歴史に残るMP3再生・エンコードソフト [ソフトウェア]
かつて、一部のパソコンマニアの間で一世を風靡したMP3。
しかし今、世間では“MP3”などという単語が使われる事など無い。
MP3が何なのか知らない人も少なくない現在、今でも私はMP3フォーマットの音楽ファイルを再生して聞いている。
そんな私が先日、MP3関連のプログラムファイルを整理していた所。
そういえばSCMPXが無いな!
と気付いた。
まあ、古いMOに保存されてはいるだろうが、この際なので検索してみる事にする。
SCMPXの検索
https://duckduckgo.com/?q=SCMPX&ia=web
すると検索結果の3番目にSCMPXの開発者が運営する本家のWebページが表示されたが、リンクをクリックすると表示されるのは開発履歴なので、ページ内のリンクからトップページに移動する必要がある。
そして20年ぶりくらいに見たそのWebページは、あの当時のままだった。
しかも、今でもフリーソフトの作成を行っているようだった。
これまで数多のMP3関係ページが消えていったが、まさか今でも活動しているとは思わなかった。
さて、件のSCMPXだが。
Download のリンクをクリックすると、あった!
だが配布が終了している!!
しかも、Internet archive を見ると今年の11月6日に保存されたダウンロードページには、未公開のver.1.6のダウンロードリンクがあるのに、今日見た本家のダウンロードページからは削除されている!!!
そのうえ、Internet archive のリンクからはファイルが削除されているというメッセージが出るだけで1.6のダウンロードが出来ず、アドレス直打ちでもダメ。
作者がInternet archive に削除要請したのだろうか?
なんにせよ、もう手に入らないとなると非常に残念だ。
昔話になるが、かつて私がSCMPXを知る前は、“8Hz-mp3”というソフトウェアでエンコードしていた。
“8Hz-mp3” はMS-Dosで動かすソフトウェアなので、当時はWindows95のDos窓で実行していた。
しかも変換速度がMMX Pentium 233Mhz程度だと、4~5分の曲を変換するのに20~30分程度かかる。
あの頃はアルバム一枚分リップしたWaveファイルを、寝る前に変換をかけて朝起きたら出来上がっている、というような使い方をしていた。
その点SCMPXはGUIで簡単に出来て、しかも変換速度が10倍は速いため、非常に重宝したものだ。
そして、音質についても“8Hz-mp3”より良かったように思う。
しかし以前このブログの記事に書いた“CD2WAV32”が出ると、まったく使わなくなってしまった。
何故なら“CD2WAV32”はCDのリッピングから変換、ID3タグの編集まで非常に簡単に出来てしまうから。
“8Hz-mp3”やSCMPXだと、リッピング用のツールでCDをWaveファイルにして、それを各ソフトでエンコードし、その後ID3タグ編集ソフトで一曲ずつタグ編集という、非常に面倒極まりない、手間のかかる作業を強いられた。
※後にSCMPXを二十数年ぶりに使ってみたら、一曲ずつだがID3タグの編集が可能である事がわかり、当時はこの機能でタグ編集していたと思われる。すっかり忘れていたよ!
そして再生に関しても、SCMPXに代わりWinampを使うようになってからはお役御免に。
だったら不要ではないか、と思う事もあるが。
SCMPXが出た時、一つのソフトで再生とエンコードがGUIで可能という事、それ以前に出ていた類似のソフトよりもあらゆる面で優れていたという事もあり、非常に画期的だったのだ。
SCMPXは歴史に残るMP3再生・エンコードソフトと言っても過言ではないと思う。
それが、ほんのひと月前まではダウンロード出来ていたというのに、それを逃した事が悔やまれる。
・・・古いMOからVer.1.51を掘り出してくるか。
追記。
SCMPXが見つかった!
