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トヨタは出るべきではなかった、2020 Le mans [クルマ]


トヨタのエントリーは、参加台数が少ない事から主催者に頼まれたのだろうか。

今年のル・マンは恒例の6月から延期されて9月になったが、エントリーリストを見るとLMP1がたったの5台、その内訳はワークスがトヨタの2台、プライベーターの2チームが2台/1台と寂しい内容だった。

これならばもうワークスなど不要で、プライベーターに花を持たせてあげれば、と思う。

だからトヨタは出るべきではなかった。


昨年も書いたが、こんな状況で勝ってもなんの価値も無い。

しかも2位がプライベーター。

Le mansの公式ページでもLMP1のニュースがトップに無い事から、トヨタ優勝への関心が無い事を想像させる。


まあ、おつかれさん。


2020年 ル・マン24時間 エントリーリスト
https://jp.motorsport.com/lemans/news/the-2020-le-mans-24-hours-entry-list-in-full/4808925/

リザルト
https://jp.motorsport.com/wec/results/2020/24-hours-of-le-mans-480556/?st=RACE


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エネルギーアシスト記録採用のHDDはもう買える [ハードディスク]


今年になってパソコン関係の情報収集にあまり時間を割けなくなっていたが、気が付くとハードディスクはもう18TBの機種が出ているとか。

それを気付かせてくれたのが、Seagateから発売されたという「Exos X18」のニュースだ。

Seagate、最大容量18TBのヘリウムHDD「Exos X18」発売
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1278012.html


この記事を見て思ったのだが、以前16TB辺りから熱アシストだとかマイクロ波アシストの、エネルギーアシスト磁気記録が採用されるという話はどうなったのか、という事。

なにしろこの記事にその事が何も書かれていない。実はエネルギーアシスト磁気記録の採用についてSeagateは16TBですでに採用済みのはずで、そのエネルギーアシスト磁気記録を採用した16TBハードディスクが発売されたという話を聞いたことが無いのだが・・・


そこでアヒル先生に18TBのハードディスクについてお尋ねするとこんな答えが返ってきた。

ハードディスク 18TB
https://duckduckgo.com/?q=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF+18TB&ia=web

やはりWDが先に18TBを出していたか。

そこで今度は「Ultrastar DC HC550」で検索してみる。

Ultrastar DC HC550
https://duckduckgo.com/?q=Ultrastar+DC+HC550&ia=web

するとUltrastar DC HC550は「MAMR」がつかわれているらしい記述のある記事を発見。

なので、次は「Ultrastar DC HC550」と「MAMR」で検索。

Ultrastar DC HC550 MAMR
https://duckduckgo.com/?q=Ultrastar+DC+HC550+MAMR&ia=web


今度は私が欲しい内容の書かれていそうな記事を見つける事が出来た。

Where's MAMR? WD Announces 18TB & 20TB HDDs
https://www.tomshardware.com/news/wd-announces-18tb-20tb-mamr-hamr-hdd,40326.html

この記事によると、WDは特にエネルギーアシストを利用している事について公表していないらしい。

しかし、記事の編集者がWDに問い合わせた所「18TB Ultrastar DC HC550はエネルギーアシスト記録技術を採用した業界初のHDDである」という回答を得たようである。

・・・業界初はSeagateではないのか???

まあ業界初の疑問はともかく、この事が公表されないのは使う側にとってはどのような技術が使われているかなどあまり意味が無いからなのかもしれない。

そんな難しい話よりも、容量と性能、そして信頼性の方がが重要だからだ。


そんなワケで、いつの間にかハードディスクの最大容量が18TB(SMR採用なら20TB)になっていて、これにエネルギーアシスト磁気記録が初めて搭載されたという事を知る事が出来た。

だからどうした、と言われれば返す言葉も無いが、この事実はハードディスクの新しい時代が来た事を意味する。

かつてエネルギーアシスト磁気記録はハードディスクの容量を2020年までに最大で50TBにまで引き上げると言われていたので、数年後には100TB超の大台に届くのかもしれない。

ちなみにWDブランドのMAMR採用ハードディスクは、現在「WD161KRYZ」と「WD181KRYZ」が店頭で販売されている。欲しい人はいつでも買えるようだ。

過去最大容量となる18TBの3.5インチHDDがWDから登場
https://ascii.jp/elem/000/004/019/4019527/

WD181KRYZのデータシート(エネルギーアシスト磁気記録についての記述あり)
https://documents.westerndigital.com/content/dam/doc-library/ja_jp/assets/public/western-digital/product/internal-drives/wd-gold/product-brief-wd-gold-2579-810192.pdf


