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フッ素グリスを買え! [工具・ねじ]
先日フッ素グリスを買った。
主な用途はパソコンの整備で、樹脂製の動く部分に使ったり、フロッピーディスクドライブや、CD、DVDなどの光学ドライブなど、機械的な動作のあるデバイスの潤滑用だ。(ただし場所によっては使う事が出来ないことに注意が必要)
フッ素グリスは非常に高価であるが、同時に優れた特性を持つ。
それは、潤滑油がほとんど蒸発や変質する事がないため、熱や機械的な作用による消耗が無ければその潤滑性が半永久に持続すること。
そして少量を薄く塗布する場合、他のグリスではどうやってもホコリを呼び込むがフッ素グリスは逆に汚れやホコリが付きにくくなる。(ただし静電気による吸着は防げない。)
古いパソコンのドライブ類やカバー類などの整備に使う場合、これ以上ない潤滑油であると言える。
実のところ、私は今回買うまでもなくフッ素グリスはすでに所有している。
過去に買って所有しているのは以下の製品。
AZ BGR-002
https://www.az-oil.jp/BG011
たったの5gで770円(税込み)とかなり高価。
しかしこの製品、実はフッ素グリスとしては手に入れやすい安価なパッケージである。
何故なら、フッ素グリスは一般にはほとんど出回っておらず、普通は業務用で大容量のパッケージで万単位の価格が設定されているからだ。
例えばこれ。
太洋株式会社 KF2024 高性能フッ素グリース1kg
https://www.taiyo-kabu.co.jp/products/detail.php?product_id=1063348
1kgで税込み約29万円もする。
また他社製品の少量パッケージでも、一番安くて50g 1万円程度とかなりの高額なのである。
そして今回私が購入したのは、AZのMGR-001という製品。

