SSブログ

Windows 10はAndroidとiOSのアプリが走る [ソフトウェア]

ここ1~2週間くらいの間にWindows 10 のニュースが色々出ていて、読んでこう思った。

また色々面倒になりそうだ。

理由は色々あるが、最も面倒だと思ったのは「AndroidとiOSのアプリが走る」という事。
これは一見すると未来の薔薇色なイメージが浮かんで来そうだが。
私にはどうも悪い予感しかイメージ出来ない。

そう思う根拠の一つは、ただでさえOSとして肥大化しすぎなWindowsにこんな機能を載せて破綻せずうまくいくのかという事。

ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)と呼ばれるこのシステム、中身は一体どういうものだろうか。
記事によるとアプリのパッケージにちょっとした細工をするだけでWindowsでネイティブに動作するらしいが、その仕組みが私にはイメージ出来ない。この辺りは素人の限界なのだが、今までのWindowsの歴史を直に経験して来た身としては警戒感しか湧かないのである。

それからデスクトップアプリとストアアプリの大きな違いとして、デスクトップアプリはフルスクリーンとウインドウ双方で利用でき、同時に複数のウインドウを開いて作業が出来るが、ストアアプリはフルスクリーンでの動作しか出来ない。ブラウザで出したWebの資料を読みながらワードで文書を編集というような事が出来ないわけだ。
その対策かどうかはわからないが、「Continuum」という機能を使うとストアアプリでもシームレスにデスクトップアプリのような画面に切り替えて使えるようになるらしい。これもUWPに準処する事で可能な機能という事だ。

この「Continuum」に関しては素直に歓迎できる。
画面の大きさや解像度などに合わせて、レイアウトや文字の大きさが破綻しないように自動で合わせてくれるからだ。例えば4Kモニターで昔ながらの96dpiでデザインされたアプリを使うと、ウインドウの大きさや文字のサイズがドットバイドットで表示されるので小さくて使い物にならない。しかし「Continuum」に対応したアプリならば、低解像度の携帯デバイスでもデスクトップ用の超高解像度モニタでも最適化されて表示するので、高解像度モニタでの使い勝手が向上する。


というわけで、Windows 10以降のUWP対応アプリが今後どうなるのか、非常に興味がある。
もしUWPアプリが主流になり、旧来のデスクトップアプリが消え去る運命となった場合、それは過去の資産との決別を意識しなければならない可能性があるという事だ。私は今でも10年以上前のソフトウエアを必要としているが、もしWindowsが過去のデスクトップアプリのサポートを打ち切った場合、これらを代替できるものを探さなければならない。

正直AndroidやiOSのアプリにはまったく興味が無い。これらがWindowsで動作したとしても、それでメリットがあるのはほとんどがWindows 10をOSとしたスマートフォンやタブレットを利用する人だけだと思う。
私は携帯電話には通話機能と電話帳の機能だけあれば良いので、Micro$oftの都合で搭載されたこれらの機能はまったくの不要とすら考えている。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0