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202309きのこ狩り [雑談]


今日、きのこを採って来た。

2023k_01.JPG

写真はアミタケ。

他にもいくつか採ってきたが、私はキノコ狩り歴は長いが絶対の自信がある種類以外は絶対に取らないので、他の種類についてはまったくの素人だ。

そして採る量は家族で食べる分のみ、精々1kg程度。

まあ、帰宅後に選別すると1/3は捨てる事になるのだが。

そして選別後のきのこは、半分は明日味噌汁にするため、洗って冷蔵庫へ。

残りの半分は

2023k_02.JPG

このように煮て、ソバの具にしようと思っている。


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ナノマシン兵器 [雑談]

ウクライナでの戦争を見ればわかるように、対称戦の場合はこれまで有効とされてきた大型兵器の多くが無用の長物と化した。

特にそう言えるのがステルス戦闘機。

極めて高価で維持運用にかかる経費も極度に高く、利用可能な状況ではたしかに費用対効果は高いが、それが成立する条件は今後ほとんどゼロと断言出来る。

何故なら2023年現在のレーダーとミサイル技術(含む個人携帯が可能な対空ミサイル)は、ステルス戦闘機がこれらの防空設備を破壊可能な距離よりも遠くからステルス戦闘機を破壊できるからだ。(具体的には、対ステルスレーダーでステルス戦闘機を発見→最寄りの発見がほとんど不可能な小さな対空設備から目標まで数kmの近距離で対空ミサイルを発射→撃墜という流れ)

何故ステルス戦闘機が最新のレーダーで容易に発見出来るかというと、単純に現代の飛行機自体が大きいからだ。

だからこれまでの「レーダーでは発見出来ない」という、そもそも誤った常識は通用しなくなった。

その理由は、ステルス戦闘機はレーダーでの探知を通常の飛行機より近距離になるまで難しくするという効果しかないというのが現実だからだ。

もし、ステルス戦闘機が今まで言われて来たような“最強兵器”というのが現実だったら。

ウクライナは2022年の2月中に、ロシアによって占領されていただろう。


さて。

ステルス戦闘機に代わり今後最強となる兵器は何かというと。

すでに実証されているように、それは超小型のUAVである。

私は10年以上前にこの持論を某サイトでブチ上げたが、重厚長大が最強とする論に塗りつぶされてしまった。

だが現実は御覧の通りである。

どんなにレーダーが発達しても、無数の小鳥が分散して絶え間なく情報収集し、或いは自爆攻撃する状況に対応出来るのか。

答えは、否、である。

対応するには、小鳥と同程度の大きさしかないUAVを識別可能なレベルの高性能なレーダーを網の目のように設置した「レーダーネットワーク」(※これはあらゆる手段のレーダーが必要になるだろう)で補足し、さらに侵入してきた無数のUAVを永続的に破壊する手段がなければならない。

これを戦時中に維持できるのかといえば現実的に不可能としか思えない。

何故なら安価で大量に使い捨て出来る兵器が主流ともなれば、飽和攻撃も簡単だからだ。
※これは現実に、現在進行形で生きた人間を使って行われている。


すると、その究極はどうなるのか。

これはもう兵器の小型化を極限まで追求する事になるだろう。

その行き着く先は「ナノマシン兵器」である。

SFの世界になってしまうが、ウイルスと同等のサイズまで小型化された兵器が、人知れず、兵器と兵器のぶつかり合いどころか小銃の撃ち合いすら起こる前に、戦争の勝敗を決するのだ。

ナノマシン兵器が実用化されれば、地球上の70憶人を超える人間を、1秒の誤差も無く同時に殺害する事も可能になるだろう。

当然、その効果は制御可能で、特定の地域の特定の人間だけを殺す、という事も簡単だ。


さあ、これからどうなるのか、少なくとも今よりさらに最悪な状況が現実となるのは私がこの世を去った後になるだろう。

私の経験では、人類の常識は近隣の人間関係ですら「自分中心のワンダーランド」(※含む~活動家やそれに類似する者)という状況なので、問題の本質について気付く人はほとんどなく、これからも良い方向への状況変化は期待出来ないとしか私には思えない。



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あからさまな世論誘導工作 [雑談]


記事の内容に色々と疑問はあるが、書かれている事を鵜呑みにせず、それを踏まえて読むと色々とためになる“JBpress”の記事にこんな記事が掲載されている。


ロシアより先に戦争を始めたのは米国とウクライナの可能性
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72795


この記事を読む前に、まずはこちらを参照する必要があるので、興味がある方は見てほしい。


大崎 巌の人気記事
https://jbpress.ismedia.jp/search/author/%E5%A4%A7%E5%B4%8E%20%E5%B7%8C


見るとわかるが、2016年と2019年の記事タイトルは結果から言ってこの著者の書く記事がどういうものかを証明していると言えよう。

さて。

記事の内容については省くとして、記事に対する私の率直な意見を書こう。


この記事の内容は部分的に正しい例もあるが、大半がロシアに都合が良い作り話である事に注意する必要がある。

嘘に事実を混ぜ、思考誘導する意図がはっきり見える。


ただし、ロシアのウクライナ侵攻の一因がアメリカやヨーロッパ諸国にある事は決定的な事実だ。

ロシアがクリミアを武力で強奪したことも含め、あらゆるロシアの戦争行為を未然に防ぐ事が出来た事をあえて戦争へと誘導したのはアメリカを筆頭とする欧米諸国である。(ちなみに日本も過去に同じ事をやられている)

だが、21世紀の世界情勢と価値観で言えば、ロシアの行った戦争行為は正当化が許されない蛮行である事は疑う余地がない。


当然だが、「先に戦争を始めたのどちらか?」という問いの答えはロシアである。

その根拠はウクライナ国内の問題はあくまでウクライナの問題であり、ロシアは関係が無いからだ。

ウクライナ国内のロシア人を救いたければ、戦争以外の方法で行う事が当たり前なのである。


結論を言えば、ロシアもアメリカもやっている事は同じと言わざるを得ないが、だからといってロシアの行為を受け入れる事も出来ないのである。


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とても嫌な予感 [雑談]

2nm世代の国産化へ、国内8社出資の製造会社Rapidus始動
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2211/11/news155.html

・・・。

サブタイトルに「10年の遅れを取り戻す」とあるが。

実質は20年じゃないのか。ヘタをすると無限大とも。

理由は、簡単に“2nm”と言うが、をれを実現するために必要なモノが日本には無いからだ。

特に“人”。

私は、2nmを実現するための技術者と、技術者をサポート“出来る”人材が、今の日本にはゼロだと確信する。

それをゼロから育てるには一体何年かかるというのか。

10年では到底足りないだろう。

ならば海外から買ってくるか?