AZ MGR-001 バイク用 フッ素グリス 純度100% 50g
https://www.az-oil.jp/shopdetail/000000000248/
なんと50gで2933円(税込み)。
個人で買うにはこれでもまだ高価に思えるが、分解が面倒な場所を出来るだけ長期間潤滑したい用途においては、これに勝るグリスは存在しない。
今回追加で買った理由は、フッ素グリスの材料にも使われている有機フッ素化合物の一部に対して非常に厳しい規制がかけられるというニュースを見たから。
半導体部材に規制強化、2025年にも有機フッ素化合物の使用制限
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06783/
このニュースの通りだとすると、半導体不足は今後加速の一途とたどる以外の道は無いように思える。
つまり、近い将来パソコンどころかスマホなんかも作れなくなるというワケだ。
ただ実際この話は何年も前から出ていて業界全体で準備や対策が行われているため、今すぐどうにかなるというコトはないらしい。
危急の問題としては半導体製造で必須の冷却材に使われているフッ素化合物を製造する工場が閉鎖に追い込まれた事で、一時的に半導体の製造が滞る可能性があるということ。
3Mベルギー工場停止、驚愕のインパクト ~世界の半導体工場停止の危機も
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2204/11/news069.html
半導体分野の問題に関しては、新しく規制に引っかからない新製品の開発が望まれる。
話を戻すが、こうした問題が表に出始めている以上、フッ素グリスへの影響もゼロではないと私には思える。
しかも現在は世界的な物価高騰に加えて歴史的な超円安でもある。
日本国内に限った話かもしれないが、近いうちに有機フッ素化合物を材料に使う製品の入手性に影響が出る可能性があるかもしれない、と私は考えている。
というワケで、初めに買った5gのフッ素グリスを使い切っていないのに追加で50g買った。
私の使い方ではパソコン用だけで到底使い切れるものではないが。
まァキャブレターの整備等、自動車整備にも使えるので、そこは問題ないだろう。
参考:
飲料水中の有機フッ素化合物の規制と現状
https://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/water/topics-water/210707.html
化学物質PFASとは何か?
https://sustainablejapan.jp/2021/01/17/pfas/58068
フッ素化合物 規制
https://duckduckgo.com/?q=%E3%83%95%E3%83%83%E7%B4%A0%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9+%E8%A6%8F%E5%88%B6&ia=web
主な用途はパソコンの整備で、樹脂製の動く部分に使ったり、フロッピーディスクドライブや、CD、DVDなどの光学ドライブなど、機械的な動作のあるデバイスの潤滑用だ。(ただし場所によっては使う事が出来ないことに注意が必要)
フッ素グリスは非常に高価であるが、同時に優れた特性を持つ。
それは、潤滑油がほとんど蒸発や変質する事がないため、熱や機械的な作用による消耗が無ければその潤滑性が半永久に持続すること。
そして少量を薄く塗布する場合、他のグリスではどうやってもホコリを呼び込むがフッ素グリスは逆に汚れやホコリが付きにくくなる。(ただし静電気による吸着は防げない。)
古いパソコンのドライブ類やカバー類などの整備に使う場合、これ以上ない潤滑油であると言える。
実のところ、私は今回買うまでもなくフッ素グリスはすでに所有している。
過去に買って所有しているのは以下の製品。
AZ BGR-002
https://www.az-oil.jp/BG011
たったの5gで770円(税込み)とかなり高価。
しかしこの製品、実はフッ素グリスとしては手に入れやすい安価なパッケージである。
何故なら、フッ素グリスは一般にはほとんど出回っておらず、普通は業務用で大容量のパッケージで万単位の価格が設定されているからだ。
例えばこれ。
太洋株式会社 KF2024 高性能フッ素グリース1kg
https://www.taiyo-kabu.co.jp/products/detail.php?product_id=1063348
1kgで税込み約29万円もする。
また他社製品の少量パッケージでも、一番安くて50g 1万円程度とかなりの高額なのである。
そして今回私が購入したのは、AZのMGR-001という製品。
AZ MGR-001 バイク用 フッ素グリス 純度100% 50g
https://www.az-oil.jp/shopdetail/000000000248/
なんと50gで2933円(税込み)。
個人で買うにはこれでもまだ高価に思えるが、分解が面倒な場所を出来るだけ長期間潤滑したい用途においては、これに勝るグリスは存在しない。
今回追加で買った理由は、フッ素グリスの材料にも使われている有機フッ素化合物の一部に対して非常に厳しい規制がかけられるというニュースを見たから。
半導体部材に規制強化、2025年にも有機フッ素化合物の使用制限
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06783/
このニュースの通りだとすると、半導体不足は今後加速の一途とたどる以外の道は無いように思える。
つまり、近い将来パソコンどころかスマホなんかも作れなくなるというワケだ。
ただ実際この話は何年も前から出ていて業界全体で準備や対策が行われているため、今すぐどうにかなるというコトはないらしい。
危急の問題としては半導体製造で必須の冷却材に使われているフッ素化合物を製造する工場が閉鎖に追い込まれた事で、一時的に半導体の製造が滞る可能性があるということ。
3Mベルギー工場停止、驚愕のインパクト ~世界の半導体工場停止の危機も
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2204/11/news069.html
半導体分野の問題に関しては、新しく規制に引っかからない新製品の開発が望まれる。
話を戻すが、こうした問題が表に出始めている以上、フッ素グリスへの影響もゼロではないと私には思える。
しかも現在は世界的な物価高騰に加えて歴史的な超円安でもある。
日本国内に限った話かもしれないが、近いうちに有機フッ素化合物を材料に使う製品の入手性に影響が出る可能性があるかもしれない、と私は考えている。
というワケで、初めに買った5gのフッ素グリスを使い切っていないのに追加で50g買った。
私の使い方ではパソコン用だけで到底使い切れるものではないが。
まァキャブレターの整備等、自動車整備にも使えるので、そこは問題ないだろう。
参考:
飲料水中の有機フッ素化合物の規制と現状
https://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/water/topics-water/210707.html
化学物質PFASとは何か?
https://sustainablejapan.jp/2021/01/17/pfas/58068
フッ素化合物 規制
https://duckduckgo.com/?q=%E3%83%95%E3%83%83%E7%B4%A0%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9+%E8%A6%8F%E5%88%B6&ia=web
まいくろそふとタヒね [OS]
今日、友人からこんな連絡があった。
「Windowz10 Proを使っていたつもりが、いつのまにかEnterpriseに代わっていてライセンス認証が外れている」
この問題、数年前から報告されているものだが。
未だに直っていなかったのか、というか、Micro$oftのあるあるで絶賛放置中なのか。
というワケでパソコンを預かって来たのだが。
ネット上で
「こうしたらなおった!」
という報告を元に色々とやってはみたものの、どうやってもProに戻らなかった。
一番確実なのはMicro$0ftのサポートに電話する事らしいが、数か月前にサポートへ電話した記憶がそれを強烈に拒んでいるので、自力でなんとかしようと足掻いていると。
なんかEnterpriseで認証されてしまった。
何をやってもProに戻らず、Windowzが何かやっている最中に無理やり再起動をかけたらこうなっていた。
ハァ。
もういいや、と。
とりあえずまいくろそふとタヒね。
「Windowz10 Proを使っていたつもりが、いつのまにかEnterpriseに代わっていてライセンス認証が外れている」
この問題、数年前から報告されているものだが。
未だに直っていなかったのか、というか、Micro$oftのあるあるで絶賛放置中なのか。
というワケでパソコンを預かって来たのだが。
ネット上で
「こうしたらなおった!」
という報告を元に色々とやってはみたものの、どうやってもProに戻らなかった。
一番確実なのはMicro$0ftのサポートに電話する事らしいが、数か月前にサポートへ電話した記憶がそれを強烈に拒んでいるので、自力でなんとかしようと足掻いていると。
なんかEnterpriseで認証されてしまった。
何をやってもProに戻らず、Windowzが何かやっている最中に無理やり再起動をかけたらこうなっていた。
ハァ。
もういいや、と。
とりあえずまいくろそふとタヒね。
スナップオン [工具・ねじ]
Snap-On。
それは知る人ぞ知る、工具の代名詞。
辞書で調べると、Snap とは「ぴったりはまる」というニュアンスで、Onとは「まさにそれ」、つまり「どんなボルトの頭にもぴったりはまる工具」という意味の名前なのだと私は思う。
とはいえ、Snap-On は今でこそ老舗ではあるが工具メーカーとしては後発であり、また現在に至るまで特段優れている工具を世に出しているワケではない。
まァ、フランクドライブの発明は“特段優れている”と言えるが・・・他がなァ・・・
したがってSnap-Onの工具が世界で売れ続ける理由は工具の品質というよりも、ラインナップの豊富さとサービス体制の充実・・・“Tools as a service”というのが私の理解だ。
これはスパナなど一部の工具は永久保証、つまり壊れたら無料交換という事からもそれがわかる。
ちなみに私は買ったばかりの“HEXビットソケット”でボルトの六角穴をナメてしまい、もう二度とSnap-Onなど買うまいと決めた。
その件でバンのオーナーに苦情を言ったら「ナメたHEXビットソケットは無料で交換しますよ」と言われて非常に腹が立ったものだ。(なお、そのナメた六角穴付きボルトはハゼットのHEXビットソケットを使ったら簡単に外す事が出来たため、それ以降はハゼット信者になってしまった。※さらに付け加えると、KTCのHEXビットソケットを使った場合はナメなかったが、ハンドルがグルリと回ってボルトが緩んだ!と思ったら六角の軸が1/2回転ほどねじれてしまっただけだった)
日本のバブル絶頂期はSnap-Onが日本国内での知名度を急速に上げていった時代でもあった。
そんな時代に私はなけなしの現金を握って、当時住んでいた街の自動車ディーラーに、無謀にもSnap-Onの工具を買いに行った。
今から三十数年前、当時の私はあらゆる意味で無知な若者だった。
したがって、それまでの短い人生で得た知見と感性のみで世渡りせざるを得ず、今に思えば恥をまき散らしながら生きていた。
そんな時代に出会った「Snap-On」というメーカーの工具を買うため、どこで買えるのかも知らずにいた私は、店の中にSnap-Onの工具を展示していた自動車ディーラーの店内に入り、店内に居た店員と思われる男に「こんにちは、Snap-Onの工具を買いたいのですが」と話しかけた。
そのディーラーの店員(おそらく店主)は、まだ若かった私を見て意を察してくれたのか。
何も知らない私のために、何も言わずSnap-Onのバンを呼んでくれた。
当時Snap-Onの工具は、フランチャイズ契約した工具商の店舗である、バン(クルマの事)でしか買う事が出来なかった。
私が工具を買おうとした自動車ディーラーは、ショールームにSnap-Onの工具を展示していただけで販売していたわけではなかったのだ。
今思えば、あのような場所で工具が買えるはずもない。
そのディーラーはフェラーリやポルシェを主とする“外車”を扱っている自動車商だったのだから。
蛇足だが、そんな外車に交じってケンメリのスカイラインGT-Rが置いてあったのが強く印象に残っている。
しかもフェラーリやポルシェに囲まれた、ショールームの中心で!
ともかく、そのディーラーの店主には感謝しかない。
Snap-Onのバンを電話で呼んでもらったうえに、待っている間コーヒーまで御馳走になったのだから。
その時、呼んでもらったSnap-Onのバンで買った工具は4つ。
ショートサイズのコンビネーションレンチで、サイズは8mm、10mm、12mm、14mm。
この4点で合計2万円を超えていた。(うろ覚えだが2万4千円くらいだったか?)
ちなみにその自動車ディーラーは、2022年現在、確認出来ない。(10年ほど前はHPもあったが)
恩のある店だったので、いま一度訪れてみたかったのだが残念だ。
それからは工具の重要さを意識しはじめ、スイスPB製の六角レンチなど、高価な外国の工具メーカー製の工具を次々と買っていき、様々な人との出会いで整備に関する知識とその重要性、またそれらに関する意識を学んだ。
またSnap-Onのコンビネーションスパナを買った2年後、プロの整備士になるとはその時は思っていなかった。(それ以前に自動車の開発から底辺の整備士になるとか普通あり得ないかもしれない)
※底辺の整備士とは、資格も経験も無い若者が自動車整備の世界に入っても底辺でしかない、という意味
そういうい意味で、私にとってあの時買ったSnap-Onの4本のコンビネーションレンチが原点であると思っている。
それは知る人ぞ知る、工具の代名詞。
辞書で調べると、Snap とは「ぴったりはまる」というニュアンスで、Onとは「まさにそれ」、つまり「どんなボルトの頭にもぴったりはまる工具」という意味の名前なのだと私は思う。
とはいえ、Snap-On は今でこそ老舗ではあるが工具メーカーとしては後発であり、また現在に至るまで特段優れている工具を世に出しているワケではない。
まァ、フランクドライブの発明は“特段優れている”と言えるが・・・他がなァ・・・
したがってSnap-Onの工具が世界で売れ続ける理由は工具の品質というよりも、ラインナップの豊富さとサービス体制の充実・・・“Tools as a service”というのが私の理解だ。
これはスパナなど一部の工具は永久保証、つまり壊れたら無料交換という事からもそれがわかる。
ちなみに私は買ったばかりの“HEXビットソケット”でボルトの六角穴をナメてしまい、もう二度とSnap-Onなど買うまいと決めた。
その件でバンのオーナーに苦情を言ったら「ナメたHEXビットソケットは無料で交換しますよ」と言われて非常に腹が立ったものだ。(なお、そのナメた六角穴付きボルトはハゼットのHEXビットソケットを使ったら簡単に外す事が出来たため、それ以降はハゼット信者になってしまった。※さらに付け加えると、KTCのHEXビットソケットを使った場合はナメなかったが、ハンドルがグルリと回ってボルトが緩んだ!と思ったら六角の軸が1/2回転ほどねじれてしまっただけだった)
日本のバブル絶頂期はSnap-Onが日本国内での知名度を急速に上げていった時代でもあった。
そんな時代に私はなけなしの現金を握って、当時住んでいた街の自動車ディーラーに、無謀にもSnap-Onの工具を買いに行った。
今から三十数年前、当時の私はあらゆる意味で無知な若者だった。
したがって、それまでの短い人生で得た知見と感性のみで世渡りせざるを得ず、今に思えば恥をまき散らしながら生きていた。
そんな時代に出会った「Snap-On」というメーカーの工具を買うため、どこで買えるのかも知らずにいた私は、店の中にSnap-Onの工具を展示していた自動車ディーラーの店内に入り、店内に居た店員と思われる男に「こんにちは、Snap-Onの工具を買いたいのですが」と話しかけた。
そのディーラーの店員(おそらく店主)は、まだ若かった私を見て意を察してくれたのか。
何も知らない私のために、何も言わずSnap-Onのバンを呼んでくれた。
当時Snap-Onの工具は、フランチャイズ契約した工具商の店舗である、バン(クルマの事)でしか買う事が出来なかった。
私が工具を買おうとした自動車ディーラーは、ショールームにSnap-Onの工具を展示していただけで販売していたわけではなかったのだ。
今思えば、あのような場所で工具が買えるはずもない。
そのディーラーはフェラーリやポルシェを主とする“外車”を扱っている自動車商だったのだから。
蛇足だが、そんな外車に交じってケンメリのスカイラインGT-Rが置いてあったのが強く印象に残っている。
しかもフェラーリやポルシェに囲まれた、ショールームの中心で!
ともかく、そのディーラーの店主には感謝しかない。
Snap-Onのバンを電話で呼んでもらったうえに、待っている間コーヒーまで御馳走になったのだから。
その時、呼んでもらったSnap-Onのバンで買った工具は4つ。
ショートサイズのコンビネーションレンチで、サイズは8mm、10mm、12mm、14mm。
この4点で合計2万円を超えていた。(うろ覚えだが2万4千円くらいだったか?)
ちなみにその自動車ディーラーは、2022年現在、確認出来ない。(10年ほど前はHPもあったが)
恩のある店だったので、いま一度訪れてみたかったのだが残念だ。
それからは工具の重要さを意識しはじめ、スイスPB製の六角レンチなど、高価な外国の工具メーカー製の工具を次々と買っていき、様々な人との出会いで整備に関する知識とその重要性、またそれらに関する意識を学んだ。
またSnap-Onのコンビネーションスパナを買った2年後、プロの整備士になるとはその時は思っていなかった。(それ以前に自動車の開発から底辺の整備士になるとか普通あり得ないかもしれない)
※底辺の整備士とは、資格も経験も無い若者が自動車整備の世界に入っても底辺でしかない、という意味
そういうい意味で、私にとってあの時買ったSnap-Onの4本のコンビネーションレンチが原点であると思っている。
あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい [雑談]
あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい
かつて、そういうCMが存在した。
バリエーションとして
おと・・・おと・・・おと・・・おとさん・・・
というのもあった。
あれから約30年が経過した今。
あれ以上に高度な問いかけをするCMが、これまでにあっただろうか。
あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい
おと・・・おと・・・おと・・・おとさん・・・
・・・私は、否定する。
たんたんたたんたん!
追記:
TDK アンディ
https://duckduckgo.com/?q=TDK+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3&ia=web
Cyon2
https://www.youtube.com/watch?v=eBf1wrvyDFY
かつて、そういうCMが存在した。
バリエーションとして
おと・・・おと・・・おと・・・おとさん・・・
というのもあった。
あれから約30年が経過した今。
あれ以上に高度な問いかけをするCMが、これまでにあっただろうか。
あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい
おと・・・おと・・・おと・・・おとさん・・・
・・・私は、否定する。
たんたんたたんたん!
追記:
TDK アンディ
https://duckduckgo.com/?q=TDK+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3&ia=web
Cyon2
https://www.youtube.com/watch?v=eBf1wrvyDFY
AMDの“Mendocino” [CPU]
まァ、もう古いネタなのだが。
AMDは新たにローエンドモバイルPC向けのAPUを発表した。
その名も“Mendocino”。
“Mendocino”と言えば、かつて一世を風靡したCeleron 300Aの事。
もう20年以上前の話なので、AMDが使っても問題は無く、当時のブームに肖っての命名なのだろうか。
さて、私が興味を惹かれるのはコードネームだけではない。
具体的にはCPUコアとGPUコアの組み合わせで、CPUコアは今となっては時代遅れのZen2、一方でGPUコアは現在最新のRDNA2である。
これは何を意味するのか。
Zen2といえば歴史に残る高性能CPUコアではあるが、Zen4を控える今となっては明らかに時代遅れ。
しかもモバイル向けの省電力CPUコアという視点で見ても、登場した当時でさえ時代遅れの代物である。
一方でGPUコアのRDNA2は最新のアーキテクチャであり、性能と省電力のバランスが非常に優れている。
なので、なんとなくアンバランスな組み合わせに思える。
しかし私は、このようにも思う。
省電力性で劣る時代遅れのZen2コアも、省電力性という点に関しては当時のまま実装されるワケではないだろう。
そしてダイに占める面積が最先端のCPUコアよりも少なく、しかし性能的にはIntelの競合製品に劣るものではない、という利点がある。
さらにGPUに関しても、熟成の結果獲得した高性能と省電力のバランスを持つRDNA2である。
この組み合わせが、2022年以降の1~2年間でローエンド製品としてどうなのか、と言ったら。
十分に通用すると思う。
問題は価格であるが、現在のAthlonと同程度であれば価格対性能比でかなり上昇する。
なにしろ現在売られている7~10万円程度のノートパソコンの性能が、ローエンドの価格帯である5~6万円程度まで下りてくるのだ。
もしAMDの“Mendocino”が出たら、IntelのCeleronが持つシェアをかなり奪う可能性があると思う。
AMDにとっては利益の薄い商いになるかもしれないが、実需の8割はこうしたローエンド製品で十分という考えを持つ私には、数が出るのであれば馬鹿に出来ない大きな利益になると考えている。
AMDは新たにローエンドモバイルPC向けのAPUを発表した。
その名も“Mendocino”。
“Mendocino”と言えば、かつて一世を風靡したCeleron 300Aの事。
もう20年以上前の話なので、AMDが使っても問題は無く、当時のブームに肖っての命名なのだろうか。
さて、私が興味を惹かれるのはコードネームだけではない。
具体的にはCPUコアとGPUコアの組み合わせで、CPUコアは今となっては時代遅れのZen2、一方でGPUコアは現在最新のRDNA2である。
これは何を意味するのか。
Zen2といえば歴史に残る高性能CPUコアではあるが、Zen4を控える今となっては明らかに時代遅れ。
しかもモバイル向けの省電力CPUコアという視点で見ても、登場した当時でさえ時代遅れの代物である。
一方でGPUコアのRDNA2は最新のアーキテクチャであり、性能と省電力のバランスが非常に優れている。
なので、なんとなくアンバランスな組み合わせに思える。
しかし私は、このようにも思う。
省電力性で劣る時代遅れのZen2コアも、省電力性という点に関しては当時のまま実装されるワケではないだろう。
そしてダイに占める面積が最先端のCPUコアよりも少なく、しかし性能的にはIntelの競合製品に劣るものではない、という利点がある。
さらにGPUに関しても、熟成の結果獲得した高性能と省電力のバランスを持つRDNA2である。
この組み合わせが、2022年以降の1~2年間でローエンド製品としてどうなのか、と言ったら。
十分に通用すると思う。
問題は価格であるが、現在のAthlonと同程度であれば価格対性能比でかなり上昇する。
なにしろ現在売られている7~10万円程度のノートパソコンの性能が、ローエンドの価格帯である5~6万円程度まで下りてくるのだ。
もしAMDの“Mendocino”が出たら、IntelのCeleronが持つシェアをかなり奪う可能性があると思う。
AMDにとっては利益の薄い商いになるかもしれないが、実需の8割はこうしたローエンド製品で十分という考えを持つ私には、数が出るのであれば馬鹿に出来ない大きな利益になると考えている。
Zen4は統合GPUを持つ [CPU]
AMD製のCPUは、Zen4の世代でやっとCPU内蔵GPU(以下統合GPU)を持つ事になりそうだ。
これまでもAMDには“APU”というGPU内蔵CPUを2011年頃から売っていたが、今日に至るまでAPUはモバイルパソコン(要はノートパソコン)向けに設計された物をデスクトップ向けに転用していた。
この点が、自社のCPUを幅広く普及させるためにデスクトップ専用に設計されたCPUにも統合GPUを持たせていたIntelと大きく違う。
そして、AMDはこれまでデスクトップ向けに設計(これも厳密にはサーバ向けのCPUコアを転用)されたCPUには統合GPUを持たせなかった。
その理由は色々あるが、これも元をただせば“入れたかったけど出来なかった”。
理由は製造プロセスの微細化が進まなくて、GPUを内蔵させるとダイが大きくなりすぎる=高額になって売れないとか、ただでさえ性能が低いCPUを少しでも良くしようと頑張った結果、動作周波数と消費電力の問題でGPUの内臓を諦めたとか、そんな消極的なものだ。
そしてRyzen登場以降、デスクトップ向けCPUはハイエンド市場に注力し、ハイエンド市場≒ゲーム用パソコンであればどうせ統合GPUなど使わずに個別のビデオカードを使う人がほとんどなので不要、という理由で統合GPUを入れて来なかった。
しかし、その選択は市場を狭くする。
事実Intel製のハイエンドCPUは統合GPUのみを使う人の方が圧倒的多数なのだ。
そして現在。AMDにとって、機は熟した。
製造プロセスの微細化はTSMCのおかげでIntelよりも進んで、ダイの大きさも様々な工夫で解決、CPUコアの性能もIntelとの競争力を十分持つに至った。
ブランドの浸透と確立も、かつてのほとんど誰も知らない上に知っている人には安かろう悪かろうの状態から脱却を果たした。
今では高性能≒AMDだし、一般の消費者に対してはまだまだだけれども、企業向けにはAMDの良さが広く浸透している。
まあ、ともかく製造面では統合GPUを載せる余裕が出来て、それをたくさん売るための市場も準備が出来たと。
というワケで、Zen4は統合GPUを持つ。
やっと。
そしてそのGPUはIOダイに統合されるそうだ。
CPUのダイがサーバ用と共用である以上、当然の事だと思うが。
なんにせよ私には都合が良い。
ゲームなどしないがCPUパワーはそれなりに欲しいという人はとても多く、私もその一人だからだ。
そういう人にとって、安くて高性能なパソコンを手に入れるには統合GPUを持つCPUが必須。
ところが、今まではAPUがその任を負っていたがこれは元々ノートパソコン用で、そっちが売れていればデスクトップ用になど回せる余裕などありはしない。(一応出回ってはいるが数が少なすぎる)
だがZen4からは、デスクトップ専用のCPUもAPUとなるのだ。
こうしてAMDは順調に市場のシェアを伸ばす事になる・・・かもしれない。
これまでもAMDには“APU”というGPU内蔵CPUを2011年頃から売っていたが、今日に至るまでAPUはモバイルパソコン(要はノートパソコン)向けに設計された物をデスクトップ向けに転用していた。
この点が、自社のCPUを幅広く普及させるためにデスクトップ専用に設計されたCPUにも統合GPUを持たせていたIntelと大きく違う。
そして、AMDはこれまでデスクトップ向けに設計(これも厳密にはサーバ向けのCPUコアを転用)されたCPUには統合GPUを持たせなかった。
その理由は色々あるが、これも元をただせば“入れたかったけど出来なかった”。
理由は製造プロセスの微細化が進まなくて、GPUを内蔵させるとダイが大きくなりすぎる=高額になって売れないとか、ただでさえ性能が低いCPUを少しでも良くしようと頑張った結果、動作周波数と消費電力の問題でGPUの内臓を諦めたとか、そんな消極的なものだ。
そしてRyzen登場以降、デスクトップ向けCPUはハイエンド市場に注力し、ハイエンド市場≒ゲーム用パソコンであればどうせ統合GPUなど使わずに個別のビデオカードを使う人がほとんどなので不要、という理由で統合GPUを入れて来なかった。
しかし、その選択は市場を狭くする。
事実Intel製のハイエンドCPUは統合GPUのみを使う人の方が圧倒的多数なのだ。
そして現在。AMDにとって、機は熟した。
製造プロセスの微細化はTSMCのおかげでIntelよりも進んで、ダイの大きさも様々な工夫で解決、CPUコアの性能もIntelとの競争力を十分持つに至った。
ブランドの浸透と確立も、かつてのほとんど誰も知らない上に知っている人には安かろう悪かろうの状態から脱却を果たした。
今では高性能≒AMDだし、一般の消費者に対してはまだまだだけれども、企業向けにはAMDの良さが広く浸透している。
まあ、ともかく製造面では統合GPUを載せる余裕が出来て、それをたくさん売るための市場も準備が出来たと。
というワケで、Zen4は統合GPUを持つ。
やっと。
そしてそのGPUはIOダイに統合されるそうだ。
CPUのダイがサーバ用と共用である以上、当然の事だと思うが。
なんにせよ私には都合が良い。
ゲームなどしないがCPUパワーはそれなりに欲しいという人はとても多く、私もその一人だからだ。
そういう人にとって、安くて高性能なパソコンを手に入れるには統合GPUを持つCPUが必須。
ところが、今まではAPUがその任を負っていたがこれは元々ノートパソコン用で、そっちが売れていればデスクトップ用になど回せる余裕などありはしない。(一応出回ってはいるが数が少なすぎる)
だがZen4からは、デスクトップ専用のCPUもAPUとなるのだ。
こうしてAMDは順調に市場のシェアを伸ばす事になる・・・かもしれない。
ルーターのファームウェアをアップデート [セキュリティ]
今日はルーターのファームウェアをアップデートした。
私の使うルーターは、NETGEARの「RAX20」という型番で、日本国内では“AX1800 WiFi 6”という名前で売られている。
これまでの経験でルーターのファームウェアのアップデートに慎重な私は、設定が消えてしまう事も経験しているためにルーターに施した設定の全てを記録していて、今回もその記録を確認しての作業となった。
「RAX20」のファームウェアは昨今のルーターの多くと同じように自動で更新も出来るのだが、ファームウェアの更新で調子が悪くなるというのは割とありふれた問題であるので、私は最新のファームウェアで問題が出ていない事を一か月以上は様子見で確認してから手動で更新している。
なので今回も新しいファームウェアは3月半ばに出ていたのだがしばらく様子を見て、今回NETGEARのダウンロードサイトでファームウェアをダウンロードし、更新する事となった。
RAX20 Firmware Version 1.0.10.110
https://kb.netgear.com/000064690/RAX20-Firmware-Version-1-0-10-110
手動による更新は、ファームウェアをダウンロードした後にルーターの設定画面をブラウザで呼び出す。(設定画面からの手動更新も可能だが、信頼できないので却下)
そしてダウンロードしたファームウェアを指定して更新を実行、するとルーターの再起動後に新しいファームウェアでルーターが動作し始めた。
それから私が設定変更した内容を調べ、問題が無い事を確認して更新終了。
ちなみに今回の更新内容は「セキュリティ脆弱性の修正」ということだった。
ところでNETGEARの「RAX20」というルーターは、同社のWi-Fi6対応ルーターの中でもエントリーモデルという事で安価な製品なのだが。
それ以前に使っていたNEC製のWG1200HS3よりも格段に安定していて、かつ機能も豊富。