この件に関する過去の記事:

HAMRのハードディスクが近く販売されるらしい
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2018-12-06

パソコン用ハードディスク大容量化の歴史
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2015-09-28


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TigerLakeの実力 [CPU]



先日IntelはTiger Lakeを正式に発表したが、上記リンク先の記事によるとそのリファレンスデザインのノートPCをテストしたところ、AMDの第三世代Zen APU “Renoir”を搭載するノートPCより平均2割程度高速だったらしい。

そして驚くべきことに、ゲームの描画性能でも“Renoir”を上回っている。

Xe GPUの性能初見! 第11世代Core搭載ノートをベンチマーク
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1277810.html


まあ、予想通りというかなんというか、これも当然の結果だと思う。

そのうえ今の所製造プロセスの躓きがあるにも関わらずこうした結果を出したわけで、Intelは今後さらに改良の速度を上げる可能性があるという事は簡単に想像出来る。

特にモバイル向けのCPUはこれからもIntelが強く、AMDは常に後塵を拝する事になるのではないだろうか。

だが、まだAMDに可能性が無いわけではない。

私は一AMDファンとして、今後の新しいAPUに期待している。



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PS5が安すぎる件 [ハードウェア]

PS5の発売時期と価格が公表された。

発売日は11月12日で、価格がBDドライブ付きの通常モデルで49,980円、BDなしは39,980円(共に税別)ということだ。

この価格を見た時、これは赤字だな、と思う人が多いと思う。

もちろん、私もその一人だ。


こうしたゲーム機は昔から、しばしば原価割れした定価で売る事が多い。

ゲームの販売に伴うライセンス料で稼ぐビジネスモデルだからだ。

そして同じ仕様のゲーム機を何年も作る事で、その後に続く新型機はコストダウンが進み、ゲーム機本体で赤字は出なくなるという寸法である。

こうした商売は市場が一定以上大きいからこそ出来るのであろう。


まあそれはともかく、Zen2の8コアCPUはそれ単体で4万円前後もするのだから、CPUに限って単純な仕様が同等のゲーム機が同程度の価格というのはあまりにも安く感じてしまう。

もうこれだけの理由で、私はPS5が欲しくなってしまった。

ゲームなど買う事もないのに。

もしかしたらPS5でWindowzやLinuxを動作させる事が可能になるかもしれないので、それをアテにして買ってしまうかもしれないと思った。

ちなみにPS2の時はPS2 Linuxを買ったが、これも結局何もしないで倉庫の肥やしとなっている。


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そういう状態に慣れてしまっていた [ハードウェア]

先日書いた記事の中で、私はこんな事を書いた。

「IntelがパソコンやサーバーのCPU市場をほぼ独占していた頃がそうであったように、一強の状態が世の中にとって良かった試しは一度もない。」

タイミングが良い事に、これを証明する一つの記事が出ているのを見つけたので紹介しよう。


大学のスパコン担当博士が「新時代を感じた」というAMD EPYCの利点とは
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1275406.html


この記事には沖縄県にある「沖縄科学技術大学院大学」の基幹コンピュータ“DE・I・GO”が、AMDのEPYC「Rome」を採用した例として紹介されている。

そして、“DE・I・GO”の管理を担当する博士へのインタビューも載っているのだが、その中にこのような発言があるのだ。

EPYCに乗り換えて、本当にびっくりしているんですよ。これまでの15年間は、ずっと同じメーカーのCPUを使っていて、新製品が出ても性能が少し上がるとか、機能でプラスアルファがあるとかと言った程度で、「やっぱりこんなものかな」と、そういう状態に慣れてしまっていたんですね。

Intelは事実上の市場独占を達成した後、競争が無い事を良い事に価格を釣り上げ、性能向上は滞り、結果消費者には不利益しかない状態を作り上げていた。

こんなIntelでもかつては、Pentium4の不振からCore2 Duoという名機を生み出し、その後現在まで続くCore iシリーズという出た当時画期的な性能向上を果たすCPUを作り上げた。

