれで一安心だ。


一安心したところで今回このハードディスクを買った目的を実行。

具体的には個人的なデータを保存している、WD製8TBのバックアップだ。

このWD製ハードディスクには現在約3TBのデータが書き込まれていて、ファイル数は約26万個。

ファイルサイズは小さなもので1KBにも満たないテキストファイルから、大きなものは10GBを超えるアーカイブファイルまで色々ある。

これを、いつもバックアップ時に使う“robocopy”コマンドでミラーリングコピーする。


なおrobocopyを実行している間は基本放置だが、気になるので時々コマンドプロンプト画面を眺めてみると以下の事がわかった。

・比較的大きなファイル(数百MB単位以上)は概ね150MB/s程度の書き込み速度を維持する。
・ファイルサイズが数MB以下の小さいファイルを連続して書き込むと、目に見えて速度が落ちる。
・1KB未満のファイルの書き込みに数秒~十数秒を要する事が度々起きる。
・1KB未満のファイルを複数書き込んだ後に、度々書き込み動作の停止が数秒~十数秒起きる。

ついでに音と発熱も見てみると

・基本的に音はかなり静か。ただ、たまに異常なヘッドの動きを想像させる異音を発するのが怖い。
・発熱は極めて少ない。(室温20℃前後で最高43℃)


という事で、サイズの小さなファイルの連続・不連続な書き込みが大量に発生すると、極端な速度低下が起きる事がはっきりした。

この事はSMR方式の書き込みについて知った時から予想出来た事であり、また各方面でもそれを証明する情報が多数出ていたが、今回の事で私自身も経験する事となった。

サイズの小さなファイルを多数書き込む事はCMR方式であってもかなり速度が落ちるものだが、SMRのそれは短時間ではあるものの書き込みが度々完全に停止している状態になる所が大きな違いだ。


以下、今回のバックアップに関連するデータ。

バックアップ開始時間:19:40
バックアップ終了時間:02:55 (robocopyのログによる)
バックアップに要した時間:7時間15分

書き込みファイル数:266,338
書き込みフォルダ数: 25,568
総書き込み容量  :3,191,096,180,736 バイト (約2.9TB)


つづく。

ST8000DM004を試すその2
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-02-16


参考:過去私の書いたSMRに関する記事
https://17inch.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=SMR


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新型肺炎の影響 [セキュリティ]


私がこれまでに知り得た情報によると、今回中国から始まった新型のコロナウイルスによる肺炎は、昨年11月には武漢市内で確認されていたらしい。

そして中国の当局はそれを隠蔽。北朝鮮は昨年のうちに中国からの入国を禁止していたそうな。

その後は今年に入ってこの病気が隠し切れなくなるまで中国国内の感染者は増え続け、また感染した中国人が世界中に移動する事によって見えない所で感染は拡大していった。

これに加えて世界中の様々な者達の様々な思惑によって各国の防疫が阻害されたり、国や地域ごとの対策がまちまちであったり不十分なところが非常に多い事から、もう今更何をしても、感染の拡大を防ぐ事は不可能な状況である。

SARSの時もそうだったが、時間と共に終息するのを待つしか無いという事だ。


そんなワケでこの問題、世界中の様々な場所でパニックを引き起こしている。

もちろん、パソコン業界も大打撃だ。

現在のパソコン業界は中国抜きに存在する事は出来ない。多くの部品製造や組み立て工程が中国に集中しているからだ。

またWindowz7の延長サポートの終了に伴うパソコン特需の影響なども重なってか、すでに各所でメモリ関係を中心に値上がりが始まっているようだ。

今後は中国国内の工場が操業停止で製品が作れない、またモノがあっても運べない、或いは運賃の高騰、等々、様々な理由が重なって、パソコンの部品は急激な値上がりが始まるかもしれない。

なのでこれからそういったモノが必要になる人は、早めに確保した方が良い。(私は先月中に、今後必要になる予定のものを粗方前倒しで購入した)


なおこの新型肺炎とは別に、毎年この季節に流行するインフルエンザがあるのだが。

今年はもうすでに数万人単位で死者が出ているらしい。

インフルエンザは毎年50万人前後、少なくとも十万人以上、多い時は100万人を超える死者が出る大変危険な病気だ。

それを考えると新型肺炎などかわいいものだが、命に関わる危険が高い病気である事に変わりはない。

個人で出来る防衛策は限られるが、国の対策はやらないよりはマシ程度であるので、出来る限り自己防衛に努める事が最善であると私は思う。


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EVに興味があるならこういう記事を読むべき [クルマ]


水素に未来はあるのか?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2002/01/news007.html

実に冷静に、現実を見ている。

この記事を読んでそう思った。


盲目的なEV万歳記事やそういった個人の意見は無数にあるが、このように現実を見据えた意見はなかなか無い。

無知な連中が諸手を挙げて大歓迎するEV普及の妄想だが、実際にはウソがあまりに多い事に気付いている人は少ない。


もし本気で環境問題を考えていて、その延長線上にEVという選択肢があるというのなら。

その選択肢を現実的なモノとするために、もっと現実を見るべきだ。



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PRIME B350-PLUSのUEFIが更新されていた [ハードウェア]

昨年10月頃にAGESA Combo-AM4 1.0.0.3abbaが適用されたUEFIが出た後、他社がRyzen 9 3950Xに対応する1.0.0.4適用UEFIを次々と出す中まったく反応が無かった、ASUSのPRIME B350-PLUS。

元々ローエンドに近いVRM周りなので、消費電力が多い3950Xでは荷が勝ちすぎているとは思う。

なので1.0.0.4適用UEFIが出ない事は納得なのだが。

つまりそうだとすれば、1.0.0.3abba適用の5220が最後の更新になるはずだと思っていた。


しかし今日、なんとなくASUSの公式サイトで確認すると新しいUEFIが出ていた。

BIOS & FIRMWARE
https://www.asus.com/us/Motherboards/PRIME-B350-PLUS/HelpDesk_BIOS/


新しく出たUEFIは、更新情報を見ると「システムの性能改善」とある。

これだけなので、AGESAは1.0.0.3abbaのまま。

一体システムの何が性能改善されているのか!


とりあえず自分のを更新しておこう。


PRIME B350-PLUSにabbaが来た
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-10-01


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月刊 Intel 脆弱性 2020年1月号 [CPU]

近年「月刊 Intel 脆弱性」と呼ばれるようになった、Intel製品の脆弱性問題。

2020年最初の月も手を抜かずにしっかりやってくれている。
(脆弱性そのものは少なくとも半年以上前に発見され、発表が今月になっただけなのだが)


Intelのプロセッサ内蔵GPUに脆弱性、ドライバ/カーネル更新を推奨
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1229817.html

Intel製CPUに投機的実行機能にまたサイドチャネル脆弱性
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1231851.html

Intel製CPUの新たな脆弱性「L1Dエビクションサンプリング」
https://gigazine.net/news/20200128-l1d-eviction-sampling-cacheout/


なお「月刊 Intel 脆弱性」に関する情報がデータベース化されているサイトがないかと探したら、国内に存在したのでちょっと調べてみた。

JVN iPedia 脆弱性対策情報データベース
https://jvndb.jvn.jp/

この内CPUに関するものだけを抽出すると以下のようになった。


Intel:全548件中・・・一つ一つ確認するのは面倒でヤメた。

キーワードにCPUを追加すると7件、プロセッサを追加すると11件、計18件
(OSやアプリの問題を除外)

