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DRAMはまだ値下がる可能性が排除出来ない [ハードウェア]

多くの人が予想した通り、現在DDR4メモリの値下がりが少しずつ進んでいる。

DDR4メモリは一転して値下がり、平均値は軒並み10%前後下げ
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/price/monthly_repo/1209551.html


何故なのか。

これは中国のDRAM工場が本格的に稼働を始めている事が関係しているように私は考えている。

今の所は、Windowz7のサポート終了に伴う特需でTI関係の投資減によるDRAMの需要とある程度相殺されていて、若干の値下がり傾向であると考えられる。(実際はどうか知らないが)

特需が終わる頃にはまた需要が盛り返すかもしれないが、、DRAMの少なくない消費先である中国が、DRAMの内製化を進めている関係で世界市場では値上がりどころか今よりも値下がりする可能性があるのだ。


尤も来年はDDR5の普及元年である。

その関係で出始めのDDR5は当然高価であろうし、DDR4が多少値下がりしていても平均すると若干値上がりという事になるかもしれない。

しかしそれは一時的なものになるだろう。

何故なら、時間が経てば経つほど中国でのDRAM生産量は増えていくからだ。


まあそんな感じで、DDR4については今後数か月、価格がほとんど変わらないか僅かに下がる傾向が続くと私は予想する。

その後はDDR5の普及に従って一時的に平均価格が上がるかもしれないが、DDR5の生産がある程度増えれば値下がりが始まって、その後値下がり傾向はずっと続く。

そして今後IT関連でDRAMの需要が急上昇したとしても、中国産のDRAMが出回る事で需要は満たされ、一般的なパソコン用のDRAMは価格上昇せずにゆるやかな下落を続けるのではないかという事だ。


まあ、いま世界で何が起きているかなど完全に把握できる者は私を含めて居るはずもない。

私は数年前のようにDRAM価格が2倍以上までハネ上がるような事態にはもうならないように思うが、来年春にはまた急激な価格上昇がある可能性も否定はできない。

さて、どうなる事やら。


参考:

中CXMT、8GビットLPDDR4の量産を2019年末までに開始
https://news.mynavi.jp/article/20190925-899401/



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