ルーターに接続されている機器の一覧も、こんな感じで一目瞭然。
ここ数年のNEC製ルーターは私が求める機能を悉く削除していて、昔なら当たり前だった設定やログの確認などが全部出来ないばかりか、無線LANの接続も不安定でまるで使い物にならない。
無線LANの接続に関しては、Wi-Fiの規格が上がるに従ってNEC以外でも不安定な製品が多いようだが。
その点「RAX20」は私の求める物を過不足なく提供してくれ、しかもすこぶる安定であり、日本製ルーターの雄であるNECやBUFFALO製品の大多数がファームウェアを何度アップデートしても不安定な事を考えると非常に優れている。
というワケで一通りの確認をしたところ、何も問題は無かった。
近年はルーターの脆弱性を突く攻撃も増えているため、ルーターのファームウェアは常に最新にしておかなければならない。
だが一方でファームウェアの更新によるトラブルも多い。
やはり自分で管理して、問題が無い事を確認したファームウェアの更新を手動で行う以上の対策は無いのだ。
そして自分で管理する事で、セキュリティへの問題意識を高く保つ事にもつながる。
面倒だが、出来る事なら自分で管理するのが最善であると私は思う。
売るためには下手くそに合わせるしかない [クルマ]
あ亜ア阿唖ぁ吾亞蛙ァ・・・
新しい技術。新しい機構。新しい(以下略
もうウンザリだ。
私は、クルマが動くために必要最低限の装置以外、クルマに装備すべきでないと心の底から思っている。
そう考え、2022年現在、至上のスポーツカーは軽トラだと断言してしまいたい。
そんな衝動に駆られている。
こんなネタを記事にする原動力となったのがこの記事だ。
トヨタ、スープラを一部改良(以下略
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1405248.html
記事にはこんなコトが書かれている。
“コンピュータがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて最適なエンジン回転数になるよう制御するiMTを採用しており、シフト操作時に自動ブリッピング、ドライバーの意を汲んだスムーズで気持ちの良いスポーツ走行に貢献するという。”
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇdぇぇぇぇqwせdrftgyふじこ
いらない。
もう、全部いらない。
エンジンの制御は機械式の進角装置を使った点火制御と、スロットルに直結したワイヤーで制御する強制開閉式のキャブレターだけでいい。
ブレーキは当然ABSなんていらない。ブレーキペダルに直結のマスターシリンダーから送られる油圧でのみ、制御されるブレーキ装置がいい。
ハンドルも当然、パワーアシストすら不要。最近流行りの電気モーターを介した制御などゴミ以下。
車体の姿勢制御も、極めて単純な油圧式のショックアブソーバーとスプリングだけでいい。なんとかリンクとかなんとか制御とか、もう全部、新型コロナ並みの悪影響しかない。
なのになぜ、こうも余計なモノがクルマに取り付けられるのか。
答えは二通りに分かれるが、一般公道を走る市販の自動車に限れば答えは一つ。
「ヘタクソでも運転できるクルマの方が売れるから。」
もうね、ヘタクソが運転したら危なくて死ぬくらいでちょうどいいのよ。
80年代前半までの。
未完成なところが多すぎて、ちょっとエンジンの馬力を上げただけで車体から足回りまで、全部バランス取らないとまともに走らないくらいが普通でいい。
遅くたっていい。
刺激は足りないかもしれないが、2st 360cc で20馬力程度の軽4でも立派にスポーツ出来るのだ。
昨今のクルマに乗ると心から思う。
「あれ?なんでこんなに走るの?」
クルマの性能が良すぎてツマラナイ。
昔乗っていたKPとかの方が、今の軽4よりはるかに遅くとも、今よりもっと楽しかった。
タイヤの性能も、車体の安定性も、エンジンの馬力も、今よりはるかに劣ったあの時代のクルマたち。
時速20km/h前後で回る極低速のS字コーナーで、高荷重に歪んでギシギシと音を立て軋むボディの悲鳴を聞きながらハンドルを回したあの頃が懐かしい。
峠道の下り4速全開でキンコン鳴らしながらフルブレーキした時、ブレーキの過熱で思っていたより止まらなくてパニックになったあの頃が懐かしい。
上りの高速コーナーで全開クレたら加速でなく減速したあの頃が懐かしい・・・・
だから、一般公道でするクルマのスポーツってのはそういうモンだろ、と。
クルマの限界と思っていたのが、実は自分の腕前の限界だったと気付いたあの頃。
そしてそれまで出来なかった速度域への到達。
・・・とはいえ、たった5Km/hとか10Km/h程度の差でしかなかったが。
あれ?いつもより速度が乗るな。
そう感じてスピードメーターを見た時の「おおおっ!!!」という驚き。
まあ最初はその後のコーナー侵入でブレーキのタイミングが合わず、死にそうになったが。
そもそものスピードが遅いから、割とどうにでもなった。
だが今はそんな感動を味わう前に、スピードが出すぎてアブナイ。
そう、バカでもヘタクソでも、簡単にスピードが出るからよりいっそうアブナイ。
本当にそう思う。
ただし。
限界に挑戦などという、私からしたらバカの極み的な行為に酔う人を省く、自動車免許を持つほとんど全部の人にとってはクルマの完成度と運転手のヘタクソを補助する機能は万病に効くクスリみたいなもの。
その恩恵で命を・・・
ああ、ダメだ。
そんな例外的なコトは。
やっぱりソレは、クルマを運転すべきではない人を増長させる。
統計上重大事故が減っている理由も、クルマの性能以外の要因の方がはるかに大きい。
比率で言えばクルマの性能:それ以外の要因の比率は1:1万くらいだろう。
まァ一歩譲って実用車はそれでいいとしよう、だがスポーツカーでは?
色々と機械の補助があってやっと走るクルマを運転して何が楽しいのか?
何をやっても上手くいかない。
何故?ドウシテ?
答えのあるようで無いような、初心者には地獄でしかないその問答をやって、それを乗り越えたうえでなおその先にある高みを目指し、地味な努力を重ねる。
私はそれをやって、今に至る。
だからこそ思う。
ソレでいいのか、と。
新しい技術。新しい機構。新しい(以下略
もうウンザリだ。
私は、クルマが動くために必要最低限の装置以外、クルマに装備すべきでないと心の底から思っている。
そう考え、2022年現在、至上のスポーツカーは軽トラだと断言してしまいたい。
そんな衝動に駆られている。
こんなネタを記事にする原動力となったのがこの記事だ。
トヨタ、スープラを一部改良(以下略
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1405248.html
記事にはこんなコトが書かれている。
“コンピュータがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて最適なエンジン回転数になるよう制御するiMTを採用しており、シフト操作時に自動ブリッピング、ドライバーの意を汲んだスムーズで気持ちの良いスポーツ走行に貢献するという。”
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇdぇぇぇぇqwせdrftgyふじこ
いらない。
もう、全部いらない。
エンジンの制御は機械式の進角装置を使った点火制御と、スロットルに直結したワイヤーで制御する強制開閉式のキャブレターだけでいい。
ブレーキは当然ABSなんていらない。ブレーキペダルに直結のマスターシリンダーから送られる油圧でのみ、制御されるブレーキ装置がいい。
ハンドルも当然、パワーアシストすら不要。最近流行りの電気モーターを介した制御などゴミ以下。
車体の姿勢制御も、極めて単純な油圧式のショックアブソーバーとスプリングだけでいい。なんとかリンクとかなんとか制御とか、もう全部、新型コロナ並みの悪影響しかない。
なのになぜ、こうも余計なモノがクルマに取り付けられるのか。
答えは二通りに分かれるが、一般公道を走る市販の自動車に限れば答えは一つ。
「ヘタクソでも運転できるクルマの方が売れるから。」
もうね、ヘタクソが運転したら危なくて死ぬくらいでちょうどいいのよ。
80年代前半までの。
未完成なところが多すぎて、ちょっとエンジンの馬力を上げただけで車体から足回りまで、全部バランス取らないとまともに走らないくらいが普通でいい。
遅くたっていい。
刺激は足りないかもしれないが、2st 360cc で20馬力程度の軽4でも立派にスポーツ出来るのだ。
昨今のクルマに乗ると心から思う。
「あれ?なんでこんなに走るの?」
クルマの性能が良すぎてツマラナイ。
昔乗っていたKPとかの方が、今の軽4よりはるかに遅くとも、今よりもっと楽しかった。
タイヤの性能も、車体の安定性も、エンジンの馬力も、今よりはるかに劣ったあの時代のクルマたち。
時速20km/h前後で回る極低速のS字コーナーで、高荷重に歪んでギシギシと音を立て軋むボディの悲鳴を聞きながらハンドルを回したあの頃が懐かしい。
峠道の下り4速全開でキンコン鳴らしながらフルブレーキした時、ブレーキの過熱で思っていたより止まらなくてパニックになったあの頃が懐かしい。
上りの高速コーナーで全開クレたら加速でなく減速したあの頃が懐かしい・・・・
だから、一般公道でするクルマのスポーツってのはそういうモンだろ、と。
クルマの限界と思っていたのが、実は自分の腕前の限界だったと気付いたあの頃。
そしてそれまで出来なかった速度域への到達。
・・・とはいえ、たった5Km/hとか10Km/h程度の差でしかなかったが。
あれ?いつもより速度が乗るな。
そう感じてスピードメーターを見た時の「おおおっ!!!」という驚き。
まあ最初はその後のコーナー侵入でブレーキのタイミングが合わず、死にそうになったが。
そもそものスピードが遅いから、割とどうにでもなった。
だが今はそんな感動を味わう前に、スピードが出すぎてアブナイ。
そう、バカでもヘタクソでも、簡単にスピードが出るからよりいっそうアブナイ。
本当にそう思う。
ただし。
限界に挑戦などという、私からしたらバカの極み的な行為に酔う人を省く、自動車免許を持つほとんど全部の人にとってはクルマの完成度と運転手のヘタクソを補助する機能は万病に効くクスリみたいなもの。
その恩恵で命を・・・
ああ、ダメだ。
そんな例外的なコトは。
やっぱりソレは、クルマを運転すべきではない人を増長させる。
統計上重大事故が減っている理由も、クルマの性能以外の要因の方がはるかに大きい。
比率で言えばクルマの性能:それ以外の要因の比率は1:1万くらいだろう。
まァ一歩譲って実用車はそれでいいとしよう、だがスポーツカーでは?
色々と機械の補助があってやっと走るクルマを運転して何が楽しいのか?
何をやっても上手くいかない。
何故?ドウシテ?
答えのあるようで無いような、初心者には地獄でしかないその問答をやって、それを乗り越えたうえでなおその先にある高みを目指し、地味な努力を重ねる。
私はそれをやって、今に至る。
だからこそ思う。
ソレでいいのか、と。
PC-9821Na15の復活その1 [旧式パソコン]
PC-9821 Na15 というノートパソコンを入手した。
これがどんなパソコンかというと、以下のサイトに写真と簡単なスペックがあるので参照するといい。
PC-9821 Na15/X14
http://www.pc-9800.net/db_98/data/pc-9821na15.htm
元の持ち主によると、20年以上使っていないが最近電源を入れたところ起動しなかったらしい。
という事でACアダプタをつないでスイッチオン。
・・・?
普通に電源が入って、起動するのだが。
が、フロッピーディスクを入れていないので当然に『システムディスクをセットしてください』のメッセージ。
ちなみに本当ならWindowz95の入ったハードディスクが入っていてWindowz95が起動するのだが、ハードディスクは抜き取られているので今はフロッピーディスクで起動するしかないのだ。
そしてその直後。
フロッピーディスクドライブから激しい異音が!!!
どうやらフロッピーディスクドライブが壊れているらしい。
起動しないというのはこれが原因なのだろうか?
その後ネットで色々調べると、この手の98ノートはフロッピーディスクドライブのディスク検出スイッチが接触不良になりやすく、ここが原因で異音を出す事があるらしい。
要するにディスクが入っていないにも関わらず検出スイッチはディスク有りの信号を返すので、フロッピーディスクドライブの読み書きヘッドが激しくシーク動作を繰り返す事が異音の正体なのだと思う。
この情報を得た私は即座にフロッピーディスクドライブを取り外し、分解して件のスイッチをテスターで調べた。
すると、スイッチを操作した時ONの状態で導通が確認されるものの、抵抗値が数KΩもある。
異音の原因はコレか。
私は接点復活材をハケでスイッチ内部にだけ流し込み、手で繰り返しON/OFFを繰り返す。
100回程度のON/OFFの後にテスターで抵抗値を測る事5回目。
やっと、抵抗値が一桁まで回復した。
よし、これで異音は収まるはず。
それから余分な接点復活材を可能な限り吸い出した後に全て元通りに組み立てなおし、スイッチオン。
すると起動後に異音はなく、ただ静かに『システムディスクをセットしてください』が液晶ディスプレイに表示されていた。
次に私は、昔のフロッピーディスクケースを引っ張り出してPC-98x1シリーズ用の起動用フロッピーディスクを探した。
最初に見つけたのはMS-Dos 3.3D の起動ディスクだったが、とりあえずそれをフロッピーディスクドライブに入れてリセットスイッチを押した。
すると!
メモリカウントが終わって数秒後、フロッピーディスクドライブが静かな動作音を立てて読み込みをしている様子が確認され、次にMS-Dos 3.3D が起動して来た!
どうやら、PC-9821Na15 本体は故障していないようだ。
私はその後MS-Dos のDATEコマンドで日付を、次にTIMEコマンドで時刻をセット。
これで後はハードディスクを取り付ければWindowzの動作も出来るようになるだろう。
幸い私は古い2.5inchのハードディスクをいくつか持っている。
PC-9821Na15は確か4.3GBまでのハードディスクを認識出来るはずなので、4.3GB以下の2.5inch IDEハードディスクであれば使えるはず。
・・・つづく。
これがどんなパソコンかというと、以下のサイトに写真と簡単なスペックがあるので参照するといい。
PC-9821 Na15/X14
http://www.pc-9800.net/db_98/data/pc-9821na15.htm
元の持ち主によると、20年以上使っていないが最近電源を入れたところ起動しなかったらしい。
という事でACアダプタをつないでスイッチオン。
・・・?
普通に電源が入って、起動するのだが。
が、フロッピーディスクを入れていないので当然に『システムディスクをセットしてください』のメッセージ。
ちなみに本当ならWindowz95の入ったハードディスクが入っていてWindowz95が起動するのだが、ハードディスクは抜き取られているので今はフロッピーディスクで起動するしかないのだ。
そしてその直後。
フロッピーディスクドライブから激しい異音が!!!
どうやらフロッピーディスクドライブが壊れているらしい。
起動しないというのはこれが原因なのだろうか?
その後ネットで色々調べると、この手の98ノートはフロッピーディスクドライブのディスク検出スイッチが接触不良になりやすく、ここが原因で異音を出す事があるらしい。
要するにディスクが入っていないにも関わらず検出スイッチはディスク有りの信号を返すので、フロッピーディスクドライブの読み書きヘッドが激しくシーク動作を繰り返す事が異音の正体なのだと思う。
この情報を得た私は即座にフロッピーディスクドライブを取り外し、分解して件のスイッチをテスターで調べた。
すると、スイッチを操作した時ONの状態で導通が確認されるものの、抵抗値が数KΩもある。
異音の原因はコレか。
私は接点復活材をハケでスイッチ内部にだけ流し込み、手で繰り返しON/OFFを繰り返す。
100回程度のON/OFFの後にテスターで抵抗値を測る事5回目。
やっと、抵抗値が一桁まで回復した。
よし、これで異音は収まるはず。
それから余分な接点復活材を可能な限り吸い出した後に全て元通りに組み立てなおし、スイッチオン。
すると起動後に異音はなく、ただ静かに『システムディスクをセットしてください』が液晶ディスプレイに表示されていた。
次に私は、昔のフロッピーディスクケースを引っ張り出してPC-98x1シリーズ用の起動用フロッピーディスクを探した。
最初に見つけたのはMS-Dos 3.3D の起動ディスクだったが、とりあえずそれをフロッピーディスクドライブに入れてリセットスイッチを押した。
すると!
メモリカウントが終わって数秒後、フロッピーディスクドライブが静かな動作音を立てて読み込みをしている様子が確認され、次にMS-Dos 3.3D が起動して来た!
どうやら、PC-9821Na15 本体は故障していないようだ。
私はその後MS-Dos のDATEコマンドで日付を、次にTIMEコマンドで時刻をセット。
これで後はハードディスクを取り付ければWindowzの動作も出来るようになるだろう。
幸い私は古い2.5inchのハードディスクをいくつか持っている。
PC-9821Na15は確か4.3GBまでのハードディスクを認識出来るはずなので、4.3GB以下の2.5inch IDEハードディスクであれば使えるはず。
・・・つづく。
純中国製ビデオカード [ハードウェア]
一昨日「兆芯」の話題を記事に書いたが、ネタとなった記事を掲載するPC Watchに同日こんな記事が出ていた事を今日になって発見した。
DirectX対応の中国製デスクトップGPU「MTT S60」。LoLやCS:Goもプレイ可
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1399356.html
中国ではスマートフォン向けのSoCが開発されていて、その中には当然GPUが含まれる。
という事はデスクトップパソコン用のGPUを作る技術は最低限持っている事になるので、実際に開発したのが「MTT S60」というわけだ。
その「MTT S60」に使われるGPUコアは「蘇提」といい、記事中に書かれたスペックをまとめるとこんな感じになっている。
アーキテクチャ | 第一世代 MUSA |
製造プロセス | 12nm |
MUSAコア数 | 2,048 |
単精度浮動小数点 | 6T FLOPS |
フィルレート | 192G Pixel/s |
メモリ | LPDDR4x 8GB |
これらのスペックに加えて、近年必須となってきた様々なハードウェアアクセラレータを搭載する。
これらには「AIアクセラレータ」「物理エンジン」が含まれており、「H.264/H.265/AV1」のエンコード・デコード機能も持つ。
実際のところ初物というまだまだ開発の余地が残るものだし、スペック的には12nmでの製造という事もあってAMDやNVIDIAの最先端GPUには遠く及ばないものであるが。
中国製の部品は「安価で性能が良い」事と、「非常に大量に供給される」という良い点を持つ。
これはビデオメモリに比較的低速だが安価なLPDDR4xが用いられている事からも想像出来る。
絶対性能では敵わなくとも、12nmで最も電力効率が高い設計と動作周波数で用いれば、数に物を言わせてそれなりの高性能を得る事も不可能ではないと私は考えている。
ましてやゲーム用のGPUともなれば、デバイスドライバの作り方次第でゲームのフレームレートをスペック以上に引き上げる事も不可能ではない。
もちろん、その場合引き換えに多少の画質低下を伴うが、この問題はゲームに支障が無い程度に抑える事は可能なはずだ。
その結果が“フルHD解像度の環境下において、eスポーツゲームに耐えうる性能を実現”という主張につながってくるのだと思う。(とはいえ中国企業の言う事なのでかなり盛った話かもしれないが)
日本人の多くが中国が持つコンピュータに関連する技術を侮っていると思うが、これは見方によって変わる。
中国が劣るのは自国内に最先端の製造技術を持たないため、TSMCなどに外注しない限り最先端技術を駆使したハイエンドチップの設計が出来ないというだけ。
そこそこ高性能な製品を枯れた1~2世代前の微細化技術で製造するノウハウは世界トップクラスであり、またこうしたそこそこの高性能を最大限引き出して利用する技術とノウハウは世界一だと思った方がいい。
実際それで中国製スマートフォンのシェアは世界一だし、ドローンなどでも世界一の技術を持っている。
非常に安価ではあるが、いくつか不足があり、しかし実用上大きな問題にはならない。
こうした“モノ”に対する需要は大きい。
IT化された生活用品はもとより、軍事用の兵器などでもこれは同様だ。
さらに、最先端技術の獲得には非常に貪欲であり、世界各地の大学や研究室でも中国人は大活躍している。
したがって、いつか純中国製のビデオカードがAMDやNVIDIAを上回る性能を持ち、世界を席巻する未来も十分に可能性がある。
まあ、10年前とは状況が違うので、そう易々とその座を得ることは叶わないと思うが。
中国製のx86互換CPUは性能的にまだまだ [CPU]
今日、ネット上のニュース記事をいくつか漁っているとこんな記事を発見した。
中国・兆芯製x86「KX-U6780A」が“Core i5級の性能”かどうか検証してみた
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1399623.html
私は以前、このシリーズのCPUに関する記事を書いた。
中国製x86互換CPU「開先KX-6000」の恐怖
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2018-09-21
記事の日付を見るともう3年半も前の事だ。
そして今日発見した記事によると、「開先KX-6000」シリーズは2019年に発売され、現在でも売られているらしい。
なお後継の「開先KX-7000」シリーズはまだ出ていないという。
さて、以前の情報によれば「開先KX-6000」の性能は“第7世代Core i5並み”であるはずだ。
だが私が書いた過去の記事でも、その主張は信憑性がないと思って
“もし本当だとすれば”
と書いている。
今回発見した記事では実際に「開先KX-6000」が乗ったマザーボードを購入してテストしているので、実際どうなのかがわかるはずだ。
記事による検証では比較対象に“第7世代Core i5”と同じコア・スレッド数の第8世代Core i3 を選んでいるが、比較のデータを見る限り思っていた以上に性能が低かった。
動作周波数が2.7Ghzと低い事もあるが、CINEBENCH R23ではシングルスレッドの性能は1/3、マルチスレッドはコア数が倍の8コアにも関わらず2/3強といったところで、この性能は同周波数のセレロン以下ではないかと思う。
まあこの数字は元となっているVIAのCPUを考えると納得するところではある。
そして他のテストでも大体が2割前後~半分以下の性能でしかなく、コアの設計が古いVIA製CPUからあまり進歩していないように思えた。
というワケで。
中国製のx86互換CPUは、今の所Windowz10がなんとか動くレベルでしかなく、実用性はWeb閲覧や軽い事務用途以外ほとんど無いという結論になった。
スマートフォン向けのSoCなどは中国製にかなり侵略されているが、x86互換CPUに関してはまだ当分安泰であるようだ。
だが、油断してはならない。
過去30年以上に渡って世界が油断した結果が今の状態なのだ。
気が付いたら水面下で中国に支配されていた。
そんな事にならないためにも、中国製の電子部品は極力不要な社会を作らなければならないと思う。
さすがはソフトバンクとLINE、パスワードは平文で保持 [セキュリティ]
今日、こんな記事をみつけた。
ドコモとソフトバンク、パスワードをハッシュ化せず保持
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/15/news172.html
記事のタイトルではドコモも問題があるように思えるが、記事内にドコモは会員のパスワードを暗号化して保存していると確認されているので問題ない。
問題があるのはLINEMOとソフトバンク。
なんと会員のパスワードを平文で保持しているというのだ。
さすがはソフトバンクとLINE、セキュリティ意識はゼロと見られる。
企業が顧客の情報を暗号化して保存するというのは、今では常識だ。
何故なら情報の漏洩を防ぐ事が非常に困難であるからで、秘密にしなければならない情報は盗まれた場合を想定して暗号化しなければならないからだ。
とはいえ、利便性を考えると暗号化(ハッシュ値に変換する事も同様)は色々手間が増える。
だから利便性とセキュリティのバランスを見て色々と“ゆるい”所を作る。
だが、パスワードを平文で保持するのはやりすぎである。
ちなみに、ソフトバンクとLINEは過去に顧客の情報を大量に盗まれるという事があった。
この時も当然、パスワードは平文のまま盗まれているはず。
どちらの企業も千万単位の顧客を日本国内に持つ企業だ。
まったく冗談ではない。
ドコモとソフトバンク、パスワードをハッシュ化せず保持
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/15/news172.html
記事のタイトルではドコモも問題があるように思えるが、記事内にドコモは会員のパスワードを暗号化して保存していると確認されているので問題ない。
問題があるのはLINEMOとソフトバンク。
なんと会員のパスワードを平文で保持しているというのだ。
さすがはソフトバンクとLINE、セキュリティ意識はゼロと見られる。
企業が顧客の情報を暗号化して保存するというのは、今では常識だ。
何故なら情報の漏洩を防ぐ事が非常に困難であるからで、秘密にしなければならない情報は盗まれた場合を想定して暗号化しなければならないからだ。
とはいえ、利便性を考えると暗号化(ハッシュ値に変換する事も同様)は色々手間が増える。
だから利便性とセキュリティのバランスを見て色々と“ゆるい”所を作る。
だが、パスワードを平文で保持するのはやりすぎである。
ちなみに、ソフトバンクとLINEは過去に顧客の情報を大量に盗まれるという事があった。
この時も当然、パスワードは平文のまま盗まれているはず。
どちらの企業も千万単位の顧客を日本国内に持つ企業だ。
まったく冗談ではない。
焼け石に水 [CPU]
米AMDは昨日15日、Ryzenの新しい製品を正式に発表したようだ。
ラインナップの筆頭には、昨年から話題になっていたL3キャッシュが3倍の「Ryzen 7 5800X3D」が。
他は99ドルから299ドルまでの、ミドルレンジ以下の製品が全部で6種類。
私の正直な感想として、「Ryzen 7 5800X3D」以外に見るべき物は無い。
特に比較的低い価格帯へ投入された「Ryzen 3 4100」や「Ryzen 5 4600G」辺りなど、今更過ぎる上にあまりにも中途半端すぎる。
しかも円安の影響もあって、99ドルの「Ryzen 3 4100」では日本での税込み価格は2万円近い値付けになるだろう。
他のCPUも米ドルの数字の150~200倍弱程度になると思われるので、もしそうなったらより客足が遠退くのは間違いない。
そして唯一注目に値する「Ryzen 7 5800X3D」だが。
これも499ドルでは8万円程度になるだろうから、仮にIntelのCPUより性能が上になったとしても、買い替えの需要はほとんど見込めず、新規に組む人も多くがCore i9を選ぶような気がする。
そのうえこの後控えているZen4の事を考えると、今すぐ最高性能(しかもかなり微妙な)が欲しい人だけ買うかもしれない。
まあそれ以前に流通量が少なすぎて、幻のCPUになるような気もするが。
そんなワケで、最近値下げして8万円台にまで下がったRyzen 9 5950Xといい、こうしたシェア低下への対策はやらないよりはマシ程度の効果しか出ないと思う。
どうせやるなら半年早くやれよと言いたい。
そしてAMDのCPUはもう性能対価格の比がかなり悪いので、もっと安くしないと日本では売れないよ。
それでも自作向けはブランド価値を落とさないよう、高価格を維持する方が得かもしれないが。
いずれにせよ今回の新製品はZen4までの“つなぎ”に過ぎない。
既に十分な性能を持つパソコンを組み立て終えている人は、Zen4以降を待つ方が賢いのは間違いない。
これが今、本当のAMDの実力
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2022-02-22
ラインナップの筆頭には、昨年から話題になっていたL3キャッシュが3倍の「Ryzen 7 5800X3D」が。
他は99ドルから299ドルまでの、ミドルレンジ以下の製品が全部で6種類。
私の正直な感想として、「Ryzen 7 5800X3D」以外に見るべき物は無い。
特に比較的低い価格帯へ投入された「Ryzen 3 4100」や「Ryzen 5 4600G」辺りなど、今更過ぎる上にあまりにも中途半端すぎる。
しかも円安の影響もあって、99ドルの「Ryzen 3 4100」では日本での税込み価格は2万円近い値付けになるだろう。
他のCPUも米ドルの数字の150~200倍弱程度になると思われるので、もしそうなったらより客足が遠退くのは間違いない。
そして唯一注目に値する「Ryzen 7 5800X3D」だが。
これも499ドルでは8万円程度になるだろうから、仮にIntelのCPUより性能が上になったとしても、買い替えの需要はほとんど見込めず、新規に組む人も多くがCore i9を選ぶような気がする。
そのうえこの後控えているZen4の事を考えると、今すぐ最高性能(しかもかなり微妙な)が欲しい人だけ買うかもしれない。
まあそれ以前に流通量が少なすぎて、幻のCPUになるような気もするが。
そんなワケで、最近値下げして8万円台にまで下がったRyzen 9 5950Xといい、こうしたシェア低下への対策はやらないよりはマシ程度の効果しか出ないと思う。
どうせやるなら半年早くやれよと言いたい。
そしてAMDのCPUはもう性能対価格の比がかなり悪いので、もっと安くしないと日本では売れないよ。
それでも自作向けはブランド価値を落とさないよう、高価格を維持する方が得かもしれないが。
いずれにせよ今回の新製品はZen4までの“つなぎ”に過ぎない。
既に十分な性能を持つパソコンを組み立て終えている人は、Zen4以降を待つ方が賢いのは間違いない。
これが今、本当のAMDの実力
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2022-02-22
SDカードが壊れた [SSD]
今日、古いタブレットPC(Teclast X98 3G)に保存されていた、古いビデオを閲覧しようとした。
だが何故か動画の再生がぎこちなく、時々止まってしまう。
「以前はそんな事なかったはず」と思いながらそれ以上気にせず、その後ビデオの視聴をやめて写真を表示した所、正常に表示されなかった。
jpegファイルの画像が、一部同一色で塗りつぶされてブロックノイズが散らばるアレだ。
ファイルが壊れている事は確実なので、ファイルが保存されていたMicro SDXCカードを抜き取ってデスクトップパソコンにファイルのバックアップを取ってから、フォーマットをかけようとした。
だが、フォーマットが正常に終わらない。
Windowzのエクスプローラではダメなのか?と思って、SD Association が配布する“SDメモリカードフォーマッター”を使ってみるが、同様にダメ。
このSDカードは壊れてしまったようだ。