当然こんなに少ないワケがない、明らかに抜けているものがいくつも確認される。


ついでにAMDも調べるとこのような結果に。(こちらも抜けがあるように思う)

AMD:全61件中9件、数が少ないのでデータベース登録番号などを列挙。
(これもOSやアプリの問題を除外)

JVNDB-2018-003359 ※同CTS Labsの件
JVNDB-2018-003358 ※同CTS Labsの件
JVNDB-2018-003357 ※同CTS Labsの件
JVNDB-2018-003356 ※同CTS Labsの件
JVNDB-2018-003355 ※同CTS Labsの件
JVNDB-2018-003353 ※様々な疑惑が存在するCTS Labs発表の件
JVNDB-2018-001001 ※Meltdown及びSpectre
JVNDB-2017-002660
JVNDB-2017-001749 ※GPUの脆弱性で、Intelを始めNvidia等も含まれる


両者を比べて思うのは、Intelは性能向上やセキュリティ向上ための「Intel なんたらテクノロジー」に関連する脆弱性が目立つという事。

問題解決のための機能が逆に問題を増やしている格好だ。

性能向上の仕組みに関しても、Intelは昔からキャッシュの帯域向上とレイテンシ低減が得意でAMD製CPUに対し大きなアドバンテージになっていたが、こういう裏があったのか、などと勘ぐってしまう。

また、根本的な修正には設計を全面的にやりなおすべきと思える脆弱性も多い。

しかしこれまでIntelが行って来たのは対症療法的なパッチ当てに留まり、基本的な設計を24年以上前のPentium PRO(P6)から変更せず使い続けて来た。

海外ではこの状況に苦言を呈する方も居ると聞く。


その点AMDはこうした脆弱性がIntelと比較して少ない。

圧倒的シェアを誇るIntelが攻撃対象になりやすく、対するAMDはシェアが少なすぎて相手にされていないだけ、という意見があるが、これは盲目的なIntel信者が言う場合、重要な要素が無視されている事が問題だ。

その要素とは、AMDのCPUが度々完全な新設計となっている事実。

それに加え、1990年以降インターネットの普及と共に需要の増えたサーバー向けCPUの開発を始めたIntel同様、AMDもより利幅の大きいサーバー分野への進出を考えていたが、サーバー向けCPUと一般向けCPUを別々に開発する力が無かったために、AMDは一貫してサーバー向けに開発されたCPUを一般向けにも流用するという事を続けて来た。

この事が脆弱性に関する問題を重視した設計を促し、それが現在まで脆弱性が少ない結果を生んだのではないかと思う。(単にPentium世代以降のIntel製CPUのコピー品を作れなくなったから、という見方もあるが)


最後に、現在のIntel製CPUに脆弱性が多すぎる理由だが。

これは設計段階でセキュリティに関する問題を軽視していたとしか思えない。

いくつかの問題はかなり昔から把握していたはずだが、最後のP6アーキテクチャとなるはずだったPentium IIIの次はNetburst(Pentium 4)で、その後はIA-64を普及させてx86を捨てる計画だった事も絡んで、P6の持つ潜在的な脆弱性は対策する必要が無い、とでも考えていたのではなかろうか。

当時はまさかNetburstとIA-64が空振りになって、捨てたはずのP6をまた掘り返す事になるとは夢にも思っていなかったに違いない。

もしIntelがモバイル向けにPentium4の使用を諦めず、P6の焼き直しで作ったPentium Mが開発されていなかったら、現在のIntelはAMDと立場が逆だったかもしれないほどだ。

まあ、一般向けのPentium4とサーバー向けのItaniumがほとんど同時にコケたことが、脆弱性だらけのCore iアーキテクチャを一般向けからサーバー向けまで蔓延させ、このような惨状を生み出したと。(これもAMDがAthlon64とOpteronを開発していなかったらありえなかった事だ)

しかしそもそもの原因は1990年代の、IA-64とNetburstに係るIntelの傲慢な考えにあったと私は思う。


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Wi-Fiの、メッシュとローミング、及び中継器は何が違うのか [ネットワーク]

今やなんでも無線通信でインターネットに接続されてしまう時代。

またかつてコンピュータ同士の通信は有線が普通だったが、現在は電波を使った無線通信が一般的な消費者の常識となっている。

そんな中、建屋内で一部の場所だけWi-Fiの通信が途切れやすい、或いは出来ない場合がある。

こうした問題を緩和する技術はビームフォーミングなど様々なものが導入されつつあるが、ここ1~2年で目立つキーワードがある。

それは「メッシュ」という単語。


一昨年頃から一般にも市販が始まった、メッシュ対応のWi-Fiルーターが「メッシュ」を流行らせている背景にある。

このWi-Fiにおけるメッシュとはなんなのか。

端的に言えば「網の目のように張り巡らされたWi-Fiネットワーク」であり、一定範囲内に複数の基地局を設置する事で電波強度を一定以上に保ち、どの場所に居ても安定した無線LAN通信が行えるというもの。


こう言うと以前からあるWi-Fi中継器の設置と何が違うのか、という話になるかもしれない。

では何がWi-Fi中継器の設置と違うのかと言えば、Wi-Fi中継器の場合SSIDが異なる基地局同士が無線で通信のやりとりを行う事で、いわば“バケツリレー式”で通信範囲を広げる。

バケツリレー式は一見なんの問題も無いように見えるが、基地局の負担は増えるし、電波の空いたチャンネルを各機器がバラバラに利用しているため帯域の利用効率も悪い。従って条件次第ではWi-Fiの通信が非常に不安定になりやすいし、SSIDが違う基地局を複数利用するために端末の設定が面倒だし、接続先の基地局の切り替えがスムーズに行えない場合もあり得る。

一方メッシュWi-Fiの場合、複数の基地局が一つのSSIDを共有する。基地局同士はバックホールという専用の回線(Wi-Fiのチャンネルを一部基地局同士の通信専用に確保する)で通信を行う。なので帯域の利用効率が良く、通信の安定性確保がやりやすい。

またSSIDとパスワードは共通の物を使うので、設定は一つだけで良いし、端末が基地局の切り替えを行う際にも利用者がそれを意識しなくても良い。しかし、これは従来からある“ローミング”と本質的に同じに見える。


では、昔からある“ローミング”とは何が違うのか?

ローミングは10年以上前からある、メッシュと同様に同じSSIDを使って広範囲のWi-Fiネットワークを実現できる。

そこで色々調べてみると、メッシュはバックホールに無線を使えるが、ローミングは有線接続に限られるらしい。

要はルーターと基地局間の通信に無線が使えるのがWi-Fiにおける“メッシュ”というモノのようだ。


ちなみに2020年1月現在、多くのメッシュ対応機器は同じメーカーの同じ製品群でしかその機能を利用する事が出来ない。

何故なら、メッシュを実現するための各種設定情報の共有等に使われる規格が、各メーカー独自のものがほとんどだからだ。

ただし現在はIEEEによるメッシュの規格化が終わっており、IEEE 802.11sとして存在する。

なので他社がGoogleの製品のようにIEEE 802.11s準拠の製品を出せば、後から基地局を増やす場合の選択肢が増えるわけだ。(未確認だが、ネットギアの一部製品は対応している模様)


結論としては、メッシュは全部無線でローミング出来るもの、旧来からのローミングは有線接続が要る、という事で。無線で網の目のようにネットワークを構築出来るから、メッシュWi-Fiなのだという事か。

メッシュのメリットとしては、何よりも設置の簡便さがある。全て無線で完結するのだから、コンセントのある場所で無線通信に良い場所を選んで基地局を設置するだけで事足りる。

