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東芝のヘリウム充填HDD [ハードディスク]

先日私は「東芝の「MN06ACA10T」という記事を書いたが、翌日にこんなニュースが出ていた事に今頃気付いた。


世界初、CMR方式で記憶容量14TB を達成したニアラインHDDのサンプル出荷開始について
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/company/news/news-topics/2017/12/storage-20171208-1.html


14TB一番乗りが東芝という事も驚きだが、それよりも突如としてそれまで無かった「ヘリウム充填型HDD」を東芝が出して来た事が一番驚いた。

記事の写真を見るとHGSTのヘリウム充填型HDDに似ている事から、WDつながりで技術の提供を受けているのだろうか。東芝もヘリウム充填型HDDの基礎研究くらいはしていたかもしれないが、実際の製品を作るとなると別だろうから、ヘリウムをあらゆる条件で閉じ込める事が出来る“筐体”はHGSTのものを流用し、中身は自前である気がする。(ちなみにSeagateはネジ止めのフタでヘリウムを閉じ込める事が出来なかったので溶接している)

その中身については、これも驚きの“プラッタ9枚”
2.5inchのHDDで培ったノウハウにより実現したのだろうか。


私の場合当分はこんな大容量のハードディスクなど不要ではあるが、ハイエンドの容量が増える事で下位のハードディスクも容量が増えて低価格化していくので、こういう事は無関係ではない。

私の望みとしては、2.5inchの9.5mm厚で10TBのハードディスクが2万円程度で出ればいいなあ。と思っているが、それは何時になるのだろうか。


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