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Windows10 RS5 が公開される [OS]


※10/07追記
現在Windows10 October 2018 update (RS5) は、インストールするとユーザーフォルダのファイルが消える場合があるという問題によって、公開停止されています。よってダウンロード等一切出来ません。

速報!Windows10 October 2018 update(RS5)が危険すぎてM$に引っ込められる
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-06-2


日本時間の10月3日、Micro$oft社より「Windows 10 October 2018 Update」(以降RS5)が公開された。

今回の大型アップデートは比較的おとなしい内容であるようで、主にバグフィックス(不具合の修正)が中心であるという情報が出ているが、どうせまた何かしらアップデートによるトラブルが出るだろう。

一般消費者向けへのアップデート適用はWindows updateによって自動で行われるが、これはユーザーからのフィードバックやテレメトリーデータを機械学習によって分析した結果に基き、互換性問題が起きる可能性が少ないと判断されたハードウェアに対して順次配信されるため、何時アップデートが来るかは環境によって違う。

そして今回も自分の判断でアップデートを導入する事が可能で、メディア作成ツールによるインストールメディア作成を通じたアップデートを行う事が可能。
私は毎回インストールメディアからの更新を選択しているので、今回もそうするつもりだ。

当然だが、大型アップデートは過去に繰り返し問題を起している実績を考えれば、パソコンが動作しなくなる事を前提とした対策を準備すべきだ。具体的にはデータやOSのバックアップ、そしてリカバリメディアの作成とこれによる復旧のための知識を得る事。
この点に関しては最低限、失われると困るデータのバックアップに加えてリカバリメディア(最新のWindows10インストール用メディアで良い)の作成だけは行っておいた方が良い事を断言しておく。

Windows 10 のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10


ところで今回の大型アップデートを機に、私はそれまであやふやだった「アップデートの適用タイミングの指定」に関して改めて調べてみた。具体的には、Windows updateの詳細オプションにある「更新プログラムをいつインストールするかを選択する」(RS4の場合)の項目だ。

w10_hanki.png
私の場合の設定。こうする事で意図しないアップデートを回避できる。

この項目にはWindowz10 Professionalの場合“半期チャネル(対象指定)”と“半期チャネル”の二つが選択出来るようになっている。私はこれまで、この項目の意味がまったく理解出来ていなかった。過去に少しばかり調べた事があるが、「半期チャネル」とか「対象指定」という言葉がまったく意味不明に思えて、よくわからないまま設定をしていたという経緯があるが、今回はなんとか理解出来たので、要点だけまとめて忘備録としてここに記す。


1.半期チャネル(対象指定) ※RS2(1703)以前の場合は“Current Branch”

  “大多数のユーザーを対象”と説明がある通り、Windowz10の標準設定となっている。
  この設定にすると、機能更新プログラム(半年に一度の大型アップデートの事)の配信が
  始まると順次適用が行われ、“パソコンが常に最新の状態”に保たれるという迷惑な設定。
  なお、ProではなくHomeを使っている場合これ以外の選択肢は無い。


2.半期チャネル ※RS2(1703)以前の場合は“Current Branch for Business”

  “(対象指定)”が外れただけなので、前者と何が違うのか理解し辛い。
  この設定にすると、機能更新プログラムの配信が始まってから4ヵ月経過後に機能更新の
  配信が届くらしい。組織等で多数のコンピュータを管理するような場合に利用する、安定性
  重視の設定であり、個人であってもこちらを選択した方が無難だと私は思う。


以上でこれらの説明を終えるが、問題なのはこの設定が機能しない場合がある事だ。

実際私自身もその被害に遭った事があるが、この場合Windows updateのバグである事がMicro$oftより正式にアナウンスされていて、前回の問題は既に修正済みとの事である。

だがそういう事もあるという事を覚えておいて、対策も事前に用意した方が良いだろう。


そしてこれらの項目の下には“延長可能な日数”というものが二つあるが、一つは機能更新プログラムに対する延長で、もう一つは品質更新プログラム(毎月のWindows updateの事)に対する延長であり、説明をするまでもなくそのままの意味の項目だ。

が、機能更新プログラムの場合起点が何時になるのかはっきりしない。
なので私は180日に設定していて、大型アップデートの配信開始が起点の場合と半期チャネルによる4ヵ月後の配信開始が起点の場合のどちらでも猶予が生まれるようにしている。