旧来のローミングと違い、いちいち有線LANの配線を屋内に施す必要が無いから手間が無くて良いワケだ。


なお、メッシュWi-Fiの機器を選ぶ場合、安いからといってTP-Linkは選ばない方が良い。

何故ならTP-Linkは中国企業だから。

また、エレコム、Linksys、ASUSの製品は、ファームウェアにトレンドマイクロの製品が含まれている。そう、中国企業に買収されたウイルスバスターの会社である。


まあ、私ならばどうしてもメッシュしたければネットギアかバッファローの製品を買う。

実際にやるとすれば、知識と手間が必要とは言え、従来のローミングで良いと思うが。

バックホールが有線なので、電波資源を無駄にする事も無いし、電波資源の無駄遣いが無ければ無線通信の安定性も当然に高い。

メッシュ対応の製品はバックホールに有線を選べる製品が多いので、可能ならば手間を惜しまずに有線接続する事が良いのではなかろうか。


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“Renoir”は計画通り出荷されるだろう [CPU]


TSMCの7Nプロセスは、極めて順調らしい。

TSMC、5nmプロセス「N5」を2020年上半期に立ち上げ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1230985.html


リンク先の記事は7Nの先のコトについて書かれているが、同時に7Nの現況にも触れている。

記事中の情報と、それ以外の色々なコトを混ぜると、Zen2コアのAPU“Renoir”の出荷も計画通りに行われる事が想像できる。

何故なら、Zen2コアのRyzenを始めとするAMD製CPU群はすでに主立った顧客の元へ行き渡り、これ以降は生産量を削減出来る。(AMDの持つ市場の狭さゆえに。)

その空いた穴を埋めるのが“Renoir”だが、出荷当初はGFの12nmプロセスで製造される“Picasso”もあるワケで、即座に“Renoir”への需要がピークになるわけではない。

7Nが順調ならばその間にゆっくり“Renoir”の増産体制を整える事が出来るワケで、何も問題は無いワケだ。


まァ、8コアのZen2なAPUがデスクトップ向けに出るには少なくともまだ半年以上待つ必要があるワケだが。

出たらどうなるのか、非常に楽しみである。


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メインPCのメモリを追加 [ハードウェア]


Zen2_64GB_1.png

今日、タイトル通りメインPCのメモリを追加する作業を行った。

今回追加したモジュールは、昨年の10月に記事を書いた時に取り付けた物と同じSanMax製の定格3200Mhz動作、1枚16GBのモジュールだ。


PRIME B350-PLUSにabbaが来た
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-10-01


上記リンク先の記事中には書かなかったが、当時は4枚買って2枚だけ取り付け、残り2枚を残していた。

何故2枚だけかと言えば、当初4枚取り付けてもパソコンが起動しなかったからだ。(欲をかいて色々いじったのが悪かった)

なのでとりあえず2枚だけ取り付けて様子見していたが、今日残りの2枚を付ける気になってやってみると普通に動いた。

Zen2_64GB_2.png

動作条件はJEDECの定格であるDDR4-3200、CL22-22-22 1.2V。

動作保証の無いデュアルランク4枚挿しなので冒険はしない。

普段行う作業やアプリケーションソフトの動作も一通りやって問題なし。

まあ、Zen3が出て中身を交換するまでこのままいこうと思う。


参考:

サンマックスから第3世代Ryzenにも適した3200MHzネイティブDRAM搭載
デスクトップ用DDR4メモリーセット登場
https://www.ark-pc.co.jp/news/article?id=3002779



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Windows7の延長サポートが終了 [OS]

2009年9月に登場したWindowz7の延長サポートが、現地時間の1月14日(日本時間1月15日)のWindows update提供を最後に終了した。

今後は企業向けの有償のサポートを省き、セキュリティや不具合のアップデートが提供されなくなる。

十年余り続いた歴史に、事実上の幕が下りた形だ。


以下に最後のアップデートを記す。


・KB4536952 Windows7 サービススタック更新プログラム
最初にコレを適用しておく。

・KB4534314 Windows 7 向けセキュリティのみの品質更新プログラム


・KB4534251 Windows 7 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム



以上。

なお、昨年12月と今年1月のアップデートを適用すると、以下のメッセージが出る。

「お使いのWindows7のサポートは終了しています」

このメッセージは、メッセージ左下の“今後、このメッセージを表示しない”という部分をクリックする事で表示されなくなるが、タスクスケジューラの設定を変更する事でも非表示にする事が可能だ。

方法は、マイコンピュータを右クリックすると出るメニューより「管理」を選び、「タスクスケジューラ」→「Microsoft」 → 「Windows」 → 「Setup」と開くと、「EOSNotify」と「EOSNotify2」があるのでこれらを無効化すれば良い。


1/24追記

Micro$oftは最後まで期待を裏切らない。

サポート終了のWindows 7、最終アップデートで壁紙が消える不具合発生
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1230923.html


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Marvell 88SE9128でRAID [ハードディスク]


現在私は88SE9128を使った拡張カードでRAID1を構成したドライブを利用している。

RAIDカード IO-PESA236
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2014-10-25

RAID1は二つのハードディスクを使ったミラーリング構成で、双方の中身は同一。

よって、どちらかが壊れてもデータが残るという寸法だ。

だがこのドライブはRAIDを構成してから5年以上経過したため、この度交換する事にした。


ところが。

もう5年以上も前の事なので、RAIDの構成方法を忘れてしまったのだ。

交換する前にデータをバックアップしてから、カード上のハードディスクを新しい物に交換。

再度パソコンに取り付けて電源を入れるとRAID構成ではなくハードディスクが2台見える。

さて、どうしたものか。


色々調べると電源を入れた直後に起動出来る、拡張カードのBIOSユーティリティからRAIDの構成が可能だという事はわかったが、拡張カードのBIOS起動画面が出る一瞬に「Ctrl+M」で起動しなければならない。

しかしマザーボードのUEFIが起動した画面の前後にそれらしい画面が出ないため、この方法をあきらめた。(UEFI環境では別途UEFIブートで起動するMarvell BIOSユーティリティの入ったUSBメモリを作る必要があるらしい)

他に方法が無いかと探すと、過去に公開されていたWindows版のユーティリティが使える事がわかった。

そこで私のデバイスドライバコレクションを見ると、88SE9128のフォルダにそれらしいファイルがあったのでこれをインストールした。

88SE9128_dc.png

インストール中にファイアーウォールの制限を許可するか聞かれるが、とりあえず拒否。

そのままインストールを終え、インストールされた「MarvellTray」を起動すると、ブラウザが立ち上がってログイン画面が出る。これには自分のパソコンのユーザー名とパスワードを入れてログインする。

ログインすると、やっとRAIDの設定画面を拝むことが出来た。

しかし説明書も何も無い状態なので、手探りで設定方法を見付けなければいけない。

そしてあれこれクリック出来るところを探って、なんとかRAIDの設定方法がわかった。

どうやら“Adapter 0”をクリックし、“Operation”タブをクリックすると“Create RAID”という項目があるので、そこから行うようである。

88SE9128_Raid.png

こうしてなんとかRAID1のドライブを構成し、パソコンを再起動。

再起動後、構成したRAID1のドライブにアクセス出来るようになるので、これにバックアップしておいたファイルを全てコピー。

ちなみに、一度RAID構成したハードディスクは単体ではファイルを読めないので注意。交換後に元のハードディスクをUSB接続などしてファイルを元に戻そうとしても出来ないのだ。