それは無理だ。

可能なケースがあったとしても、到底数が足りない。

しかもそういった人を活かせる環境作りも必要なわけで、それこそ能力がある者を薄給でコキ使い、不況になれば簡単に放り出すような“美しい国・日本”が、そんな事出来るはずもない。

だから、“Rapidus”とかいう会社は、何の成果もなく潰れる確率99%だと思う。

こういう事を実行するなら20年遅い。

やるなら小学校から大学までの教育も全面的に見直す必要があるし、現在各方面で権力を持つ者達の世代交代も必要だ。

だから、まァ無理だろう。



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過剰な期待に目が曇っている [雑談]


Web3、メタバースで過度に盛り上がる日本
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72564

「Web3、メタバースで過度に盛り上がる日本」

この記事を読むと本当にそう思う。

騒いでいる連中は自分に都合が良い解釈しか出来ない。

そして他人を巻き込んで盛大に破滅するが、自分だけ最小の損害で逃げ、責任も何もかも他人に丸投げだ。

冷静な者は事態のあらゆる側面に注目し、冷静な対処と破滅からの被害を最小にする手段を準備した方がいい。


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無知・無理解=バカだらけ [雑談]


「無知・無理解=バカだらけ」というのは、人類の宿業だ。

人類がこの地球上に現れてから滅亡するまで続く、負の連鎖である。

「無知・無理解=バカ」から逃れ得る人間は誰一人として居ないが、自分自身がそうである事を“理解”出来たのであれば、その人はただのバカではなくなる。

ちなみに

「自分をバカだと思う」事と、「自分がバカだと理解」する事は、本質的に違う

という事に注意しなければならない。


さて。

こんな冒頭の文を書いたのには理由があって、それは以下の記事を読むために必要だからだ。


クルマ産業は半導体の「バカの壁」を超えられるか?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72522


要は「バカの壁」が問題になっているのは「人間の活動全てに関わっている」という事が理解出来ていないと、この問題の深刻さが理解出来ないかのである。

そしてこの問題を緩和(解決は物理的に不可能)出来る人間は「自分がバカだと理解」している人の内、バカから少しでも利口になろうと努力を惜しまない人に限られ、そういう人達のおかげで人間社会は危ういバランスを保っていられると。


私にとってはクルマも半導体も人生を楽しむために必須なので、本当にどうにかしてほしい。

かつてはクルマの開発に携わっていたが、その時も様々な問題をどうにかする事に心を砕いて働いた。

現在は川上から川下に移り住み、消費する側から支えているつもりになっているが。

人間とはどうしても自分個人の利益にしか興味が持てないらしい。極少数の例外を省いて。

一見利他の活動をしている人達も、ほとんどは利己のための活動をしているに過ぎない。

あれらは、要するにアル中やポン中と同じなのだ。


さて。

この先クルマと半導体はどうなっていくのか。

個人的には電子制御が入るクルマなどゴミだと思っているが。

一方でクルマを動かすためには電気の力が必ず必要で、エンジンの点火制御も機械式より電気式の方が同じ仕事をしているとしても維持管理の面で優れている。

だからアナログな半導体のお世話にならない理由は無い。

一方でクルマの装備として、カーステやエアコンは出来れば欲しいところ。

こうした部分に関してはどうしてもコンピュータ制御に頼らざるを得ない部分が排除出来ない。

純粋にスポーツを楽しむためのクルマであればカーステもエアコンも不要だが、日常の足に使うのであれば欲しいというのが本音なのでそうなるのだ。

ましてや、クルマを使う人は私のような極端な者ばかりではない。

しかも仕事の道具として使う人たちには、自動運転さえも渇望する装備かもしれない。

さらに電気自動車ともなれば、少なくともクルマを動かすための動力には半導体が絶対に必要で、さらに付加価値が無ければ競争力を失うので、昨今の情勢を鑑みればスマートフォンと合体したかのような電気自動車として作らざるを得ない。

だから色々難しい。


まあ、この先どうなるにせよ、“クルマ産業は半導体の「バカの壁」を超えられるか”という問題は、消費者を直撃する問題だ。

特に自動車産業が大きな比重を持つ日本という国の国民にとっては、自動車も半導体もまったく無関係な業種の人にまで深刻な影響を与える。

「バカの壁」は自分で壊すしかない。

誰かが教え諭したとしても、それは絶対に叶わない。

この問題の緩和には童話の「北風と太陽」が有効だと思うが、太陽に相当するものがなんなのか、人や環境や状況などによって違うからなお難しい。

出来る者が、出来る範囲で、出来る事を、身近でコツコツと積み上げるしかないのだと、私の経験が示すが。

それすらも、出来る人はあまりに少ない。

焼け石に水なのだ。



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パソコン市場が過去数十年で最悪の落ち込みらしい [雑談]

パソコン市場が過去数十年で最悪の落ち込みらしい。

私は1年以上前に自分にとって必要な環境を十分に満たしたので、その後はこうした情報にあまり関心が無かったのだが、どうやら私が想像していた以上に酷い状況であるようだ。


ただ、冷静になって考えてみれば話は単純だ。

要するに半導体不足の引き金にもなった、コロナ禍によるパソコンの、空前絶後の大需要。

これは単に未来の需要を先食いしただけなのだ。

だから、その後は少なくとも1年以上、長ければ4~5年は需要そのものが減って当たり前というワケだ。


とはいえ、需要減の底を打った後は需要がまた戻るのが道理。

今の内にその需要を賄うための投資をしなければ間に合わない。

かつて日本はITバブルの崩壊で大打撃を受けた際も、その後の需要の伸びを予測出来ずに投資しなかった。

私はまたこの繰り返しにならないかと心配だ。


そんな事は無い、すでに政府が先頭になって大規模な投資を計画しているじゃないか、という意見もあるかもしれないが。

今のこの状況を見て投資の規模を縮小したり、予算を全く違う目的に流用するという事は必ず起きる。

と、私は予想する。


しかし、出来る事なら私の予想は外れて欲しい。

心からそう願う。

まあ、自動車関連はいまだに半導体が不足しているし、政府の投資も軸足はそっち方面に置かれているように感じるのが救いか。



パソコン市場、過去数十年で最悪の落ち込み
https://duckduckgo.com/?q=%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%80%81%E9%81%8E%E5%8E%BB%E6%95%B0%E5%8D%81%E5%B9%B4%E3%81%A7%E6%9C%80%E6%82%AA%E3%81%AE%E8%90%BD%E3%81%A1%E8%BE%BC%E3%81%BF&ia=web


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ベルギーにある3Mのフッ素化合物工場が再稼働の見通し [雑談]


今日、こんな記事をみつけた。

1位の「3M PFAS問題」には進展も、2022年上期 人気記事Top5
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2207/11/news070.html


先日書いたフッ素グリスを買え! で

“半導体製造で必須の冷却材に使われているフッ素化合物を製造する工場が閉鎖に追い込まれた事で、一時的に半導体の製造が滞る可能性がある”

と書いたが。

この問題ではベルギーにある3Mの工場が稼働停止になったので、この工場で生産されるフッ素化合物が必要なドライエッチングという工程が出来なくなって、世界の半導体工場の80%で半導体が製造できなくなる可能性があった。

そして記事によると、工場周辺の汚染された土壌を浄化するなど環境改善に5億7100万ユーロを投じる事で工場の再稼働が認められたようだ。

このため、半導体が製造出来なくなるという危機的状況は回避される見通しとなった。


ちなみにここ数年続く半導体不足の問題は、すでに急激な需要縮小によって一部の分野で過剰在庫が始まっていて、RenesusやnVidiaなどではTSMCに生産予約の一部をキャンセルしようとしているようで、終わりが見え始めているらしい。

