SSブログ

長年利用しているアプリケーションプログラム① [ソフトウェア]

20世紀からパソコンを活用している人の中には、20年以上使い続けているアプリケーションプログラムがあるという人は少なくないと思う。

私の場合、そんなアプリケーションプログラムの一つにこんなものがある。

PowerWitch the Royal
https://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se161737.html


PowerWitch the Royal。

これは「バイナリエディタ」という区分に類するプログラムであり、私が長年愛用するプログラムである。

私の場合、用途は端的に言えば「プログラムの改造」。

私はPC-8801の時代からバイナリの改造を行っており、その道具として“WESTSIDE SOFTHOUSE”の提供する各種プログラムを使っていたが、「PowerWitch the Royal」はその流れを汲むバイナリエディタであり、当然に“改造”に都合が良い機能を持つ。

※バイナリの意味がわからない人はこの機に学ぶと良い。


ちなみに、バイナリ云々する人は当然にアセンブラを理解している(過去形でも可)事が必要。

何故なら“バイナリ”と云うモノは二進数の羅列の事であり、“それ”を人間が理解しやすいように記号化したモノがアセンブラと云うプログラム言語?なのだから。

言語?と“?”マークが付くのは、アセンブラそのものは“ニーモニック”という記号のルールの集合体でしかないからだ。

だがそのおかげで、「00110101110101111011100001101101」などという二進数の羅列を人間が容易に?理解出来るようになる。(ちなみにウルトラ警備隊の隊員はコレが当たり前に理解出来る描写がされておる)

細かい事はもう30年以上前の記憶なので忘れてしまったが。

当時の私は逆アセンブラで解読したプログラムの改造を行っていたのだ。
(とはいえ、自分でプログラムを作る事は事実上ゼロだったが)


話が脱線した。

とにかく、過去の経験もあって未だにバイナリエディタは手放せないツールとなっている。

スマートフォンが標準の今となっては「ナニソレ?」だが。

例え高級言語を操るのが得意な者であっても、コンピュータが二進数の命令を実行するデバイスである限り、基本は変わらない。

二進数の命令は8bitとか16bitとか32bitとか、今では64bitが標準となりつつあるが。

全ては“バイナリ”という形式に帰結し、これに従ってプログラムが実行されていく。

高級言語のコンパイラ(或いはインタプリタ)がどれほど高度に進化したとしても、バイナリを直接いじるコトには敵わない。


バイナリエディタは、私が死ぬまでお世話になる事は間違いない。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。