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330TB記録できる磁気テープ [ハードウェア]

まあ、磁気テープといえばオープンリールで12インチくらいのでかいのが2個回ってるイメージを思い浮かべる事が出来るのは40台後半以降かかなりのマニアしか居ない。

テープバンザイ! https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-1

70年代のSF系実写ドラマやアニメとかではお馴染みであると思う。


そんなに昔から使われ、一時は音楽やビデオの記録媒体としても標準の地位を誇った磁気テープ。

そんなに古くからある磁気テープであるがしかし、今現在でも最先端技術の一つでもあるのだ。


ソニー、1カートリッジで330TBを実現する世界最高密度の磁気テープ技術
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1073918.html


高校生の頃、精々数十kbのデータを10~30分程度の音楽用カセットテープに記録したり読み出したりした事から始まり、社会人になってからはUnixワークステーションでデータの持ち運びにテープカートリッジを使ったりもしたが、それ以来磁気テープという記録媒体を使う機会が無いまま今日まで至る。
そしてデータの長期保存という用途のためにサーバー用のテープドライブの導入を検討するも、コストパフォーマンスの観点から結局ハードディスクに保存する事で落ち着いているが、「いつかはテープドライブ」という気持ちが今でも拭いきれないでいる私にとっては、今日発見したこのニュースは非常にうれしい事だ。

ただし、最近になって気付いた事がある。

テープの寿命がどれほど長くても、ドライブの寿命が短ければ意味がない事に。

思えばカセットテープとβやVHSのビデオデッキ、それに8ミリビデオ。
これらのカセットを大量に保存している私は、気付いたら再生する機械がいつの間にか無くなっていた。

コンピュータ用のテープドライブの場合はどうか。言うまでもない。
ただでさえ機構の複雑なテープドライブであるからなおさらだ。


ちなみにこの磁気テープの新技術を発表したソニーは、最初の磁気テープ製品である音楽用のテープを開発する過程で、テープに塗る酸化鉄の粉末をフライパンで炒って作っていたという話は有名である。

フライパンで磁性体の粉末を作っていた会社がどうすれば7nmの磁性体を使った超々高密度記録が可能な磁気テープを開発するに至るのか。

凡人の私には謎でしかない。


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