おいしいとこ取りは駄目 [セキュリティ]
「アンチウイルスソフトは死んだ」発言の真意は
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1702/21/news035.html
「アンチウイルスソフトは死んだ」。
こう言われるようになって久しい。ここ数日だけでもプラットフォームに依存しないJava scriptの脆弱性が見付かったり、半年放置され続けたWindowz10の脆弱性、そしてランサムウェアの拡大など、セキュリティソフトの存在をあざ笑うかのように様々な問題が露見し続けていて、しかもそれは氷山の一角でしかない。
記事ではこの「アンチウイルスソフトは死んだ」という言葉に対し、セキュリティソフトはまだほとんどの人にとって必要な対抗手段である事と、同時に他の手段が重要である事を説明している。
が、私が最も重要視したのは、記事の最後にあるこの言葉だ。
“一番いけないのは、結論だけを追ってしまうこと。「もうウイルス対策ソフトは死んだから入れるだけ無駄!」「アンチウイルスが不要だってネットに書いてあった!」と、背景を理解せずに“おいしいとこ取り”をしないように。”
世の中「おいしいとこ取り」する人やそれを煽る情報があまりに多すぎる。
そのおかげで様々な問題が起きているが、「おいしいとこ取り」している人はその事実に気付かない。
セキュリティ問題に疎い、ほぼ全ての大衆はこうした者達だ。
自分がなにやっているのかわからず、問題が起きれば他人事。(若しくは自己保身)
いやいや、それはあなたがやっている事だから。
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