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BDM4350UC11を買った [ハードウェア]

先日カミナリで故障したU2410の代わりになるディスプレイを買った。

ブツは色々検討した結果、「BDM4350UC11」というフィリップス製の43インチ4Kディスプレイにしたのだが、置き場所の確保に難儀した。


一番困ったのが高さ。

私のパソコン用机は幅こそ1200mmあるので、幅約1Mの43inchディスプレイでも余裕があるのだが。

問題は机が2段になっているため、上段までの空間が60cmしか無い。
しかし「BDM4350UC11」の高さはスタンド込み63cmで、上のテーブルに当ってしまう。

付属スタンドの高さが約5cmなのでこれを外すと約56cm。高さが2cm以下のスタンドを自作すればイケるか。


そこでその辺に転がっていた13mm角の鉄パイプを適当な長さに切り、2mm厚のゴム板から作った滑り止めを貼り付けて足を製作。付属のスタンドはディスプレイ本体の底部にM4のネジ2本止めで左右別々だったので、取り付けは単に角パイプに穴を開けただけで済んだ。

こうしてかなり手抜き作業で作った足を日のあるうちに塗装して、乾燥後に取り付けた。

BDM_ashi.jpg
とりあえず設置したので撮影。手狭なため全景の撮影はしない。対比に15cmの定規を置いた。

ディスプレイの設置は、その軽さにかなり助けられた。

幅968mm x 高さ567mm(自作足込み)というサイズの割りに9.5kg程度しかないため、昔の20インチクラスのCRTディスプレイとは比較にならないほど簡単だった。



というわけで使い心地だが。

でかい。でかすぎる。

今まで視線の移動だけで済んだ事が、上半身を動かさなければならない。
かといってあまり距離を取ると、今度は遠すぎて支障が出る。この辺りは慣れだろうか。慣れれば離れた時の文字の小ささも問題なくなるか?

色に関しては今まで使っていたU2410と遜色ないように感じる。
単純に色域のスペックを比較するとU2410の方が広いが、一般人が普通に使う分には十分だと思う。
少なくとも、安物のTNパネルを使ったディスプレイのような、色が違って見えるという事にはなっていない。(とはいえ自分好みに調整はしたが。)

そして何よりも大きいのが、CADを使う場合の画面の広さだ。
B1用紙より一回りほど小さいが、今までのA3程度の広さとは比較にならない。

またブラウザやOfficeソフトなどは、私の使い方だとこの広大な領域を使いきれないほど。
しかしそのおかげで今まで窓の切り替えで賄っていた操作が、窓を並べて出来るようになった。これはデュアルディスプレイでも可能といえばそうなのだが、今まではそれでも狭く感じる事があったので作業効率が上がるだろう。

BDM_2.jpg
ビデオカードはGeForce GT730と貧弱だが、4Kの表示は可能。問題ない。

まあなんにせよ、今までの4倍弱の表示領域である。今はまだサブディスプレイを付けたままだが、これはもう不要になるだろう。

今まではその大きさに必要性を感じつつも、大きすぎるからと導入に躊躇していたが買って良かった。

後はこの大きさに慣れるだけだ。

ちなみにいくつかのレビュー記事で調整機能の使いにくさが指摘されていたが、私にはまったく問題無いと感じた。手が大きいからか、裏に指をまわして十字パッド状の操作キーを使うのは苦にならないし、操作自体も直感的に悪くは無い操作性で、むしろU2410のディスプレイ枠右側へ縦に設置されたボタンの操作の方が解り辛く感じたほどだ。

まあこの辺りは個人差なので、人によってはやはり使いにくいのかもしれない。



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