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ブタ [OS]

私は今でも、Windowsは2000年2月にリリースされた「Windows2000」が至高であると思う。

当時(1999年)は、Windows2000は最低64MBのメモリーで最高のパフォーマンスを発揮すると言われた。事実、128MBもあればWEBや事務用途、写真編集程度は快適であった。

そして現在。
Windows(8.1)はVer.6.3となり、Windows2000の5.0から少々上がった程度。
にも拘らず、快適に使うには最低2GB、可能ならば4GBは必要となった。
扱うコンテンツのデータが増大したといっても、ビデオ編集を省けば一般には数十~百メガバイト程度だ。にも関わらず、必要なメモリー量はWindows2000の20倍である。

この原因はWindowsそのものが常に多くのプログラムを実行している事もある。
事実、素のWindows7だと何もしなければ1GB近くをWindowsとPCのハードウェアのためのプログラムが占拠する。そしてそれに拍車をかけるのが「それ以外のプログラム」だ。メーカー製PCならば実に多くのプログラムがWindows起動時に読み込まれて実行される。そしてあっという間に4GBのメモリーが食い潰されて、あふれ出たデータやプログラムがハードディスクに読み書きされる。

この状況は異常だと私は感じる。
そもそも必要なプログラムなど、現在であっても100MBも無いはずだ。
何故それがその数十倍のメモリーを必要とする状況になるのか。
詳細はここで書かないが、一言で表現するとすれば、「肥満で体重が数百キログラムになった、自力で歩く事も出来ない人」。これが現実である。
これが今の「便利な世の中」を支えている。私はこの事実がとても恐ろしく、非常に気分が悪い。


今私は「必要に迫られて」Windows7を使用している。
単に今PCでやっている作業をするだけならばWindows2000で十分であるにも関わらず。
もし今Windows2000のPCを組むのなら、扱うデータの最大値(数ギガバイト)を考慮したとしても512MBのメモリーがあれば事足りると思う。
ここで「数ギガのデータを扱うのに512MB(0.5GB)で足りるというのはおかしい」と思う人は勉強が足りない。なにも全てのデータをメインメモリーに置く必要はないし、私の想定する環境では当然メモリー不足によるハードディスクへに退避(スワップ)も起こらない。

・・・Windows2000のPCでも組むか。
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