というわけで、ファイルをコピー後にドライブレターを変更して元通り。

これでまたしばらくは使えるだろうか。



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きおくしあがSSDの小売りをはじめる [SSD]

正直な話、元東芝メモリの“KIOXIA”(きおくしあ)は落ち目だ。

SSDの世界シェアは約3割を三星に持っていかれ、他社ブランドではWD/Sandiskが2割弱と健闘しているものの、東芝本体は10%未満のシェアしか無い。(2019Q2時点の統計)

そもそもSSDの元となるNAND Flashは、東芝の社員が発明したモノだったはずだ。

最初にやってシェアを獲った者が勝ち。

今はそういう世界であるはずが、東芝はNAND Flashがここまで普及するなど思いもよらなかったらしく、発明者の舛岡富士雄氏を迫害したあげく事実上の追放処分。

まあ、こうなって当然か。


フラッシュメモリを発明した舛岡富士雄氏と、彼が率いる会社
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2018-06-01


そんな元東芝メモリの“きおくしあ”が、販売チャネルを増やす事で売り上げを伸ばそうという、ある意味愚策に乗り出した。


キオクシア、2020年4月に小売りブランドを立ち上げSSDやメモリーカード製品を販売へ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1228512.html


そもそもブランド名がダメすぎる。

きおくしあ。

あまりにも美に欠けたその名は、私以外の世界70憶を超える人々はどう感じるのか。


しかも、これまで自社ブランドの確立に失敗し続けている東芝がやること。その原因は中の人にあるのだが、それが人事の硬直性で有名な日本企業、しかもその最たる老舗の東芝である。

コレに対し期待という言葉が出るとすれば、一体それはなんのブラックジョークなのか。


ふぅ。

日本の人材育成、ひいては幼児から義務教育、そしてそれ以降大学までの、日本人1.2億人全てのなんたる間抜けさか。

その成果が、今、正に、“きおくしあ”の小売り戦略となって、開花したのである。

ガンバレ!きおくしあ!

まけるな、きおくしあ!

われらのきおくしあ、ばんざい!!!



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Windows10への移行でファイルが消える可能性の話 [OS]

最近ロクに記事を書いていないにも関わらず、アクセスランキングがやけに高いなァと思っていたら。

Windowz7のサポート終了が迫っているため、Windowz10への移行に伴って心配する人が多いのか「LFSの問題でファイルが消える」という記事に多くのアクセスがある事に気付いた。


Windows 8以降はLFSのバージョン違いでファイルが消える場合がある
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2015-08-23


某Web上の質問サイトでは、この記事へのリンクまで張ってあるようだ。

だがこの記事は古く現在の状況に少し合わない部分があるため、要点をまとめようと思う。


要点は以下の通り。

・NTFSフォーマットされたストレージを、一旦Windowz10のパソコンに接続した後に
 Windowz7以前のパソコンに接続するとファイルが消える場合がある。

・NTFSフォーマットされている可能性があるデバイスは以下の物。
 
 ハードディスク、SSD、USBメモリ、SDカード類(場合によってはコンパクトフラッシュも)

・付け外し時に起きるため、USBやIEEE1394等で接続するリムーバブルデバイスで起きやすい

・ATAやSATA接続の、パソコン内蔵ドライブでも起きる可能性はある

・リムーバブルデバイスの場合は正しい手順で外せば起きない

・より安全を求めるならWindowz10の「高速スタートアップ」を無効にする


以上。

何故この問題が起きるのか、という事が知りたければ、私が過去に書いた記事を読むか、検索で調べてみれば良い。

まあなんにせよ、大切なデータは必ずバックアップを取る事

また、バックアップしたデータの保管方法はそれにふさわしい方法で行う事。出来ればNAS等でミラーリングなどを使い二重にデータを保存したい。※NASなら絶対安全、とは言えない事に注意。NASも壊れる時は壊れる。

とにかくバックアップだけは、絶対にやっておくべきだと断言する。


Windowz10への移行は、必ずデータのバックアップ(パソコン内部のデータだけでなくUSBメモリ等も)を取ってから実行しよう。



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CES2020でRenoir正式発表 [CPU]

あけましておめでとうございます。このブログに訪れる皆様、本年もよろしくお願いいたします。


さて、今年もパソコン業界は大きく動く事がハッキリしている。

その原因の一つが今年新しく出るAMD及びIntelのモバイル向けCPUであり、CES2020でAMDの新しいAPU「Renoir」が正式発表されたというニュースが以下の記事。


AMDがノートPC向けの7nm設計・Zen 2アーキテクチャAPU「Ryzen Mobile 4000」シリーズを発表
https://gigazine.net/news/20200107-amd-ryzen-4000-mobile/


ついに7nmプロセスによるZen2コアのAPUが正式発表されたワケだ。

Zen2コアは現在最新のノートパソコンに搭載されるRyzen APUのZen+コアと比べ、浮動小数点演算性能が最大40%程度向上していて、同じ動作周波数ならば省電力性能も前世代を上回る。

またGPUコアはCU数が12から10へと減少するものの、メインメモリがDDR4-3200になり、最大動作周波数は1.4Ghzから1.75Ghzに上がっているために性能は多少向上していると思われ、また消費電力はゲームなどを動作させている時はこれまでと同等、そうでない時はこれまで以下の消費電力に収まると推測する。


こうした変化によって、少なくとも現行のIntel製モバイル向けCPU群に十分対抗出来る省電力性と、それを上回る計算能力を得たと思う。


そして肝心の中身だが、Renoir(ルノワール)と呼ばれるこのAPUは結局チップレット構成とはならなかった。

私は過去に

「もしZEN2のAPUが出るとしたら、私の予想では7nmのZEN2コアで製造されるCPUチップレットに、IOとGPUを統合したダイのチップレットが組み合わされると思う。」

「ミドル~ローエンドを担うAPUは12LPかその後継の12nmクラスのプロセスで、単一のダイで製造されると思う。」

という二つの予想を書いたが、これらはどちらも外れてしまった。

この予想の根拠にはTSMCのArF液浸7nmプロセスがあまりに高コストである事があったが、記事中の写真にある、リサおばさんが掲げるRyzen Mobile 4000シリーズのダイはパッと見で150m㎡程度。

これまでに出たZen2コアのCPUは歩留まりの問題から、約80m㎡のCPUダイとGF製14nmプロセスによるIOダイに分割されて製造された。

しかし歩留まりの問題が緩和されたのならば、約二倍の面積でもコスト的な問題が出ないのか。

いずれにせよ、ダイのコストが一定以下に収まるのであれば、チップレットに分割して非常に複雑な配線を強いられるパッケージに実装するよりも安価になるのは当然の事で、つまりはそういう事なのだろう。


また、CPU部は最大で8コア、定格が1.7~2.7Ghz、オーバークロックで最大4.2Ghzというスペックだが、直接の競合となるIntelのIce Lake U(Core i7-1068G7 )が定格2.3Ghz、ターボ4.1Ghzという事で、多少劣るが結構良い勝負に思える。

GPU部は先に書いた通り性能的に大きく上がっているとは思えない。
そしてCESでの発表ではRyzen 7 3700UよりもIntel(Iris Plus)の方が優れているとの事なだが、これが本当だとしてもRenoirの方が僅差で優っているのではないかと思う。

