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EVについてこの視点は無かった [クルマ]


アングル:EV整備士の不足、世界中で深刻化か 高コストも足かせ
https://jp.reuters.com/business/autos/FXBBJCBLK5O2LAW7JGPM3GAPNQ-2023-09-08/

EVの整備士が不足しているそうだ。

私の知っている自動車は、走る事以外の機能が今の車より少ない、20世紀に売られていた自動車だ。

なので、一般的な工具と、一部の整備に必要な特殊工具があれば整備が出来る。
私の場合特殊工具が無ければ作る事も可能だ。

しかし、昨今の自動車はコンピューターに頼る機能が増えていて、専用の機器やソフトウェアが無いと整備出来ない。


一方でEVの場合、車体の構造から内燃機関の自動車と違う部分が多いし、しかもセンサーやらなにやらもいろいろ違う。

電池と電源やモーター周りの専門知識も必要だろう。

なので、今までの自動車整備士では整備出来ない箇所が多数存在するため、故障したEVの修理が出来ない、という事になる。

しかも、内燃機関の自動車もそうだが、各メーカー独自の整備用コンピュータなどが必要で、それはメーカーと契約したり資格を取得しないと手に入らないし、それらの使い方も覚えなければならない。


という事で、EVの整備士が不足するというのは納得だ。

そして、整備士が足りなければ故障したEVの修理が出来ない。

需要に供給が追い付かなければコストが上がる。

そして今、すでに内燃機関の自動車よりもEVの方が修理コストが3倍にまで上がっているという。

テスラの修理で修理代が高すぎるという話は聞いた事がある。

まあ、そういう事だろう。


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CPUの脆弱性2023 [CPU]


AMDとIntelから出ているCPUに、それぞれ脆弱性が存在する事が新たに判明した。


AMDの脆弱性は今年7月に発表されたもので、Zen2コアを使うCPU全てが影響を受ける。

Zen 2コアに脆弱性。修正は2023年10月以降
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1518766.html

RyzenシリーズなどAMD CPUの一部にプロセス間情報漏洩の脆弱性
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1518841.html

CVE-2023-20593 (Zenbleed とも呼ばれる) という番号が付けられたこの問題による影響は、WebページのJavaスクリプトを使って「暗号化キーやパスワード」を取得できてしまうというもの。

従って、パソコンでそのような情報を扱わないのであればたいした影響は無い。

問題の対策についてはUEFIのアップデートが必要であり、色々な意味で高い壁が存在する。

特に自作向けのマザーボードの場合、比較的古い機種は対策されたUEFIの供給が無い可能性が高い。

なので、対策されたUEFIの供給が無い場合で、かつこの問題の影響を避けたい人は、Zen3コアのCPUに換装すれば良い。

また、メーカー製パソコンの場合も一部の機種ではやはり対策されない可能性がある。


次はIntel製CPUの脆弱性について。

Intel第6世代~第11世代CPUに影響する脆弱性「Downfall」
https://news.mynavi.jp/article/20230809-2745873/

Intel製品に複数の脆弱性(2023年8月)
https://jvn.jp/vu/JVNVU99796803/

こちらは影響の範囲が第6世代~第11世代CPUと広く、しかもかなり深刻な問題である模様。

“メモリの最適化機能によって意図せずにハードウェアの内部レジスタを公開してしまう”という事から、Zenbleedと似た影響の脆弱性に思えるが。

影響する製品の範囲が広い事に加え、問題が複数ある事と、対策すると最大で50%も性能が落ちるというオマケが、問題をより深刻にしている。

この問題の影響から逃れる手段は二つ。

一つは最大50%の性能低下を受け入れて、緩和策の適用を行う事(緩和策の具体的な内容は不明)。

二つ目は、第12世代以降のIntel製CPUを使ったシステム、もしくはAMDのZen3以降のCPUを使ったシステムに移行する事。

要は性能低下を受け入れるか、新しいパソコンに買い替えるか、だ。

Intel 終わっ tel。



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トレンドマイクロとウイルスバスター [セキュリティ]


今日、CPUの脆弱性について調べていたら、やたらと目につく情報があった。

脆弱性レポート 一覧
https://jvn.jp/report/index.html


それは、トレンドマイクロとウイルスバスター。

以下はそれらを少し抜き出したもの。いくらなんでも多すぎる。

他のセキュリティソフトは単に報告が無いだけで似たようなものなのだろうか、とも思うが。

それにしても流石は中国企業、そして中国製のセキュリティソフトだ。


公開日:2021/09/30 最終更新日:2021/09/30
トレンドマイクロ製ServerProtectにおける認証回避の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU99520559/index.html

公開日:2021/10/25 最終更新日:2021/10/25
トレンドマイクロ製企業向けエンドポイントセキュリティ製品における権限昇格の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU92842857/index.html

公開日:2021/11/26 最終更新日:2021/11/26
トレンドマイクロ製ウイルスバスター for Macにおけるアクセス制限不備の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU95400836/index.html

公開日:2021/12/08 最終更新日:2021/12/08
トレンドマイクロ製ウイルスバスター クラウドにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU98117192/index.html

公開日:2022/01/24 最終更新日:2022/01/24
トレンドマイクロ製Deep SecurityおよびCloud One Workload SecurityのLinux版Agentにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU95024141/index.html

公開日:2022/02/17 最終更新日:2022/02/17
トレンドマイクロ製ウイルスバスター for Macにおける権限昇格の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU95075478/index.html

公開日:2022/03/01 最終更新日:2022/03/01
トレンドマイクロ製企業向けエンドポイントセキュリティ製品における脆弱性に対するアップデート (2022年3月)
https://jvn.jp/vu/JVNVU96994445/index.html

公開日:2022/03/02 最終更新日:2022/03/02
トレンドマイクロ製ServerProtectにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU92972528/index.html

公開日:2022/03/10 最終更新日:2022/03/10
トレンドマイクロ製パスワードマネージャーのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU96777901/index.html

公開日:2022/04/06 最終更新日:2022/04/06
トレンドマイクロ製ウイルスバスター for Macにおける権限昇格の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU97833256/index.html

公開日:2022/05/11 最終更新日:2022/05/11
トレンドマイクロ製パスワードマネージャーのインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性
https://jvn.jp/jp/JVN60037444/index.html

公開日:2022/05/12 最終更新日:2022/05/12
トレンドマイクロ製スマートホームスキャナー(Windows版)のインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU93434935/index.html

公開日:2022/05/23 最終更新日:2022/05/23
トレンドマイクロ製パスワードマネージャーにおける権限昇格の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU92641706/index.html

公開日:2022/06/02 最終更新日:2022/06/02
トレンドマイクロ製Apex OneおよびApex One SaaSにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU90675050/index.html

公開日:2022/08/17 最終更新日:2022/08/17
トレンドマイクロ製企業向けエンドポイントセキュリティ製品におけるリンク解釈に関する脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU96643038/index.html

公開日:2022/08/17 最終更新日:2022/08/17
トレンドマイクロ製ウイルスバスター クラウドにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU93109244/index.html

公開日:2022/10/07 最終更新日:2022/10/07
トレンドマイクロ製Deep SecurityおよびCloud One - Workload SecurityのWindows版Agentにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU99960963/index.html

公開日:2023/03/01 最終更新日:2023/03/01
トレンドマイクロ製ウイルスバスター クラウドにおける複数の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU96882769/index.html

公開日:2023/06/13 最終更新日:2023/06/13
複数のトレンドマイクロ製企業向け製品における脆弱性に対するアップデート (2023年6月)
https://jvn.jp/vu/JVNVU91852506/index.html

公開日:2023/07/24 最終更新日:2023/07/24
トレンドマイクロ製ウイルスバスター クラウドにおける権限昇格の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU93384719/index.html


参考:

ウイルスバスターを使ってはいけない理由
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-05-28-1

ウイルスバスターがいつの間にか真の中国製になっていた
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-06-05

最近セキュリティで思う
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2014-03-02



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CPUの脆弱性2023 [セキュリティ]

AMDとIntelから出ているCPUに、それぞれ脆弱性が存在する事が新たに判明した。


AMDの脆弱性は今年7月に発表されたもので、Zen2コアを使うCPU全てが影響を受ける。

Zen 2コアに脆弱性。修正は2023年10月以降
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1518766.html

RyzenシリーズなどAMD CPUの一部にプロセス間情報漏洩の脆弱性
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1518841.html

CVE-2023-20593 (Zenbleed とも呼ばれる) という番号が付けられたこの問題による影響は、WebページのJavaスクリプトを使って「暗号化キーやパスワード」を取得できてしまうというもの。

従って、パソコンでそのような情報を扱わないのであればたいした影響は無い。

問題の対策についてはUEFIのアップデートが必要であり、色々な意味で高い壁が存在する。

特に自作向けのマザーボードの場合、比較的古い機種は対策されたUEFIの供給が無い可能性が高い。

なので、対策されたUEFIの供給が無い場合で、かつこの問題の影響を避けたい人は、Zen3コアのCPUに換装すれば良い。

また、メーカー製パソコンの場合も一部の機種ではやはり対策されない可能性がある。


次はIntel製CPUの脆弱性について。

Intel第6世代~第11世代CPUに影響する脆弱性「Downfall」
https://news.mynavi.jp/article/20230809-2745873/