なお、これらの項目は過去に何度か名前が変わったり機能そのものがあったり無かったりもしている。

従っていつまでこの情報が役に立つかはわからない。

仕様変更で役に立たなくなった場合は、新しい仕様について学び直す必要がある事が非常に面倒だ。

こういう所も本当になんとかして欲しいと思う。


2nd PCにRS5を入れてみた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03-1

貴重な「時間」をさらに無駄にさせます。
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-05-06

Windows 10 Fall Creators Updateを入れてみた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-15



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24inch WQHD(2560x1440)、広色域の激安ディスプレイ [ハードウェア]


私は現在、2nd PCにDELLの22inch液晶ディスプレイ「2209WA」を接続している。
買った当時は安価ながらIPS方式の液晶パネルを用いた高性能ディスプレイとして評価が高かったのだが、購入してからすでに8年以上使用している現在、性能の劣化を感じるようになった。

IPSで3万円切りはオキテ破り!?――デルの22型ワイド液晶「2209WA」に迫る
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0906/25/news034.html


そこで24インチ程度で手頃な価格のディスプレイを探していたところ、こんなモノを見つけた。

PHILIPS 246E8FJAB/11
https://www.philips.co.jp/c-p/246E8FJAB_11/qhd-lcd-monitor-with-ultra-wide-color


PHILIPSの同じ“246E”型番にはFull HDの安価な機種が存在するが、これは頭に付く型番は同じ“246E”ながらWQHDかつ広色域の機種である。(パネルの方式はどちらもIPS)

246E8FJAB/11に興味を持った理由の一つはWQHD(2560x1440)という解像度である。
今まで私はWQHDのディスプレイを所有した事が無い。現在メインで使っているディスプレイは24inchのWUXGA(1920x1200)からいきなり43inchの4K(3840x2160)になったので、その中間はどうなのかという事を知らないからだ。
またWindowz10の時代になりつつある現在、同じ画面サイズでも高解像度の志向が強くなりつつある事も選択肢として必要と感じる要素になっている。

色域については、表示色数が約1677万色と8bitパネルを使用していると思われるにも関わらず、NTSC 119%、sRGB 133%という表現力は一体どうやって可能としたものなのか。(液晶のコントロールチップとカラーフィルタの違いだけで可能?)一般に広色域ディスプレイは10bitパネルが使われるので単純にそういうものだと思っていたのだが、私の常識が間違っていたという事か。
いずれにせよ表現できる色の範囲は広いに越したことはない。同じ色域ならば10bitパネルよりも階調表現が粗くなる事は間違いないが、それでも濃い色がちゃんと濃く映るという事はそれだけで価値がある。

そして色とは別に液晶ディスプレイの重要な性能の一つ、応答時間がGTGの場合4msとIPSにしては優秀。2209WAが6msなので違いは少なく思えるが、この差が実際に画面を見た時にどう映るかが問題だ。
この応答時間は液晶シャッターの反応速度で決まるため、この数字が小さいほど動きの速い動画、或いは文書作成時などのスクロール時に文字が、ブレにくく見やすくなるというメリットがある。
私が買い替えを決断した要素の一つで、これは目の疲労にも関わる重要な要素として認識している。

さらにもう一つ、パソコンから信号が出て画面に反映されるまでの遅延の問題があるが、246E8FJAB/11は遅延の少なさも謳っているところが高ポイントである。液晶ディスプレイは構造上絶対に避け得ない遅延問題があるが、これは一般にシューティング系ゲームでの影響が大きい事が一般に言われている。だがゲーム以外のアプリケーションソフトウェアでもスクロール時の視認性・操作性等が良好になる事は間違い無く、目に優しかったり肩凝りの軽減にもなる「可能性」を秘めたものである事は容易に想像できる。
ただし遅延に関してはDisplayPort接続時の話として出ているため、DVIやHDMIでは遅延が大きいのかもしれない。この辺りも実際に使って比較しなければわからないだろう。

最後にオマケでFreeSyncに対応というのが面白い。
246E8FJAB/11はいわゆる「ゲーミングモニタ」と呼ばれる類の商品ではない。
にも関わらずFreeSyncに対応するのは何故なのだろうか。
私にはほぼ無関係の機能であるが、まあ付いているのならそれはそれで問題は無い。


というワケで、2ndPC用に長年使い続けて来たDELLの22inchディスプレイ「2209WA」の代わりにこれが良い、という事で購入する事を決めた。

ちなみに価格は「2209WA」を買った時ととほぼ同じ、約2万円である。
性能の割りにかなりの激安だが、これも時代の流れというものか。

導入したら簡単な感想でも書こうかと思っている。



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