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最新CPUはWin7アップデート停止 [OS]

今年3月のOSシェアが、Net Applicationsより発表された。

これによるとWindowz7のシェアは増し、Windowz10のほぼ2倍を維持している。

Windows 7と10で75% - 3月OSシェア
http://news.mynavi.jp/news/2017/04/03/052/



このWindowz7とWindowz10のシェア争い、今年に入ってWindowz7の優勢が続いている。
1月こそWindowz7のシェアは前月比1%ほど落ちたが、その後は2ヶ月連続で増加に転じているのだ。

一方でWindowz10のシェアは伸び悩む。
新しいパソコンのほとんどはWindowz10がインストールされているにも関わらず、2月は微減、3月は微増するもシェアが1%増加したWindowz7との差がまた開いた。


こうした状況の中、3月6日にはMicro$oftよりこのような文書が公開されている。

Windows の更新プログラムをスキャンまたはダウンロードするときに、"お使いの PC はこのバージョンの Windows でサポートされていないプロセッサを使用しています" エラーが表示される
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4012982/the-processor-is-not-supported-together-with-the-windows-version-that-

要はRYZENとKabylakeを使ったパソコンでは、Windowz7及びWindowz8.1がインストールされているとWindowz update出来ません、という事だ。


M$の場合こうした嫌がらせは枚挙に暇が無いが、これは悪質すぎる。

ユーザーは理由があってWindowz7を選択しているのだ。

それを強制的にWindowz10にしろという、しかも既存OSのセキュリティを人質にして。


こうしたM$の嫌がらせに対しては、各方面で擁護の意見もある。その多くはセキュリティの維持とコストの問題を挙げるが、それは素人が無知である事を利用した言い訳に過ぎない。

現場の事情は理解するが、開発会社の方針は理解しない。

すでに社会インフラとして定着しきった商品で、開発会社の一方的な事情の押し付けを利用者にする事が許されるのか?

納得出来る理由があるのならばまだ許せるが、ことWindowzに関してそのような理由は存在しない。


さて、どうしたものか。

今のところは手動でWindowz updateのパッチを当てる方法が残ってはいる。

古いパソコンを延命するか、最新のパソコンでは手間をかけてアップデートするか。

そのどちらかしか、Windowz7を使い続ける方法は無いようだ。



参考記事

Kaby LakeとRyzenのWindows 7/8.1アップデートが終了 自作PCの選択肢はWindows 10のみに

Windows 7ユーザーに朗報 AMDはRyzen CPU用のWindows7のサポートドライバーを「使い方がわかる人」用に公開

マイクロソフト 意地でもWIN10普及を進めるためWIN7ユーザーを締め出しにかかる




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