Intel製品に複数の脆弱性(2023年8月)
https://jvn.jp/vu/JVNVU99796803/

こちらは影響の範囲が第6世代~第11世代CPUと広く、しかもかなり深刻な問題である模様。

“メモリの最適化機能によって意図せずにハードウェアの内部レジスタを公開してしまう”という事から、Zenbleedと似た影響の脆弱性に思えるが。

影響する製品の範囲が広い事に加え、問題が複数ある事と、対策すると最大で50%も性能が落ちるというオマケが、問題をより深刻にしている。

この問題の影響から逃れる手段は二つ。

一つは最大50%の性能低下を受け入れて、緩和策の適用を行う事(緩和策の具体的な内容は不明)。

二つ目は、第12世代以降のIntel製CPUを使ったシステム、もしくはAMDのZen3以降のCPUを使ったシステムに移行する事。

要は最大50%の性能低下を受け入れるか、新しいパソコンに買い替えるか、だ。

Intel 終わっ tel。



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当事者意識の欠如 [セキュリティ]

まあ、コレが普通、The Standard だ。

衝撃的なほど深刻な事態、中国が日本で最も機密性の高いシステムに侵入 https://grandfleet.info/japan-related/shockingly-serious-china-breaks-into-japans-most-sensitive-systems/

なにしろ日本政府が肝煎りで設置しているサイバー問題対策組織ですらこんな体たらくである。

内閣サイバーセキュリティセンターにゼロデイ攻撃 - 公知後も対策に至らず
https://www.security-next.com/148464


要するに、当事者のほとんど全員(例外的に何の権限も無い下っ端で当事者意識がある者を省く)が、自分自身の職務について他人事であり、当事者意識がゼロという事だ。

何故こんな事になっているのか。

それは、人間の根源的な問題に起因する。

それは何か。

「自分さえ良ければ他はどうでも良い」

これに尽きる。

特に向上心の強い者のほとんど全部はこの傾向が非常に強い。

さらに言うと、エリートから底辺の者までを含むほとんど全ての人間はそれ以前の問題であり、自分自身が社会にもたらす影響についての意識が希薄すぎて、こうした「自分の意識が社会に深刻な問題を生んでいるという事実」に関する問題を意識する事が不可能なのだ。

ちなみにこの問題は本人の表層意識における自覚とは無関係なのでなお始末が悪い。

したがって、ほんのひとつまみにすらならない極めて僅かな者達の奮闘も、焼け石に水なのである。

焼け石に水なのである。焼け石に水なのである。


一方で泥棒達の意識は極めて高い。

なにしろ仕事が成功すればとても気持ちが良い。

しかも、安全と報酬が約束されたサイバー攻撃である。

そのうえ、コンピュータシステムを設計し、開発し、運用し、管理し、利用する者達はバカの集団である前者である。

正に濡れ手に粟。

やらない方がバカといって良い。

それを、犯罪者集団どころか、国家規模でもやっているのである。

これで防ごうという事に無理がありすぎる。


例外的に、現金を扱う企業、例えば銀行やキャッシュカードサービス会社などは、当事者意識が非常に高くて当たり前なので、この問題にとても神経を使っているが。

それでも、ヤラレている所はヤラレているのである。

しかも彼らは利用者にリスク相当の金銭的負担を強要して自分自身が損をしない仕組みを構築し、問題の責任を免れている!!!

もっとも、バカ相手の商売が全ての彼らにとっては当たり前の対処だと思うし、私が当事者だとしてもそうするが。

まあ、この問題は永久に解決する事は無いだろう。


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フレッツ・ISDNのサービスが終わる [ネットワーク]

フレッツ・ISDN、2026年1月でサービス終了
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1520181.html


フレッツ・ISDNのサービスが、あと2年半ほどで終了するそうだ。

私が初めてインターネット回線の契約をしたのは1996年10月頃だったが、当初から私は遅くて不安定なアナログ回線※ではなく、フルデジタルで速く安定したISDNの契約をしていた。
※デジタル通信が一般化する前は、デジタル信号を音声データに変換する、電話回線によるアナログ通信が一般的だった。

当時はまだフレッツ・ISDNのサービスは始まっていなかったが、その後1998年頃には定額料金のフレッツ・ISDNのサービスが始まっていたように思う。

それまで契約していた通常のISDN回線は従量制の料金だったので、当然私もそのサービスに飛びついたものだ。


ちなみにISDNのサービスを契約した当初は私の使うパソコンもPC-9801BX21台だけだったのでTA直結だったが、その後PC/AT互換機を手に入れたので2台以上接続する必要が出た。

このため、当時はまだ導入する人が少なかった“ルーター”という機器を買った。

私が買ったのは富士通製のNetVehicle-EX3というルーターで、当時はNTTが販売していたMN128-SOHOが大流行していたが、私はひねくれ者なのでNetVehicle-EX3を選択。

NetVehicle-EX3
https://pr.fujitsu.com/jp/news/1997/Jun/2-2.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970602/nv3.htm

結果的にこれは大当たりで、何かとトラブルが報告されたMN-128SOHOと違って極めて安定しており、快適なネット環境を構築する事が出来た。


しかし、導入当時はアナログ回線よりも安定して速いISDNだったが、2000年代に入ってADSLのサービスが始まるとその優位も次第に落ちていった。

何しろISDNは64kbps、ADSLは1Mbps以上と、15倍以上の速度差があったのだから。

そのADSLも当初は基地局から遠い私の家のような田舎だとそもそもサービスが無いという問題があったが、年々新しい高速なADSLのサービスが始まるにつれそれも解消されていき、2005年頃には私もADSLに切り替える事になった。

しかしISDNより速いADSLとはいえ、初めの頃は不安定で接続が切れまくるという問題があって色々苦労したなァ・・・

ちなみにADSL(最大10Mbps)に切り替えた後の下りで最大の速度は300~400kbps程度。

ISDNよりは速かったが、私よりも基地局に近い友人知人と比べてあまりの遅さに絶望感しか無かった。


そんなわけで結局ISDNを利用していたのは約8年程度と、ADSLの15年以上と比べて半分程度の短い期間だったが、周囲でISDNを使っていたのが私一人であった事もあって思い出が深い。

そのフレッツ・ISDNもとうとうサービス終了なのか。

おかげで色々思い出して、あの頃は良かったなァ、という思いを強く感じる。


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TP-Linkを使うのはやめましょう [セキュリティ]


TP-Linkといえば中国のネットワーク機器メーカーである。

私ならば絶対に使わないが、世界中で、そして日本でも大人気。

数々の問題を起こし、セキュリティリスクの高さもトップクラスなのに、そういう情報は一般に出てこない。

出てくるのはそういう知識を必要とする人が集まる場所だけだ。

なので、無知な大衆は何も知らずに喜んでTP-Linkのネットワーク機器使っている。



さて、これまでこのブログで触れる機会が無かったTP-Link製品だが。

今回記事にしやすいネタを入手したので書こうと思う。


TP-Link製ルーターに犯罪者が侵入――製品のセキュリティに問題は?
https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2307/25/news01.html

こんな記事があって、要約すると

・TP-Link製のルーターが積極的に攻撃されてるけど、他の製品だってそういう事あるよ!
・ルーターにセキュリティホールなんかあって当たり前、その点TP-Linkはマシな方だよ!

という事である。

この記事、実は「前編・中編・後編」の3部作記事の「後編」であり、私はこれらの記事をコレで初めて知った。

なので他はどうだったのかと読むと。

前編:TP-Link製ルーターに侵入する犯罪者集団「カマロドラゴン」の悪質な手口とは?
https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2307/12/news14.html

中編:TP-Link製品を攻撃する犯罪者集団は会社じゃなく“あそこ”のルーターに侵入か
https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2307/18/news06.html

前編は後編と同じで、一見すると注意喚起に見えて実際にはTP-Link製品の擁護だった。

曰く、今回はたまたまTP-Link製品だっただけで、悪いのは「カマロドラゴン」なのだと。

そして中編は「誰が標的になっているのか」という、論点がおかしい内容。

“標的に含まれない人なら安心だよ!”とでも言いたいのか。

結局3つの記事全てが、TP-Link製品の評判が落ちるのを抑える事を目的としている。


さて。

TP-Link製品の問題がこれだけならば、私の書くこの記事も説得力は低いままだろう。

しかし調べればわかるが、TP-Linkは過去に色々やらかしている。

他のメーカーだって同じだ!という意見もあるが、それが事実であるとしてもその背景が大きく違う。

そして、世界中のIT機器の大半が中国で製造され、無線LANルーターのファームウェアの多くが中国のファームウェア開発会社に委託開発された物を使っているという事実を忘れてはいけない。

背景について言えば、中国は国家ぐるみの非常に強い動機が存在する事に対し、他はそういうものが無い。

話が逸れたので戻すが、TP-Linkに関する過去の記事でこんなものがある。

プロ調査で脆弱性が大量に見つかってしまった“残念”な無線LANルーターとは?
https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2112/30/news01.html

記事の日付は2021年12年30月なので大体1年と7か月前の記事だが。

内容としては記事のタイトル通りで、各社の無線LANルーターの脆弱性を調査して比較した、というもの。

以下は記事からの抜粋。

今回の調査で特に多くの脆弱性が発見された無線LANルーターは、TP-Linkの「Archer AX6000」(脆弱性32個)とSynologyの「Synology Router RT2600ac」(脆弱性30個)だった。Synologyは調査結果を受け、無線LANルーターにとどまらず、同社全製品のセキュリティパッチを公開。こうした対応からルカフスキー氏は「ベンダーがセキュリティに敏感になっていることが読み取れる」と語る。

槍玉に上がったのはTP-LinkとSynologyだが、台湾企業のSynologyはすぐにセキュリティパッチを出したようだ。

だが、TP-Linkは?