そして、この変化があまりにも急激に進んでいるため、バブルの崩壊に似た状況になりそうだ。

今月に入ってビデオカードの値下がりを見かける機会が増えたが、もうすぐ大幅な値崩れが起きるのかもしれない。

まあ、代理店などは在庫調整を上手くやって値崩れしないように必死なのだろうが。

またCPUなども、今年の春以降パソコンの需要が急激に落ち込んでいる事から値下がりが進む可能性がある。

もしバブルの崩壊が始まったら、特に気を付けなければならないのはDRAMやNAND Flashを使う製品だ。

これらは半導体不足の真っ只中にあって品不足になっていない。

そして昨年にはもう過剰在庫になっていたらしい。

という事は、過去に何度も繰り返したようにかなり大幅な値崩れが起きる可能性がある。


とまァそんなワケで、3Mのフッ素化合物工場が再稼働しようがしまいが、実際にはあまり関係が無かったかもしれない。

なんにせよ、一般の消費者にとっては良くも悪くもあまり歓迎出来ない状況だ。

とはいえ、気にした所で精々買うタイミングを見計らうネタくらいにしかならない話。

高かろうが安かろうが、必要になったら買う以外の選択肢は無いのだ。



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あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい [雑談]

あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい


かつて、そういうCMが存在した。

バリエーションとして

おと・・・おと・・・おと・・・おとさん・・・

というのもあった。


あれから約30年が経過した今。


あれ以上に高度な問いかけをするCMが、これまでにあっただろうか。


あか・・・みどり・・・あお・・・ぐんじょういろ・・・きでい

おと・・・おと・・・おと・・・おとさん・・・


・・・私は、否定する。

たんたんたたんたん!


追記:

TDK アンディ
https://duckduckgo.com/?q=TDK+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3&ia=web

Cyon2
https://www.youtube.com/watch?v=eBf1wrvyDFY
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こうなる事は10年前から確定していた [雑談]


現在欧米ではロシアのウクライナ侵攻が引き金となって、これまでの脱炭素政策を止めて大規模な石油・天然ガスの開発を行う方向に向きつつあるようだ。


欧米では「脱炭素を止め石油・ガス増産」の大合唱
https://agora-web.jp/archives/2055399.html


これまでの無理・無茶・無謀な脱炭素政策による社会の歪みが顕在化する中、ロシアからの石油や天然ガス供給に頼る部分が大きかった国々の混乱と、その影響を受けている世界中の国々の混乱によって、これまでやって来た事が間違いだったと、ようやく認める人が出始めたという事だ。


まあ、私には10年前からこうなる事が確定していたとしか思えない。

要は衆愚政治だ。

これに尽きる。



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だから我々は備えなければならない [雑談]


先の記事にも書いたが、現在の世界は混沌を極めつつある。

私のような昭和生まれからすると、平成の時代はその名の通り平らかで安穏とした時代に思える。

まあ、ある日を境に突然世界が変わる、というのは個人の印象は別として物理的にあり得ないので、一般には“それ”が個人の思う閾値を超えた場合に“突然世界が変わった”という印象につながるのかもしれない。

目に見える事や肌に感じる事だけが全ての人には、絶対に理解できない。

理解した気になるのは自由だが。


世界は、そして日本は不安に満ちている(以下略
https://motor-fan.jp/mf/article/42417/

この記事は、今の現実の一端を非常によく表していると思う。

もちろん、漠然とした不安を常に感じている人の感覚の中には、こうした“現実”が含まれている場合もあるだろう。

だから、そういった感性を持ち得る人は備えなければならない。

これからの時代に対して。


備えると言うと、ほとんどの人が守りに徹する事を想像しがちだが。

激動する世界の中において、守りに徹するという選択肢は滅亡を意味する事が多い。

時勢を見て、守りに徹するべき時と、攻めに徹するべき時、或いはその時々でちょうど良いところを進む時など、柔軟な対応をしなければならない。

これは国家単位という想像も難しい話だけではなく、個人の日常生活でも同じだ。

備えるという事は、金や物を蓄える事だけではなく、情報を得る事と、それを活用するための脳みその育成と判断のための“感覚”を鍛えるという事であり、それを元に自分がどのような在り方を、そして行動をすべきなのか、という事でもある。

しかも、情報を得ると言っても自分に都合が良い情報だけでなく都合が悪い(或いは興味のない)情報も区別なく集めなければならない。

そのためにも、言葉では表現出来ない“感覚”の育成が必要だ。


残念な事に、人間の危機意識というものは平時では働かない事が普通で、これはどんな人でも例外は無い。

ならば平時において如何に危機意識を持つのか、という事が重要なのだが、危機意識とは人間の価値観や感情に依拠する部分が大きいだけに、文字通り綱渡りを演じる事になる。

もしそのか細い綱を踏み外す事があれば、それは自らの妄想に囚われ暴走する道に堕ちる以外の未来しか存在しない。

なにしろ正気というものは、客観的に見て正気か狂っているかなどとは無関係なのだから。


結局の所、正しいとか間違っているとか、そういう事も結果でしかわからない。

個人で出来る事は非常に狭い範囲に限られ、だからといって集団になれば大抵破綻する。

こんな世の中で「だから我々は備えなければならない」とは言っても。

出来る事を、出来る範囲でやる。

今私に言える事は、それしかない。

まあ色々考えたところで、無限円環を往くがごとく人は過ちを繰り返すのだろう。

せめて(以下略



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写ルンです [雑談]


「写ルンです」が、まだ売られているとは知らなった。


「写ルンです」とは、デジタルカメラやスマートフォンによって銀塩カメラが駆逐される以前、手軽に写真撮影が出来る撮影機材として大ヒットした“レンズ付きフィルム”である。

出た当時の衝撃は大きく、また売れに売れたため、開発・販売元の富士フィルム以外の各社からも類似品が出まくった。

もちろん、本格的な写真撮影には一眼レフなどのマトモなカメラが必要だが、日常のスナップ写真や、旅行先での思い出を残す用途などには十分であり、小型軽量でハンドバッグにも入り、機能が単純なため扱いやすく、しかも必要になればその辺のスーパー・コンビニ・お土産屋など、雑貨を扱う店ならば大抵置いてあるため入手性も極めて良好で、「カメラを持っていれば良かった!」と後悔する事を激減させる大変素晴らしいモノだった。

しかし時代は流れ、21世紀に入ると大衆が買える簡易なデジタルカメラも実用的な性能かつ安価になり、その後は携帯電話に搭載されたデジタルカメラの画質向上、さらにその後はスマートフォンの登場によって銀塩フィルムを使うアナログなカメラの需要は激減。

特に「写ルンです」は大打撃を被って消えたかと思っていたのだが。
(ちなみに私は、2001年に発売されたキヤノンのIXY Digital 300を買って以降、写ルンですを買わなくなった)

実際にはどういうワケか一時期流行もしたそうで、未だに売れ続けているらしい。

ポラロイドが開発した「インスタントカメラ」が今でも売れているというのは知っていたが・・・


とにかく、昔はどこかに出かけるというと持ち歩く事が多かった「写ルンです」。

カメラを持っていなくとも、撮りたいと思う事があればその辺の店で買ってすぐに撮影が出来るという事が魅力だった。

現在のデジタルカメラと比べると、撮影可能な枚数は少ないし、現像しないと撮った写真を見る事が出来ないし、撮った写真を他人に渡すにも写真屋に持って行って焼き増ししてもらうか、スキャナで取り込んでデジタルデータ化するしかない、という手間がかかる不便さもある。

スマホで撮った写真はその場でSNSに上げてシェアするのが当たり前の時代に!

