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DDR5は何時から一般のPC向けに普及するのか? [ハードウェア]


ここしばらく、私のブログで一番アクセスの多い記事は「DDR5は何時から使えるようになるのか?」であり、ほぼ毎日50PVほどのアクセスがある。

一日50PVという数字自体はとても小さいものだが、他の記事がほとんどヒトケタなのを考えると異常とも思えるほどの多さだ。

DDR5に関して気になる人がそれだけ多いという事だろうか。


ところで今日公開されたPC Watchの記事に、このDDR5に関するものが掲載されている。

次世代メモリ「DDR5」は2019年後半に登場
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1148609.html


記事の内容は過去様々な場所で書かれたであろう内容と大した違いは無いが、一つだけ大きく違うところがある。

それは市場予測のグラフ画像が添付されている事だ。


このグラフによると、2019年に初めて市場にDDR5が姿を現し、2020年にシェアがある程度伸び、2021年から2022年にかけて一気にシェアが拡大している。

このグラフから読み取れるのは、やはりDDR5が一般向けへ普及を始めるのは2021年からという事だ。
ただし2021年も主流はDDR4である事からわかるように、一般向けへの普及はかなり限られたものになる。恐らくサーバー向けのCPUコアを流用する、12コア~32コアのCPUを使うウルトラハイエンドPCが初めにDDR5対応となるのではないだろうか。

この予想はDDR5がサーバーから普及するという事実と、過去にDDR4が「Core i7 Extreme Edition」で初めて採用された事が根拠だ。

Intel、初のDDR4対応8コアプロセッサを2014年下半期に投入
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/640240.html


そして2022年以降、順次一般向けのハイエンド~ローエンドPC用CPUがDDR5に対応していくと思われる。

つまり、2~8コア程度のCPUを使うごく普通のパソコンでDDR5を使いたければ、少なくとも2022年まで待つ必要があるという事だ。


DDR5が一般に普及するまであと4年(或いは3年半)か。

長いような、長くはないような。

まあ普及は時間の問題なので、のんびり待つとしよう。



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