メインメモリは先にも書いた通りDDR4-3200に対応した。これだけでも従来より数%の性能向上になるが、一方でIce LakeはLPDDR4-3733 に対応する。この点でもIce Lakeはかなり性能を稼いでいると思うだけに、Renoirは対応していない事が残念だ。(2020/1/15訂正)AMDより後日の発表で、RenoirもLPDDR4に対応するとの説明があった。

以上、これまでのRyzen APUより大幅な性能向上を果たしているものの、まだIce Lakeには負けていると思われる。
LPDDR4に対応する事で、性能と省電力の両立が進むと思われ、これに加えて電力制御が進歩していれば、Intelのモバイル向けCPUに対し十分に対抗出来るかもしれない。


というワケで、早ければ今年春頃にはRenoirを搭載したノートパソコンが手に入るのだろうか。

私としてはAMDの新しいAPUを搭載したノートパソコンが、ノートパソコン市場でのIntelのシェアを今よりもっと切り崩す事を期待している。


参考:

【速報】AMD、ノート向けのRyzen 4000プロセッサを発表
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1227687.html

IntelがCESで新世代CPUの性能をアピール
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1227566.html

少なくとも、今の所ZEN2のAPUは無い
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-01-14

Zen2世代のAPUは、GPUがNaviではないらしい
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-05-12-1

7nm版のRavenRidgeが出るという噂はガセだと思う
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-06-15



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さすがはアメリカだ [セキュリティ]

今日、こんな記事を読んだ。

諜報機関によるバックドアがIBMのグループウェアに仕込まれていた理由とは?
https://gigazine.net/news/20191223-lotus-notes-nsa-backdoor/

記事中にあるNSAといえば、近年の“スノーデン”という人物に関する事件を思い出す方が多いと思う。

また、WannaCryに関する諸問題も、同程度に多いかもしれない。


私はアメリカという国が大好きで、彼の国の様々な良い一面に最大限の敬意と憧れを持っている。

だが同時に、彼の国の様々な一面に対して最大限の軽蔑と嫌悪も抱いている。

そうした軽蔑と嫌悪の対象になっている物の一つがコレだ。

アメリカは、自身の自由と正義のためならばなんだってやる。

過去に現地人の大量虐殺と迫害を行ったように。

或いは、東洋のイエローモンキーを一方的に差別し、破滅へ追い込んだように。
(この件についてはイエローモンキー側も自らイエローモンキーである事を証明してしまったわけだが。)


まあ、GAFAをはじめ、アメリカには注意した方がいい。

どこぞの大陸国家や半島国家と同じ位に。

なお、コレらに注意すべきというのはアンチになれという事ではない。

そこは勘違いしないように。





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RX5500が出た [ハードウェア]

師走というだけあって、今月はとにかく忙しい。

そのうえWindowz7のサポート終了が迫っている事もあり、そっちの依頼がボチボチ来たりもする。

まあ、なんとかガンバって乗り切ろう。


ところで先日、Radeon RX5500が正式に発表され、これに伴って各所でレビュー記事が出ている。

以前RX5500について記事を書いたが、おおむね予想通りの内容だった。

一言で言えばRX500シリーズの正常進化、とも言えなくはないが、やはりGeForceと比べると見劣りしてしまう。

消費電力当たりの性能はかなり改善しているが、それでもまだ足りない。

比較対象のGeFoce GTX 1660辺りと比べた場合、RX5500は7nmプロセスによる性能という事を差し引くとたいして進歩していないのではないかとすら思う。


要するにRX500シリースを持っていて性能向上を狙うなら、RX5500ではなくRX5700を買うべきだという事。

価格帯が違うのでそのような選択は何か違う気もするが、それくらい差が少ないのだ。

GeForceと戦うにはアーキテクチャがもっと進歩した後に、EUVを使った7nmプロセスで製造されるようになるまで厳しい勝負が続くという事だ。


というワケで、あえてRadeonを選ぶ理由がある人で、RX500(RX400)シリーズを持っていない人の選択肢としては悪くないかもしれない。

これが、私から見たRX5500の評価である。


追記:
発売日は12月18日、価格は4GB版が¥21,000~、8GB版が¥25,000~である模様。
初値という事で高めの設定としても、少なくともあと¥5,000は安くなければダメだと思う。




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何が悪い [雑談]

言葉を。或いは、形を。

あるがままに、なぞる。

私から見ればハリボテではあるが、そこに中身がまったく無いのか、というとそうでもなかったりする、だが空虚である事がほとんどである事も確か。


一方で在るがままを在るがままに、形作る。

中身は詰まっているかもしれないが、形がまるでなっていない事がほとんどだ。

しかし、中身が肝心となれば殊の外尊いものである事は間違いない。


何が良くて何が悪いのか、という視点で見れば、どっちもどっちだ。

しかし極端に偏れば、趣味の世界に収まりきらない場合、害悪以外の何物でもない。

だがちょうど良いところの加減が、非常にわかりづらいのだ。

そして人間は、わかりやすい所に引き寄せられる。

ハリボテが好きな者は、その方へ。

中身だけしか見えない者は、その方へ。

必要な時にちょうど良いバランスを自ら作り出せる者は、ほとんど居ない。


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B550及び600系チップセットと次のRyzen [CPU]


一昨日の北森瓦版によると、当初今年末頃と言われていたB550チップセットの市場投入が来年に延びたと書かれている。

また、次世代の600系チップセットについても書かれていて、こちらは来年末の登場らしい。

X670チップセットが来年末に登場する・・・らしい? 他B550の話
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10054.html


AMDは開発力の問題から、一般向けのSocket AM4用チップセットの開発を外部に委託している。

例外と言えるのがX570であり、これは恐らくPCIe 4.0への対応が外部委託では間に合わなかったからだと推測される。

B550の「PCIe 4.0対応」可否については、本来ならばX570と同様にB550も対応させるべき所であるが、マーケティングの理由からという言い訳の元、開発を委託されている台湾企業(多くの記事で“Xiangshuo"となっているが、実際は恐らくAsmedia)にPCIe 4.0に対応するチップセットを開発する技術がまだ無い事が本来の理由だと思われる。

従って、開発の遅れ自体もPCIe 4.0対応に難航している事が理由だと私は考えている。

この事から数か月後に予定されているというB550の発売に間に合わなければ、B550のPCIe 4.0対応はうわさだけで終わる事になるだろう。


それから、現在非常に狭い市場の中ではあるものの、極めて好調な売り上げを見せる第三世代Ryzenの後継として期待されている、Zen3コアのRyzenについて。

こちらも過去の予想通り来年のかなり遅い時期に発売されるようだ。

何故ならこれを裏付けるニュースとして、同時に発売されるはずの600系チップセットが来年末という予測が出ているからだ。

一部の人々はZen3の発売は来年夏以降だと考えているようだが、TSMCの7nm+が本格的に大量生産出来る時期は当初よりも遅れ気味であるようなので、様々な要素を勘案すればちょうど一年後位が最速の発売日になると思われる。

ただしチップセットが遅れる可能性は高いと思われるので、先にZen3が出て年が明けて以降にX670?辺りのチップセットが出るというパターンも考えられる。



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Ryzen 9 3950Xが発売された [CPU]


まあ、言うまでもなく今日はRyzen 9 3950Xの発売日。

一足早く販売が始まった北米では$749なので、為替レートを110円としても税抜き価格が82,390円なのに、国内の税抜き価格が89,800円というのはいささか高価すぎるように思う。