なので一体何が魅力なのか、今の私には理解出来ないが。

「写ルンです」を今でも使う人には、彼らなりに魅力を感じて使っているのだと思う。

そして、そうした人達が商売として成立するだけの需要を生み出している。

だから今でも生産され、売られているのだろう。


写ルンです
https://duckduckgo.com/?q=%E5%86%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%99&ia=web


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IT産業の理不尽 [雑談]

野村HDが日本IBMに「敗訴確定」
https://duckduckgo.com/?q=%E9%87%8E%E6%9D%91HD%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%ACIBM%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%95%97%E8%A8%B4%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%80%8D&ia=web


どのような仕事でもそうだが、やっている最中に仕事の内容がコロコロと変わるとしたらどうだろうか。

仕事の内容に変化が起きれば、当然手間が増える。手間が増えれば時間がより多く必要になる。

さらに、変化が増えれば増えるほど目的がボヤけやすい。

例えば年末の掃除にしても、はじめトイレ掃除を頼まれたのに途中でやっぱり台所をやってと言われたらどうか。

また同じトイレ掃除でも最初は便器まではしなくて良いと決めたのに、途中で便器も掃除する事になったら。

前者の場合は掃除道具が変わるので準備からやり直しになるし、場所の移動も必要。

後者も便器用の洗剤などを新たに用意して、掃除箇所が増えた分も余計に時間がかかる。

さらにエスカレートして、じゃあ廊下、クローゼット、玄関、などと増え続けたら。

まあ自宅の掃除程度なら単に時間と気分の問題だが。

これが巨大なシステム開発となるとどうなるのか、という事だ。


仕事は複雑度が高くなるにつれ、どういう結果が欲しいのかという事があいまいになりがちだ。

何故なら仕事を頼む側が、自分の仕事を十分に理解していないと何が必要かもわからなくなるからだ。

だから、仕事の契約を結ぶ場合、そこの所を決めなけらばならない。

少なくとも私ならば相手が何をしたいかを聞き出して、聞き出した内容を自分の言葉で相手に説明し、お互いの理解が共通である事を確認出来なければ仕事を請け負う事はしない。(まあ誰でも当たり前にやっている事のはず。)

したがってこの裁判の原因は“そこ”にあると思う。

要は、野村側が仕事の最中に頻繁に仕様変更など一度決めた事を何度もひっくり返すのは何をしたいのか理解していないのが原因だし、日本IBM側もそういう事になる可能性がある事を知っていながら十分な防衛策をしていないから訴訟を起こされるのだ。


もちろん、後から気付いて変更も止む無しというのはよくある事。

だがそうなれば、場合によっては計画を最初から練り直して、一旦白紙に戻さなければならなくなる場合だってある。

今回の件はそういう事を野村側がまったく理解しておらず、駄々をこねる幼児も同然の態度だったと推察される。

また、場合によっては日本IBM側が無能ぞろいで客の要求を理解できず、それにも関わらず理解しているつもりで出鱈目な仕事をしていた可能性もゼロではない。

こういった事は一かゼロというのはなく、どちらにも多少はそういう事があり得るので、一方的にどちらかを悪者には出来ないが。

その程度があまりにも酷ければ、酷い方を悪と断ずる事も必要かもしれない。


まあ裁判の結果は野村側が悪となったワケだが。

そういう光景は桁違いに規模が小さくとも、日常のどこにでもある普通の事だ。

そしてIT業界では仕事の大小に関わらず、客の横暴という理不尽が普通の事と聞く。

人間のやる事は、事の大小に関わらず同じという事か。

こんなでは生産性がどうこう言う以前の問題である。


Lack Of Communication
https://www.youtube.com/watch?v=kTi-XP1swI0



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ファブリック素材ではなく布と言え! [雑談]

最近そこかしこで目立つようになっている単語がある。

それは「ファブリック素材」

少なくとも私の目に入る範囲で使われるのは、椅子やソファなどの家具類に多い。


初めて目にした時にはなんの事か一瞬考えたが、モノを見て「ああ、布の事か」と理解した。

それからしばらくは目にしても特に気にはしなかったが、やはり何か違和感が残る。

素直に「布」と言えば良いところをわざわざ横文字にするとは。

しかも、問題は素材の布がどういう物かなのに、普段使う事が無い横文字のおかげでその説明が曖昧でも良い素材であるかのように感じてしまう。


ファブリックとするのは何故?と疑問が湧いたので色々考えたが、思い至ったのは印象操作だ。

例えば※「ゲヴェルクシャフト」という名前を見たら、この単語の意味を知らない日本人は何を想像するだろうか。

あえて具体的な例は挙げないが、それぞれの人生で得た知識や経験からいいかげんな想像をするのではないだろうか?

このように人間は勝手な思い込みが得意な生き物で、知らない事や理解出来ない事を自分に都合が良いように解釈する。

こうした事から、一般にあまり知られていない別の文化圏から単語を拝借して命名すると、客は勝手な思い込みと勘違いで物欲を掻き立て、購買行動につながるのだ。


実際に見て触れてみれば単に布が使われているものを、わざわざファブリックなどと。

何か気持ちが悪いから、ファブリック素材ではなく布と言え!

と思う。


※ドイツ語で「労働組合」の事。


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昔のPCにはなぜ「Turbo」ボタンがつけられていたのか? [雑談]

今日はこの記事を読んで唐突に思い出したことを書く。

昔のPCにはなぜ「鍵穴」がつけられていたのか?
https://gigazine.net/news/20190511-why-old-pc-have-key-lock/

鍵穴はともかく、その横に「Turbo」と印刷されたボタンがある事に気付いた人は居るだろうか。

私はその昔、初めてPC/AT互換機を使い始めた頃から疑問だったが、なんとなく「Turboボタンを押すと加速するのか」と思って流していたものだ。

が、GIGAZINEの記事で思い出した今になって思うと、それはおかしいと思って調べた所。

なんと、Turboボタンが加速ではなく減速ボタンである事が解った。

Turbo button
https://en.wikipedia.org/wiki/Turbo_button

Wikipedia曰く、かつて存在したTurboボタンはDosで動作するソフトウエア、主にゲームのために存在したようだ。

どういう事かというと、かつてDos用のゲームは当時主流だったIntel 8086の動作速度に最適化、いや、その速度そのものに依存するプログラムだった。

要はCPUを最大限使い倒している状態で適切な速度で動いていたのだ。

なのでその後、80286などのより高性能なCPUが主流になるとCPUの処理速度が上がった分ゲームの速度も上昇してしまい、ゲームにならなくなってしまった。

また、ゲームでなくても各種のタイミングがCPUの速度に依存するアプリケーションプログラムは、その動作が破綻してしまう。

そこで登場したのがTurboボタン。

これを「スイッチオン」すると、8086相当の動作速度にまでパソコンの性能が落ちるのだ。(実際には通常Turbo ModeがONの状態で、Turbo buttonを押すと解除されるという動作)

