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お粗末すぎるWindows10の顔認証 [セキュリティ]


Windows 10の顔認証機能は赤外線写真の低解像度カラーコピーでだませることが判明
https://gigazine.net/news/20171222-windows-10-facial-recognition-bypassed-with-photo/


お粗末。

他に言葉はない。



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東芝のヘリウム充填HDD [ハードディスク]

先日私は「東芝の「MN06ACA10T」という記事を書いたが、翌日にこんなニュースが出ていた事に今頃気付いた。


世界初、CMR方式で記憶容量14TB を達成したニアラインHDDのサンプル出荷開始について
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/company/news/news-topics/2017/12/storage-20171208-1.html


14TB一番乗りが東芝という事も驚きだが、それよりも突如としてそれまで無かった「ヘリウム充填型HDD」を東芝が出して来た事が一番驚いた。

記事の写真を見るとHGSTのヘリウム充填型HDDに似ている事から、WDつながりで技術の提供を受けているのだろうか。東芝もヘリウム充填型HDDの基礎研究くらいはしていたかもしれないが、実際の製品を作るとなると別だろうから、ヘリウムをあらゆる条件で閉じ込める事が出来る“筐体”はHGSTのものを流用し、中身は自前である気がする。(ちなみにSeagateはネジ止めのフタでヘリウムを閉じ込める事が出来なかったので溶接している)

その中身については、これも驚きの“プラッタ9枚”
2.5inchのHDDで培ったノウハウにより実現したのだろうか。


私の場合当分はこんな大容量のハードディスクなど不要ではあるが、ハイエンドの容量が増える事で下位のハードディスクも容量が増えて低価格化していくので、こういう事は無関係ではない。

私の望みとしては、2.5inchの9.5mm厚で10TBのハードディスクが2万円程度で出ればいいなあ。と思っているが、それは何時になるのだろうか。


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USB HDDがマウントされない [トラブル]

先日私のメインPCにインストールされたParagon Hard Disk Manager 16 Basic(以下HDM16b) を使って、とあるパソコンのシステムドライブのバックアップを取っていた時の事。

HDM16bがフリーズしたので仕方なくタスクマネージャーから強制終了させると、それ以後メインPCでUSB HDDが自動でマウントされなくなってしまった。


具体的な現象は、通常パソコンにUSBのハードディスクを接続すると、自動で認識した後にドライブレター(CとかDとか)が割り当てられ、マウントされる。それが、認識までするがドライブレターが割り当てられないため、いちいち“ディスクの管理”を開いて手動でドライブレターを割り当てないと、エクスプローラーに出てこなくなってしまったのだ。

このような経験は初めてであったし、USBメモリは問題なくドライブレターが割り当てられてマウントされるので、余計に混乱してしまった。


原因を探るにも、私に必要な知識は無い。またネットで検索するにも、どのようなキーワードが適切なのかわからず、あてずっぽうで色々試したが求める情報が出てこない。

そうこうする内にこの問題に構っていられなくなり、しばらくは不自由な思いをしながらそのまま使っていたのだが。

今日、やっと問題の原因と対処が書かれている情報源を検索で見つけ出すことが出来た。

探し当てた情報源はここだ。


Windows7でのリムーバブルドライブのドライブレター



ここに書かれている情報によると、Windowz7はDISKPARTでハードディスクの自動マウントを、有効と無効のどちらかに切り替えが出来るらしい。

そこで書かれている情報の通りにコマンドプロンプトを立ち上げ、DISKPARTを起動して必要なコマンド「automount enable」を打ち込むと、無事に元通り自動でマウントされるようになった。

ああ、これでディスクの管理からいちいち手でマウントさせる手間から開放される・・・


この問題、どうやらHDM16bがDISKPARTを使うのか内部で同等の操作をしているのか、バックアップなどの操作を実行する前後にディスクのマウントを制御しているのを強制終了で中途半端に終わらせたために起きたのだと思われる。(ちなみにその後HDM16bを何度使っても、元には戻らなかった)

それにしても今回利用したHDM16bだけでなく、過去に試したTrue ImageやMacrium Reflectなど、何故今時のバックアップソフトはこうも重くて不安定なのか(しかもやたらと使いにくい)。かつてフロッピーディスク1枚で動いていたNoton Ghostの事を考えれば、インストールに100MB以上も必要な現在のバックアップソフトの大きさが理解出来ない。無駄に大きなプログラムだから、動作が不安定になると思うのだが。