一方でAMDはCore2 Duoが出る前まで、性能競争においてIntelと一進一退の攻防を繰り広げるライバルであったが、Core2 Duo登場以降はジリジリと性能を引き離され、第二世代Core iシリーズである2000系(Core i7 2600Kなど)が出た時にはその差が決定的なものとなって競争相手とならないまで落ちぶれてしまった。

要はAMDの凋落がIntelの増長を許したわけだが、ZenシリーズによるAMDの反撃でその状況も終わった。

これにより何が起きたのかと言えば、CPUの性能が一気に2倍以上となり、しかも価格は2倍の性能にも関わらずそれ以前のIntel製と同じかそれ以下でしかなくなった。

そしてIntelはCPUの価格を半分にまで下げた。

これが何を意味するかは、考えるまでもない。

やはりライバル不在の環境は何もかもを腐らせる。

改めてそう思った。



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GeForce RTX 30 [ハードウェア]


NVIDIAよりGeForce RTX 30が正式に発表され、このビデオカードについて詳細な記事が出始めている。

何より驚いた事は、現行のRTX 20シリーズと比べて2倍以上性能が上がった事。

これは近年無かった大幅な性能向上だ。(RTX 10→RTX 20は大体2割程度だった)

こうなるともはやRadeonなど競争相手にならない。


性能向上に関しては、用途をゲームに絞って開発している事がかなり効いているようだ。

トランジスタの密度や性能はRadeonが使っているTSMCの7nmと大体同じらしいので、純粋に設計の優秀さが性能に結び付いている事になる。

昨年RadeonのRX 5000シリーズが出た時は※少しばかり慌てていたNVIDIAだが、RTX 30シリーズが市場に出回ればゲーム用途でRadeonを選ぶ理由はなくなってしまうだろう。
※とはいえ最高性能のRadeon 5700XTでもGeForce RTX 2060~RTX 2070辺りの性能でしかなかったが


そんなワケで、一般の消費者向けビデオカード市場は今後もNVIDIAの天下が続く。

Intelもこの市場へ再び参戦する気配を見せるが、今の所はあまり期待出来ない性能のようであるし、なによりもRTX 30シリーズの登場によりRadeonとGeForceとの差が広がりすぎてしまって、まったくどうしようもない。

AMDは年内にRadeon 5700XTの2倍の性能と噂されるNavi 21の出荷を計画しているが、それでもこの状況には焼け石に水である。



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Armの売却先が決まる [セキュリティ]


Armの売却先がNVIDIAに決まったそうだ。

ソフトバンクのArm売却と、NVIDIAがそれを買う事について、裏で何が起きていたかは想像する事も出来ないが。
(ソフトバンクのArm売却は単純に財務上の問題だったとはとても思えない)


なんにせよ、ArmとNVIDIAはこれを機に市場の支配力をより強めようとするだろう。

だが、IntelがパソコンやサーバーのCPU市場をほぼ独占していた頃がそうであったように、一強の状態が世の中にとって良かった試しは一度もない。

人間の愚かさは永遠に消える事は無く状況により強まっていくので、NVIDIAとArmの組み合わせは必ずロクでもない結果を招く。(ソフトバンクよりはマシかもしれないが)


Armがソフトバンクに売られる事なく独立企業のままだったら良かったのに、と思う。


ソフトバンク、NVIDIAへのArm売却を正式発表--最大4.2兆円
https://japan.cnet.com/article/35159522/

ソフトバンク、英Armを米NVIDIAに約4.2兆円で売却
https://news.mynavi.jp/article/20200914-1302444/

ソフトバンク、Armを最大400億ドルでNVIDIAに売却
https://eetimes.jp/ee/articles/2009/14/news072.html

ArmをNVIDIAが買収、ソフトバンクGが最大4.2兆円で売却
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/08731/

ソフトバンクG、ArmをNVIDIAに売却。約4.2兆円
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1276730.html


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USB PD に対応するケーブル [USB]

USB PDに対応するケーブルの需要が、現在非常に高まっているように見える。

何故なら対応する機器がかなり増えているからだ。

スマートフォンは新製品の大半がUSB PD対応となり、ノートパソコンも大部分がACアダプタからの給電をUSB Type-Cコネクタで賄うようになり、さらにゲーム機や家電の一部にまでUSB PDによる給電や充電が広がりつつあり、今後はUSB PDに対応するケーブルが無いと、これらを使う事が出来ない場合が出てくるようになるだろう。

