クサイものにフタをしようとしても無駄

昨日書いたセキュリティについて。

10年以上昔、インターネット黎明期にも様々な形でウィルス等による問題が起きた。
当時によく言われたウィルス対策が

・覚えのないメールは開かない
・危なそうなリンクはクリックしない
・怪しい実行ファイル（～.exeとなっているファイル）はクリックしない

という、３つの事。（セキュリティ対策ソフトの導入は前提条件）
これらは一見効果的に思えるが、実はそうでもない。
何故なら、「覚えのないメールは開かない」は知っている人や会社等からのものに偽装されたら開いてしまうし、「危なそうなリンクはクリックしない」はそもそもそんなのクリックしてくれる人は少ないので誰が見ても危険がなさそうなものを使うし、「怪しい実行ファイル」に至っては実行ファイルが何か知らない人が圧倒的多数でしかも拡張子（.exeとか）を表示しないのがWindowzの標準仕様である。

従って圧倒的多数派の無知な人々にはこれらの警告はほとんど意味がない。（実際そういう教育を受けているはずの人達が引っかかりまくっているし）
そのうえ現在は昔と違ってプロでもなかなか想像つかない巧妙な手段で、パソコン（スマホもだが）利用者に気付かれないようにタネを仕込んでこようとしてくる。昨日も書いたが、ウィルスはバレたら無意味なのである。

というわけで、セキュリティに関してはお勉強が必要となってくる。
金を払って全てを業者に丸投げして安心している人は金をドブに捨てているようなもんだ。
というわけでパソコンのセキュリティについては、単にクサイものにフタをするのではなく、クサイにおいを思い切り肺の奥まで吸い込むくらいのお勉強をしましょう。

ネットでググれば、グーグル先生がなんでも教えてくれるよ！！！！！