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Windows 10はスパイウエアである事が確定 [OS]

昨日、この記事を読んだ私はWindows 10に対する信頼を完全に失った。

「Windows 10」のプライバシーとデータ収集--変わった点、注意すべき点
http://japan.zdnet.com/article/35068752/


元々Windowsそのもに過剰な信頼を置いていたわけではかったが、それでも生活の中で切り離す事が出来なくなったWindowsは、私なりに工夫してある程度は信頼できるOSとして利用していた。

そんな私がWindows8のダメっぷりに落胆し、次のWindows10が割と期待できそうだという前評判に多少の安心感を得、期待もしていたのは事実だ。プレビュー版でキーロガーが突っ込まれていたという事件も、製品版になれば削除されるのではないかという話で自分自身に納得させていた。


だが・・・製品版の発表と同時に“試用”を開始した私は疑念を持つようになった。
Windows10は、私がイメージしていたものとは違う、と。


その後試用を中止した私は今日まで情報収集を続けて来た。
その結果がコレだ。

それ以前からなにやら怪しさを纏う様になっていた事には実際の体験やこれまで読んだ記事の情報で気付いていた。それでも現在使用するWindows7はいずれサポートが切れる事を考えると、嫌でも新しいOSに期待せざるを得ない。だがこのニュースにより完全に裏切られた事を理解した。


そもそも「Windowsをサービスとする」事も問題だ。Windowsは永遠のベータ版から、ベータよりさらに完成度が低い“永遠のアルファ版”に成り下がった。どこもかしこも壊れているために常に手を加え続ける必要がある、という事が、「Windows=サービス」と表現する理由の一つであると考えられる。

まあ「サービス」の意味する核心はそういう事ではないのだが・・・


記事の冒頭を読むと、少なくとも

・Cortana
・OneDrive
・Bing検索
・Windows Store

これらのOSと統合された各種サービスが利用者の個人情報とひも付けられていて、利用者が何時どこで何をしたのか、全てMicro$oftに送信されている。検索をすれば当然検索に使ったキーワードも、だ。
Micro$oftはこれらのサービスを通じて集めた膨大な個人情報を使って金儲けをしようとしている。単にOSがストアアプリと統合したとかいうだけでも私は嫌なのだが、そのうえ個人情報まで商売道具として搾取されるという事には我慢が出来ない。


こうした私の懸念には、Micro$oftは営利企業なのだから商売として儲けようとする事に何が問題あるのか?という疑問や、過去のWindowsでもいくつかの例でそういう事があったのだから今更、と考える人も居るだろう。だが商売といってもやって良い事と悪い事がある。法的にダメと明示してない事なら何やってもいい、と確信する人には理解できないだろうが。


しかしだからといってWindows 10を利用しない事は出来ない。

とりあえず個人情報を一切含まない、入力しない、という環境を構築してテストしていくしかないか。



以下、記事の中で問題だと思ったWindows10の機能に関する記述の抜粋。


・これら機能の多くはMicrosoftにユーザーの個人情報を送信するようになっている。そして、Windows 10には現在のところ、「共有しない」というオプションを指定できる統一された場所がなく、共有可否のオプションの多くは、さまざまなメニュー内に散在している。さらに、使用中のコンピュータに関する一部の情報の共有や、システムの挙動について以前は設定可能なオプションだったものが、必須に変わっている。


・今までのWindowsであれば、ユーザーはこれらの機能(正確に言えば、過去の「Windows Live SkyDrive」や「Bing Bar」といった機能)をアンインストールできた。しかし今ではこの機能自体がOSの奥深くに埋め込まれている。


・Microsoftはプライバシーに関する説明で、「デバイスの位置情報や、スケジュールとして登録されたデータ、使用しているアプリ、電子メールやテキストメッセージのデータ、誰に電話をかけたか、連絡先、デバイスを使ってどの程度頻繁に連絡先とやり取りしているのかといったさまざまなタイプのデータを収集、使用する」と記している。


・Microsoftは裸が写った画像の保管を許しておらず、このポリシーに違反した場合、Microsoftアカウントが停止される可能性があり(中略)Microsoftは同社のサービス規約で、「本サービス全体を監視することはできず(中略)しかし、OneDriveアカウントに保持されているコンテンツは「PhotoDNA」の調査対象となっている。(中略)Microsoftアカウントが停止されると、ユーザーはOneDriveに格納したデータや、「Outlook」メールへのアクセスができなくなる


・Windows 10ではシステムの診断や利用状況に関するデータがMicrosoftに送信される。この動作は企業向けやサーバ向けの製品を除いて停止できない。また、このデータは「問題が発生した際に使用されていたドキュメントの一部を予期せずに含む可能性がある」


・Windows 10はデフォルトで、Windows Updateの配信を最適化するように設定されている。これはインターネット上のどのようなコンピュータにもアップデートを送信できるようにするものだ


追記:設定をオフにしても無駄らしい

Windows 10はプライバシー設定をオフにしてもMicrosoftのサーバにデータを送信していることが判明
http://gigazine.net/news/20150818-windows-10-privacy/



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