今回壊れてしまった、TeamのMicro SDXCカード。
壊れたSDカードは2015年頃に買った、Teamというブランドの64GB品。
近年多く出回る中国製の安物ではなく、一応マトモなブランド品だ。
私は同時期に買ったSDカードで東芝のEXCERIAも使っているが、こちらの方が酷使しているにも拘らずトラブルはない。
なにしろ壊れたTeamのSDカードはデータの書き換え自体ほとんどしていない。
つまり内蔵するNAND Flashのセルに対し、買った状態から2回以上の書き込みは発生していないはず。
にも拘わらず、買ってから年に数度のデータ追加後、5年程度はほぼ読み込みしかしていないのに壊れた。
データが壊れただけならば、NAND Flash製品なので納得出来るのだが。
やはり、SDカードは東芝(現KIOXIA)やSANDISKが一番か。
なお、老舗も含めて私が個人的に信頼出来ると思えるSDカードのブランドは以下の通り。
・ADTEC
・Green House
・Kingston
・KIOXIA
・SANDISK
・Transcend
この中で信頼性とコストパフォーマンスに優れているのがSANDISK。
なのでここ数年はSANDISK(ただしローエンド製品を省く)しか買っていない。
TeamのSDカードを買った当時は、64GBでもまだまだ比較的高価だったので安物につい手が出てしまったが。
もう何年も前からSANDISK以外に買う気はないので、今後TeamのSDカードを買う事は無いだろう。
先月は、知人のスマートフォンに刺してあったMicro SDHCカードが壊れてそのデータ回収を行ったのだが、やはりNAND Flashの製品はデータが自然に壊れるという事も考えると、マメにバックアップをした方が良い。
今回は壊れたSDカードに残ったデータの大半がバックアップ済みだったが、一部の写真データはこのSDカードにしか保存されていなかった物もあって、その写真ファイルは壊れていて回収を断念せざるをえなかった。
やはりSDカードは5年以内に新品と交換し、バックアップもマメに行うべきか。
当然、購入する物はSANDISKか、これに相当する信頼あるブランドの物に限る。
今回の件は改めてこうした事を意識させるものであった。
SDメモリカードフォーマッター
https://www.sdcard.org/ja/downloads-2/formatter-2/
だが何故か動画の再生がぎこちなく、時々止まってしまう。
「以前はそんな事なかったはず」と思いながらそれ以上気にせず、その後ビデオの視聴をやめて写真を表示した所、正常に表示されなかった。
jpegファイルの画像が、一部同一色で塗りつぶされてブロックノイズが散らばるアレだ。
ファイルが壊れている事は確実なので、ファイルが保存されていたMicro SDXCカードを抜き取ってデスクトップパソコンにファイルのバックアップを取ってから、フォーマットをかけようとした。
だが、フォーマットが正常に終わらない。
Windowzのエクスプローラではダメなのか?と思って、SD Association が配布する“SDメモリカードフォーマッター”を使ってみるが、同様にダメ。
このSDカードは壊れてしまったようだ。