そしてその結果がTP-Link製ルーターを標的とした攻撃につながるのである。

ファーウェイの時もそうだが、中国企業はこういう時に声明発表は早くとも行動が遅い。

そしてうやむやにするのも得意で、セキュリティパッチを出したとしても新たなバックドアとしてセキュリティホールを意図的に仕込む理由が法的に存在している。(国家情報法、情報活動への協力義務)


とまあそういうワケで、TP-Link製品も危ないという事。

でも、みんな使うのだろうなァ。


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OneDriveやMicrosoft 365がより深く統合 [OS]

Windows 11、秋のアップデートに向けたベータ
https://news.mynavi.jp/article/20230723-2732971/

以下、記事より抜粋

新しいエクスプローラーは(中略)OneDriveやMicrosoft 365がより深く統合される。


やめてくれ!!!!!!!!!!!!


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Thunderbirdを115.1にアップデートしたらおかしくなった [ソフトウェア]


私は長年、メールソフトにMozillaのThunderbirdを使っている。

出た直後からなので、もう20年近い。

そして、プロファイルフォルダの中で一番古いタイムスタンプは2005年。

一度使い始めてからプロファイルフォルダもずっと使いまわしている。


そんな中、先日このような記事を見つけた。

「Thunderbird 115」に初めてのマイナーアップデート ~セキュリティ関連の修正も
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1517925.html

その時使っていたThunderbirdのバージョンは103。

セキュリティのアップデートがあるという事もあり、アップデートする事にした。


ところが。

Thunderbirdのアップデート機能を使うと最新バージョンと出てアップデート出来ない。

この時私はもっと慎重になるべきだった。

アップデートした後に、少なくともプロファイルフォルダのバックアップを取らなければならなかったと後悔した。

自動でアップデート出来なかったため、私はThunderbirdのWebページでインストーラをダウンロードして、更新したのだ。

すると。

統合フォルダにある受信トレイなどにあるはずのいくつかのアカウントが消え、So-netとHotmailのアカウントが全てログイン出来なくなってしまった。

フォルダーモードを「全てのフォルダ」に切り替えた所、とりあえずアカウントの内容は残っているようだった。

当然、この時点で私はThunderbirdのバージョンを元に戻したが、「プロファイルが対応していない」というメッセージが出てバージョンダウンが出来なかった。

どうやらアップデートでプロファイルフォルダの中身が大幅に書き換わってしまったようだ。

こうなっては仕方がない。

ここから不具合を直して元の環境の使い勝手に近付けるための作業が始まった。


まずSo-netとHotmailのアカウントがログイン出来ない問題は、サーバー設定の認証方式が「通常のパスワード認証」から「OAuth2」という物に代わっている事にすぐ気付いた。

なのでそこを元に戻すと無事にログイン出来るように。

この点、同じく「OAuth2」に変わっていたGmailは問題なくログイン出来ていた。


そして次に統合フォルダから消えたアカウントのフォルダの復活を行った。

消えたフォルダは全て、「OAuth2」でログイン出来なかったアカウントだった。

それから試行錯誤を繰り返して元に戻す方法を発見。

具体的には、復活させたいフォルダの親を右クリックしてプロパティを出す。

すると「検索対象」という項目があるので、「選択...(H)」というボタンをクリック。

「フォルダーを選択」というウインドウが開くので、復活させたい各アカウントのフォルダの「検索」というチェックボックスにチェックを入れる。

消えた全てのアカウントでこれを行った後、「OK」、「更新」、とクリックする事で復活した。

後はユーザーインターフェイスもあちこち変更されているので、これらも全て使いやすいように直した。


さて。

アップデートで色々変わってしまうのは、正直な気持ちとして言語道断の所業だ。

だがまあ、時代の流れという事も理解出来る。

だが。

ログインの設定を勝手に変更してログイできなくするとか、統合フォルダの中身が一部とはいえ消えてしまうのは許容出来ない。

とはいえ他に選択肢が無いのでこのまま使うしかないのだが。

Thunderbirdは昔からこうしたやらかしがたまに起きる。

使い続けるには、こうした問題が起きた時に対処する能力を身に着けるしかない。



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SATAケーブルに注意しろ!! [ハードウェア]


ここ数日の間、整理前のファイル一時置き場に使っているハードディスクが調子悪い。

どのように調子が悪いのかというと、初めの頃はエクスプローラでフォルダを開いているといつのまにかウインドウが閉じている事があった。

ただ、再度エクスプローラを開くと問題なく当該のフォルダを開けるため、私自身が無意識に閉じている事もよくあるので気にしなかったのだが。

数日の間にその頻度が上がって、ある時ファイルの書き込みが途中でいきなり止まるという事が起きた。


ファイルの書き込みが止まった時、再度書き込むと問題なく終わってハッシュを比較するとファイルの同一性を確認出来たが、さすがにおかしいと思って“CristalDiskInfo”でS.M.A.R.T.の情報を調べると。

・・・どこも悪くない。

通常、ファイルの書き込みが止まるとなれば大抵セクタエラーが発生していて、S.M.A.R.T.の記録には「セクタ代替処理発生回数」「代替処理保留中のセクタ数」「回復不能セクタ数」の3つの内どれか一つ、或いは複数の項目に“1”以上の数値が書かれているが、今回の場合は全てゼロ。

一体何が悪いのかと探してみると、「UltraDMA CRCエラー数」という項目が他のハードディスクは0に対し、問題のハードディスクは“97471”という、非常に大きな数値である事に気付いた。

SATA_SMART.png
“CristalDiskInfo”による、問題が起きたハードディスクのS.M.A.R.T.の情報。

「UltraDMA CRCエラー」がカウントされているという事は、データの送受信で修復不可能なエラーが発生しているという事だ。

エクスプローラのウインドウが勝手に閉じる現象も、信号のエラーによってWindowsがハードディスクを見失い、再度接続を試みるという動作で起きたに違いない。

少なくともWindowsのシステムログにはその痕跡が多数記録されていたので、エクスプローラを開いていない時も繰り返し起きていたという事になる。


さて、問題の内容が確認出来たところで、次は問題の解決だ。

今回の場合、私はこれまでの経験からSATAケーブルの不良を最初に疑った。

単にハードディスクの調子が悪いと考えた場合、他にも

・CPU又はメインメモリの不良
・CPUやメモリ、或いはシステムバスのオーバークロックが原因で動作が不安定
・SATAコントローラや周辺回路の不良
・ATX電源の相性が悪い、或いは故障
・SATA電源コネクタの接触不良など
・ハードディスク自体の故障

という原因も考えられるが、パソコンの状態と問題の内容からこれらは無いと判断。

そこで私はパソコンのケースを開けて、SATAケーブルを交換する事にした。


問題を起こしていると思われるSATAケーブルはSATA規格がまだSATA2の頃のIntel製SSDに付属していた物で、Amphenol製のコネクタが使われている事もあって信頼性は高いと思い使い続けていたが、さすがに10年以上経つと劣化が進むようだ。

Amp_sata.jpg
取り外した問題のSATAケーブル。Amphenol製のコネクタが使われている高級品。

とにかくケーブルを交換した後は、それまでの不調が嘘であるかのように調子が良くなった。

そして、その後何度か「UltraDMA CRCエラー」がカウントされているか確認したが“97471”から増える事は無く、問題は完全に解決したと判断した。


SATAケーブルの不良はほとんどがコネクタの劣化による接触不良だと思うが、最悪の場合端子の接触部が溶けてディスク側も壊れてしまう事がある(そういうトラブルで動かなくなったパソコンを修理した経験がある)ので、あまり甘く見ない方が良い。

コネクタの端子は大気中の塵や化学物質と湿気などが原因で酸化したり硫化したり汚損したりするので、特にそのような原因が多い環境では注意した方が良いのだが、私の場合年に3~4回はケース内の掃除をしているし、室内の環境もかなり良い方なので油断があったようだ。

なんにせよ今回は問題の程度が軽く、SATAケーブルの交換で済んで良かった。


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これからのディスプレイケーブル選び [ハードウェア]

パソコン用ディスプレイとの接続に使うケーブルが、かつて主流だったアナログVGA及びDVIからDisplayPort・HDMIに変わってしばらく経つ。

2010年代は過渡期として、大抵のディスプレイにDVIとアナログVGAの端子が備わっていたのだが、ここ数年に発売されたディスプレイにはこれらの端子が無くDisplayPortとHDMI端子だけの物が主流となったのだ。


というワケで、私は過去にDisplayPortとHDMI用のケーブルを一通り揃えたのだが。

やはりここ数年に新しく出た規格によって、古い規格のケーブルが使えなくなるという事態になってしまった。

しかし、規格が更新された事で何が何に対応するのかがわかり辛い。

そこで非常に簡単にではあるが、DisplayPortとHDMIの規格と、それに対応するケーブルについてまとめようと思う。


まずはHDMIから。

規格 解像度/周波数 その他
~1.2x 2K/60Hz 1.2よりPC出力に対応
1.3~1.4 4K/30Hz Adobe RGBなど広色域に対応
2.0 4K/60Hz HDRに対応
2.1 8K/60Hz -

HDMIは元々DVI規格をAV用途向けに規格を拡張し、ケーブルを使いやすく改良したもの。
おかげでパソコン用途でも使え、しかも安いのがいい。

ケーブルを選ぶ際は、フルHDまでなら“HDMI 1.2対応”のケーブル。
最近利用者が増えているWQHD(2.5K?)なら“HDMI 1.4対応”以上。
4K対応なら“HDMI 2.0対応”、8K対応なら“HDMI 2.1対応”のケーブルを使えば良い。