そして多くの人が予想した通り、大手でも一店舗10個程度と、販売店への入荷数は非常に少なかったようだ。

ただ、事前に海外から個人輸入している人が少なくなかった事もあって、初動はそれほど争奪戦の様相を呈す事も無かったとか。

争奪戦が思ったよりも激しくない理由は、本当にCPUパワーが欲しい人はThredripperに流れたという事もあるかもしれないが。(こちらの入荷数はもっと少なかったようだが)


いずれにせよ、初回入荷以降は入荷数が初回よりも少なくなるだろうから、より争奪戦が激しくなる可能性もある。

私はZen2の完成形であるZen3狙いで一時避難的に3600Xを買ったが。

約一年後に販売開始されると思われるZen3もこんなだったら、買う時期をさらに1年先延ばしにしても良いと思っている。

祭りに参加している人達には、ご苦労さん、としか言いようがない。


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ガッカリなAthlon 3000G [CPU]


以前書いた記事で期待を寄せた、AMDの新しいAPU「Atyhlon 3000G」。

型番が従来の3桁から4桁に変わったので、何か大きな変更でもあったかと思えば。

なんと現行機種のAthlon 200G系と中身はまったく同じ、GFの14LPで製造されたCPUだった。


4GHzオーバーが狙える!OC可能なAPU「Athlon 3000G」の実力とは
https://ascii.jp/elem/000/001/977/1977161/


この記事では定格で使用する限りほぼ「Athlon 240GE」と同じCPUで、違いはグラフィックコアが100Mhz高い1100Mhzである事と、倍率のロックが解除されてオーバークロックが可能である事の2点のみ、ということだ。

ならばオーバークロックした場合の性能向上は如何ほどか、と思えば、CPUコアが最大4Ghzまでオーバークロック出来てベンチマークの性能が1割程度上がっているらしい。

・・・まあ、安いCPUで遊べる、という以上の価値は無いワケだ。

以上の事から、これならAthlon 200GEを定格で使った方がマシ、というのが私の率直な感想である。


それにしてもこんな意味の薄いAPUでお茶を濁すのではなく、もっと戦略的に新しい製品を出す事は出来ないのか。

例えばAthlon 2x0GEをモバイル向けとして出さない(出す事が出来ない)事がとても惜しいと思う。

ビジネス向けの、Office関係アプリケーションやコミュニケーションツールが過不足なく動くノートパソコンの需要はかなりあると思うが、それにはRyzenなどオーバースペック過ぎると思うのだが。

それとも、Ryzen 3000系のAPUが現在モバイル向けでかなり出ているようだが、その程度でGFの製造ラインはひっ迫しているのか?

まさかMobile Athlon 2x0GEを搭載したノートパソコンを大量にバラ撒くと、Ryzen搭載のノートPCが売れなくなるとでも思っているのだろうか?


いずれにせよ、こういう所が様々な面で非常に苦しいAMDの現状を如実に表していると思う。

CPU業界の王者Intelと比較するのは酷かもしれないが、今後は製品の供給とソフトウェアのサポート(UEFIの問題やプログラム開発に関するもの)をIntel並みにとは言わないまでももう少しなんとかして欲しいと思うし、リマーク商法とも言うべき名前だけ変わって中身は変更なし、というのはやめるべきであるとも思う。

製品供給は実際に製品を生産するファウンダリ企業の都合もあるし、ソフトウェアのサポートはAMD内部の事情も色々あるのだろうが、今のままだと過去の繰り返しになりそうな気がして怖い。

まあ、私の頭程度では想像も付かない、苦しいながらも今後を見据えた深い考えがあっての現状であると思いたい。


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Basilisk][がアップデートしていた [エミュ]

私にとってMacintoshとは、いわゆる“Old Mac”である。

具体的にはSystem 7.5系を最後とするOSを搭載したパソコン。

これをソフトウェアで再現したのが、今回のネタである“Basilisk][”である。

Basilisk][_00.png
“Basilisk][” からSystem 7.5.5を起動しているところ。

今日、久しぶりにエミュレータ関係のブックマークをチェックして目に付いたのが“Basilisk][”で、久々に公式サイトを訪れるとバージョンアップしていた。

Basilisk][_01.png

前回バージョンアップに気付いてダウンロードしたのが2016年9月24日。

そして今回は今日、2019年11月22日。

アップデートしたのが2019年9月30日だ。

前回は一年以上開いたが、今回は約二か月。タイミングが良かったな、と思うと同時に今でも開発が続いていたのかと少し驚いた。


まあ、私の場合エミュレータを起動しても日本語版のSystem 7.5.5が起動するだけで私自身何も出来ないのだが。

かつて極めて短い期間とはいえ、Macを扱った記憶はいまだ鮮明に残っており、現在のMac OSはまったく別の何かにしか感じない。

当時は爆弾のアイコンに恐怖しながらの格闘が当たり前の、殺伐とした雰囲気の中で作業したものだが。


これはあくまでも昔の経験に対する感傷でしかない。

だがそれでも私にとっては「Mac≒爆弾」なのだ。


Basilisk II
https://www.emaculation.com/doku.php/basilisk_ii#download_the_latest_version



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インテルが謝罪するほどCPUが足りない [CPU]


IntelがCPUの供給不足を謝罪。厳しい供給量は今後継続の見込み
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1220026.html


まあ、以前から言われている事をIntelが謝罪した、というワケだ。


一方のAMD。

このチャンスを活かせているとは到底思えない体たらくで、自作市場では一定の成功を収めているものの完成品のパソコンではIntelの牙城になんとか食い付く事に成功という程度、サーバーの分野ではまだこれから認知度を上げていこうという段階である。

個人的にはあと一年早くRyzenが出て、昨年暮れに今の状況であれば、とも思う。

だがFABを持たないAMDは、自社のCPUを売るために必要な供給をGFやTSMCに頼らざるを得ない。

また、それ以上にCPUは単にモノを売るだけでは済まない商品である。

具体的にはCPUの性能を引き出すためのソフトウェア群を、AMD自身がサポートして充実させなけらばならないが、この事がIntelと比較して極めて劣るため、重い足枷になっている。

良い例がAGESAと言われる、マザーボードに搭載されるファームウェアが極めて粗悪である現実だ。


こうした事は、以前はIntelの十分の一以下と言われた開発費とそれに伴う人材の薄さが大きな要因であることは明白で、AMDの場合ZenシリーズのCPUを売って稼いだ金でこれらを後追いで充実させるしか出来ないという現実が存在する。


AMDが好きな一消費者としては悔しい思いだが、これが現実であり、Intelが謝罪するほどCPUが足りないという現状に対してAMDも一役買ってしまっている事を証明している。

もしAMD製のCPUが、性能だけではなく信頼性と供給の側面でもIntelと同等であれば、Intelが供給量の問題について謝罪する事など無かっただろう。

今回の謝罪は、言ってみればそれだけIntelにはまだ余裕があるという事なのだ。


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偽物USBメモリ・SDカード・SSD・HDDなどの問題 [セキュリティ]


今日、こんな記事を見つけた。

そのSSDやSDメモリーカードは大丈夫?――データ復旧会社から見る容量偽装の今
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1911/15/news043.html


記事の内容を要約すると、容量偽装といわれる詐欺ストレージの販売が横行しているという事と、これを防ぐにはどうすれば良いかが書かれている。

近年はこうした例が非常に増えていると思う。

その理由は記事中にある“ECサイトやフリーマーケット”、及びネットオークションによる詐欺商品の流通が増えた事だ。

また、物理的な店舗と違い、これらは問題が起きた場合逃げる事が容易く、また名前を変えて出店しなおす事も簡単なので、店の名前で警戒する事が難しいという事もある。


買う側としてこれらの被害に遭わないためには、信頼の置ける店舗から購入する事と、実績のあるメーカーの商品を選ぶ事くらいしか無い。

以前は異常に安い商品を避ける、というセオリーもあったが、今や売る側が知恵をつけて疑心暗鬼な顧客の心理を逆手に取る絶妙な価格付けを行っているから、それも通じなくなった。

