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「X86-S」アーキテクチャ [CPU]

少々古いニュースだが、現在インテルは16bitと32bitの機能を削った、64bitソフトウェアだけをサポートするアーキテクチャ「X86-S」の策定をしているらしい。

16bit/32bitサポートの“終息”でより高性能なCPUを
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2305/22/news123.html

Intel、新「X86-S」アーキテクチャで8086互換を切り捨て
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1502222.html


記事によると、この「X86-S」とやらはまだ正式に決まったわけではない。

が、いずれ正式に発表され、これに伴ってWindows OSもそれに倣う事になるだろう。


ただ救いなのは、32bitのサポートを「Compatibility Mode」として残すという。

これは恐らく、ソフトウェア的に32bitモードをエミュレートする機能になるのだろう。

互換性が完全であるかという不安は残るが、Windowz95の頃から使い続けているソフトウェアは動いてくれると思う。

しかし。

16bitのプログラムで書かれたソフトウェアは完全に切り捨てられる事になる。


ほとんど全部の人はいまさら16bit なソフトウェアなど使う機会すら無いだろう。

困るのは私のように長年利用してきた古いソフトウェアの中に16bitの物が含まれている人々だ。

もちろん替えが効くのであればMS-Dosの頃から存在する古いソフトウェアなど使う理由は無い。

だがしかし、替えが効かないからこそ私は使い続けているのだ。

なので、16bitのサポートが切れると非常に困る。


とはいえ、この「X86-S」がこの世に出るのはまだずっと先の事だろう。

そのうえOSまでが16bitのサポートを終了するのはもっと先になると思う。

その頃には、私はもうこの世を去っている可能性すらある。

また16bitのソフトウェアでたまに動かす物はフロッピーディスクで使う物がほとんどだ。

だから、必要ならばそれだけのために古いパソコンを維持すれば良い。

なので、事実上心配は無用なのかもしれない。




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