次。DisplayPort。
DisplayPortは最初からコンピュータ用として設計されているので、性能と信頼性がHDMIよりも高い。
しかし、その代わりになにもかもが高価になってしまった。

規格 解像度/周波数 その他
~1.1x 4K/30Hz -
1.2x 4K/75Hz 広色域・Adaptive-Syncのサポート
1.3 8K/30Hz HDR対応、USB-Type-Cサポート
1.4x 8K/60Hz -
2.x 16K/60Hz USB4対応、ケーブルはDP40とDP80の2種

という事で、8K使いたければ1.4対応のケーブルを買っておけばOK。
4Kまでで良ければ1.2でOK、というところか。
昨年策定された2.1に至ってはケーブルが2種類とか消費者をバカにしているとしか思えない。
設計者からすれば用途毎に使い分けする事でコストダウンできると思っているのだろうが。


それにしても、今回のディスプレイ用ケーブルや、以前ネタにしたUSB用ケーブルは種類が増えすぎだ。
昔は用途毎にケーブルの種類が違うという面倒はあったが、同じ用途で使える使えないが出る事は無かった。
それが今やコネクタ形状が同じで接続も可能なのに、使ってみたらダメでした、という例があまりにも多すぎる。

一体どちらが消費者にとって利便性が良いのか?
私は前者だと思う。


VESA、最新の「DisplayPort 2.1」仕様を公開
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2210/26/news059.html

PC用ディスプレイのインターフェイス
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2016-12-19


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インターネットで一部のサイトが見れなくなった話 [ネットワーク]


今日、パソコンで天気予報を見ようと気象庁のサイトを開いた。

だがブラウザに表示されたのは、真っ白な画面に「サーバーが見つかりませんでした」という文字。

net_err.png
エラーメッセージのスクリーンショット

ネットワークの障害か?と思っていくつかのサイトを開くと全て同様のエラー。

ところがDuckDuckGoで検索をかけると正常に検索結果が出る。

そして日本国外のサイトを開くと何の問題も無く表示され、さらに日本国内のサイトについても一部は表示される事がわかった。


このような問題の場合、真っ先に思い浮かぶのがDNSの障害か、もしくはWindowzのhostsファイルの改竄だ。

そこでhostsファイルを確認すると改竄の痕跡は無し。

すると残るはDNSか。

私の環境の場合DNSはパソコンに設定されていて、“Quad9”というDNSが登録されている。

Quad9
https://www.quad9.net/

昨日までは問題なかったが、今日あたり日本国内のサーバーが用いるIPアドレスがブラックリスト入りでもしたのか。

そこで私はネットワークアダプタの設定画面を開いて、IPv4のプロパティを開き「代替 DNS サーバー」の設定をQuad9からGoogleに変更した。

dns_hen.png
DNSの設定を変更した。

その後今まで表示されなかったサイトを開いてみると、今度は問題なく表示された。


さて。

今まで信頼を置いていた“Quad9”のDNSだが。

こんな事があると考えを変えざるを得ない。

すぐに復旧するならば良いが、過去に日本のサーバーがあまりにもセキュリティが甘すぎると叩かれた事があるため、この先ずっとこのままの可能性があるからだ。

なんにせよ、日常的に利用している国内のサイトがほとんど全滅になった今回の問題は、私にとって大きな問題。

しばらく様子見するつもりだが、今から“Quad9”に代わるDNSを探すとしよう。


参考:

NURO光へ変えたお話
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2021-09-30


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Hotmail(Outlook.com?)がまた使えなくなった [トラブル]


以前から何度もメールソフトで利用出来なくなっているHotmail。

ここしばらくは問題なかったが、今日、先ほどThunderbirdを起動するとこんなメッセージが出てメールの受信が出来ない。

outlook_dame.png

もうすでにこのメールアドレスは重要なメールを受け取るサービスでは利用していないため、受信出来ないからといってそれほど困る事は無いが。


ちなみにインターネットブラウザからのWebメールサービスにはログイン出来て、メールの確認も可能。

もう捨てアカとしてしか使っていないが、それでも無いと困る。

復旧するまではWebメールで使うしかないのか・・・

参考:https://17inch.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=Hotmail


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Windows10でPINが使えないトラブル [トラブル]

今日、ASUSのZenBookでシャットダウン出来ないという問題の修正を行った。

OSはWindowz10 Pro 2022H2。
ローカルアカウントでログインしており、パスワードとは別に設定されたPINでログインする。

だが所有者曰く、ある日突然パソコンのシャットダウンが出来なくなったそうだ。
その症状は「シャットダウンすると勝手に再起動して“問題が発生したため、暗証番号(PIN)を使用できません。(以下略”というエラーを表示する」というもの。

当然、この後PINを再設定したが効果は無し。
ログイン自体はパスワードで出来るが、12桁の英数記号を使ったランダムなパスワードを入力するのはかなりの手間で、しかもシャットダウンが出来ないためACアダプタを接続していないとパソコンを使っていない間もバッテリーを消耗してしまう。

という事で私が面倒を見たのだが。
ネット上に数多あるこの問題に関する情報は全て役に立たず、さてどうしたものかとデバイスマネージャを見ると。

なんと、デバイスマネージャ上に“ファームウェア”という項目があって、そこに!マークが。 UEFIがエラーを起こしているのか?

そこで私の脳裏に浮かんだ選択肢はふたつ。
一つは、UEFIのリセット。俗に言う“CMOSクリア”だ。
だが、ノートパソコンの場合は分解が面倒なので保留とした。
そして二つ目、UEFIのアップデート。
幸い、ZenBookの型番で検索するとASUSのサポートページに最新のUEFIがアップロードされている。
なので私はUEFIのアップデートを選び、実行した。

そしてUEFIのアップデートが終わってZenBookを起動してみると。
直っていた。
デバイスマネージャ上のエラーも消えて、シャットダウン出来るし、PINを再設定するとそれも反映されていてPINでログイン出来た。

ふぅ。


さて、UEFIは旧来のBIOSが持つ様々な問題の解決策として導入されたものだが。

トラブルがあまりにも多すぎる!!!
トラブルがあまりにも多すぎる!!!
トラブルがあまりにも多すぎる!!!

しかも、Windowzを再起動したら二度とパソコンの電源が入らなくなった、という事例も過去にあって、その時はデスクトップパソコンだったのでCMOSクリアで復帰したが、こういった問題に対処出来ない人はどうしろというのだ?
UEFI導入の最も大きな理由であるセキュリティ問題も、UEFIが潜在的に持つが原因で逆にBIOSの時よりも問題が増えている始末。

UEFIにOSからデータを書き込める事が今回の“PINが使えない問題”の原因なのだろうが、あまりにもお粗末すぎるし、パソコンを使っているほとんど全部と言える人達はこの問題に対処出来ない。

一体、UEFIを作ったIntelと、問題だらけのゴミOSで金儲けしているMicro$oftは何がしたいのか。
消費者をバカにしているとしか思えない。


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それは、ジョン・レノンの声ではない

ビートルズ「最後のレコード」年内発表、AIでレノンの声抽出
https://jp.reuters.com/article/music-the-beatles-idJPKBN2Y001M

愚かな行為だ。

ビートルズは、もう存在しない。

が、彼らは自分達に都合が良い妄想を利用して商売をしようとしているし、b-トルズファンの一部はそれを本物だと受け入れて喜んでいる。


もし私が当事者(仮に故ジョン氏とする)だったとすれば、それは私に対する侮辱であり、冒涜だ。


勝手な妄想で決めつけるな!


だが、思えば音楽という“それ”自体が、聞いた者の受け取り方で千差万別の妄想を生み出すシロモノ。

“それ”は、たとえ妄想だとしても、時として多くの人を救う力になる事もある。

だが。

そうだとしても。

それはないんじゃないか、と。

このニュースを見て思った。


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長年利用しているアプリケーションプログラム① [ソフトウェア]

20世紀からパソコンを活用している人の中には、20年以上使い続けているアプリケーションプログラムがあるという人は少なくないと思う。

私の場合、そんなアプリケーションプログラムの一つにこんなものがある。

PowerWitch the Royal
https://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se161737.html


PowerWitch the Royal。

これは「バイナリエディタ」という区分に類するプログラムであり、私が長年愛用するプログラムである。

私の場合、用途は端的に言えば「プログラムの改造」。

私はPC-8801の時代からバイナリの改造を行っており、その道具として“WESTSIDE SOFTHOUSE”の提供する各種プログラムを使っていたが、「PowerWitch the Royal」はその流れを汲むバイナリエディタであり、当然に“改造”に都合が良い機能を持つ。

※バイナリの意味がわからない人はこの機に学ぶと良い。


ちなみに、バイナリ云々する人は当然にアセンブラを理解している(過去形でも可)事が必要。

何故なら“バイナリ”と云うモノは二進数の羅列の事であり、“それ”を人間が理解しやすいように記号化したモノがアセンブラと云うプログラム言語?なのだから。

言語?と“?”マークが付くのは、アセンブラそのものは“ニーモニック”という記号のルールの集合体でしかないからだ。

だがそのおかげで、「00110101110101111011100001101101」などという二進数の羅列を人間が容易に?理解出来るようになる。(ちなみにウルトラ警備隊の隊員はコレが当たり前に理解出来る描写がされておる)