残っていて良かった。
さらに追記。
Windowz10 Pro x64 で正常に動作する事を確認。適当な.m3uファイルを食わせると普通にアルバム一枚が再生された。
今見ても、このUIのデザインはセンスが良いと思う。
参考:
久々にMP3ファイルを作った
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-03-08
かつてSCMPXを配布していたWebサイト
https://ch3.azurewebsites.net/
しかし今、世間では“MP3”などという単語が使われる事など無い。
MP3が何なのか知らない人も少なくない現在、今でも私はMP3フォーマットの音楽ファイルを再生して聞いている。
そんな私が先日、MP3関連のプログラムファイルを整理していた所。
そういえばSCMPXが無いな!
と気付いた。
まあ、古いMOに保存されてはいるだろうが、この際なので検索してみる事にする。
SCMPXの検索
https://duckduckgo.com/?q=SCMPX&ia=web
すると検索結果の3番目にSCMPXの開発者が運営する本家のWebページが表示されたが、リンクをクリックすると表示されるのは開発履歴なので、ページ内のリンクからトップページに移動する必要がある。
そして20年ぶりくらいに見たそのWebページは、あの当時のままだった。
しかも、今でもフリーソフトの作成を行っているようだった。
これまで数多のMP3関係ページが消えていったが、まさか今でも活動しているとは思わなかった。
さて、件のSCMPXだが。
Download のリンクをクリックすると、あった!
だが配布が終了している!!
しかも、Internet archive を見ると今年の11月6日に保存されたダウンロードページには、未公開のver.1.6のダウンロードリンクがあるのに、今日見た本家のダウンロードページからは削除されている!!!
そのうえ、Internet archive のリンクからはファイルが削除されているというメッセージが出るだけで1.6のダウンロードが出来ず、アドレス直打ちでもダメ。
作者がInternet archive に削除要請したのだろうか?
なんにせよ、もう手に入らないとなると非常に残念だ。
昔話になるが、かつて私がSCMPXを知る前は、“8Hz-mp3”というソフトウェアでエンコードしていた。
“8Hz-mp3” はMS-Dosで動かすソフトウェアなので、当時はWindows95のDos窓で実行していた。
しかも変換速度がMMX Pentium 233Mhz程度だと、4~5分の曲を変換するのに20~30分程度かかる。
あの頃はアルバム一枚分リップしたWaveファイルを、寝る前に変換をかけて朝起きたら出来上がっている、というような使い方をしていた。
その点SCMPXはGUIで簡単に出来て、しかも変換速度が10倍は速いため、非常に重宝したものだ。
そして、音質についても“8Hz-mp3”より良かったように思う。
しかし以前このブログの記事に書いた“CD2WAV32”が出ると、まったく使わなくなってしまった。
何故なら“CD2WAV32”はCDのリッピングから変換、ID3タグの編集まで非常に簡単に出来てしまうから。
“8Hz-mp3”やSCMPXだと、リッピング用のツールでCDをWaveファイルにして、それを各ソフトでエンコードし、その後ID3タグ編集ソフトで一曲ずつタグ編集という、非常に面倒極まりない、手間のかかる作業を強いられた。
※後にSCMPXを二十数年ぶりに使ってみたら、一曲ずつだがID3タグの編集が可能である事がわかり、当時はこの機能でタグ編集していたと思われる。すっかり忘れていたよ!
そして再生に関しても、SCMPXに代わりWinampを使うようになってからはお役御免に。
だったら不要ではないか、と思う事もあるが。
SCMPXが出た時、一つのソフトで再生とエンコードがGUIで可能という事、それ以前に出ていた類似のソフトよりもあらゆる面で優れていたという事もあり、非常に画期的だったのだ。
SCMPXは歴史に残るMP3再生・エンコードソフトと言っても過言ではないと思う。
それが、ほんのひと月前まではダウンロード出来ていたというのに、それを逃した事が悔やまれる。
・・・古いMOからVer.1.51を掘り出してくるか。
追記。
SCMPXが見つかった!
残っていて良かった。
さらに追記。
Windowz10 Pro x64 で正常に動作する事を確認。適当な.m3uファイルを食わせると普通にアルバム一枚が再生された。
今見ても、このUIのデザインはセンスが良いと思う。
参考:
久々にMP3ファイルを作った
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-03-08
かつてSCMPXを配布していたWebサイト
https://ch3.azurewebsites.net/
2023-12-02 20:13
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