今回壊れてしまった、TeamのMicro SDXCカード。
壊れたSDカードは2015年頃に買った、Teamというブランドの64GB品。
近年多く出回る中国製の安物ではなく、一応マトモなブランド品だ。
私は同時期に買ったSDカードで東芝のEXCERIAも使っているが、こちらの方が酷使しているにも拘らずトラブルはない。
なにしろ壊れたTeamのSDカードはデータの書き換え自体ほとんどしていない。
つまり内蔵するNAND Flashのセルに対し、買った状態から2回以上の書き込みは発生していないはず。
にも拘わらず、買ってから年に数度のデータ追加後、5年程度はほぼ読み込みしかしていないのに壊れた。
データが壊れただけならば、NAND Flash製品なので納得出来るのだが。
やはり、SDカードは東芝(現KIOXIA)やSANDISKが一番か。
なお、老舗も含めて私が個人的に信頼出来ると思えるSDカードのブランドは以下の通り。
・ADTEC
・Green House
・Kingston
・KIOXIA
・SANDISK
・Transcend
この中で信頼性とコストパフォーマンスに優れているのがSANDISK。
なのでここ数年はSANDISK(ただしローエンド製品を省く)しか買っていない。
TeamのSDカードを買った当時は、64GBでもまだまだ比較的高価だったので安物につい手が出てしまったが。
もう何年も前からSANDISK以外に買う気はないので、今後TeamのSDカードを買う事は無いだろう。
先月は、知人のスマートフォンに刺してあったMicro SDHCカードが壊れてそのデータ回収を行ったのだが、やはりNAND Flashの製品はデータが自然に壊れるという事も考えると、マメにバックアップをした方が良い。
今回は壊れたSDカードに残ったデータの大半がバックアップ済みだったが、一部の写真データはこのSDカードにしか保存されていなかった物もあって、その写真ファイルは壊れていて回収を断念せざるをえなかった。
やはりSDカードは5年以内に新品と交換し、バックアップもマメに行うべきか。
当然、購入する物はSANDISKか、これに相当する信頼あるブランドの物に限る。
今回の件は改めてこうした事を意識させるものであった。
SDメモリカードフォーマッター
https://www.sdcard.org/ja/downloads-2/formatter-2/
はじめてのXperia [スマートフォン]
先日、これまで使っていた「VAIO Phone A」を買い替えようと代替機種を物色していたところ、OCN モバイルONEで「Xperia 10 III Lite」が、OCNモバイルONEの回線契約をすると25,500円で購入出来るというのを見つけたので購入した。

長年相棒として頑張ってくれたVAIO Phoneと、新しく買ったXperia 10 III Lite。
「VAIO Phone A」はアルミ削り出しの高級感ある外観が気に入っていたが、登場が2017年と古く、Androidのバージョンも6.01で、セキュリティアップデートも3年以上止まっているために買い替えの必要性を感じていた。
そこで今回白羽の矢が当たったのが「Xperia 10 III Lite」。
他にもSHARPの“AQUOS”を冠するスマートフォンも検討したが、ハードウェアのスペックと外観のデザインなど色々考えてXperiaに決定。
なお、日本企業以外のスマートフォンも数多く取り扱いがあったが、iPhoneと韓国・中国企業ブランドの物は論外。
そうなると選択肢がかなり限られるため、選択肢はAQUOSかXperiaの2択だった。
ちなみにOCNモバイルONEで取り扱う中国企業ブランドは以下の通り。(カッコ内はブランドを持つ企業)
・OPPO
・Motorola(レノボ)
・moto(レノボ)
・Xiaomi
・Mi(Xiaomi)
・Redmi(Xiaomi)
・Jelly(Unihertz)
また、中国企業でないブランドは以下。
・AQUOS(SHARP)※台湾企業“鴻海”傘下
・Xperia(SONY)
・Zenfone(ASUS)※台湾企業
う~ん、中国企業強し。しかも、純粋な日本企業のブランドはSONYのXperiaのみ。
かつてガラケー時代に私が使い続けた、京セラの製品がもっと出回ってくれればなァと思うが・・・
さて。
そんなこんなで初めて買ったXperia。
設定を行って使い始めたは良いが、使い方がわからない事があまりに多い。
今まで使っていた物がAndroid 6.01と古い事もあるが、操作方法が違う事が多い。
これをやりたい事一つにつき一々調べて、使い方を覚えなければならないのか。
前途多難だ。
有機ELディスプレイがきれいだとか、カメラの性能が良いとかはもうどうでもいい。
今まで出来ていた事で、Xperiaにしてから出来なくなった事を出来るようにする事の方が重要だ。
まァそんな感じでなんとか電話だけは出来るようにした今。
「機種変更めんどくさい」
はじめてのXperiaについては、この一言しかない。
VAIO Phone A なるもの
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2017-04-20

長年相棒として頑張ってくれたVAIO Phoneと、新しく買ったXperia 10 III Lite。
「VAIO Phone A」はアルミ削り出しの高級感ある外観が気に入っていたが、登場が2017年と古く、Androidのバージョンも6.01で、セキュリティアップデートも3年以上止まっているために買い替えの必要性を感じていた。
そこで今回白羽の矢が当たったのが「Xperia 10 III Lite」。
他にもSHARPの“AQUOS”を冠するスマートフォンも検討したが、ハードウェアのスペックと外観のデザインなど色々考えてXperiaに決定。
なお、日本企業以外のスマートフォンも数多く取り扱いがあったが、iPhoneと韓国・中国企業ブランドの物は論外。
そうなると選択肢がかなり限られるため、選択肢はAQUOSかXperiaの2択だった。
ちなみにOCNモバイルONEで取り扱う中国企業ブランドは以下の通り。(カッコ内はブランドを持つ企業)
・OPPO
・Motorola(レノボ)
・moto(レノボ)
・Xiaomi
・Mi(Xiaomi)
・Redmi(Xiaomi)
・Jelly(Unihertz)
また、中国企業でないブランドは以下。
・AQUOS(SHARP)※台湾企業“鴻海”傘下
・Xperia(SONY)
・Zenfone(ASUS)※台湾企業
う~ん、中国企業強し。しかも、純粋な日本企業のブランドはSONYのXperiaのみ。
かつてガラケー時代に私が使い続けた、京セラの製品がもっと出回ってくれればなァと思うが・・・
さて。
そんなこんなで初めて買ったXperia。
設定を行って使い始めたは良いが、使い方がわからない事があまりに多い。
今まで使っていた物がAndroid 6.01と古い事もあるが、操作方法が違う事が多い。
これをやりたい事一つにつき一々調べて、使い方を覚えなければならないのか。
前途多難だ。
有機ELディスプレイがきれいだとか、カメラの性能が良いとかはもうどうでもいい。
今まで出来ていた事で、Xperiaにしてから出来なくなった事を出来るようにする事の方が重要だ。
まァそんな感じでなんとか電話だけは出来るようにした今。
「機種変更めんどくさい」
はじめてのXperiaについては、この一言しかない。
VAIO Phone A なるもの
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2017-04-20
エモチェック2.1 [セキュリティ]
近年、ウィルスを媒介するマルウェアとして猛威を振るっている「Emotet」。
一時期下火になっていたが、今年2月からまた大流行しているそうな。
私の場合は年中警戒中なので流行がどうとかは関係無いが、世間は「喉元過ぎればなんとやら」らしい。
なので、度々警鐘を鳴らす必要があるのだが。
今回はこんなツールがある事を初めて知った(もしくは今まで忘れていた)。
EmoCheck
https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases
最近はトヨタの関連企業がやられたらしい、というニュースが目立つが。
実際には今まで比較的攻撃対象とされなかった、中小企業への攻撃が目立つらしい。
つまり、自分の所はたいした会社ではないから攻撃されないだろう、という考えを持って油断しているとやられる可能性が高まった、という事だ。
そこでJpcert/Ccでは少しでも被害を減らそうとしているのか、「EmoCheck 」を作り、配布しているようだ。
使い方は簡単、単に実行するだけ。(管理者権限の方が良い?)