そしてEASEUSやAOMEIのような中国製バックアップソフトの方がはるかに軽く安定していて使いやすいという。
・・・だがそれでも中国製のソフトウェアなど怖くて使いたくない。



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東芝の「MN06ACA10T」 [ハードディスク]

東芝からヘリウム封入タイプではない、一般的なハードディスクで10TBのモデルが出た。

記憶容量10TBのNAS向け3.5型HDDのサンプル出荷開始について
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/company/news/news-topics/2017/12/storage-20171205-1.html


この東芝からのニュース記事によると


従来からの空気ベースの構造で記憶容量10TBを達成しました。

とあり、また、

また新製品は、24時間稼動に対応しており、ワークロード[注5]年間180TB、平均故障時間(MTTF)[注6]は100万時間を有しており、さらに振動補正技術を採用し、NAS向けの信頼性を備えています。


と書かれている。

過去にそれまでの常識を破った容量8TBのハードディスクがSeagateから出たが、あれはSMRを使ったものであり、NASに入れると大抵はほどなく壊れるというシロモノだったが、これは最初からSMRではなくNASでの使用を前提とした高耐久性モデル。
ちなみに現在SMRを使わない8TBの通常タイプハードディスクは東芝とSeagateから出ている。

プラッタ構成は1.66TBタイプを6枚と想像するが、これで7200 r.p.m.のプラッタ回転数とは。
技術の進歩はすごいものだ。


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他人の財布で [セキュリティ]

“顔パスで乗車”、上海の地下鉄が率先して採用
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1095207.html

中国ではスマートフォンを使った電子決済が普通になりつつあるが、今後顔認証による電子決済が普及する可能性が出てきた。


しかし顔認証はすでに簡単な方法で他人に成りすます方法が確立されている。

今のところはそれを公衆の面前で行う事は難しいかもしれないが、いずれそれも可能になるだろう。


従って、もしこれが実際の金銭支払いに適用されるようになれば、いずれ他人の財布で自由に買い物が出来るようになると思われる。


既存の生体認証技術はもう役に立たない?
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-11-28

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RISC-VはARMを駆逐出来るのか [CPU]

最近オープンソースなRISC CPUのアーキテクチャである「RISC-V」(りすく・ふぁいぶ)なるものが盛り上がっているらしい。

海外で急激に盛り上がる新CPU命令アーキテクチャ「RISC-V」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1094808.html


このCPUをわかりやすく一言で表現すると「第二のARM」という言い方が出来る。

ARMとの共通点を素人にわかりやすい表現で挙げると

・開発元から提供されるのはCPUの設計図(命令セットなど)のみ
・RISCというシンプルな命令セットを使うためにチップを小型化・省電力化しやすい
・基本設計が様々な用途に柔軟性を持つため、用途ごとの改造がやりやすい

私の理解ではこんなところか。

そして大きな違いはライセンスフリーかつロイヤリティフリーである事。
要するに設計図の使用料と、製品一個に対する利用料が無料なのだ。


この件に関して実際にこの手のCPUがどういった用途で使われているのかを考えると、現在ARMがほぼ独占している市場に対し非常に挑戦的なプロジェクトである。

また設計図が無料という事で開発費が抑えられ、また市場に流通する製品1個に対するロイヤリティーも無料となると、億単位で売れる商品の場合には億単位のコスト削減になるため、コスト面での競争力はARMと比較にならない。

となるとRISC-Vが主流になるためには機能面でARMと同等以上である必要があるが、少なくとも製造に関してはARMと同じものが使える以上計算能力が劣るとは考えにくく、また用途に特化した製品が作りやすい面を考えるとこの点でもARMと変わらないわけで、なんらかの圧力がかからない限りRISC-Vの成功は約束されたもののように思える。

何よりもメジャー所を含む多くの企業がRISC-Vを使った製品開発を始めている事から、RISC-Vは将来ARMを駆逐してしまう可能性を感じさせる。


まあ、色々と未知数であるRISC-Vであるが、一企業が開発するARMによるIoT機器用プロセッサの独占状態に危機感を身としては、オープンソースのRISC-Vが今後ARMを駆逐して欲しいと思う。


Western Digitalが次世代コンピューティングアーキテクチャ「RISC-V」の推進を加速
https://gigazine.net/news/20171129-western-digital-risc-v/

Hot Chips 29 - 業界初のオープンソースRISC CPUコア「RISC-V」
https://news.mynavi.jp/article/20171012-hotchips29_riscv/



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