細かい事はもう30年以上前の記憶なので忘れてしまったが。

当時の私は逆アセンブラで解読したプログラムの改造を行っていたのだ。
(とはいえ、自分でプログラムを作る事は事実上ゼロだったが)


話が脱線した。

とにかく、過去の経験もあって未だにバイナリエディタは手放せないツールとなっている。

スマートフォンが標準の今となっては「ナニソレ?」だが。

例え高級言語を操るのが得意な者であっても、コンピュータが二進数の命令を実行するデバイスである限り、基本は変わらない。

二進数の命令は8bitとか16bitとか32bitとか、今では64bitが標準となりつつあるが。

全ては“バイナリ”という形式に帰結し、これに従ってプログラムが実行されていく。

高級言語のコンパイラ(或いはインタプリタ)がどれほど高度に進化したとしても、バイナリを直接いじるコトには敵わない。


バイナリエディタは、私が死ぬまでお世話になる事は間違いない。


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「X86-S」アーキテクチャ [CPU]

少々古いニュースだが、現在インテルは16bitと32bitの機能を削った、64bitソフトウェアだけをサポートするアーキテクチャ「X86-S」の策定をしているらしい。

16bit/32bitサポートの“終息”でより高性能なCPUを
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2305/22/news123.html

Intel、新「X86-S」アーキテクチャで8086互換を切り捨て
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1502222.html


記事によると、この「X86-S」とやらはまだ正式に決まったわけではない。

が、いずれ正式に発表され、これに伴ってWindows OSもそれに倣う事になるだろう。


ただ救いなのは、32bitのサポートを「Compatibility Mode」として残すという。

これは恐らく、ソフトウェア的に32bitモードをエミュレートする機能になるのだろう。

互換性が完全であるかという不安は残るが、Windowz95の頃から使い続けているソフトウェアは動いてくれると思う。

しかし。

16bitのプログラムで書かれたソフトウェアは完全に切り捨てられる事になる。


ほとんど全部の人はいまさら16bit なソフトウェアなど使う機会すら無いだろう。

困るのは私のように長年利用してきた古いソフトウェアの中に16bitの物が含まれている人々だ。

もちろん替えが効くのであればMS-Dosの頃から存在する古いソフトウェアなど使う理由は無い。

だがしかし、替えが効かないからこそ私は使い続けているのだ。

なので、16bitのサポートが切れると非常に困る。


とはいえ、この「X86-S」がこの世に出るのはまだずっと先の事だろう。

そのうえOSまでが16bitのサポートを終了するのはもっと先になると思う。

その頃には、私はもうこの世を去っている可能性すらある。

また16bitのソフトウェアでたまに動かす物はフロッピーディスクで使う物がほとんどだ。

だから、必要ならばそれだけのために古いパソコンを維持すれば良い。

なので、事実上心配は無用なのかもしれない。




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東芝のTDMRとは [ハードディスク]


最近私は大容量のNASを導入しようと考えていて、そのためにIO-DATAの安いNASを買って中身を16TBのハードディスクに交換するつもりで色々調べている。

すると、東芝の「MG08ACA16TE」に関する情報に“TDMRを採用”というものがあった。

私はかつてTDMRについて記事を書いたが、現在の技術ではあのTDMRを採用するのは事実上不可能ではないかと思っている。

そこで「東芝のハードディスクに採用されたTDMR」について調べてみると、以下の記事をみつけた。


東芝に聞く、データセンター向けニアラインHDDの最新技術動向とこれから
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/1809/25/news012.html


記事によると、東芝が採用する“TDMR”は読み取りヘッドを二つ使って磁気信号の読み取り精度を向上する技術であるという。

要は記録密度を上げるためにトラック間隔を狭めると、隣り合ったトラックからの影響で読み取り時の磁気信号にノイズが乗りやすくなる。

そこで読み取りヘッドを二つにして、“隣接トラックとの干渉具合も読み取りながら、二次元的に読み取り信号を補正処理”する(記事からの引用)のが東芝の言う「TDMR(二次元磁気記録技術)」という事らしい。


記録の仕方そのものは従来と同じ一次元なのに、何故二次元磁気記録なのか!

とツッコミたくなったが、とりあえず東芝のTDMRが何なのか理解出来たので、ソコはどうでも良くなった。


まあ、信頼性が高いのであればなんでもいい。



参考:

大容量16TBニアラインHDDを市場に投入 TDMR導入によりCMR方式で大容量化を実現
https://toshiba.semicon-storage.com/content/dam/toshiba-ss-v3/apc/ja/storage/technology-center/201907_nearlineHDD_16TB_j.pdf

TDMR技術を適用してCMR方式で業界最大の記憶容量 16 Tバイトを実現したニアライン向け3.5型HDD
https://toshiba.semicon-storage.com/content/dam/toshiba-ss-v3/apc/ja/company/technical-review/pdf/technical-review-nearline-tdmr-hdds_j.pdf



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スパセブン! [クルマ]

スポーツカーが欲しい。

クルマ好きならi一度は思うコトだろう。

私は純然たるスポーツカー好きなので、ハンパなクルマでは“足”の延長でしかない。


1990年代初頭。

当時レース参戦で借金もあった私は、個人的にクルマが欲しくなった。

この時最有力候補だったのが“セブン”。

当時はケータハム、バーキン、ウエストフィールド、といったメーカーから日本国内の販売があった。


私は、この当時当然に‘超貧乏”だったので、日常で使うクルマに贅沢は出来なかったが。

当時のクルマ雑誌には200万円台から“セヴン”の広告が出ていた。

私が特に興味をひかれたのが2Lターボで300万円弱だったウエストフィールドセブン。

まあ、結局夢のままで終わったが。


今になって調べたら、1.6Lのセブンが新車で600万円超えとか。

ありえん。

何故ならセブンの構成要素を考えると、今の円安などを考えても売値は300万円台でも利益が出るはず。

というのが私の認識だからだ。

だが、商品の価格は仕入れと利益率で決まるものではない。


というワケで、セブンを買おう!

と衝動的に思った私の感情は、現実によって一瞬で鎮火されてしまったとさ。



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永遠に解り得ない [旧式パソコン]

PC-9821系用の、Socet 5 又は Socet7 用CPUアクセラレータを手に入れた。

物はMMX Pentium 233Mhzを搭載した製品で、IO-DATAの「PK-MXP233/98」というシロモノ。

PK-MXP233_98.jpg

端的に言えば「PC-9821用のMMX Pentium 233Mhzのオーバードライブプロセッサー」である。


「オーバードライブプロセッサー」

今では馴染みがない単語だろう。

昔は性能向上を目的とした交換用CPUは「オーバードライブプロセッサー」(以下ODP)という名前の製品として売られていた。

何故なら、パソコン用CPUの製造元であるIntel自身がそういう名前で自社のCPUを売っていたからだ。

なので、他の会社も同じ目的のパソコン用品に対してODPという名を付ける事が慣例になっていた。


さて。

今回ネタになった「PK-MXP233/98」。

この商品が顧客として想定していたのが、Pentium系のCPUを搭載する、NECのPC-9821系パソコン。

PKシリーズ対応機種一覧表「NEC PC-9800シリーズ」
https://www.iodata.jp/products/cpu/sheet/pk_9801_tbl.htm

要は「FSB の3.5倍で動作するMMX Pentium」を、お手元のPC-9821シリーズに如何Deathか・・・と。

このODP。

その効果は非常に高く、Pentium 100Mhz程度の9821に取り付けると、体感でわかるほど激速になった。

元が100Mhzならば単純に約3倍だ。

もちろん、その後に出たK6系のODPはその上を行く性能だったが、その頃になるとPC/AT互換機を買う方がコストパフォーマンスが上だったので、私もPC98x1から自作のPC/AT互換機に移行したが。

PC-98x1シリーズが積み上げた十数年という歳月の間に定着した文化はそう簡単には消えるわけもなく。

21世紀初頭まで、この手のODPに対する需要は消えなかった。


が。

21世紀になって四半世紀になろうとする今、もはやこの話を理解出来る者は「当時を知る者」以外に居ない。

CPUパワーのインフレーションと、アプリケーションソフトウェアの非効率化がここまで進んだ今となっては、CPUの動作速度が100Mhzから200Mhz程度に上がったとか意味不明。

時代は底辺が3Ghz、上は6Ghzの時代なのだ。


こうなるとPentium 100Mhz前後が基準だった頃のことなど、2023年現在の大衆に理解出来るかといえば不可能。

これは永遠に解り得ない。

だが。

だからこそ、今、こうした価値観を残すべきではないのかと思う。

理由は、一言で言えば「自らの傲慢さを理解するため」だ。

限られた資源を有効活用する、という意味では、当時は今と比べる事が出来ないほど進んでいた。

逆に言えば今は退化の進行が凄まじいのだ。

とはいえ。

21世紀後に生まれた人達にこれを理解せよというのは無理。

永遠に解り得ないのである。


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ナノマシン兵器 [雑談]

ウクライナでの戦争を見ればわかるように、対称戦の場合はこれまで有効とされてきた大型兵器の多くが無用の長物と化した。

特にそう言えるのがステルス戦闘機。

極めて高価で維持運用にかかる経費も極度に高く、利用可能な状況ではたしかに費用対効果は高いが、それが成立する条件は今後ほとんどゼロと断言出来る。

何故なら2023年現在のレーダーとミサイル技術(含む個人携帯が可能な対空ミサイル)は、ステルス戦闘機がこれらの防空設備を破壊可能な距離よりも遠くからステルス戦闘機を破壊できるからだ。(具体的には、対ステルスレーダーでステルス戦闘機を発見→最寄りの発見がほとんど不可能な小さな対空設備から目標まで数kmの近距離で対空ミサイルを発射→撃墜という流れ)

