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あからさまな世論誘導工作 [雑談]


記事の内容に色々と疑問はあるが、書かれている事を鵜呑みにせず、それを踏まえて読むと色々とためになる“JBpress”の記事にこんな記事が掲載されている。


ロシアより先に戦争を始めたのは米国とウクライナの可能性
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72795


この記事を読む前に、まずはこちらを参照する必要があるので、興味がある方は見てほしい。


大崎 巌の人気記事
https://jbpress.ismedia.jp/search/author/%E5%A4%A7%E5%B4%8E%20%E5%B7%8C


見るとわかるが、2016年と2019年の記事タイトルは結果から言ってこの著者の書く記事がどういうものかを証明していると言えよう。

さて。

記事の内容については省くとして、記事に対する私の率直な意見を書こう。


この記事の内容は部分的に正しい例もあるが、大半がロシアに都合が良い作り話である事に注意する必要がある。

嘘に事実を混ぜ、思考誘導する意図がはっきり見える。


ただし、ロシアのウクライナ侵攻の一因がアメリカやヨーロッパ諸国にある事は決定的な事実だ。

ロシアがクリミアを武力で強奪したことも含め、あらゆるロシアの戦争行為を未然に防ぐ事が出来た事をあえて戦争へと誘導したのはアメリカを筆頭とする欧米諸国である。(ちなみに日本も過去に同じ事をやられている)

だが、21世紀の世界情勢と価値観で言えば、ロシアの行った戦争行為は正当化が許されない蛮行である事は疑う余地がない。


当然だが、「先に戦争を始めたのどちらか?」という問いの答えはロシアである。

その根拠はウクライナ国内の問題はあくまでウクライナの問題であり、ロシアは関係が無いからだ。

ウクライナ国内のロシア人を救いたければ、戦争以外の方法で行う事が当たり前なのである。


結論を言えば、ロシアもアメリカもやっている事は同じと言わざるを得ないが、だからといってロシアの行為を受け入れる事も出来ないのである。


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