そこで問題になるのが、USB PD対応ケーブルが非常にわかりにくい事。

なにしろ見た目だけではPD非対応や偽造品のType-Cケーブルと見分けが付かないからだ。


USB PD対応の条件を挙げるとすれば、それはたったの二つしかない。

一つはケーブルの両端が「Type-C コネクタ」である事。

もう一つはUSB PDに対応する“eMaker”と呼ばれるチップをコネクタ内に持つ事。

しかしコネクタの見た目はともかく、USB PD対応のeMakerを持つかどうかに関しては製品のパッケージや説明書などに「PD対応」と書かれている事を目安にするしか無い。

それからもう一つ、同じUSB PD対応ケーブルでも種類がいくつか存在する事が問題だ。

これは対応するワット数による違いで、それも対応する電圧と電流をよく確認しないと充電や給電が出来ないというトラブルに繋がってくる。

単に「USB PD対応」というだけでは使えない場合があるという事だ。

さらにデータ転送にも使いたい場合、USB規格の何に対応するかの確認も必要となる。


というわけでUSB PD対応ケーブルのリストを作ってみた。

PD対応の確認は全て各メーカーのWebページより、各製品の情報を見て確認している。

当然これらは販売されている物の極一部であり、表に漏れている製品の方が圧倒的に多い。

なお、表に記載の製品は全て長さ1Mの製品であり、同じ製品の長さ違いや色違いは考慮しない。


メーカー 製品名 USB規格 ワット数
HIDISK(磁気研) HD-UCC3121BK 3.1 Gen2 100W(20V 5A)
アイネックス U20CC-MM10P6 2.0 60W(20V 3A)
オーム電機 SMT-L10CPD-W 2.0 100W(20V 5A)
エレコム MPA-CC10PNBK 2.0 60W(20V 3A)
グリーンハウス GH-UCSCCPB 3.1 Gen1 60W(20V 3A)
サンワサプライ KU30-CCP310 3.1 Gen1 60W(20V 3A)
サンワサプライ KU-CCP510 2.0 100W(20V 5A)
バッファロー BSUCC312P3A10BK 3.1 Gen2 60W(20V 3A)
ミヨシ UPD-210/BK 2.0 100W(20V 5A)
Startech.com USB2CC1M 2.0 100W(20V 5A)
ラスタバナナ R10CACC5A01BK 2.0 100W(20V 5A)



以上、この記事を読んだ方は参考にして欲しい。

ただし品質や相性問題に関してはどう選んでも博打の要素を排除出来ないので、質を重視して選ぶ時は堅い会社の製品を選ぶしかないと思う。

今回挙げた例ではオーム電機が最も手堅く、後は国内企業がどんぐりの背比べだ。

まあ、あくまでも参考、という事で。


※追記

ケーブルの取り回しに関して、USB3.1対応の物はUSB2.0対応の物と比較すると例外なくケーブルが太くて取り回しが悪い。

充電や給電にしか使わない場合はUSB2.0対応の物を選ぶ事をお勧めする。


参考:

ルネサス USB PD 徹底解説
https://www.renesas.com/jp/ja/support/technical-resources/engineer-school/usb-power-delivery-01-usb-type-c.html



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Western Digital製HDDはもう買わない [ハードディスク]


以前NAS向け「WD REDシリーズ」の一部モデルが、何の告知もなくSMR書き込みになっていて問題になったWestern Digital(以降WD)。

そのWDは今でこそ公式にWD REDシリーズのどのモデルがSMRか公開しているが、私個人としてはかなり気分が悪いままだ。

そんなところへこのニュース。

もうWDのハードディスクを買う事はやめようと思う。


Western Digital製の一部HDDの回転数が公称スペックと異なることが判明
https://gigazine.net/news/20200908-western-digital-hdd-rpm-class/


問題なのは、彼らの言い訳だ。

最初から正しい情報を客に伝えていれば何の問題にもならない事なのに、自分達の客に対する裏切り行為を正当化してしまっている。
過去の問題も本質的にまったく同じなので、もうWDはこういう会社なのだと判断する事にした。
(米国企業でありながら中国資本が絡んでいる企業とはこういうものか)


今後は東芝を主に選んで、今までWDを選択してきた条件の場合はSeagateを選ぶ事になるだろう。

私一人がWD製ハードディスクを買わなくなった所でWDにとっては痛くも痒くも無いだろうが。

このところの製品ラインナップにも不満があり、数か月前からWD製ハードディスクは候補に挙がっても選択から外しているので良い機会である。


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