何故ステルス戦闘機が最新のレーダーで容易に発見出来るかというと、単純に現代の飛行機自体が大きいからだ。

だからこれまでの「レーダーでは発見出来ない」という、そもそも誤った常識は通用しなくなった。

その理由は、ステルス戦闘機はレーダーでの探知を通常の飛行機より近距離になるまで難しくするという効果しかないというのが現実だからだ。

もし、ステルス戦闘機が今まで言われて来たような“最強兵器”というのが現実だったら。

ウクライナは2022年の2月中に、ロシアによって占領されていただろう。


さて。

ステルス戦闘機に代わり今後最強となる兵器は何かというと。

すでに実証されているように、それは超小型のUAVである。

私は10年以上前にこの持論を某サイトでブチ上げたが、重厚長大が最強とする論に塗りつぶされてしまった。

だが現実は御覧の通りである。

どんなにレーダーが発達しても、無数の小鳥が分散して絶え間なく情報収集し、或いは自爆攻撃する状況に対応出来るのか。

答えは、否、である。

対応するには、小鳥と同程度の大きさしかないUAVを識別可能なレベルの高性能なレーダーを網の目のように設置した「レーダーネットワーク」(※これはあらゆる手段のレーダーが必要になるだろう)で補足し、さらに侵入してきた無数のUAVを永続的に破壊する手段がなければならない。

これを戦時中に維持できるのかといえば現実的に不可能としか思えない。

何故なら安価で大量に使い捨て出来る兵器が主流ともなれば、飽和攻撃も簡単だからだ。
※これは現実に、現在進行形で生きた人間を使って行われている。


すると、その究極はどうなるのか。

これはもう兵器の小型化を極限まで追求する事になるだろう。

その行き着く先は「ナノマシン兵器」である。

SFの世界になってしまうが、ウイルスと同等のサイズまで小型化された兵器が、人知れず、兵器と兵器のぶつかり合いどころか小銃の撃ち合いすら起こる前に、戦争の勝敗を決するのだ。

ナノマシン兵器が実用化されれば、地球上の70憶人を超える人間を、1秒の誤差も無く同時に殺害する事も可能になるだろう。

当然、その効果は制御可能で、特定の地域の特定の人間だけを殺す、という事も簡単だ。


さあ、これからどうなるのか、少なくとも今よりさらに最悪な状況が現実となるのは私がこの世を去った後になるだろう。

私の経験では、人類の常識は近隣の人間関係ですら「自分中心のワンダーランド」(※含む~活動家やそれに類似する者)という状況なので、問題の本質について気付く人はほとんどなく、これからも良い方向への状況変化は期待出来ないとしか私には思えない。



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続・12VHPWRコネクタについて [ハードウェア]

12VHPWRコネクタについて新たな情報を得た。

なんでも提唱者のIntelが、12VHPWRコネクタの端子を設計しなおしたそうだ。

以下、情報を得たサイトの記事からの引用。


インテルは現在、12+4ピンATX 12VHPWR電源コネクタのオスコネクタのデザイン更新に取り組んでいます。この再設計は、コネクタの接続と保持を強化し、不適切な嵌合や保持による潜在的な火災の危険性を低減することを目的としています。

このオスコネクターは、既存のデバイスで使用されているメスコネクターと完全に互換性があります。主な変更点は、コネクターピンの接合部を従来の「3ディンプル」から「プッシュスプリング」タイプに変更したことです。これにより、ケーブルの曲げ伸ばしに耐える耐久性が大幅に向上し、接触が弱くなり断線しにくくなりました。

この設計変更により、コネクタの構造的完全性と安定性が向上し、接続不良による電気火災のリスクが低減されます。この設計変更により、インテルは、幅広い機器において、電源コネクタの安全で信頼性の高い性能を保証します。


以上。


要は設計に不備があったので直したと。

でも問題の原因は利用者にあるから!悪いのは利用者だから!

という事らしい。


まあ修正前と後の絵を見たが、これはこれで別の所が問題になると思う。

12VHPWR_new.jpg
設計しなおされた端子の図。右側が新しい物だが、この作りだと接触不良は防げても端子そのものがかなり発熱しそうで怖いし、数回の抜き差しで簡単にユルくなるような気がする。

なので、私なら今までの物を使う。

さて、どうなることやら。


参考:
12VHPWRコネクタについて
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2023-03-07

引用元:
Intel Preps Improved Design for 12+4 Pin ATX 12VHPWR Power Connector for Enhanced Safety
https://www.guru3d.com/news-story/intel-preps-improved-design-for-124-pin-atx-12vhpwr-power-connector-for-enhanced-safety.html


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12VHPWRコネクタについて [ハードウェア]

久しぶりのブログ記事は、12VHPWRコネクタについて書こうと思う。

年が明けてもう2ヵ月以上経った今、この話はとっくに賞味期限が切れているとは思うが。

昨年12月の頭にはこの記事を書き終わって投稿するつもりが諸般の事情で不可能となったのだが、この件に関しては特に、書きかけのままで終わりたくはないと思ったので、今になって改めて記事の足りない部分を書き足し、必要な部分は大幅に書き直してブログに上げる事にした。

なお、昨年11月に私が調べた時点で米国のコネクタメーカー「Amphenol」のサイトには12VHPWRのコネクタに関する情報が出ていたため、図面を含むこれらの情報は記事を書く上で大変参考になった。

興味のある方は「Amphenol」のサイトを訪れてみてほしいと思うし、さらに情報が欲しければ製品名「Minitek Pwr CEM-5 PCIe Connector」で検索してみるのも良い。


以下、その記事。


GeForce RTX 4090搭載ビデオカードの12VHPWRコネクタ焼損事故多発で有名になった12VHPWRコネクタ。

NVIDIAの調査ではビデオカード付属の「PCIe電源コネクタから12VHPWRコネクタに変換するケーブル」に問題があるとか、利用者がコネクタをしっかり奥まで差し込まない事が原因であるというような結果らしいが。

実際には12VHPWRコネクタの設計そのものに“も”問題があると、私は考えている。

12VHPWR_con.jpg
今回記事を書くための資料として買った、CORSAIR製 PCIe-12VHPWR変換ケーブルのコネクタ部の写真。ピンボケはご容赦願いたい。


12VHPWRコネクタの抱える問題

まずは問題となったビデオカード付属のPCIe→12VHPWR変換ケーブルの問題点を並べる。

1.変換ケーブルの12VHPWRコネクタが12VHPWR規格の仕様に準拠していない。

  当初この根拠は私の知識と経験だけであったが、その後以下の記事が掲載されて証明された。
  
  PCI-SIG、12VHPWRコネクタに関してメンバー企業に注意を喚起
  https://news.mynavi.jp/techplus/article/20221202-2527419/
  
  一言でいえば「コネクタの品質が悪い」のであり、これは端子の作りや材質も含まれる。
  特に端子に関しては材料に銅合金を使う以上、合金の組成や熱処理、加工方法や完成品の
  寸法精度、メッキなど全てに問題があったとしてもおかしくはない。

2.コネクタとケーブルの接合方法が基盤への半田付けという事に問題がある。

  この問題は先述の1に関係するが、昨今のビデオカード形状に絡んでケーブルの取り回しが
  しにくい原因となって、コネクタに本来ありえない負荷がかかって端子の接触不良を誘発する
  可能性を高める。

3.コネクタの大きさに対してケーブルが太すぎ、コネクタへの負荷荷重が大きい。

  この問題は2に絡む問題であり、2と同様に接触不良を誘発する原因だと私は考えている。


次は12VHPWRコネクタの規格に関する問題。

1.コネクタが小さくて操作しにくいため、中途半端な挿入になりやすい。

  これについては説明不要と思うが、この問題はPCIe規格の電源コネクタも同じかさらに悪い。
  この問題はビデオカード側の設計も絡むので、一概にそうとも言えないのかもしれない。
  ただし、コネクタの接続操作とは無関係だが、コネクタを小さく作るには端子の小型化が
  避けられないため、端子の接点容量が小さくなるという問題の原因にはなり得る。

2.コネクタの接点容量が足りない。

  規格上最大600Wに対応する12VHPWRコネクタは、12本のピンで600Wを賄う。
  これは端子のピン一本当たり8A以上の電流が流れる事を意味する。
  今回問題になったRTX 4090は最大400W程度の消費電力で、ピン一本で5.5A以上。
  しかも複数の端子で電流を流す場合、全ての端子が同じ電気抵抗で接続されているわけでは
  ないので、流れる電流は端子毎に違う。従って12本の内には6A以上流れる端子もあるだろう。
  そもそも端子と接続する電線の断面積と比べて1/4以下の断面積しかないピンで、接点部分の
  接触も4カ所とはいえ全て点接触という事も考えるとコネクタの端子は相当に発熱するはず。
  この発熱が約200℃まで耐えるポリイミド樹脂製コネクタハウジングの強度を落とさない範囲で
  あれば良いが、もし超えた場合ケーブルによる負荷荷重で端子の位置がズレるとさらに発熱し、
  最悪短絡する事もあり得る。(熱はビデオカード基盤やケーブルなどに逃げるが、それも限度がある。)
  また、端子の発熱は一定以上になると端子のバネ特性を失わせる。
  バネ特性を失った端子は当然に接触不良を起こし、発熱増加→焼損、となる。
  ちなみに普通は規格に準拠した高品質なコネクタなど、自作パソコンの部品には使わない。
  だからなおさら安全係数を十分に取った設計に変更すべきだ。
  ちなみにAmphenol製の12VHPWRコネクタは端子一本当たり9.5A!流せる事になっている。
  ああ、恐ろしい。