EmoCheck を実行したところ。何もなければこうなる。
まあ、これでEmotetが検出されたのなら、その時はすでに手遅れなのだが。
少しでも早く感染に気付く事が出来れば、被害を減らせるというものだ。
気になる方は毎日「EmoCheck」でチェックしよう。
参考:
「サプライチェーン攻撃」に「Emotet」 悲壮感漂う今こそ必要な心構えとは?
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2203/08/news048.html#utm_source=ent-mag&utm_campaign=20220309
エムワンウルトラ! [CPU]
いやまさか、こんな事までするとは思わなかったよ、Apple。
Apple、M1 Maxのダイを2基連結したモンスターCPU「M1 Ultra」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1393817.html
M1 MAX でも十分にスゴイのに、それを二つワンパッケージにしたCPUを出すとは。
記事によると、CPU性能はCore i9-12900Kと比較して同じ消費電力で9割高く、GPU性能はGeForce RTX 3090と同程度らしい。
当然、最大性能時の消費電力も少ないため、電力効率は高い。
そして、このCPUはデスクトップ向けという事だ。
最大消費電力は恐らく200Wを軽く超えるため、ノートパソコンに載せる事は困難だと思われる。
この「M1 Ultra」に対し直接のライバルになり得るのは、Ryzen Threadripper にGeForce RTX 3090を載せたデスクトップワークステーションか。
消費電力は3倍以上になるだろうが。
この比較でx86系CPUのパソコンが唯一持てる長所があるとすれば、それはメインメモリの最大搭載量。
「M1 Ultra」はCPUパッケージに直接搭載されたDRAMが128GBあるが、増設は不可能。
一方でRyzen Threadripper の場合マザーボードにメモリスロットが8本あるから、そこへ64GBのモジュールを刺せば最大で512GBに出来る。
また、CPU性能を落としてRyzen 9 5950X で組むとすれば、それでも最大256GBまで搭載出来る。
だがメインメモリを128GB以上必要とする用途はかなり限られる。
したがって、デスクトップワークステーションが必要な需要の大部分を「M1 Ultra」はカバー出来るだろう。
ただし。
ソフトウェア等の作業環境が「M1 Ultra」に対応していればの話だが。
なんにせよ、このスペックは驚異的だ。
PC/AT互換機の規格や、ATXフォームファクタの縛りが無いAppleだからこそ可能だった荒業だが、別の視点で見れば現在のPC/AT互換機業界の考え方が古いだけ、とも言える。
私は7年ほど前にパッケージ上にメモリを載せたAPUの提案をしているが、AMD内部でもその当時すでにそのようなAPUを検討していたという。
なので、出そうと思えばもうとっくに出す事が可能であったはずだが。
彼らがこのまま現在の地位に胡坐をかいていると、不利益を被るのは我々一般の消費者だ。
10年近く続いたIntel一強時代の停滞が無ければ・・・と思うのは都合が良すぎるか。
AMDの“Zen”と、HBM
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2015-05-08
富岳とM1の共通点
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-11-18
Apple、M1 Maxのダイを2基連結したモンスターCPU「M1 Ultra」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1393817.html
M1 MAX でも十分にスゴイのに、それを二つワンパッケージにしたCPUを出すとは。
記事によると、CPU性能はCore i9-12900Kと比較して同じ消費電力で9割高く、GPU性能はGeForce RTX 3090と同程度らしい。
当然、最大性能時の消費電力も少ないため、電力効率は高い。
そして、このCPUはデスクトップ向けという事だ。
最大消費電力は恐らく200Wを軽く超えるため、ノートパソコンに載せる事は困難だと思われる。
この「M1 Ultra」に対し直接のライバルになり得るのは、Ryzen Threadripper にGeForce RTX 3090を載せたデスクトップワークステーションか。
消費電力は3倍以上になるだろうが。
この比較でx86系CPUのパソコンが唯一持てる長所があるとすれば、それはメインメモリの最大搭載量。
「M1 Ultra」はCPUパッケージに直接搭載されたDRAMが128GBあるが、増設は不可能。
一方でRyzen Threadripper の場合マザーボードにメモリスロットが8本あるから、そこへ64GBのモジュールを刺せば最大で512GBに出来る。
また、CPU性能を落としてRyzen 9 5950X で組むとすれば、それでも最大256GBまで搭載出来る。
だがメインメモリを128GB以上必要とする用途はかなり限られる。
したがって、デスクトップワークステーションが必要な需要の大部分を「M1 Ultra」はカバー出来るだろう。
ただし。
ソフトウェア等の作業環境が「M1 Ultra」に対応していればの話だが。
なんにせよ、このスペックは驚異的だ。
PC/AT互換機の規格や、ATXフォームファクタの縛りが無いAppleだからこそ可能だった荒業だが、別の視点で見れば現在のPC/AT互換機業界の考え方が古いだけ、とも言える。
私は7年ほど前にパッケージ上にメモリを載せたAPUの提案をしているが、AMD内部でもその当時すでにそのようなAPUを検討していたという。
なので、出そうと思えばもうとっくに出す事が可能であったはずだが。
彼らがこのまま現在の地位に胡坐をかいていると、不利益を被るのは我々一般の消費者だ。
10年近く続いたIntel一強時代の停滞が無ければ・・・と思うのは都合が良すぎるか。
AMDの“Zen”と、HBM
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2015-05-08
富岳とM1の共通点
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-11-18
こうなる事は10年前から確定していた [雑談]
現在欧米ではロシアのウクライナ侵攻が引き金となって、これまでの脱炭素政策を止めて大規模な石油・天然ガスの開発を行う方向に向きつつあるようだ。
欧米では「脱炭素を止め石油・ガス増産」の大合唱
https://agora-web.jp/archives/2055399.html
これまでの無理・無茶・無謀な脱炭素政策による社会の歪みが顕在化する中、ロシアからの石油や天然ガス供給に頼る部分が大きかった国々の混乱と、その影響を受けている世界中の国々の混乱によって、これまでやって来た事が間違いだったと、ようやく認める人が出始めたという事だ。
まあ、私には10年前からこうなる事が確定していたとしか思えない。
要は衆愚政治だ。
これに尽きる。
これが今、本当のAMDの実力 [CPU]
日本国内でAMD CPUの販売シェアが急速に低下、Intelの半分以下に
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1390186.html
まあ、こんなもんだろ、と。
特に日本は、AMDにとって不利な国民性や、購買力が低いにも関わらず米国よりも大幅に販売価格が高いなど、シェア拡大の足枷がある。
何よりも一番痛いのがAPUの不足で、低価格でコストパフォーマンスの高い領域の商品があまりにも少ない。
そのうえ一時期の熱が冷めて、CPUの性能もIntelより低いとなればこうなって当然だ。
とはいえ、サーバー分野の大躍進は今も続いているし、一般消費者にはブランドの認知が広がっている。
Zen4以降の出来と、販売戦略次第ではまだシェアを伸ばす事は可能だろう。
だから我々は備えなければならない [雑談]
先の記事にも書いたが、現在の世界は混沌を極めつつある。
私のような昭和生まれからすると、平成の時代はその名の通り平らかで安穏とした時代に思える。
まあ、ある日を境に突然世界が変わる、というのは個人の印象は別として物理的にあり得ないので、一般には“それ”が個人の思う閾値を超えた場合に“突然世界が変わった”という印象につながるのかもしれない。
目に見える事や肌に感じる事だけが全ての人には、絶対に理解できない。
理解した気になるのは自由だが。
世界は、そして日本は不安に満ちている(以下略
https://motor-fan.jp/mf/article/42417/
この記事は、今の現実の一端を非常によく表していると思う。
もちろん、漠然とした不安を常に感じている人の感覚の中には、こうした“現実”が含まれている場合もあるだろう。
だから、そういった感性を持ち得る人は備えなければならない。
これからの時代に対して。
備えると言うと、ほとんどの人が守りに徹する事を想像しがちだが。
激動する世界の中において、守りに徹するという選択肢は滅亡を意味する事が多い。
時勢を見て、守りに徹するべき時と、攻めに徹するべき時、或いはその時々でちょうど良いところを進む時など、柔軟な対応をしなければならない。
これは国家単位という想像も難しい話だけではなく、個人の日常生活でも同じだ。
備えるという事は、金や物を蓄える事だけではなく、情報を得る事と、それを活用するための脳みその育成と判断のための“感覚”を鍛えるという事であり、それを元に自分がどのような在り方を、そして行動をすべきなのか、という事でもある。
しかも、情報を得ると言っても自分に都合が良い情報だけでなく都合が悪い(或いは興味のない)情報も区別なく集めなければならない。
そのためにも、言葉では表現出来ない“感覚”の育成が必要だ。
残念な事に、人間の危機意識というものは平時では働かない事が普通で、これはどんな人でも例外は無い。
ならば平時において如何に危機意識を持つのか、という事が重要なのだが、危機意識とは人間の価値観や感情に依拠する部分が大きいだけに、文字通り綱渡りを演じる事になる。
もしそのか細い綱を踏み外す事があれば、それは自らの妄想に囚われ暴走する道に堕ちる以外の未来しか存在しない。
なにしろ正気というものは、客観的に見て正気か狂っているかなどとは無関係なのだから。
結局の所、正しいとか間違っているとか、そういう事も結果でしかわからない。
個人で出来る事は非常に狭い範囲に限られ、だからといって集団になれば大抵破綻する。
こんな世の中で「だから我々は備えなければならない」とは言っても。
出来る事を、出来る範囲でやる。
今私に言える事は、それしかない。
まあ色々考えたところで、無限円環を往くがごとく人は過ちを繰り返すのだろう。
せめて(以下略
半導体不足はまだまだ続く [ハードウェア]
まず、記事タイトルに関する内容を書く前に一つ。
後で読み返すと確実に気分を害する記事のいくつかを削除した。
つまらない事は早く忘れる事にする。
さて、気を取り直して。
昨今のコロナ騒ぎを発端に始まった半導体不足問題。
この問題、今では原因となる要素が非常に多くかつ複雑な様相を呈して来たため、どうやらまだ当分続くようだ。
なにしろ国家間の覇権争いや各地で起きている様々な紛争が絡んで、半導体の製造に必要なエネルギーや原材料の調達にも影響が出ているのだから。
そのうえ自動車のEV化、ブロックチェーンに関する諸事情、情報化社会のさらなる高度化なども絡み、さらに気候変動の影響で経済や生産活動に滞りが散見される有様。
こうした現在のあまりに混沌とした世情は、1999年に来ると言われた世紀末が今から始まるのではないかと思うほどだ。
202x年、世界は馬〇の暴挙に飲み込まれた!
なんて具合に。
それから、世界的な物価高により拍車をかけているのがエネルギー問題で、太陽光だ、風力だ、EVだ、と騒いでいる事が完全に裏目になっている。
やるのは良いのだが、あまりにも視野狭窄かつ近視眼的な再生可能エネルギーの普及促進は、人類にとって毒にしかなっていない。
どんな薬も、効き目を期待して多く飲むと毒になるのと同じだ。
ちなみに、一時期話題になった味の素の“Abfフィルム”の問題は、素材である“Abfフィルム”よりも、これを使って基盤を生産する方が間に合っていないのだそうだ。
台湾にあるそうした基板生産を行っている企業は、その影響もあって株価が3倍になったとか。
そして、足りないのはパソコンやスマートフォン向けの最先端半導体よりも、20nmクラス以下の最先端ではない半導体の方が圧倒的だそうで、TSMCが熊本に20~28nmの製造工場を建てるのも、そういう背景があるそうだ。
まあそんなワケで、半導体といっても分野が広く、CPUやSoCなどの論理回路を集積したものだけでなく、電源や電波などを制御するためのアナログ用の製品もあったりで、その時々の事情であっちが足りないかと思ったらこんどはこっちが、という風にもなっているらしい。
そんなこんなで半導体不足はまだ数年は続きそう、というのが私の感想。
パソコンの分野では新製品の発表が続いており、景気が良さそうな雰囲気ではあるが。
まだしばらく、パソコンは今までと同じかそれ以上に、半導体不足の影響を受けるのかもしれない。
写ルンです [雑談]
「写ルンです」が、まだ売られているとは知らなった。
「写ルンです」とは、デジタルカメラやスマートフォンによって銀塩カメラが駆逐される以前、手軽に写真撮影が出来る撮影機材として大ヒットした“レンズ付きフィルム”である。
出た当時の衝撃は大きく、また売れに売れたため、開発・販売元の富士フィルム以外の各社からも類似品が出まくった。
もちろん、本格的な写真撮影には一眼レフなどのマトモなカメラが必要だが、日常のスナップ写真や、旅行先での思い出を残す用途などには十分であり、小型軽量でハンドバッグにも入り、機能が単純なため扱いやすく、しかも必要になればその辺のスーパー・コンビニ・お土産屋など、雑貨を扱う店ならば大抵置いてあるため入手性も極めて良好で、「カメラを持っていれば良かった!」と後悔する事を激減させる大変素晴らしいモノだった。
しかし時代は流れ、21世紀に入ると大衆が買える簡易なデジタルカメラも実用的な性能かつ安価になり、その後は携帯電話に搭載されたデジタルカメラの画質向上、さらにその後はスマートフォンの登場によって銀塩フィルムを使うアナログなカメラの需要は激減。
特に「写ルンです」は大打撃を被って消えたかと思っていたのだが。
(ちなみに私は、2001年に発売されたキヤノンのIXY Digital 300を買って以降、写ルンですを買わなくなった)
実際にはどういうワケか一時期流行もしたそうで、未だに売れ続けているらしい。
ポラロイドが開発した「インスタントカメラ」が今でも売れているというのは知っていたが・・・
とにかく、昔はどこかに出かけるというと持ち歩く事が多かった「写ルンです」。
カメラを持っていなくとも、撮りたいと思う事があればその辺の店で買ってすぐに撮影が出来るという事が魅力だった。
現在のデジタルカメラと比べると、撮影可能な枚数は少ないし、現像しないと撮った写真を見る事が出来ないし、撮った写真を他人に渡すにも写真屋に持って行って焼き増ししてもらうか、スキャナで取り込んでデジタルデータ化するしかない、という手間がかかる不便さもある。
スマホで撮った写真はその場でSNSに上げてシェアするのが当たり前の時代に!
なので一体何が魅力なのか、今の私には理解出来ないが。
「写ルンです」を今でも使う人には、彼らなりに魅力を感じて使っているのだと思う。
そして、そうした人達が商売として成立するだけの需要を生み出している。
だから今でも生産され、売られているのだろう。
写ルンです
https://duckduckgo.com/?q=%E5%86%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%99&ia=web
インターネットエクスプローラの終焉 [ソフトウェア]
長く続いた、Micro$oft社(以下M$)製のインターネットブラウザ、インターネットエクスプローラ(以下IE)が、やっとサポート終了となる。
詳しくは以下のサイトを参照。
いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html
予告はされていたが、やっとその時が来るのかと思うと感慨深い。
何故「感慨深い」などという言葉が出るのかというと、IEは昔から色々な問題の原因となって私を苦しめて来たからだ。
古くはWindowz95の頃から、そして今現在に至るまで。
私はFirefoxというブラウザに出会うまではIEを使っていたが、それでもIEそのものではなく、HTMLを読み込んで解釈し、それを表示する機能のみを流用した「IEコンポーネントブラウザ」を使い続けていた。
IE5や6の頃は、IEでWebページを開くだけで感染するウィルスなども流行し、友人知人のパソコンでも何件か感染があったため対処に追われた。
また、官公庁のサービスがIE決め打ちで他のブラウザが使えない事が多く、このためセキュリティリスクの高いIEは官公庁のサービス専用とし、他の業務にはFirefoxなど他社のブラウザを使うように環境を整えたり、利用者を指導したりする事もこれまでずっと続けてきた。
現在では官公庁のサイトもFirefoxやChromeが使えるようになりつつあるが、2021年の時点でもまだIE専用サイトは残っていたように記憶している。
それが、今年の6月で全て終了になるのかと思うと、胸のすく思いだ。
なんにしろ、あと数か月で終わる。
今から待ち遠しい。
詳しくは以下のサイトを参照。
いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html
予告はされていたが、やっとその時が来るのかと思うと感慨深い。
何故「感慨深い」などという言葉が出るのかというと、IEは昔から色々な問題の原因となって私を苦しめて来たからだ。
古くはWindowz95の頃から、そして今現在に至るまで。
私はFirefoxというブラウザに出会うまではIEを使っていたが、それでもIEそのものではなく、HTMLを読み込んで解釈し、それを表示する機能のみを流用した「IEコンポーネントブラウザ」を使い続けていた。
IE5や6の頃は、IEでWebページを開くだけで感染するウィルスなども流行し、友人知人のパソコンでも何件か感染があったため対処に追われた。
また、官公庁のサービスがIE決め打ちで他のブラウザが使えない事が多く、このためセキュリティリスクの高いIEは官公庁のサービス専用とし、他の業務にはFirefoxなど他社のブラウザを使うように環境を整えたり、利用者を指導したりする事もこれまでずっと続けてきた。
現在では官公庁のサイトもFirefoxやChromeが使えるようになりつつあるが、2021年の時点でもまだIE専用サイトは残っていたように記憶している。
それが、今年の6月で全て終了になるのかと思うと、胸のすく思いだ。
なんにしろ、あと数か月で終わる。
今から待ち遠しい。
シャオミ製スマホ [セキュリティ]
中国シャオミ製スマホ、ユーザー情報を自動的に警察にアップロード
https://www.visiontimesjp.com/?p=30271
日本国内でも大人気の中国企業製スマートフォン。
過去にもバックドアやスパイウェアが購入時から入っていたと発覚した事があったが。
今回は中国国内で、スマートフォンの使用者が同デバイスで何をしたのか逐一警察に報告する機能があったとか。
まあ、Googleのあらゆるサービスも、情報の送り先はGoogeleではあるが、似たようなものか。
https://www.visiontimesjp.com/?p=30271
日本国内でも大人気の中国企業製スマートフォン。
過去にもバックドアやスパイウェアが購入時から入っていたと発覚した事があったが。
今回は中国国内で、スマートフォンの使用者が同デバイスで何をしたのか逐一警察に報告する機能があったとか。
まあ、Googleのあらゆるサービスも、情報の送り先はGoogeleではあるが、似たようなものか。
米国との価格差は倍以上 [ハードウェア]
意外にも良心価格?Radeon RX 6500 XTが3万円台で各社から登場
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1381934.html
明日からRadeon RX 6500 XTの販売が始まるようだ。
以前より最新ゲームが遊べるローエンドビデオカードとしてパソコン関係情報サイトで話題になっていたが。
気になる価格は米国で199ドル。
それが日本国内での価格は約3万~3万円台後半となっている。
記事ではこの値付けについて「良心価格?」と書いており、その理由に
“昨今ビデオカード価格の高騰により、日本では推奨小売価格の2倍近くなっているパターンも少なくない”
と書かれている。
これが基準で良心価格というのは明らかに異常だ。(だから“?”が付いているのだと思うが)
要するに需要と供給のバランスによって高騰しているのだが、それでもアメリカでの販売価格の2倍が基準とは。
ちなみにアメリカ人は日本人の1.5倍の物を買う事が可能な平均収入がある。
それを考えれば倍以上の価格差といっても過言ではない。
今から5年ほど前、このクラスのビデオカードは1万~1万5千円程度で売られていたと思う。
ハイエンド製品ならば高値も良いが、ローエンド製品でこれでは・・・
構成部品を見ても本来はその程度のモノなので、現在の価格高騰が如何に異常かという事を強く実感せざるを得ない。
CMRという噂のWD80EAZZをテスト [ハードディスク]
もう一か月以上前の話だが、昨年11月末頃にWesten Digital(以下WD)の「WD80EAZZ」というHDDが発売された。
「WD80EAZZ」は一般向けHDDブランドの“WD Blue”に属すが、“WD Blue”はこれまで6TBが最大容量だった。
現在の“WD BLUE 3.5inch Desktop Hard Disk”製品構成。種類が多すぎる。
気になったので「WD80EAZZ」についてあひる先生にお尋ねすると、「WD80EAZZ」はなんとCMRだという。
同じWD BLUEシリーズの4TB(WD40EZAZ)と6TB(WD60EZAZ)はSMRなのに、なぜ今になってCMRの新機種なのか?
そしてCMRだという話は事実なのか?
私はこの話をつい最近知ったので、今更だが実際に買って確かめてみようと思った。
買ってみると、WD80EAZZはWDブランドのHGST製HDDであるようだった。
HGSTはWDに買収されてから約10年経つが、買収当時に子会社化されたまま現在まで独自にHDDを開発していて、主に業務向けのHDDを開発・生産している。
そのせいかHGST製HDDの筐体はWD製と見た目が明確に違うので判別が容易だ。
従ってWD80EAZZもWD40EZAZ等WD製HDDと違う外観の特徴からHGST製であると私は結論する。
というワケで、買って即TxBENCHでゼロライトを実行。

