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USB Type-Cは危ないから [USB]

危険なUSB Type-C対応ケーブルへの対策としてソフトウェア側で修正へ
http://gigazine.net/news/20160413-usb-type-c-authentication/

以下、記事からの引用


2016年4月13日、USB 3.0プロモーター・グループはUSB Type-Cの認証規格を、暗号化ベースの認証に限定する方針であることを明かしました。このプロトコルを使用すれば、ホストシステムはUSBデバイスもしくはUSB充電器の安全性を確認してから、デバイスとのデータ通信や電力供給などを行えるようになります。これにより、認証を得ていない危険なUSB充電器などから端末を保護したり、危険なデータや身元のわからないデータをUSB経由でデバイスに転送することを防げたりするようになります。


要するに、USB Type-Cには機器間の通信で様々な機能を提供しているが、これらの機能は品質が悪い機器(或いはケーブル)との接続でコンピュータなどが破壊される可能性を高めている。
このため、機器間の通信をより厳格にする事でこうした事故を未然に防ぐという事らしい。


この新しい規格が策定された背景には、品質が悪いUSB Type-Cケーブルによる事故などがあるようだ。


PCを破壊する恐るべきType-CのUSBケーブル(以下略)
http://gigazine.net/news/20160203-google-engineer-review-type-c-cable/


USBに関するこうした問題は、USBという規格が実際にパソコンに搭載されはじめた1996年からずっと続いていて、現在でもUSB3.0(或いは2.0)接続のハードディスクなどでは品質が悪いケーブルを使用する事で記録されたはずのデータが壊れていたり、そもそもハードディスクが認識されなかったりという事が起きている。

Type-Cに関しては大電力を供給できる「USB Power Delivery」という大変危険な仕組みが存在し、これに品質が悪い電源(充電器など)やケーブルが組み合わされると、最悪火事にもなりかねない。なので、このような新しい規格が出てくる事は当然だと思う。


機能が向上した事で消費者には多大な恩恵を与えることが約束された、USB Type-C規格であるが、便利になった代償はけっして小さくは無い。今まで以上に、消費者側にも正しい知識と運用が必要とされる時代になったようだ。


便利さの代償・・・USB Type-C
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2015-03-23



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