これはかつてNECのPC-8801Mk2SRに、それ以前の88で開発されたプログラムとの互換性を保つためV1modeとV2modeの切り替えスイッチがあった事を思い出させる。

88の時も、SR本来の動作であるV2modeで8801Mk2以前のプログラムを動作させると、BASICのペイント文が破綻して画面全体が一色に塗られてしまった事があるが、そういう場合にV1modeで動作させたものだ。


というワケで、昔のPC/AT互換機にあった「Turboボタン」。

それはクルマなどで一般的な“パワーアップのイメージ”と真逆の、過去のプログラムとの互換性を保つための減速ボタンだった。

それから今現在まで続くPC/AT互換機では、RTCを基準としたタイミングでパソコンの処理性能とは関係なく各種のタイミングが取られるそうなので、CPUが速くなった分ゲームの動作が速くなってしまう事は無いが。

まあ、昔は“そういうコト”を利用した裏技なんかもあったり。

あれはあれで楽しい時代であった。


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Intelとニコンの関係 [雑談]


先日の24日、Intelは「IDM 2.0」というビジネスモデルに移行する事を発表した。

半導体生産で「委託」「受託」を両にらみ Intelが「IDM 2.0」構想を発表
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2103/24/news102.html

IDMとはIntegrated Device Manufacturerの略で、「垂直統合型デバイスメーカー」という。

IDM2.0というのは、自社で一貫して設計から製造、販売まで行うだけでなく、他社からの受託生産や外部の半導体製造工場への生産委託までを行う事を意味するようだ。


一方でこの発表より前、Intelが完全なファブレス企業になるかもしれないという話が出ていた。

これはあくまで噂でしかなかったが、もしそうなった場合に困るのがモノ作りニッポンの企業であるニコン。

何故なら近年、ニコンの製造する半導体露光装置は大半がIntelに出荷されているからだ。

今回Intelが下した決定は、そのニコンにとって首の皮一枚をつなげる朗報となった事だろう。


ただし、だからといってニコンが生き残れる保証にはならない。

何故なら現在のニコンはEUVリソグラフィに使える装置を持たないからだ。

つまり、今後Intelが半導体の微細化を進めるのであれば工程の一部をEUVに置き換えていく事は絶対に必要なので、ニコンへの発注は減る一方になるのだ。


何故ニコンの半導体露光装置は大半がIntel向けなのか。

それはかつて世界の半導体製造シェアの多くを握っていた日本の半導体製造工場がほとんど消えた事が一つ、そして最後に残った大口顧客であるIntelの半導体製造工場が、自社のCPUを専門に製造する工場だった事に関係している。

IntelのCPUは半導体製造の中でも最先端をいくものだったが、同時に独自性が強く、露光装置へ要求する要件もある意味特殊だったようだ。

ニコンは良くも悪くも “特殊な条件にカスタマイズ可能な能力” を持つ企業だったため、Intelとは一蓮托生の関係を続けて来たわけで、そのおかげで他の半導体製造工場で必要とされる汎用性の高い露光装置を作れなくなってしまったのだ。

“作れなくなってしまった”というのは実際のところ言い訳にしかならないのだが、Intelが絶好調の間はTSMCやGlobalFoundriesなどの、Intel以外の顧客の事を重く考える必要が無かったと思われる。

従って、今後ニコンがASMLに対抗し得る半導体露光装置を開発出来ない限り(今はEUV露光装置開発から撤退しているが)、半導体露光装置の分野から撤退するか、現在のようにEUVを必要としない工程用に露光装置を供給し続けて生き残りを図るかしかないだろうと思われる。


ただし、ニコンの半導体露光装置はASMLなどと比較してスループット(一定時間で加工品が出来上がる数量)が低いとか、稼働率が低いなど評判が散々らしい。

こうした点も改める事が出来なければ、やはり生き残る事は難しいだろう。

今月頭にはデジカメ部門がかなり厳しいという情報が出た事もあって、会社の規模縮小 → 開発費の減少 → 商品が開発できなくなって倒産、という流れになってもおかしくはない。


まあ一部で比較的好調な事業もあるらしいが、昨年の時点でカメラ関係と半導体製造装置関連の売り上げが全売り上げの8割近い事から、当面はIntelがニコンの命綱であることは間違いない。


ニコン、カメラから撤退する日…過去最悪の赤字で危機、売上の5割が蒸発、デジカメ壊滅的
https://biz-journal.jp/2021/03/post_211003.html

ニコンと日立ハイテクが恐れる「インテルの選択」
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0902/jbp_200902_9744374249.html

露光装置シェアトップのASML その強さの源泉は速度と稼働率
https://yunogami.net/ej/_src/984/EJ09%E5%B9%B48%E6%9C%88%E5%8F%B7.pdf

半導体露光機で日系メーカーはなぜASMLに敗れたのか
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1803/02/news039_2.html



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TSMCの日本誘致に関して [雑談]

現在世界最大規模の半導体製造企業であるTSMC。

同社は最先端の半導体製造プロセスを用いた各種CPUやSoCの供給元として、世界で最も重要な企業の一つだ。

一方で

「工場など貧乏な国の安価な労働者にやらせておけばいい」

そういう考えの元、ファブレス企業が幅を利かせているが。

半導体が国家の安全保障要件として非常に重要な地位を占めている今、そういう考えは非常に危険で幼稚な考えに変化している。


こうした背景があったのかどうか、TSMCの工場を日本に誘致するという動きが政府にあったらしい。

半導体株が上昇、台湾TSMCが経産省と共同で日本に施設建設の報道
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-05/QMG9POT1UM0Y01

経産省のメンツを懸けた TSMC日本工場誘致
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210126/se1/00m/020/048000c

政府、台湾の半導体大手を誘致へ=報道
https://www.epochtimes.jp/p/2020/07/59774.html

かつて日本の半導体生産工場はIntelから一歩遅れる程度を走っていたが、45nm辺りで脱落した。

今はかろうじて元東芝のNAND Flash工場と、旧エルピーダ、現在は米MicronのDRAM工場が10nmクラスの半導体生産を行っているが。

肝心のプロセッサは富士通の工場がCPUの生産をやめて以降、立ち消えになっているし、現在量産される最先端プロセスは5nmだ。


要するに、今回のTSMC誘致は衰退し切った日本の半導体生産業界をもう一度蘇らせようと、そういう事なのだ。

もしこれが出来なかったらと思うと背筋が寒くなるほどだ。

だが、オモチャからロケット、さらに自衛隊の各種装備まで、コンピュータの入らない分野はほとんど無いと言っても過言でない今、出来なければ日本の安全保障は立ち行かなくなる事は間違いない。


