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あの頃やりまくった、ウィザードリィ [雑談]

コンピュータRPGの原点とも言える「ウィザードリィ シナリオ#1」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrosoft/1068979.html

久しぶりにこの「ウィザードリィ」のパッケージを写真で見て、非常に懐かしい思い出が蘇った。


当時私はPC-8801 mkII SRというパソコンで、主にゲームを、そして時々ワープロソフトで文書作成などしていたが、このウィザードリィにかけた時間は今でも無駄ではなかったと思っている。

学生だった私には高価(たしか9800円)なゲームだったが、雑誌の記事と評判を見て衝動買いして正解だったゲームの一つだ。(当時はクソゲーが非常に多かった)


このゲームは本当にシンプルで、ダンジョンはモノクロのワイヤーフレームによる擬似3D表示。モンスターと宝箱のみが一応カラーグラフィックだったと記憶している。

それ以外は自分の操作する6人パーティ全てのキャラクター、そして全てのアイテムが文字情報だけ。城下町のアイテムショップ、酒場、寺院なども全部文字情報だけ。
入手するアイテムはほとんどが未鑑定で、外見を現す情報、例えば剣ならば“SWORD”などのように表示され、鑑定するまで何なのかわからない。しかもご丁寧に鑑定ミスで違うアイテムとして認識される事もあった気がする。
当然、最初のLv.1の時は鑑定など出来ないし、予備知識も無いからいきなり装備して呪われたりした。

始めはパーティ全滅なども普通で、やっとそろえた装備を取り戻しに全滅地点まで別のパーティで行くも、回収できるかは運任せ。何故なら、回収に行くパーティは全滅したパーティよりレベルも装備も貧弱だからだ。従って泣く泣く回収をあきらめて、ゼロから育てなおしなんてことも当たり前だった。

凶悪なのが宝箱。「おっと! Poison Needle」みたいなメッセージで何度キャラが死んだ事か。

その内に色々覚えて、MAPも少しずつ書き進めて余裕が出ると、比較的楽に経験値と金を稼げる場所などを見つけ、運悪く強敵に出会わなければパーティ全滅などもなく、仮に全滅しても予備のパーティで余裕をもって死体と装備を回収出来るようになると、ようやく面白さがわかってくる。

まあそんな感じでゲームを進めて地下10階に居るボスを倒すと、一応のゲームクリア。
たしか王様から何か称号をもらえたような覚えがある。
その後は一応プレイを続行出来るが、後はレベル上げとアイテム探索しかやる事がないので、それなりに遊んだ後、続編が出るまでプレイしなくなった。

今思うと、記事にも書かれているようにシンプルで必要最低限の情報しかないからこそ、想像力で足りない情報を補う楽しさがあったと思う。


そういえばこのウィザードリィ、当時私が88用に買ったゲームなどを20年ほど前に全て、88エミュレーター用にバックアップして、9801上で動作するエミュ(たしかP88Emu)で遊びなおした記憶も。

ただすぐに飽きて動作検証程度の時間しか遊ばなかったが。

懐かしいなあ。


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