3.コネクタの強度そのものが足りない。

  あれだけ小さなコネクタなので、多少温度が上がっただけでコネクタハウジングの強度や剛性が
  足りなくなって変形してしまう可能性も考えられる。
  変形すれば当然にピンの接触に影響が出て、以下略。
  注意深い者ならば、ビデオカードの取付け時に電源ケーブルの取り回しに細心の注意を払い、
  コネクタに余計な力がかからないような取り回しをしたり、ケーブルをビデオカードのコネクタ
  以外の物で固定・・・例えばケーブルを止めるためのステーを追加するなどしてこれにケーブル
  の荷重のほとんどを負わせて、コネクタには一切荷重がかからないようにする。
  だが多くの場合、まったく気を使わないか、気を使っているつもりで実際は考えているようには
  なっていない事が普通だ。
  だから、コネクタハウジングも端子同様安全係数を大幅に取った設計が必要だと私は思う。
  昨今はビデオカード用のケーブルも太く、本数が多なって、重く、硬くなる傾向が強い。
  この問題は気付いていない人がほとんどだと思うが、設計者はこれを意識して設計すべきだ。


番外。

パソコンの内部に使われる電源用コネクタの中には、品質が悪い物がかなり多い。

中にはコネクタを接続する時にコネクタハウジングからピンが抜けてしまう物があり、これが単に接触不良で電流が流れないだけならば良いのだが、中途半端に抜けて接触自体はあるような場合、これが原因で焼損が起きる事がある。

また、ピンが抜けない場合でもオスとメスのピンが平行に挿入されない場合があって、これが端子の変形を招いて接触不良を起こし、発熱から焼損に至る場合もある。

さらに、ハウジングの材質や精度などが悪く、コネクタ自体が壊れた事も経験している。

電気はとても怖いものだ。

パソコンが壊れるだけならばまだ良いが、これが火事になって家が全焼、ともなればどうだろうか。
(まあコネクタハウジングやケーブルの被覆のほとんどは焼損しても炎が出ない自己消火性のある樹脂が使われているから、火事になる事はまず無いとは思うが・・・絶対にそうならない、とは言えないし、条件次第とはいえ実際に炎が出る事も無いわけではないので)

関係者全てに言いたい。

この問題を甘く見るな、と。



参考:

続・12VHPWRコネクタについて
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2023-03-14

グラボの電源コネクターが変わる? 大電力に対応する新規格「12VHPWR」
https://ascii.jp/elem/000/004/088/4088881/

Intel ATX 3.0 16-pin Power Connector for PCIe Gen5 is Smart, Has Four Power-Delivery Variants
https://www.techpowerup.com/292563/intel-atx-3-0-16-pin-power-connector-for-pcie-gen5-is-smart-has-four-power-delivery-variants

PCIe Gen5 "12VHPWR" Connector to Deliver Up to 600 Watts of Power for Next-Generation Graphics Cards
https://www.techpowerup.com/287682/pcie-gen5-12vhpwr-connector-to-deliver-up-to-600-watts-of-power-for-next-generation-graphics-cards

Minitek Pwr CEM-5 PCIe Connector System
https://www.amphenol-cs.com/product-series/minitek-pwr-cem-5-pcie.html

Amphenol FCI Minitek Pwr CEM-5 PCIe コネクタシステム
https://www.mouser.jp/new/amphenol/amphenol-minitek-cem-5-pcie-connector-system/

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メモリとSSDが安いのにパソコンの価格は下がらない [ハードウェア]

半導体メモリ大手の先行指標、Micronの営業損益が赤字に転落
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1467737.html

まあ、この記事を見るまでもなく知られた話だが。

DRAMとNAND Flashの製品は、急激な需要の低下によって世界的インフレと円安やサプライチェーンの乱れによる輸入品の高価格化の中、安値を維持し続けている。

自作パソコン業界の中だけで見ると、CPUとマザーボードが昨年よりかなり値上がりしているのに対し、メインメモリとSSDは逆に安くなっているほどだ。


かつてはメインメモリとSSDが完成品パソコンの製造コストに占める割合は大きく、DRAMとNAND Flashの価格が下がるとパソコンの値段も下がったものだが。

今はDRAMとNAND Flashが安いのに、逆に値上がりしている始末。

そのうえDRAMとNAND Flashが安いと言っても円安などの影響でそれほど安いとはいえない。

さらに言うと、メインメモリがDDR4からDDR5に切り替わっていく過渡期であるために、メモリモジュールの価格はDDR5の場合DDR4よりも割高であり、そういう意味でもメインメモリは安いとは言えない。

とはいえ、NAND Flashの価格下落は主に大容量なSSDに対し目に見える影響が出てはいる。

これらの製品がまだ高価だった頃と比べると、確実に買いやすい値段まで下がっているのだ。


というワケで、今は新たにパソコンを買う時ではない。

どうしても必要な場合を除いて。

その代わり大容量なSSDは若干買いやすくなった。

今後、円が今年の年初並み(115円程度)とまではいわなくとも、せめて120円程度まで戻れば、この状況も変わるだろうが。

来年中に130円よりも円高になる可能性は低い。


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価格性能比で勝負のRadeon RX 7000シリーズ [ハードウェア]

結論から言おう。

先日販売開始された、AMDの「Radeon RX 7000 シリーズ」は、競合の「GeForce RTX 4000シリーズ」と比較して価格性能比に優れる。

その性能差はハイエンドの「Radeon RX 7900 XTX」と「GeForce RTX 4090」との比較で平均10%未満であり、価格は2/3以下だ。


絶対性能では相変わらずGeForceには及ばないRadeonだが、ここ数年は競争力を持つと言えるほどに進歩している。

しかもGeForce RTX 4090と比較出来るほど高性能な物まで出せるとは。

私はGeForce RTX 4090が出た時、これでまたAMDは性能競争で突き放されたと思ったものだ。


さて。

話は変わるが、昨今のビデオカードについて思う事があるので書きたい。

一つ目は高性能化について。

まだ3Dゲームが新しかった頃、具体的には20年以上前、当時はゲームの中に3Dの物体が“リアルに”描画され、それがリアルタイムで動く事が新鮮であり、感動したものだ。

当時のビデオカードは最初ヒートシンクすらなく、その後ヒートシンクが付くようになったが、それも非常に小型のものであり、拡張カードスロットを二つ分も占有するなどありえない事だった。

だが現在、時代は大きく変わった。

一つはリアルさの基準が変わって、より実物に近い表現を追及するようになった事。

昔はかなりデフォルメされた物でも十分“リアル”に感じたが。

今では実写に近いものが普通になり、さらにリアルタイムレイトレーシングまで導入される始末。

簡単に言うと昔と今の違いは、セル画アニメと実写映画の違いと思えばいい。

そして20年前から約十五年間はその過渡期であった、と言える。

結果として20年以上前と比べてビデオカードの演算性能は数百倍から千倍以上と大きく上がり、消費電力も最大で100倍以上となった。


この変化を可能としたのが半導体の微細化で、リアルさを追求するために必要な計算能力を持つトランジスタの集合体を、パソコンにふつうに収まる規模の大規模集積回路として製造出来るようになった事がブレイクスルーになったというワケだ。

ただし、その代償としてビデオカードの製造原価が上がる事になった。

これに関連して進んだビデオカードの価格高騰が、もう一つの思う事だ。

チップ面積はほとんど変わらないのに微細化が進んだ結果の製造原価上昇と共に、消費電力の増大により増えた熱の処理のためヒートシンクは年々大型化している。

専門の情報サイトでレビュー記事を見るとわかるが、基盤面積に対しヒートシンクの大きさと複雑な構造が目に付く。

このヒートシンクとファン及びカバー類だけで、ちょっとした値段になるのは誰にでも想像出来るだろう。

また消費電力の増大にともなう電力供給。

これも20年以上前の簡素な電源回路と比べて大幅な原価上昇要因と言える。

これに必要な設計の手間と部品点数の多さが原価を押し上げているのだ。

それに加えてデバイスドライバの開発コストも上がっている事も無視出来ない。

3D対応黎明期は1.44MBのフロッピーディスク1~2枚だったドライバの容量が、2000年頃にはフロッピーディスクによる供給が無理なほど容量が増えてCD-ROMによる供給が当たり前になり、今やCD-ROMにも収まり切れないほど大きくなっているのだから。

ちなみにビデオメモリは原価としてあまり変わっていないかもしれない。

例えばS3のViRGEが出た頃(1995年)のDRAMは1MB当たり1500円ほど、当時はハイエンドで4MBが主流だった。

今はDDR5 16GBで9000円程度、1GBあたり560円として12GBで6720円。まあ大体同じくらいと思う。

VRAM専用メモリは一般のメインメモリとは違う値段なので単純な比較は出来ないが、大雑把には合っているだろう。


ということで、昔はハイエンドで5万円前後という基準があったが。

今では10万円前後が基準でも仕方がない、そのうえ2022年現在は日本とアメリカの経済格差に加えて円安の影響でさらに倍、というのが現実という事になる。

まあGeForce RTX 4090などは20万円どころかその倍近い値段だが。

あれはハイエンドのさらに上、という位置付けでプレミアムが付いているから製造原価がどうこういうものではない。

1ドル70円台の時代が懐かしい・・・あの頃ならRTX 4090は日本円でいくらになっただろうか。


参考

レビュー AMD Radeon RX 7900 XTX
https://www.4gamer.net/games/660/G066019/20221212075/