だがしかし。

日本国内の認識はこの程度なのだ。

報ステのTSMCのニュースに頭を抱えてしまった
https://eetimes.jp/ee/articles/2102/15/news087.html


日本の教育は「すでに用意された答えの丸暗記」が基本で、モノの考え方すら答えが存在する事が前提。

なので、今や幼児から老人までまるで頭を使うと言う事を知らない。

これは多くの産業分野で衰退が止まらない事と密接に関係している。

その一端がコレだ。

以下記事の抜粋


自分が全く知らない分野(そっちの方が多いですよね)のことを伝える報道番組が、今回のTSMCや半導体の話のように、誤った情報や、都合のよい部分だけを切り取られた情報で制作されていたら……。そう思うと、本当に恐ろしくなります。


まあ、国がやる事のほとんどが補助金目当てのハイエナのエサになる以上の意味が無い現状。

この件もどこまで効果があるのか。

日本人はいまだに台湾を見下しているようだが、シャープの件などを見ても明らかで、今は台湾を先生と仰がなければならない時代である。


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パソコン用部品の供給に問題 [雑談]

中国が危いらしい。

なんでも、発電所の石炭が足りなくて各地で断続的な停電が起きているとか。

また、借金が返せなくなって債務不履行を起こす企業なども増えているらしい。


この結果、パソコンの部品を製造する各企業も影響を受けて、一部ではすでに値上げも止む無しという話が出ている。

パソコン関連企業の一部はすでに脱中国を進めているから、そういう方面ではあまり影響が出ないかもしれない。

しかしまだ大半の部品は中国企業で製造されている。

なので、自作用部品ではマザーボードやビデオカードなどが品薄になる可能性が出て来た。


それからこの問題とは別に、新型コロナの影響による特需でパソコン用の部品、主にプロセッサ関係の部品などが足りなくなっている。

この“プロセッサ関係”というのは単にAMDやIntelのCPUの事を指すのではなく、周辺機器用の組み込み向けCPUやSoCも含むから厄介だ。

具体的にはSSDのコントローラが大変不足していて、記憶素子のNANDは余っているのにコントローラ不足でSSDが製造出来ない、という事態になっているようだ。

この問題、SSDに限っても世界経済に大きく影響を受ける事から、注文が増えたからといって簡単に設備投資出来ないという事情がある。

今は大増産が必要でも騒ぎが落ち着けば需要が大幅に落ちる事は確実なので、そうなると投資した物がそのまま債務としてお荷物になるからだ。

なので、今ある設備で可能な範囲(或いは突発的な需要増を無視した計画による生産力増加)での増産しか出来ないため、供給がまったく追い付いていないという事らしい。


これらの問題は主にメーカー製パソコンの需要増が原因で、自作向けの部品がいくらか需要増となってところで業界的には蚊が刺した程度の影響であるから、Zen3のRyzenが売れまくっているとか、新しいIntelのCPUに人気が集まって店頭の在庫が足りないとか、そういう事はまったく関係が無い。

だが、影響だけは受けて供給は足りなくなる。

また厄介な事にBitCoinなどの暗号資産の価値が急上昇した事で、にわかにマイニングブームの兆しが見えている事もあって、自作用パソコン部品への需要が増えているらしい。


というワケで、今の所はまだ大きな影響が出ているようには見えないが。

今は関係各所の努力もあってその影響が隠蔽されているのかもしれないが、もし本当にこの話が事実であれば、大きな影響が出るのは時間の問題である。(というか、今の状況がその影響を受けた結果かもしれないが)

とはいえ、中国の電力事情は暖かくなる春以降には多少緩和するはずだし、中国政府もなんの対策も打たないという事もないはず。(対策しても効果がどういう形で出るかは別問題だが。)

まあ今の所は全て「そういう可能性がある」という予想でしかない。

実際にどうなるかは、その時になってみなければ、わからない。


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Armのライセンス料値上げの理由? [雑談]


ソフトバンク子会社であるArmが、取引先に対してライセンス料の値上げを要求しているそうだ。

その値上げは最大で4倍にもなるという。

半導体設計メーカーのARMがライセンス料の4倍値上げを要求か
https://gigazine.net/news/20200716-arm-price/


ARMのライセンス料値上げは過去にも出たような記憶があるが、今回の最大4倍というのは驚いた。

そして同時に何故?と疑問にも思った。

もちろん私などにわかるはずもない。

だからGIGAZINEの記事を読んだ時にはスルーだった。


ところが今日、こんな記事を見つけたのだ。

ArmはなぜIoT事業を切り離すのか、表と裏から読み解く
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2007/16/news043.html


この記事によると、現在のARMは利益率が極めて低いらしい。

そして一般に株式会社の利益率が低いと株主から文句が出るが、ARMの場合上場していないので問題ないのだという。

そう、今までのままならば、利益率が低くても何も問題が無かった。

ところが親会社のソフトバンクが、新型コロナのパンデミックの影響をモロに受けて会社が傾くほどの大赤字。

そこで手持ちの資産で現金化出来るものをかき集めているのだが、その中にARM売却も候補として含まれるという。

こうなるとARMの利益率の低さが仇となり、売れないか相当に安く買い叩かれる可能性があるのだ。

記事ではARMの利益率が低い理由を、開発費などへの投資によるものとしている。

将来の為に投資しているのだから、会社が存続出来るのならば利益は少なくていい、という図式が売却となると成り立たなくなるというわけだ。


そんなワケで、ARMのライセンス料値上げは会社の売却を見据えて利益率を確保する必要に迫られたから、と私は考える。

だがこんな事を客が簡単に受け入れるだろうか。

私ならばARM以外のCPUに切り替える。

まあ、ARMには業界からさっさとご退場してもらい、RISC-Vによる新しい世界が来ることを願う。



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WHOが言うから信じられない [雑談]

とうとう日本全国が緊急事態宣言の対象になった。

私個人の私生活にはほぼ影響が無いとはいえ、それ以外の人と関わるあらゆる事に大きな影響が出ている今回の騒動、ウイルスをバラまいている連中をどうにうかしてクレと思う毎日。

そんな中、事の発端となった中国はこの事態を中国の利益に結び付ける活動に余念がない。

それも一部であまり成功しているとは言えないが、視点を変えれば大部分で成功しているとしか思えない事に危機感を抱かざるを得ない。


新型コロナウイルス、研究所で作られた証拠ないとWHO=中国
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-mofa-idJPKCN21Y1CP


WHOが「証拠が無い」と言うのなら、実際は逆の意味だ。

この手の話はむしろデマの方が大多数だが、一部には信ぴょう性のありそうな情報も含まれる。

まァ、中国がウイルスを兵器として使う研究をしている事は間違いない。なにせ他の国々もやっているはずだから、むしろやっていない方が不自然だ。

なので仮説にとどまるが、中国がウイルス兵器の実験に使った動物が市場で売られたのが原因、という話はありそうな事で、実際はどうか知らないがなんらかの形で中国が関与している事は間違いないと思う。

そして仮に事故が発端だったとしても、中国は(もちろんアメリカなども間接的に)この件をウイルス兵器のテストケースとして情報収集し、各種データを取って様々な角度から有効性や対策などを研究しているに違いない。

・・・今のところは制御が効かないから、危なくて使えないと判断しているだろうが。


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ハリネズミとキツネ [雑談]