実行直後に撮ったスクリーンショットでは残り時間が15時間余りとなっているが、実際にかかった時間は14時間02分だった。
2年ほど前、SeagateのST8000DM004にゼロライトした時は14時間48分だった事を考えると、回転数がわずかに高い分短時間で終わったようだ。(ST8000DM004は5400r.p.m.、WD80EAZZは5640r.p.m.)
ちなみに室温23℃の中で行ったゼロライト実行中の温度は、放射温度計による測定で最大42℃だった。
私自身がそうするように、ケースに入れてファンで強制冷却した場合40℃を下回る事は間違いない。
さて、ゼロライトが終わったら次はランダムライトのテストを行う。
方法は以前行ったのと同じ、様々なサイズの小さなファイルを大量に用意してFastCopyで書き込む方法だ。
結果は以下の通り。

また、以前テストしたST8000DM004の時の結果は以下。

今回同じ条件のファイル群を用意出来なくて容量で約1割、ファイル数は約3%多いが、それでもST8000DM004より24秒短い。
7200r.p.m.のMD04ACA400と比べると遅いが・・・ランダムアクセスの速度は平均待ち時間の差が大きく影響するため、そこは当然なのか。
以上、テストの結果からWD80EAZZはCMRであると確認出来た。
あとはこれまで一般向けHDDの大半がCMRからSMRに切り替わって来たのに、何故今になってCMRの新製品が出たのか。
私にはその理由を想像する事しか出来ないが。
SMRのデメリットが思っていたよりも大きかったのか。
それとも、技術の進歩でSMRを採用する利点が減ったのか。
或いは単に売れ残り(監視カメラ向けでほぼ同じ仕様のWD84PURZがある)の再利用なのか。
理由はともかく、CMRの大容量HDDの選択肢が増えた事を素直に喜ぼうと思う。
追記
一昨年の秋頃、WDがNAS用HDDにSMRを採用しながらその情報を公表せず炎上して以降、私はWD製HDDを買わずにいたのだが。
今回の「WD80EAZZ」に限り解禁しようと思う。
WDブランドではあるがHGST製という事もあるし、8TBのCMRなHDDで安価な機種は貴重だからだ。
まあ、私の場合すでにHGST製のヘリウム入り8TBを2台持っている上にSeagateのST8000DM004と今回のWD80EAZZがあるため、次に買うとしたらもっと容量が多い機種にしたいので買う機会は無いかもしれないが・・・
参考:
大容量HDDはWD Blueの8TBモデルがオススメ! 理由はCMR記録方式による信頼性
https://ascii.jp/elem/000/004/077/4077757/2/
CMR採用8TB HDDの新モデル「WD Blue WD80EAZZ」を買ってみた、コスパは最強?
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1377840.html
CMRなHDDがどんどんなくなっていく
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-02-22
SMRなハードディスク、ST8000DM004を試す
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-02-13
ST8000DM004を試すその2
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-02-16
HDDおみくじとやらを引いてみた
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-08-18
「WD80EAZZ」は一般向けHDDブランドの“WD Blue”に属すが、“WD Blue”はこれまで6TBが最大容量だった。
型番 | 仕様 |
WD5000AZLX | 32MB,7200rpm,500GB |
WD5000AZRZ | 64MB,5400rpm,500GB |
WD10EZEX | 64MB,7200rpm,1TB |
WD10EZRZ | 64MB,5400rpm,1TB |
WD20EZAZ | 256MB,5400rpm,2TB |
WD20EZBX | 256MB,7200rpm,2TB |
WD20EZRZ | 64MB,5400rpm,2TB |
WD30EZAZ | 256MB,5400rpm,3TB |
WD30EZRZ | 64MB,5400rpm,3TB |
WD40EZAZ | 256MB,5400rpm,4TB |
WD40EZRZ | 64MB,5400rpm,4TB |
WD60EZAZ | 256MB,5400rpm,6TB |
WD80EAZZX | 128MB,5640rpm,8TB |
現在の“WD BLUE 3.5inch Desktop Hard Disk”製品構成。種類が多すぎる。
気になったので「WD80EAZZ」についてあひる先生にお尋ねすると、「WD80EAZZ」はなんとCMRだという。
同じWD BLUEシリーズの4TB(WD40EZAZ)と6TB(WD60EZAZ)はSMRなのに、なぜ今になってCMRの新機種なのか?
そしてCMRだという話は事実なのか?
私はこの話をつい最近知ったので、今更だが実際に買って確かめてみようと思った。
買ってみると、WD80EAZZはWDブランドのHGST製HDDであるようだった。
HGSTはWDに買収されてから約10年経つが、買収当時に子会社化されたまま現在まで独自にHDDを開発していて、主に業務向けのHDDを開発・生産している。
そのせいかHGST製HDDの筐体はWD製と見た目が明確に違うので判別が容易だ。
従ってWD80EAZZもWD40EZAZ等WD製HDDと違う外観の特徴からHGST製であると私は結論する。
というワケで、買って即TxBENCHでゼロライトを実行。

実行直後に撮ったスクリーンショットでは残り時間が15時間余りとなっているが、実際にかかった時間は14時間02分だった。
2年ほど前、SeagateのST8000DM004にゼロライトした時は14時間48分だった事を考えると、回転数がわずかに高い分短時間で終わったようだ。(ST8000DM004は5400r.p.m.、WD80EAZZは5640r.p.m.)
ちなみに室温23℃の中で行ったゼロライト実行中の温度は、放射温度計による測定で最大42℃だった。
私自身がそうするように、ケースに入れてファンで強制冷却した場合40℃を下回る事は間違いない。
さて、ゼロライトが終わったら次はランダムライトのテストを行う。
方法は以前行ったのと同じ、様々なサイズの小さなファイルを大量に用意してFastCopyで書き込む方法だ。
結果は以下の通り。

また、以前テストしたST8000DM004の時の結果は以下。

今回同じ条件のファイル群を用意出来なくて容量で約1割、ファイル数は約3%多いが、それでもST8000DM004より24秒短い。
7200r.p.m.のMD04ACA400と比べると遅いが・・・ランダムアクセスの速度は平均待ち時間の差が大きく影響するため、そこは当然なのか。
以上、テストの結果からWD80EAZZはCMRであると確認出来た。
あとはこれまで一般向けHDDの大半がCMRからSMRに切り替わって来たのに、何故今になってCMRの新製品が出たのか。
私にはその理由を想像する事しか出来ないが。
SMRのデメリットが思っていたよりも大きかったのか。
それとも、技術の進歩でSMRを採用する利点が減ったのか。
或いは単に売れ残り(監視カメラ向けでほぼ同じ仕様のWD84PURZがある)の再利用なのか。
理由はともかく、CMRの大容量HDDの選択肢が増えた事を素直に喜ぼうと思う。
追記
一昨年の秋頃、WDがNAS用HDDにSMRを採用しながらその情報を公表せず炎上して以降、私はWD製HDDを買わずにいたのだが。
今回の「WD80EAZZ」に限り解禁しようと思う。
WDブランドではあるがHGST製という事もあるし、8TBのCMRなHDDで安価な機種は貴重だからだ。
まあ、私の場合すでにHGST製のヘリウム入り8TBを2台持っている上にSeagateのST8000DM004と今回のWD80EAZZがあるため、次に買うとしたらもっと容量が多い機種にしたいので買う機会は無いかもしれないが・・・
参考:
大容量HDDはWD Blueの8TBモデルがオススメ! 理由はCMR記録方式による信頼性
https://ascii.jp/elem/000/004/077/4077757/2/
CMR採用8TB HDDの新モデル「WD Blue WD80EAZZ」を買ってみた、コスパは最強?
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1377840.html
CMRなHDDがどんどんなくなっていく
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-02-22
SMRなハードディスク、ST8000DM004を試す
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-02-13
ST8000DM004を試すその2
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-02-16
HDDおみくじとやらを引いてみた
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-08-18
20年以上使い続けているソフト [ソフトウェア]
昨年の暮れ、ある知人と一緒に食事をしている時にこんな事を頼まれた。
「前に作ってくれた名刺、また作ってよ。」
私は時折、友人知人に頼まれて名刺を作る事がある。(もちろんタダ働きではなく、酒一本などの対価を頂いている)
名刺の作成にはパソコンとプリンターを用いるが、この時使用するソフトウェアはもう20年以上同じ物を使い続けている。
ソフトウェアの名は「名刺MAKER」。
名刺MAKER
https://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se125806.html
これはとても古いソフトウェアで、実行ファイルのタイムスタンプを見ると“2000年12月2日”と、もう20年以上前に開発されたソフトウェアであり、私は当時からずっと使い続けている。
ソフトウェア配布サイトのベクターでは対応OSが「Windows NT/95/98」となっているが、現在でもWindowz10で何の支障もなく動作するので、とてもありがたいと思っている。