メーカーやブランドで選ぶにしても、外装や梱包をコピーされたり販売サイトにアップロードされた写真が実物と違うなど、名前だけでは判別が付かない事もある。

こうした偽装商法とも言うべき詐欺に対抗するには、商品への深い知識も必要だ。

買う前に正規のメーカーサイトで商品について調べて、商品の詳細と外見や梱包の細かな差異を判別出来るようになるしかない。


まあ、こうした犯罪は今後増える事があっても、減る事は無いだろう。


以下はこの件についてあひる先生に尋ねた結果。

USBメモリ 偽物
https://duckduckgo.com/?q=USB%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA+%E5%81%BD%E7%89%A9&ia=web

被害に遭わないための参考に。
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ルーターのUPnPは無効にすべきか [セキュリティ]

先日知人より、突然インターネットが使えなくなったからなんとかして欲しい、という依頼を受けた。

私が現場(知人の経営する会社の事務所)へ行ってWindowzの「ネットワークの状態」を見ると、WAN側の接続が切れているようだった。

そこでルーターに問題がある思ってルーターの設定画面をブラウザで開こうとしたのだが、ルーターの設定画面に入ろうとするとログイン出来ない。

何度もIDとパスワードに間違いが無い事を確認したがダメだった。

ちなみにこのルーター(NECのAterm WG1800HP3)は約1年半前に私が設置したもので、内部の設定も全て私が行っている。


この時点でルーターの設定がなんらかの理由で壊れているか、或いは人為的に書き換えられていると仮定し、まずはリセットボタンで初期化した。

初期化後は当然に設定画面に入る事が出来たので、とりあえずファームウェアを最新にアップデートし、プロバイダへ接続するための設定を行ってからインターネットの接続が正常に出来ている事を確認してその場を辞した。

しかし翌日の朝、またダメだという連絡が入る。

現場に到着してからルーターの設定画面を開くと、今度はまだパスワードが通るようで問題なくログイン出来た。

そこで今度はUPnPを無効に設定し、念のためにパスワードをデフォルト(WG1800HP3は出荷時のパスワードが一台一台全て違う)とは違う物に変更してから作業を終えた。


ところで、UPnPを無効に設定した事には理由がある。

それは、UPnPを悪用する事でルーターの設定を書き換える事が可能だからだ。過去にはUPnPを利用した、ルーターの設定をコントロールするためのアプリケーションが存在したりもしている。

要は事務所内にあるコンピュータ(パソコンやスマートフォン、IoT機器など)がマルウェアに感染するなどして、ルーターの設定を書き換えられた可能性があるという事。

ルーター自体に問題が無い事は確認のしようも無いが、UPnPを無効にした後は問題が再発していないので、ルーターそのものには問題が無いと考えられる。


ちなみに件の知人には過去に別件で、事務所内にある一台のパソコンがマルウェアに感染している可能性がある事を伝達済みだ。

しかしその後何も言って来ない。もちろん放置すれば危険である事も説明したが、のれんにうで押しぬかに釘である。

以上の事から、今回のケースではマルウェアに感染したPCによってルーターの設定が書き換えられた結果、なんらかの理由でマルウェア側の想定とは違う挙動をルーターがしたためにインターネットとの接続を維持出来なくなったのではないか、と私は推測している。(まるで見当違いであるかもしれないが)

こんな事があるのだから、特に必要が無ければルーターのUPnPは必ず切った方が良いのかもしれない。

追記: その後この件について色々調べると、以下のサイトを発見。 やはりUPnPは基本OFFが良いようだ。

IoT機器の深刻な脆弱性が、長い“潜伏期間”を経て表面化し始めた
https://wired.jp/2018/04/27/upnp-router-game-console/

やっぱりUPnPは「無効」に設定すべき?という話について調査してみた
https://did2memo.net/2013/01/31/turn-upnp-off/


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Meltdownの再来か、ZombieLoad v2が発表される [セキュリティ]


Intel製CPUに新たな脆弱性「ZombieLoad v2」が発見される、Cascade Lakeにも影響あり
https://gigazine.net/news/20191114-intel-cascade-lake-zombieload/

Intel's Cascade Lake CPUs impacted by new Zombieload v2 attack
https://www.zdnet.com/article/intels-cascade-lake-cpus-impacted-by-new-zombieload-v2-attack/


またしてもIntel製CPUの脆弱性が発表された。

その名も「ZombieLoad v2」。

ZombieLoadは今年5月に発表された脆弱性だが、その続きがあったらしい。

問題の内容としては2018年にテレビでも放送されて大騒ぎになった「Meltdown」の類になる。


以下はZDNetの記事からの抜粋を翻訳したもの。
「このアプローチの主な利点は、i9-9900KおよびXeon Gold 5218で検証したMeltdownのハードウェア修正を備えたマシンでも機能することです」

つまり、過去のMeltdown対策としてハードウェアに実装された脆弱性対策も無意味であるという事だ。

記事によるとこの問題はIntel TSX命令セット拡張をサポートする事が条件なので、2013年以降に販売されたすべてのIntel製CPUに影響があり、AMD製のCPUにこの脆弱性は存在しない。


この問題、過去のMeltdownがそうであったように、Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込むだけで簡単に悪用が出来る。

従って、一般の個人が私用で使うパソコンも無関係ではない。

だが適切な対応を行うことである程度被害を防ぐ事が可能だ。(ある程度、と言う理由は、この脆弱性に対する対策がいまだ不完全であるため)


具体的にはパソコンのファームウェア(一般にBIOSやUEFIと呼ばれるソフトウェア)のアップデート、そしてOSとアプリケーションソフトウェアのアップデートを出来るだけ速やかに行う事。

この問題が発表されたという事は、早ければ一か月以上前に対策されたソフトウェアが関係各所から出ているはず。

中には自動でアップデートされた物もあるかもしれないが、環境や使い方によっては自動アップデートが出来ないケースもあるので、自分から調べて能動的に対処すべきだ。


それにしても、この件に関する日本語の記事があまりにも少ない。

またIntelから情報統制の命令が出ているのか。

さすがはIntel、私にはこのようなマネは無理だ。


参考:このブログで過去に書いた関係する記事
https://17inch.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=Meltdown


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Ryzen 9 3950Xの速報レビュー記事を読んで [CPU]


先日全コア5GhzのCore i9 9900KSが出たが、あれには多くの人が失望した事だろう。

全コア5Ghzが維持出来るのはたったの30秒ほどで、長時間高い負荷がかかる用途では通常の9900Kの方が高性能な場面すらあったためだ。

ただ瞬発力はあるため、処理の内容によっては9900Kよりも数%の能力向上があった。

だが実質的なプレミアムは、単に全コア5Ghzというカタログスペックだけ、というのが実情だ。


一方で発売時期が2か月も伸びたRyzen 9 3950X。

こちらは発売日に先立って早くもレビュー記事が出ていた。

メインストリーム最上位に君臨する「Ryzen 9 3950X」をテスト
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1218408.html

Ryzen 9 3950Xの性能を評価する【速報レビュー】
https://news.mynavi.jp/article/20191114-923663/

【速報】Ryzen 9 3950Xを速攻ベンチマーク! ついにRyzenは9980XEをも食らう!
https://ascii.jp/elem/000/001/975/1975454/?topnew=1


