Windows10でPIXUS iP4100のプリンタドライバを入れる [ハードウェア]
Windowzのアップデートで大きな障害となる事の一つに、プリンタドライバの互換性問題がある。
一般的に言えば、使用中のプリンターの新しいOS用ドライバがメーカーから出ない限り、新しいOSでそのプリンターを使うことが出来ない。
だがこの場合、古い環境で使用していたドライバーが新しいOSでも動作すれば、保証は無いが一応は使える事になる。
というわけで今回、Windowz10でキヤノン製の“PIXUS iP4100”の動作検証を行った。
このiP4100、発売されたのが2004年とかなり古く、メーカーのサポートはWindowz7まで。Windowz10のドライバなど当然無い。しかもキヤノンからダウンロード出来るのはWindowz XP用までしかない。Windowz7のドライバサポートは、OSに標準で入っているドライバによるものなのだ。
そこでWindowz7用のドライバをiP4100が動作しているWindowz7のパソコンから抽出し、Windowz10のパソコンにインストールしてみた。
手順は以下の通り。
1.Double Driver というソフトウェアを使い、プリンタドライバを抽出する。
a. Double Driver を起動して「Scan Current System」ボタンをクリック
b. iP4100 のみチェックが入っている状態にして、「Backup Now」ボタンをクリック
c. 適当なフォルダを指示して「OK」をクリックする
d. infファイルがoemxx.inf(xxは数字)になっているので“prnca00l.inf”に修正
e. restore.ini は削除する
2.1で保存したドライバをWindowz10のパソコンにコピーする
3.プリンターをUSBで接続する
4.スタートボタンから「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」と開く
5.「プリンターまたはスキャナーを追加します」をクリック
6.しばらく待つと「プリンターが一覧にない場合」と出るのでそこをクリック
7.プリンターの追加ウィンドウが開くので「ローカル プリンター又は(以下略)」を選択して「次へ」をクリック
8.プリンターポートの選択を「USBxxx(USBの仮想プリンターポート)」を選んで「次へ」をクリック
9.「プリンタードライバーのインストール」では「ディスク使用(H)...」をクリック
10.「フロッピー ディスクからインストール」で先ほどコピーしたドライバのフォルダを指定
11.プリンターのリストから「Canon Inkjet PIXUS iP4100」を選んで「次へ」をクリック
以上、後は適当に進めて、iP4100のドライバはインストール出来た。
仕上げはキヤノンのサポートページより「Canon IJ プリンタードライバー機能拡張モジュール Ver.1.10」をダウンロードしてインストール。これでiP4100のヘッドクリーニングや調整などが出来るユーティリティも使えるようになる。(全ての機能を試してはいないので、動作しない機能があるかもしれないが)
なお、必要なドライバはWindowsの32bit/64bitに合わせた物が必要なので間違えないように。ドライバの抽出も当然、Windowz10が32bitなら32bitのWindowz7、64bitなら64bitのWindowz7から抽出する必要がある。
※2019/12/09 追記
コメント欄にて、JJ3MSN/1 様からの情報提供により“iP4100”のWindows8用デバイスドライバがMicro$oft Updateカタログに存在し、これをインストール出来る事が判明した。
他のプリンタの場合でもこの方法で冒険する前に一度、Micro$oft Updateカタログでプリンタの機種名を検索してみると良い。
Micro$oft Update Catalog CANON iP4100 ドライバ
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=iP4100
一般的に言えば、使用中のプリンターの新しいOS用ドライバがメーカーから出ない限り、新しいOSでそのプリンターを使うことが出来ない。
だがこの場合、古い環境で使用していたドライバーが新しいOSでも動作すれば、保証は無いが一応は使える事になる。
というわけで今回、Windowz10でキヤノン製の“PIXUS iP4100”の動作検証を行った。
このiP4100、発売されたのが2004年とかなり古く、メーカーのサポートはWindowz7まで。Windowz10のドライバなど当然無い。しかもキヤノンからダウンロード出来るのはWindowz XP用までしかない。Windowz7のドライバサポートは、OSに標準で入っているドライバによるものなのだ。
そこでWindowz7用のドライバをiP4100が動作しているWindowz7のパソコンから抽出し、Windowz10のパソコンにインストールしてみた。
手順は以下の通り。
1.Double Driver というソフトウェアを使い、プリンタドライバを抽出する。
a. Double Driver を起動して「Scan Current System」ボタンをクリック
b. iP4100 のみチェックが入っている状態にして、「Backup Now」ボタンをクリック
c. 適当なフォルダを指示して「OK」をクリックする
d. infファイルがoemxx.inf(xxは数字)になっているので“prnca00l.inf”に修正
e. restore.ini は削除する
2.1で保存したドライバをWindowz10のパソコンにコピーする
3.プリンターをUSBで接続する
4.スタートボタンから「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」と開く
5.「プリンターまたはスキャナーを追加します」をクリック
6.しばらく待つと「プリンターが一覧にない場合」と出るのでそこをクリック
7.プリンターの追加ウィンドウが開くので「ローカル プリンター又は(以下略)」を選択して「次へ」をクリック
8.プリンターポートの選択を「USBxxx(USBの仮想プリンターポート)」を選んで「次へ」をクリック
9.「プリンタードライバーのインストール」では「ディスク使用(H)...」をクリック
10.「フロッピー ディスクからインストール」で先ほどコピーしたドライバのフォルダを指定
11.プリンターのリストから「Canon Inkjet PIXUS iP4100」を選んで「次へ」をクリック
以上、後は適当に進めて、iP4100のドライバはインストール出来た。
仕上げはキヤノンのサポートページより「Canon IJ プリンタードライバー機能拡張モジュール Ver.1.10」をダウンロードしてインストール。これでiP4100のヘッドクリーニングや調整などが出来るユーティリティも使えるようになる。(全ての機能を試してはいないので、動作しない機能があるかもしれないが)
なお、必要なドライバはWindowsの32bit/64bitに合わせた物が必要なので間違えないように。ドライバの抽出も当然、Windowz10が32bitなら32bitのWindowz7、64bitなら64bitのWindowz7から抽出する必要がある。
※2019/12/09 追記
コメント欄にて、JJ3MSN/1 様からの情報提供により“iP4100”のWindows8用デバイスドライバがMicro$oft Updateカタログに存在し、これをインストール出来る事が判明した。
他のプリンタの場合でもこの方法で冒険する前に一度、Micro$oft Updateカタログでプリンタの機種名を検索してみると良い。
Micro$oft Update Catalog CANON iP4100 ドライバ
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=iP4100