広告に注意

先日知人からインターネットを見ていると変な表示が出るという相談を受けて見に行った。

その表示を再現すると、それはネット広告だった。
内容は「あなたのパソコンのパフォーマンスが落ちています（以下略」
というもの。

調べてみると広告自体が別段悪さをしているわけではなく、広告をクリックした人のパソコンにウイルスをバラ蒔くタイプのようであった。
知人にはこの手の広告は触らないように言ってこの件は解決。

そんな事があった後日、GIGAZINEの記事にこんなものが。

YouTubeを見た11万人以上がマルウェアに感染、原因は「広告」

この記事はYoutubeに表示される広告をクリックすると感染するウィルスに関するもの。しかし30日間で約11万3000人感染というのは凄まじい。
ただしこのケースの場合、利用された脆弱性に対するパッチは2013年の5月のWindows updateで配布されているそうで、Windows updateをやっていれば問題なく回避できるらしい。という事は、感染した11万3000人は本来自動でなされるはずのWindows updateすらしていなかったという事だ。

彼らはどこまで頭がお花畑なのか。
無知と無関心と無神経のなせる業なのか。
こうした人々が居る限り、犯罪者たちのメシのタネは尽きないだろう。