各メディアの出した結論をまとめると、私が想像していたよりも消費電力が低く、かつシングルもマルチも3900Xより性能向上が見られるという事。

マルチはコア数が増えたのだから当然としても、シングルまでもが上がっているのはカタログデータ通りに動作周波数の上限が上がっているからなのだろう。

それにしても、ベンチマークの数値を見ると3900Xを買った人の多くが、3900Xを選んだ事を後悔するかもしれないと思った。

それほどに性能差が大きく、性能のわりに省電力であるのだ。

当然に、Intel製のCPUと比較した場合はIntelが可哀想になるほどで、今後はゲーム以外の用途でより多くの顧客がRyzenに流れる事になるかもしれない。


まあ、性能と消費電力に関しては2ヶ月間発売を延期しただけの事はあると思う。

その間にこの性能を実現可能な選別コアを、Romeのおこぼれの中からせっせと掻き集めていたワケだ。
(他にもAGESAのバージョンが上がるまで出せなかったという理由もあるが)

さあ、あとはThredripperがどんなモノに仕上がっているかだ。

なんにせよこれだけの性能を発揮するCPUがあれば、AMDはIntelが追い付いて来るまでの時間稼ぎが多少なりとも出来る事だろう。


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Windows10のMS-IMEがダメすぎる [ソフトウェア]


メインPCをWindowz10にしてから2ヶ月余り。

普段利用するアプリケーションプログラムは今の所問題なく利用出来ているため、Windowz10がOSとしてどうかはともかく、使うだけなら現在の環境は概ね問題無い。(カスタマイズと管理の手間が激増して非常に困ってはいるが)

ただ、その中でどうしてもガマン出来ない事が一つ。

それは日本語入力だ。

私は普段仕事や趣味での情報収集と整理、及びブログ編集などでテキストを打ち込む事が多いが、これがWindowz7の頃と比べて誤変換が多すぎて非常にストレスが溜る。

当然作業の速度も落ちていて、生産性は大きく下がった。

私個人に限る話かもしれないが、Windowz10のMS-IMEは過去最悪のIMEだと思う。


そこでかつて何度か挑戦するも挫折した、ATOKを試してみる事にする。

ATOK for Windows 試用版
https://www.atok.com/try/win/

atok.png

ここにアクセスして試用版をダウンロード、そしてインストール。

で、使ってみた感想は・・・誤変換多い、変換候補に自分が使いたい候補が無い、親切な機能と思われる各種挙動が邪魔すぎる、等々。

コレではMS-IMEの方がマシである。(料金がサブスクリプションのみになった事も気に入らない)

他にはGoogle IMEもあるが、かつて短期間使った経験ではやはりダメで、結局元のMS-IMEに戻った。

何よりもスパイウェア同然であるGoogle IMEなど、怖くて使う気にもならない。


もうWindowz10のMS-IMEを使い続けるしか選択肢が無いのだが、どうしたものか。

個人的にはMS-Dos時代のVJEが一番良く、次いで出た当時絶賛されたMS-IME98(私はわざわざパッケージを買った)が良かったと思うが、VJEはWindows版となってから不具合が多く2005年を最後に消え去ったし、古いMS-IMEは新しいWindowzにインストールすら出来ない。(IME 2010で実際にやってみた)

そもそも日本語入力のためのIMEが中国で開発されている、というだけでもMS-IMEは使いたくない。
(今のところは設定を変えておけば余計な通信等が無いようなので、そういう意味では問題ない)

他にはSKKFEPという物もあるが、キー操作や変換方法などが独特過ぎてダメだった。

当然、中国製の某IMEは論外。名前を出す事すらセキュリティリスクとなるアレは絶対にダメだ。

スマートフォンで利用しているWnn(うんぬ)がWindowzでも使えれば良いのだが、Windowz用はこれも15年以上前に開発が止まったままだ。


クラウドやAIなど、私にとっては要らない機能ばかりが充実する現代の日本語入力プログラム。

そのおかげで外部のコンピュータにキーボードの入力が送信されたり、複雑になったプログラムはあちこちで機能不全を起こしたり、使い方や設定が複雑になって高機能である事自体が無意味になったり、挙句の果てに開発時に想定したピンポイントの使い方でしか性能を発揮出来ない。

便利な機能とやらは、そもそもそれらが不要な人にとっては邪魔でしかないのにそれを削除する事も出来ない。

昔のIME(当時はFEPと呼ばれた)は今より機能が限られていたが、人間側の能力が向上する事でそれを補う事が出来た。

しかし現在のIMEは人間側の能力が向上すると逆に足を引っ張っている。むしろ何も考えていない方が効率が上がるとかありえるのかと。

まあ昔から、コンピュータプログラムは年々利用者に要求される能力が低くなるよう開発されているが。

直感的な操作性を維持しつつ、玄人好みのシンプルイズベストを体現した、優良なモノが出てきて欲しいと心から思うのは私だけだろうか。


参考

MZ-IME日本語入力
https://katahiromz.web.fc2.com/mzimeja/ja/index.html

上記リンク先には、かつて以下のような一文が載っていた。
Legacy_jp.png


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Windows10 1909をインストールした [OS]

日本時間の今日、Windowz10の新しいバージョンである“1909”が一般公開された。

事前情報では1903のBugFixが主のアップデートになるという事で、私にとってはうれしいアップデートだ。

1909_01.png
アップデート後のバージョン表記。

そこで早速isoファイルをダウンロード。
(アップデートにisoファイルを必要とする理由についての説明は省く。)

私のブラウザはユーザーエージェントがLinuxになっているため、Windowz10のダウンロードサイトで直接isoファイルをダウンロードが出来るのだが、32bit版はダウンロード成功するのに何故か64bit版だけが途中でダウンロード失敗となる。

仕方がないのでメディアクリエイションツールをダウンロード、ついでにUSBメモリのインストールメディアを作成した。


USBメモリのインストールメディア作成後、いつもテストに使っている1903の入ったパソコンにUSBメモリからインストール。

アップデートには30分以上かかったが問題なく終了した。


アップデートが終わったらいつもの検査だ。

まず初めに行ったのはプライバシーの設定を確認する事。

最近は大型アップデートでも初期化される事があまり無い項目だが、今回も初期化されてはいなかった。

次に見たのは高速スタートアップ。

これも過去には毎回初期化されていたが、やはり最近は初期化されなくなった項目である。

そして電源オプションを開いてみると、やはり初期化されてはいなかった。


他の設定については、“W10custom”というツールを起動して確認。

初期化されている項目はチェックボックスが外れているので見ると、「サービス」タブ、「タスク」タブ、「ネットワーク」タブの3つが全て初期化され、他は「Windows update」タブの“更新プログラムをインターネット上で共有しない”という項目のチェックが外れていた。

当然これら全てを元通りに戻すため、「簡易設定」タブのおすすめ設定ボタンをクリックして戻した。


他に気付いた事は、ネットワークの共有設定。

これらも毎回初期化されるので見ると、今回も初期化されていた。

もちろんこれらも全て、元に戻す作業を行った。


まあそんな感じで、自分の環境における設定変更の内容はいつも通り初期化された項目が多く、変更された項目がないか調べて元に戻す作業が面倒に思った。

後はアプリケーションプログラムの動作確認と、ハードウェア周りで問題が無いか調べる作業が残っているが、これらは使いながら確認しようと思う。


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