作成例。文字情報だけでなく会社ロゴや顔写真などを配置したり、名刺全体に写真等の背景を置く事も可能だ。
(作成例の会社名・個人名・住所・電話番号などは全て架空のものです。)
今でも問題なく使えるのは良いのだが、難点は縦書きの名刺の場合、横向きのままデザインしなければならない事。
また、縦書きにしたい場合フォントに縦書き用が用意されているものしか使えない。
さらに、名刺を立てて横書きのデザインにしたい場合、あらかじめ文字と画像の配置を完成させたものを画像として貼り付ける以外に作る方法が無い。
とはいえ、それら以外の場合デザインの自由度が高く、プログラム自体が小さい事もあって動作はすこぶる軽快であり、用紙もミリ単位で位置決めが出来るので市販の名刺用紙全てに対応可能である。
まあ表裏に印刷したい場合、表と裏を別に作成して2度印刷する必要があるが、名刺印刷を生業にしているのでもなければ困る事ではないだろう。
ところで。
Micro$oftはこのような古いWin32ソフトのサポートを切りたくて仕方がないらしい。
現在大手ソフトウェア開発企業の市販ソフトを中心に「Universal Windows Platform」(UWP)準拠のソフトウェアへ転換が進んでいると思うが、元々UWP自体がWin32と互換性の無いWindows 10 Mobileやゲーム機のXBOXとソフトウェアの共通化を狙った規格である。
だがWindows 10 Mobileはすでに開発が終了しており、XBOXについてもゲーム専用機であるためにデスクトップ用のWindowzとソフトウェアの共通化を図るメリットが薄い。
このため、今となってはUWPの存在自体がほとんど意味の無いものとなっている、と私は考えている。
とはいえ、Micro$oftからすればUWPの存在意義はまだ大きい。
何故ならMicrosoft Storeで配布されるソフトウェアはUWP準拠でなければならないからだ。
したがって今後もUWPの推進は進められて、脱Win32は続けられるだろう。
というワケで。
これまでもいくつかの名刺作成ソフトを試したが、「名刺MAKER」を超える物に出会った事が無い。
いつ使えなくなるかわからないが、「名刺MAKER」はこれからも使い続けていくつもりだ。
IT産業の理不尽 [雑談]
野村HDが日本IBMに「敗訴確定」
https://duckduckgo.com/?q=%E9%87%8E%E6%9D%91HD%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%ACIBM%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%95%97%E8%A8%B4%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%80%8D&ia=web
どのような仕事でもそうだが、やっている最中に仕事の内容がコロコロと変わるとしたらどうだろうか。
仕事の内容に変化が起きれば、当然手間が増える。手間が増えれば時間がより多く必要になる。
さらに、変化が増えれば増えるほど目的がボヤけやすい。
例えば年末の掃除にしても、はじめトイレ掃除を頼まれたのに途中でやっぱり台所をやってと言われたらどうか。
また同じトイレ掃除でも最初は便器まではしなくて良いと決めたのに、途中で便器も掃除する事になったら。
前者の場合は掃除道具が変わるので準備からやり直しになるし、場所の移動も必要。
後者も便器用の洗剤などを新たに用意して、掃除箇所が増えた分も余計に時間がかかる。
さらにエスカレートして、じゃあ廊下、クローゼット、玄関、などと増え続けたら。
まあ自宅の掃除程度なら単に時間と気分の問題だが。
これが巨大なシステム開発となるとどうなるのか、という事だ。
仕事は複雑度が高くなるにつれ、どういう結果が欲しいのかという事があいまいになりがちだ。
何故なら仕事を頼む側が、自分の仕事を十分に理解していないと何が必要かもわからなくなるからだ。
だから、仕事の契約を結ぶ場合、そこの所を決めなけらばならない。
少なくとも私ならば相手が何をしたいかを聞き出して、聞き出した内容を自分の言葉で相手に説明し、お互いの理解が共通である事を確認出来なければ仕事を請け負う事はしない。(まあ誰でも当たり前にやっている事のはず。)
したがってこの裁判の原因は“そこ”にあると思う。
要は、野村側が仕事の最中に頻繁に仕様変更など一度決めた事を何度もひっくり返すのは何をしたいのか理解していないのが原因だし、日本IBM側もそういう事になる可能性がある事を知っていながら十分な防衛策をしていないから訴訟を起こされるのだ。
もちろん、後から気付いて変更も止む無しというのはよくある事。
だがそうなれば、場合によっては計画を最初から練り直して、一旦白紙に戻さなければならなくなる場合だってある。
今回の件はそういう事を野村側がまったく理解しておらず、駄々をこねる幼児も同然の態度だったと推察される。
また、場合によっては日本IBM側が無能ぞろいで客の要求を理解できず、それにも関わらず理解しているつもりで出鱈目な仕事をしていた可能性もゼロではない。
こういった事は一かゼロというのはなく、どちらにも多少はそういう事があり得るので、一方的にどちらかを悪者には出来ないが。
その程度があまりにも酷ければ、酷い方を悪と断ずる事も必要かもしれない。
まあ裁判の結果は野村側が悪となったワケだが。
そういう光景は桁違いに規模が小さくとも、日常のどこにでもある普通の事だ。
そしてIT業界では仕事の大小に関わらず、客の横暴という理不尽が普通の事と聞く。
人間のやる事は、事の大小に関わらず同じという事か。
こんなでは生産性がどうこう言う以前の問題である。
Lack Of Communication
https://www.youtube.com/watch?v=kTi-XP1swI0
https://duckduckgo.com/?q=%E9%87%8E%E6%9D%91HD%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%ACIBM%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%95%97%E8%A8%B4%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%80%8D&ia=web
どのような仕事でもそうだが、やっている最中に仕事の内容がコロコロと変わるとしたらどうだろうか。
仕事の内容に変化が起きれば、当然手間が増える。手間が増えれば時間がより多く必要になる。
さらに、変化が増えれば増えるほど目的がボヤけやすい。
例えば年末の掃除にしても、はじめトイレ掃除を頼まれたのに途中でやっぱり台所をやってと言われたらどうか。
また同じトイレ掃除でも最初は便器まではしなくて良いと決めたのに、途中で便器も掃除する事になったら。
前者の場合は掃除道具が変わるので準備からやり直しになるし、場所の移動も必要。
後者も便器用の洗剤などを新たに用意して、掃除箇所が増えた分も余計に時間がかかる。
さらにエスカレートして、じゃあ廊下、クローゼット、玄関、などと増え続けたら。
まあ自宅の掃除程度なら単に時間と気分の問題だが。
これが巨大なシステム開発となるとどうなるのか、という事だ。
仕事は複雑度が高くなるにつれ、どういう結果が欲しいのかという事があいまいになりがちだ。
何故なら仕事を頼む側が、自分の仕事を十分に理解していないと何が必要かもわからなくなるからだ。
だから、仕事の契約を結ぶ場合、そこの所を決めなけらばならない。
少なくとも私ならば相手が何をしたいかを聞き出して、聞き出した内容を自分の言葉で相手に説明し、お互いの理解が共通である事を確認出来なければ仕事を請け負う事はしない。(まあ誰でも当たり前にやっている事のはず。)
したがってこの裁判の原因は“そこ”にあると思う。
要は、野村側が仕事の最中に頻繁に仕様変更など一度決めた事を何度もひっくり返すのは何をしたいのか理解していないのが原因だし、日本IBM側もそういう事になる可能性がある事を知っていながら十分な防衛策をしていないから訴訟を起こされるのだ。
もちろん、後から気付いて変更も止む無しというのはよくある事。
だがそうなれば、場合によっては計画を最初から練り直して、一旦白紙に戻さなければならなくなる場合だってある。
今回の件はそういう事を野村側がまったく理解しておらず、駄々をこねる幼児も同然の態度だったと推察される。
また、場合によっては日本IBM側が無能ぞろいで客の要求を理解できず、それにも関わらず理解しているつもりで出鱈目な仕事をしていた可能性もゼロではない。
こういった事は一かゼロというのはなく、どちらにも多少はそういう事があり得るので、一方的にどちらかを悪者には出来ないが。
その程度があまりにも酷ければ、酷い方を悪と断ずる事も必要かもしれない。
まあ裁判の結果は野村側が悪となったワケだが。
そういう光景は桁違いに規模が小さくとも、日常のどこにでもある普通の事だ。
そしてIT業界では仕事の大小に関わらず、客の横暴という理不尽が普通の事と聞く。
人間のやる事は、事の大小に関わらず同じという事か。
こんなでは生産性がどうこう言う以前の問題である。
Lack Of Communication
https://www.youtube.com/watch?v=kTi-XP1swI0
Windows11でタスクマネージャを起動する方法 [OS]
今年10月にWindowz11が一般公開されて以来、私は一度も触っていない。
しかし情報収集は行っていて、いつ導入の必要性が生じても良いように準備はしている。
こうして収集している情報の中に、今日見つけた「タスクマネージャの起動方法」というのがあるので今回、記事のネタにしたい。
Windowz11ではタスクマネージャの起動方法が一部変更されている。
タスクマネージャをよく使う人は、タスクバーを右クリックして起動する事が普通だと思うが。
これがWindowz11で使えなくなったのだ。
もちろん私は今まで知らなくて、この記事で初めて知った。
Windows 11のタスクマネージャー最速起動方法を探る
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win11tec/1376875.html
記事の内容には、この件について出来るだけ簡単に起動する方法を模索する様子が書かれている。
模索する中で代替方法をいくつも候補として挙げて、これらをタスクバーを右クリックする場合と比較しているが、ほとんどがわずかな手間を惜しんで却下されていて、その理由も「うん、うん」と頷ける事ばかりだ。
まぁ中には「その程度でも“苦労”と言ってしまうのか」と疑問を感じる事もあるが・・・
記事ではそうした事を経て出した結論が「[Ctrl]+[Shift]+[ESC]のショートカットキーで起動する」、或いはノートパソコンでマルチタッチ対応のパッドが装備されていればジェスチャーに登録して使うというもの。
だが私はもっと簡単が方法があるだろ?と思う。
その方法とは、一つはデスクトップやタスクバーににショートカットを置く方法だ。

こんな感じでショートカットを置けば、ワンクリックでタスクマネージャを起動出来る。
追記:ショートカットの作り方を念のために記す。
1.デスクトップ上で右クリック → 新規作成 → ショートカット とクリック。
2.「項目の場所」に Taskmgr.exe と入力し、「次へ」をクリック。
3.ショートカットの名前を適当に付けて「完了」をクリックする。
以上。
また、ランチャーソフトを利用する方法もある。
私が愛用しているランチャーソフトは「Orchis(オルキス)」。
Orchis
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/orchis/
初期設定ではデスクトップ上をマウスの左クリック2回で起動出来て、開いたメニューにショートカットを登録して使えばマウスカーソルをタスクバーまで移動させる手間すらなくす事が出来る。
また、メニューの起動方法は変更出来るので、ヘルプなどを見て好みの方法があればそれに変更する事も出来る。
私は初期設定のままで問題ないので、デスクトップで左クリック2回の呼び出し方法を使って以下のような感じで使っている。(タスクマネージャのショートカットは今回の記事のために登録したもの)

そんなワケで。
Windowz11をいつ導入するのか、まったく予定していないが。
いつか導入する時が来たら、Orchisのメニューにショートカットを登録して使おうかと思っている。
しかし情報収集は行っていて、いつ導入の必要性が生じても良いように準備はしている。
こうして収集している情報の中に、今日見つけた「タスクマネージャの起動方法」というのがあるので今回、記事のネタにしたい。
Windowz11ではタスクマネージャの起動方法が一部変更されている。
タスクマネージャをよく使う人は、タスクバーを右クリックして起動する事が普通だと思うが。
これがWindowz11で使えなくなったのだ。
もちろん私は今まで知らなくて、この記事で初めて知った。
Windows 11のタスクマネージャー最速起動方法を探る
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win11tec/1376875.html
記事の内容には、この件について出来るだけ簡単に起動する方法を模索する様子が書かれている。
模索する中で代替方法をいくつも候補として挙げて、これらをタスクバーを右クリックする場合と比較しているが、ほとんどがわずかな手間を惜しんで却下されていて、その理由も「うん、うん」と頷ける事ばかりだ。
まぁ中には「その程度でも“苦労”と言ってしまうのか」と疑問を感じる事もあるが・・・
記事ではそうした事を経て出した結論が「[Ctrl]+[Shift]+[ESC]のショートカットキーで起動する」、或いはノートパソコンでマルチタッチ対応のパッドが装備されていればジェスチャーに登録して使うというもの。
だが私はもっと簡単が方法があるだろ?と思う。
その方法とは、一つはデスクトップやタスクバーににショートカットを置く方法だ。

こんな感じでショートカットを置けば、ワンクリックでタスクマネージャを起動出来る。
追記:ショートカットの作り方を念のために記す。
1.デスクトップ上で右クリック → 新規作成 → ショートカット とクリック。
2.「項目の場所」に Taskmgr.exe と入力し、「次へ」をクリック。
3.ショートカットの名前を適当に付けて「完了」をクリックする。
以上。
また、ランチャーソフトを利用する方法もある。
私が愛用しているランチャーソフトは「Orchis(オルキス)」。
Orchis
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/orchis/
初期設定ではデスクトップ上をマウスの左クリック2回で起動出来て、開いたメニューにショートカットを登録して使えばマウスカーソルをタスクバーまで移動させる手間すらなくす事が出来る。
また、メニューの起動方法は変更出来るので、ヘルプなどを見て好みの方法があればそれに変更する事も出来る。
私は初期設定のままで問題ないので、デスクトップで左クリック2回の呼び出し方法を使って以下のような感じで使っている。(タスクマネージャのショートカットは今回の記事のために登録したもの)

そんなワケで。
Windowz11をいつ導入するのか、まったく予定していないが。
いつか導入する時が来たら、Orchisのメニューにショートカットを登録して使おうかと思っている。
自動運転の今 [クルマ]
アングル:自動運転技術の開発レース、先頭ゴールはトラックか
https://jp.reuters.com/article/autos-selfdriving-freight-idJPKBN2IS0AU
まあこんなものだろう。
妄想の迷路にはまっている方達には、早く目を覚ましてほしいと思う。
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