こんな記事がある。

専門家による未来予測が散々な結果になる理由
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59969


なかなかに興味深い内容で、私が所謂“識者”や“専門家”と言われている人達を、時として“害悪”とすら思う事がある理由を説明してくれている。

もちろん中には例外的な人も居るはずだが、そういった人は基本的にマスコミなどで露出する事が少ないし、政治家などに重用される事もあまりない。

何故なら、マトモな事を言う人はマスコミや政治家などにとっては都合が悪い存在だからだ。


こんな連中が世の中に少なくない影響力を及ぼすのだから、政治も経済もロクな事にならないワケである。


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新型コロナウイルス:マスクによる感染予防で思う事 [雑談]


所謂“風邪”やインフルエンザといった類の「予防にマスクが有用」である、という話がある。

今や新型コロナウイルスの発生により世界中でマスクが不足している状況だが、このマスク不足は今回の騒ぎで大量発生した“普段マスクを買わない人が予防のために買っている”事が理由である。

私から見れば、普段感染症予防に関して無頓着な人がこんな時に限ってマスクなど買う事は“頭隠して尻隠さず”以外の何物でもないと思う。


そんなわけで以前より私はマスクの予防に対する有効性について疑問を持っているが、この件について理解しやすい説明が書かれた記事を見つけたので紹介したい。


ある医師がエンジニアに寄せた“コロナにまつわる現場の本音”
https://eetimes.jp/ee/articles/2003/25/news053.html


この記事のマスクに関する内容を要約すると以下の通りとなる。

1.マスクが有効という統計を取った時、マスクを付けている人達は普段から予防に対する生活習慣を持っていた。

2.比較対象であるマスクをしない人達は、普段から予防に対する生活習慣を持っていなかった。

3.実際に不特定多数に対するマスク着用の効果を調べると、有意な差が出なかった。

4.有意な差が出ないのは、普段から無頓着な人にマスクを着けさせても効果が無いから。

5.WHOはこの事に気付いており、無意味なマスク着用よりも明確に効果がある手洗いを推奨している。

6.結論としては普段から感染症に対する有意な生活習慣を持たない人には、マスクによる予防は効果が無い。

7.ただしウイルス感染した人がマスクを着用する事は、“感染の拡大抑止に効果がある”。


要は日頃の行いがものを言うのに、「マスク着用=予防」という公式だけが独り歩きしていると。

ちなみにこの“日頃の行い”というものは、簡単に習慣付けられるものではない。

手洗いの習慣も、こんな時になってその気になった人達が間違った事をして酷い手荒れになったケースが多く発生していると、先日ニュースで報道されていた。

荒れた皮膚から件のウイルスが入って来る事もあり得るのに、これでは意味が無い。

有用な情報も毒にしかならない事があるという好例である。

まあ、脳内に情報をコピー&ペーストしただけで行動を起こしてしまう“うっかりさん”は、どこにでも居るという事だ。


なお、この記事には他にも今回の騒動について有用な情報が多い。

特に、素人がこの件に関して、感染者の数と死者の数を数える事が如何に無意味かという事が、この記事を読めば理解出来る。

私は以前より今回の騒動を冷めた目で眺めていたが、現場からのこうした情報によってその思いはより確信に繋がる事になった。

現在出ている致死率の数字など、国や地域によって大幅に違うのに一律何%など出す事がデタラメも良いところだと理解しよう。


新型コロナウイルスを恐れるな、しかし油断もするな
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-02-19



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新型コロナウイルスを恐れるな、しかし油断もするな [雑談]


毎日うんざりするほど報道が多い、新型コロナウイルス関連ニュース。

それによると日本は世界で中国に次ぐ2番目に感染者が多い国だとか。

それはそうだ、中国国内で感染が広がった後の、今年一月だけで92万人以上も中国人が来ているのだから。

1月訪日外国人1.1%減、中国の訪日客は22.6%増の92万4800人
https://jp.reuters.com/article/japan-jan-inbound-idJPKBN20D0UP?il=0


ところで今回の騒動、「コロナウイルス」という言葉を知らない人がほとんどだと思う。

私もその一人だったが、調べるとごくありふれたウイルスであり、風邪の原因は10~15%がコロナウイルスによるものなのだそうだ。

現実に、新型コロナウイルスに感染すると風邪の諸症状が出る。

つまり感染防止の対策や治療法も一般の風邪に準じたものになるという事。


というワケで、やるべき事ははっきりしている。

何も恐れる事は無い。だが、油断もしてはならない。


新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために - 日本医師会
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20200217_1.pdf

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html



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何が悪い [雑談]

言葉を。或いは、形を。

あるがままに、なぞる。

私から見ればハリボテではあるが、そこに中身がまったく無いのか、というとそうでもなかったりする、だが空虚である事がほとんどである事も確か。


一方で在るがままを在るがままに、形作る。

中身は詰まっているかもしれないが、形がまるでなっていない事がほとんどだ。

しかし、中身が肝心となれば殊の外尊いものである事は間違いない。


何が良くて何が悪いのか、という視点で見れば、どっちもどっちだ。

しかし極端に偏れば、趣味の世界に収まりきらない場合、害悪以外の何物でもない。

だがちょうど良いところの加減が、非常にわかりづらいのだ。

そして人間は、わかりやすい所に引き寄せられる。

ハリボテが好きな者は、その方へ。

中身だけしか見えない者は、その方へ。

必要な時にちょうど良いバランスを自ら作り出せる者は、ほとんど居ない。


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10月も半ばでこんな大規模な台風による災害が普通な時代 [雑談]

今日は色々と忙しい日だった。

通常ならば休日をのんびり過ごすところだが、状況が状況である。

私自身は特に大きな被害を受けなかったが、台風一過の後始末に追われ、またこの日約束があった仕事を片付ける事にも追われた。

そんな中、かつて中央の官僚だった方と少し話をする時間があり、近年の災害についてお互いの思う所を語り合った。

彼曰く、彼自身が現役だった頃には考えられない事が最近は起きている、という事。

しかし、それ以前の風水害対策が満足に出来ていなかった頃を考えると、死者の数がケタ違いに少ない事も合わせ、世の中が如何に安全になっているかという事を言っていた。


彼の話を聞いた後、私はそこまで考えが及んでいなかった事に「ああ、なるほど」と思った。

今でこそ大きな災害と見做される事も、それ以前、全国の災害対策が行き届いていなかった頃に比べると、如何に被害が少ないか、という事だ。

そして同時に、災害対策が行き届いた後の事しか知らない者にとって、現状がどれほど恵まれているのか、という意識を持つべきだと思った。


だが、それでも生活の基盤を破壊され、場合によっては自らが、或いは近親の者が死に至る災害は、とても受け入れられるものではない。

であるならば、今私達に出来る事はなんなのか。

或いはしなければならない事はなんなのか。

日本の気候そのものが変わってしまった今、それらを今一度考え直す時期だと、私は考えている。


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台風19号 [雑談]

