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Intelの最高性能CPUに乾杯(完敗) [CPU]

昨日深夜22時、Intelが日本国内の販売を解禁した「Core i9-9900K」。

解禁後すぐにWeb上のPC関係情報サイトでレビュー記事が掲載されている。


それら記事中のベンチマークを見ると、コア数でついにRyzenに追いつき、しかも最大動作クロックがRyzenより700Mhzも高いこともあって、予想通りRyzen 7 2700Xとは大差を付けてまさに“圧勝”という結果となっていた。


今これだけの差があるとなるとAMDは今後Intelよりも高性能なCPUを作れる可能性がかなり低くなったと考えざるを得ない。

Ryzen2は7nmプロセスでIPCと最大動作周波数を上げてくるようだが、Intelもこのまま勝った気になって何もしないという事はあり得ない。なにより10nmのCPUがこの後に控えているわけで、Ryzen2が出て仮に世界最高性能の地位を奪還してもすぐさま奪い返され、さらにこの差は縮まらずにかえって開くのではないかと思う。
(まあRyzen2以降で16コアというカードが繰り出される可能性もあるが、だとしてもIntelがそれに追従したら無意味だ)


そんなわけで、今回世界最速の一般向けデスクトップCPUの座を磐石のものとしたように見える、「Core i9-9900K」。

出自を考えるとちょっとかわいそうに思える※残念な子にも関わらず、Ryzenに大差を付けて勝つという結果を出した。

私はこの結果を素直に受け入れ、賞賛したいと思う。


でも、買わないが。


※Coffee Lakeが、10nmプロセスの開発遅延に伴う14nmで製造した“つなぎ”のCPUであること。



参考:

世界最高のゲーム用プロセッサ、「Core i9-9900K」をテスト
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1147869.html

物理8コアの9900K&9700Kは真のRyzenキラーになるか!?
http://ascii.jp/elem/000/001/758/1758897/

デスクトップPC向け初の8コア16スレッド対応CPUは何もかも強烈だった
https://www.4gamer.net/games/436/G043688/20181019155/



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