おもしろい記事を発見

私が常々心に抱いている不満を良く表す言葉が書かれた記事を発見した。

記事が書かれているサイトはこちら。


Linus Torvalds、Microsoftが「ジャンプしてみろよ」と言えばIntelとAMDはジャンプする
http://cpplover.blogspot.jp/2016/01/linus-torvaldsmicrosoftintelamd.html


以下記事よりの引用。


Microsoftが、「おう、ジャンプしてみろよ」と言ったならば、IntelとAMDはどちらも「どれだけ高く飛べばいいのでしょうか？」と言ったものだ。（中略）なぜならば、IntelとAMDはどんなクソなソフトウェアでも実行しなければならなかったからだ。ソフトウェア開発者に最適化をさせる代わりに。

重要な部分をもう一度書く。

どんなクソなソフトウェアでも実行しなければならなかったからだ。ソフトウェア開発者に最適化をさせる代わりに。

まったくもって、その通りすぎる。 現在のコンピュータソフトウエアで、クソじゃないコードを探そうと思ったら砂漠の中で落としたダイヤの指輪を探すようなものだ。

それだけ現在のプログラマーはクソみたいなプログラムしか書けないヤツばかりだと思っているし、彼らと彼らを統括する者達が少しでもマトモな仕事が出来たなら、今、世界に溢れるコンピュータに関わる問題の大部分が消え去ると思う。


ただ、こうなった背景も理解出来る。
ソフトウェアの開発にあたって、より生産性を高めるための努力をした結果生み出された高級言語の存在がまず一つ。
このおかげで能力の低いプログラマーでも、とりあえず動く程度のプログラミングが可能になった。その結果バグやコードそのものは正しくともシステム的な欠陥があるといった、クソなソフトウエアが蔓延する一因となっている。

他にも主に人間同士のコミュニケーションエラーとか、会社の中で仕事が効率的に回らないとか、プログラムを書く能力とは直接関係無い事も、非常に大きな要因だろう。
これらは人間という種族が持つ、一人一人の欠陥が原因だ。
そこまで考えて、関係者全てが人間的に成長しようと日々努力できればまだ良いのだが、現実はそんなことに力を割く余裕がある人は稀だし、環境がそれを許さない場合も多いだろう。

おしまい。