「Radeon RX 7900」の性能をチェック!チップレットでどこまで進化したのか?
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1462794.html


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今後のローエンドCPUの価格 [CPU]

私が初めて自作パソコンを組み立てたのは1997年9月の事。

当時は新品のデスクトップパソコンで一番安い物でも15万円前後はしていたと記憶している。

しかし、自分で部品を買って組み立てると同等スペックのパソコンが10万円以下だった。

ちなみにその時私が選んだCPUは、秋葉原の高架下の店でバルクで売られていたローエンドCPUのMMX Pentium 166Mhzで、確か1万8千円だったと思う。(当然だがオーバークロックして、バルクで4~5万円していたMMX Pentium 233Mhzと同じ動作周波数で使った)


その後ローエンドCPUは価格の下落が続き、2000年以降は5千円前後の時代が長く続いていた。

一番安い時はCeleronが3780円とかそんなものだった気がする。

現在は世界的なインフレと円安の影響があるにしても、最新のCeleronが7千円台で買える。

だがそういう時代はもうすぐ終わってしまうようだ。


この記事を読むとその理由をよく理解出来る。

消える100ドル未満のプロセッサ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tidbit/1457501.html


記事の内容を要約すると以下の二つに絞られる。

一つはCPUの製造原価が上がっている事。

昨今のCPUはEUVリソグラフィを用いる製造プロセスに変わっているため、ウエハの製造原価がハネ上がっている。

しかも今後は複数のチップを一つのパッケージに乗せる“チップレット”とか“Foveros”が主流になるので、一個のチップ価格がダイ面積の削減で安くなったとしても複数のチップを載せるので相殺されるどころか逆に原価が上がり、さらにパッケージも複雑になってこれも原価を押し上げる要因になっている。

この二つの要因によって、今後は単純な原価が100ドル以上になるという話だ。

ただ、ローエンドCPUの場合選別落ちのチップを使うなどするので単純にそうとも言えない部分がある。

例えば“Core i”の名を付けられない選別落ちのダイを捨てずにローエンド製品に使うのであれば、原価計算が変わるという事も考えられるからだ。


そして二つ目。

昨今のOSとアプリケーションがとても重くなっているという事から、今までのように「作業内容が軽い用途ではCeleronで十分」という考えが通用しにくくなっている事。

たしかにCeleronのパソコンはWindows updateがとても重く、時間がかかる。

WordやExcelのファイルを開くにも、Celeronだと数秒から十数秒待たされる事がある。

この辺りは単にアプリケーションのプログラムがゴミという事なのだが、もう今の時点でそれが普通なのだ。

かつては限られたCPUの性能を如何に生かすか、というプログラム技術が必要な時代だったが、今は有り余るCPUパワーでゴミ同然の遅いプログラムを力で動かす時代という事だ。

なにしろWindowsのエクスプローラーはWindows95の時代の方がレスポンスが良いのはよく知られた話。

CPUの処理能力が1/1000の時代よりも、今のプログラムの方が遅いのである。

だから、CPUパワーが足りないと生産性が極度に落ちる、というワケだ。

すると性能が低すぎるCPUは売れなくなるので、ある程度コストをかけた高性能CPUがローエンドに収まると。


以上の事から、現在の為替レートで計算した場合、今後のローエンドCPUの価格は2万円前後にまで上がる可能性があると。

まあ実際には1万2千円~くらいになるとは思うが・・・

ただそれでも私が初めて自作した時よりは安いのか。

しかし当時はオーバークロックで場合によっては倍以上の性能に上げる事が出来た。

嗚呼、何か色々と喪失感を味わう事が多い時代だなァ・・・



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あからさまな世論誘導工作 [雑談]


記事の内容に色々と疑問はあるが、書かれている事を鵜呑みにせず、それを踏まえて読むと色々とためになる“JBpress”の記事にこんな記事が掲載されている。


ロシアより先に戦争を始めたのは米国とウクライナの可能性
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72795


この記事を読む前に、まずはこちらを参照する必要があるので、興味がある方は見てほしい。


大崎 巌の人気記事
https://jbpress.ismedia.jp/search/author/%E5%A4%A7%E5%B4%8E%20%E5%B7%8C


見るとわかるが、2016年と2019年の記事タイトルは結果から言ってこの著者の書く記事がどういうものかを証明していると言えよう。

さて。

記事の内容については省くとして、記事に対する私の率直な意見を書こう。


この記事の内容は部分的に正しい例もあるが、大半がロシアに都合が良い作り話である事に注意する必要がある。

嘘に事実を混ぜ、思考誘導する意図がはっきり見える。


ただし、ロシアのウクライナ侵攻の一因がアメリカやヨーロッパ諸国にある事は決定的な事実だ。

ロシアがクリミアを武力で強奪したことも含め、あらゆるロシアの戦争行為を未然に防ぐ事が出来た事をあえて戦争へと誘導したのはアメリカを筆頭とする欧米諸国である。(ちなみに日本も過去に同じ事をやられている)

だが、21世紀の世界情勢と価値観で言えば、ロシアの行った戦争行為は正当化が許されない蛮行である事は疑う余地がない。


当然だが、「先に戦争を始めたのどちらか?」という問いの答えはロシアである。

その根拠はウクライナ国内の問題はあくまでウクライナの問題であり、ロシアは関係が無いからだ。

ウクライナ国内のロシア人を救いたければ、戦争以外の方法で行う事が当たり前なのである。


結論を言えば、ロシアもアメリカもやっている事は同じと言わざるを得ないが、だからといってロシアの行為を受け入れる事も出来ないのである。


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Assetto Corsaを衝動買い [ソフトウェア]



現在、Steam というゲームのオンライン販売サイトで“オータムセール”というものが開催中らしい。

Steamでオータムセール開催中!
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2211/23/news064.html

Steam
https://store.steampowered.com/


このニュースを目にした私は、ハッ!とした。

そういえば、Steamには“Assetto Corsa”があるではないか。

“Assetto Corsa”は以前、興味を引かれて少し調べたのだが。

わざわざ買ってまで遊ぼうという気が起きなかった。

何故なら、ゲームを買ってもハンドルコントローラを持っていないので、楽しむには大きな壁があったからだ。

それ以前にゲームを遊ぶ時間を作るのが難しいという問題もあるが。


ところが。

いざSteamのサイトを見ると、なんと80% off。

ならばとりあえず買っておこう、と思った。


・・・・・・・・・。

さて、買ったは良いものの、ハンドルコントローラが無いどころかゲームを遊ぶ環境そのものが無い。

とりあえずメインPCにインストールするのは無しとしても、過去の部品で一台組む事は可能だ。

となると、あとはハンドルコントローラか。

う~ん・・・

プレイステーション3とグランツーリスモ5を買って、遊ばずにそのまま放置した過去がある私だ。

今回もそうなるかもしれない。


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Windows10 Proでgpeditが使えない [OS]

今日、とあるWindowz10 Proのパソコンをメンテナンスしていた所、グループポリシーエディタが起動しない。

Windowz10曰く、ファイルが無いとかなんとか。

さて困った。


仕方がないのでコマンドプロンプトを管理者権限を起動して以下のコマンドを実行し、システムファイルの修復を試みる。

sfc /scannow

dism /online /cleanup-image -restorehealth

sfcdism.png
コマンドを実行した結果のスクリーンショット。

二つのコマンドが終了するのを待って、正常に終わった事を確認する。

たまに正常に終わらず修復に失敗する事もあるのだが、今回は無事に終わってホッとした。


そしてコマンドプロンプトのウインドウで以下のコマンドを実行。

gpedit

すると今度はなんなくグループポリシーエディタが起動した。


なんというか、Windowzはシステムファイルが壊れる事があまりにも多いという印象が強い。

今回はWindows updateを行った後だったので、アップデートが上手くいかなかったのだろうか?

「sfc」と「dism」、この二つのコマンドも、システムファイルの修復に失敗する事が少なくない。

Micro$oftは利用者の負担を増やす事しか出来ないのか。

手間と時間がかかる分、損害賠償したいくらいだ。


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とても嫌な予感 [雑談]

2nm世代の国産化へ、国内8社出資の製造会社Rapidus始動
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2211/11/news155.html

・・・。

サブタイトルに「10年の遅れを取り戻す」とあるが。

実質は20年じゃないのか。ヘタをすると無限大とも。

理由は、簡単に“2nm”と言うが、をれを実現するために必要なモノが日本には無いからだ。

特に“人”。

私は、2nmを実現するための技術者と、技術者をサポート“出来る”人材が、今の日本にはゼロだと確信する。

それをゼロから育てるには一体何年かかるというのか。

10年では到底足りないだろう。

ならば海外から買ってくるか?

それは無理だ。

可能なケースがあったとしても、到底数が足りない。

しかもそういった人を活かせる環境作りも必要なわけで、それこそ能力がある者を薄給でコキ使い、不況になれば簡単に放り出すような“美しい国・日本”が、そんな事出来るはずもない。

だから、“Rapidus”とかいう会社は、何の成果もなく潰れる確率99%だと思う。

こういう事を実行するなら20年遅い。

やるなら小学校から大学までの教育も全面的に見直す必要があるし、現在各方面で権力を持つ者達の世代交代も必要だ。

だから、まァ無理だろう。



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