関東を中心に多大な被害をもたらした台風15号と違い、今回の台風19号の被害はそれほど大きくなる事はなさそうだ。

この記事を書いている時点で私が得た、最新の情報では台風19号の勢力は当初より大幅に減衰している。

当然、だからといって油断はできないし、台風15号の被害を受けて復旧の途上である地域にはいまだ大きな脅威である事に変わりない。

13日追記:水害や竜巻などによる被害が相当な規模で発生している事を確認。15号とは違うタイプの台風であったようで、勢力が衰えないまま上陸した場合を想像すると、もっと酷い事になったと予想される。結果的に15号と同等かそれ以上の被害が出ている、と言えるのではないだろうか。


恐らく、台風19号に関しては、多くの人が「喉元を過ぎれば」という心情になるはず。

だがそれがいけない。

それはダメなのだ。


また、政府や自治体の対応には多くの疑問を持つ。

客観的に見て自己保身にしか見えない。

政府や自治体を構成する人間の、一体何割が本気なのか。(本気の“つもり”な者は多そうだが)

これは心理的な行動理由を排除した考え方だ。


まあ、危機管理に関しては本当に危ない目に遭った人間の中でもほんの一握りしか現実と向き合う事が出来ないのが実際の所で、単純に意識とか感情の問題に終始している人には理解すら不可能な問題である。

その結果、組織に属す事で利を得る事しかしないほとんど全ての一般住民は以下略。

せめて、日本の場合に限っては、政府や気象庁の提供する情報が非常に高精度である事が救いだ。(まあそうとも言い切れない場合も少なくはないが)

なんにせよ平時にこそ防災対策を行う事が最善である事は言うまでもない。

台風や地震といった災害の元が来た時になって慌てても、全てが後手に回るだけである。

平時の防災対策とは、少なくとも一般に言われている事が全てではない。

まずは個人に手の届く範囲で出来る事から始め、一人では無理な事は協力者を集め、自治体や国家規模の力が必要ならばそれを動かせるだけの根拠を調べ、根回しを行う。

やっている人はやっている事だが、それが上手くいっていない場所が災害による大きな被害を受ける。

もちろんその程度の問題ではない地域もあるから、一概には言えないが。


要は最低限、全ての人が、自分に出来る事を出来る範囲でやる。(これに例外は無い)

これは当然の前提条件として、今自分に出来ない事を将来も出来ないと決めつけて、学んで行動する事を放棄しない、というものが付く。(これにも例外は無い。何故なら出来ないものは単なる足枷でしかないし、そういう弱者と呼ばれる人を助ける事は美徳であるが何よりも優先すべき事ではないからだ)

それ以前に何が出来るかすら把握出来ていないのならば、運とタダ乗りでやり過ごすという手も命と引き換えに考えればアリと言えばアリだが、そのツケは必ず他人が払わされる事になる。

だから、何が何だかわからないという人も、日ごろから自分に何が出来るのか考えておくべきだと思う。


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小学校教員4人による後輩教師へのいじめ問題のニュースに思う [雑談]

神戸市の小学校で、教員4人による後輩教員へのいじめ問題がニュースになっている。

これを見て改めて思うが、大人の大人に対するいじめは日常に溢れ返っている。

だから、私には特に目新しいニュースではなく、日常の陰部がマスコミのネタになった、という感想しか無い。


そもそも、子供のいじめは大人のマネとも言える。

子供は大人を見て育つからだ。

子供同士の交流で影響を受けたとしても、それは大人がタネを落とした事が根を張って子供に影響を与えた、というのが私の理解だ。

そんな子供がそのまま大人になれば、都合が悪い事に対する攻撃の的をその辺の適当な相手に定めるという行為はごく当たり前で、息をしなければ人間は死んでしまうという事と同等に普通の事だと考える事が出来る。


いじめそのものについては、元を正せば動物としての人間である以上、必ず存在する悪習である。

人は人であるからこそ、他者を攻撃する。その理由は複雑怪奇で何がどうなってそういう結果になるのか、簡単に説明はできないが。

しかし、文明人であるならば、この事に対する自覚をもって自ら抑制する心理が働くはずである。

だが実際にはそうではないケースがほとんど全てと言って良い。
(数少ない例外はあるが、そんなものは社会的な影響力という観点から言って事実上ゼロに等しい。)

要は、人は自分に都合が悪い現実を無視するのだ。

だから、“いじめ”などという子供じみた行為が社会問題になる。


まあ、こんなバカバカしい行為に悦楽を覚える者が普通の人間であるのだから、イコール洗脳とも言えるほどの苛烈な教育以外のどのような対策も無意味だろう。(なお、この教育は階級ピラミッドの上層へ行くほど強化されなければ無意味、現実は真逆だからこその現実)

ルールを整備して罰則など設けても、焼け石に水であるし、そもそもルールを作る者が例外なくいじめが普通の人間であるのだから。そんなルールに実効性が無いのは当然なのである。



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正に絵に描いた餅 [雑談]

熱を空に向けて放出して電力消費ゼロで都市を涼しくする新技術
https://gigazine.net/news/20190806-electricity-free-radiative-cooling/

こうした事例は枚挙に暇が無い。(実際に役に立たなかったという意味で)

この例では、実際に環境への影響があるだけの効果を得るには、どれほどのの規模で行えば良いのか、という視点が欠落しがちだ。


実効性の無い技術など、愚者の戯言に等しい。


やれるものならやってみろ。


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消えてゆく居場所 [雑談]

近々仕事で東京に行く予定が出来て、時間があったら秋葉原に寄ってみようと思った。

そこでどこに寄ろうかと、グーグルマップで調べていたのだが。

まず真っ先に、秋葉原に行くとかならず立ち寄っていた喫茶店を探すと看板がなくなっていた。

place.jpg
看板の文字が取り外されている。写真はストリートビューにて。

この件について情報を探すと、2017年8月22日に閉店していて、理由はビルの建て替えによる立ち退きだとか。

騒々しい秋葉原の街中にあって、唯一落ち着ける場所だったのに・・・

残念だ。

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ハラホロヒレハレ [雑談]

ハラホロヒレハレ

何かよくわからないが、記憶にこびりついた垢のようなその言葉が、ふと思い浮かんだ。

ネットで調べると某何某のギャグが元だとか。


この言葉の、「ハラホロ」という部分は、木の葉の舞い落ちる不規則な、それでいて意思を持つかのような、もがき苦しみながらも翻弄される人間の様を想起させる。

そして「ヒレハレ」。

「ヒレ」の部分は「ハラホロ」と「ハレ」を接続するための接続詞で、「ハレ」はドイツ語であり、英語で言うホール。日本語では「広間」であるが、「ハラホロ」と舞い落ちる人間の行く先は“死”であるという私的解釈から、“霊廟”或いはその前の段階で使われる“斎場”というイメージにつながる。

要は自力で這い上がれないヤツは死あるのみ。

そういうコトである。

そういや昔読んだマンガにフェルトヘルンハレという名前があった。

アレも元ネタはドイツにある霊廟だとか。今は街の名として通っているのか。(ちょっと調べた)

私自身リアルでそういう体験があるだけに、作り話であるにも関わらず妙なリアリティのある作品だった。


まあ、そういうのも「ハラホロヒレハレ」の本来持つ、いや、元がギャグなのだから意味付けするのはそれを受け取った側なのだろうが、ほとんどの人が脳裏に描くモノとはずいぶん違うモノしか、私には得られない理由なのかもしれない。




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