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X98 3GのROM焼き [ハードウェア]

やってしまった。
買ってからしばらく遊んだ後、ほとんど放置だったX98 3G。

久々に触って、やはりAndroidは性に合わん、とWindows用UEFIを書き込んだまでは良かった。

だがその後BIOS画面を見て色々いじって遊んでいたら、Micro USB端子につないだキーボードやらマウスやら、何もかも認識しなくなってしまった。
どうやら誤ってUSBポートを殺してしまったらしい。
USB3.0の項目があったから、そこだけDisableにしたつもりだったのだが・・・

この状態ではキーボードを認識しない以上、BIOS画面を出す事は出来ない。
電源を入れるとUEFIのCUIが起動するが、キーボードが使えないから当然何も出来ない。
そして、CMOSクリアで設定を戻そうにもデスクトップPCのようにジャンパピンを差し替えて・・・なんていうのは不可能。
このままではただの板切れである。

しかし、それならば、とカバーを割ってみたら、そこには見慣れたSOIC 8pinのチップが!
下の写真の、赤丸の中がそのチップ。
x98_3g_naka.jpg

型番はうろ覚えだが、WinbondのW25Q64BV辺りだったと思う。
これは自作用メインボードでもおなじみの、NOR型Flashメモリチップである。

そこでROMライターでチップの中身を吸出して確認すると、中身はやはりUEFI。
x98_3g_rom.jpg

勢い“Rom_8MB_Tablet_Android.bin”を書き込んで電源ボタンを押すと・・・

普通にAndroidが立ち上がってきた!

いやあ、正規の方法だとROOT化してADBコマンド使って、などと非常に面倒なUEFI書換えだが、ROMライターを使うとこんなにも簡単なのか。(あたりまえだ)
ただ裏面のカバーを、傷を付けずに外すのが一苦労だが。

なんにせよ一時は単なる板切れになってしまったX98 3Gが復活出来てよかった。


さて、一度壊して復活したはいいがこのタブレットはどうしたものか。
Winタブ化はあまりにも面倒だし、最近はもう普通に中華Winタブが安く買えるしなあ。

しかも、それ以前にタブレット自体を使う機会がほとんど無いという現実。
新しくWinタブを買っても使う機会が無いし、このままコイツをAndroidのままで気が向いた時にオモチャにするのが私にとって一番良いのかもしれない。

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