これならボクでもOKさ! [セキュリティ]
わずか4分でノートPCへ物理的にアクセスしてハッキング(以下略
https://gigazine.net/news/20180724-laptop-firmware-backdoor-install/
記事の内容を要約すると“4分程度あればROMライタでUEFI BIOSにウイルスを仕込める”という事だ。
私もROMライタを持っているので、やろうと思えば出来る程度の難易度である。
・・・さすがに4分は無理だが。
昨今のコンピュータは、電源投入時最初に読み込むファームウェア“UEFI(BIOS)”が多機能になり、またファームウェアを格納するFlash ROMも大容量化しているので、後からプログラムを追加する余地が大きい。
10年ほど前か、UEFIが出回り始めた頃は自作用のマザーボードにUEFIから呼び出せるレトロゲ-ム風のプログラムなどが入っていて、UEFIのユーザーインターフェイスからゲームを起動して遊ぶ、などというお遊び機能が付いたものが出回ったりもした。
UEFIになり、旧来のBIOSよりも多機能になったおかげでセキュリティ機能が充実し、悪意のある操作から守りやすくなったというのがUEFI普及の売り文句だったのだが、現実には真逆の現象が進行しつつある。
コンピュータがあらゆるモノに組みこまれ、ネットワークで常時接続されるのが当たり前の世界。
便利にはなったが、その反面不便も非常に多くなった。
本来“便利”とは人間が負うべき労力を軽減させることが目的であるはすだが、コンピュータとネットワークに関連する技術は労力が増える面が大きすぎると思うのは私だけだろうか。
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