SSブログ

そういう状態に慣れてしまっていた [ハードウェア]

先日書いた記事の中で、私はこんな事を書いた。

「IntelがパソコンやサーバーのCPU市場をほぼ独占していた頃がそうであったように、一強の状態が世の中にとって良かった試しは一度もない。」

タイミングが良い事に、これを証明する一つの記事が出ているのを見つけたので紹介しよう。


大学のスパコン担当博士が「新時代を感じた」というAMD EPYCの利点とは
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1275406.html


この記事には沖縄県にある「沖縄科学技術大学院大学」の基幹コンピュータ“DE・I・GO”が、AMDのEPYC「Rome」を採用した例として紹介されている。

そして、“DE・I・GO”の管理を担当する博士へのインタビューも載っているのだが、その中にこのような発言があるのだ。

EPYCに乗り換えて、本当にびっくりしているんですよ。これまでの15年間は、ずっと同じメーカーのCPUを使っていて、新製品が出ても性能が少し上がるとか、機能でプラスアルファがあるとかと言った程度で、「やっぱりこんなものかな」と、そういう状態に慣れてしまっていたんですね。

Intelは事実上の市場独占を達成した後、競争が無い事を良い事に価格を釣り上げ、性能向上は滞り、結果消費者には不利益しかない状態を作り上げていた。

こんなIntelでもかつては、Pentium4の不振からCore2 Duoという名機を生み出し、その後現在まで続くCore iシリーズという出た当時画期的な性能向上を果たすCPUを作り上げた。

一方でAMDはCore2 Duoが出る前まで、性能競争においてIntelと一進一退の攻防を繰り広げるライバルであったが、Core2 Duo登場以降はジリジリと性能を引き離され、第二世代Core iシリーズである2000系(Core i7 2600Kなど)が出た時にはその差が決定的なものとなって競争相手とならないまで落ちぶれてしまった。

要はAMDの凋落がIntelの増長を許したわけだが、ZenシリーズによるAMDの反撃でその状況も終わった。

これにより何が起きたのかと言えば、CPUの性能が一気に2倍以上となり、しかも価格は2倍の性能にも関わらずそれ以前のIntel製と同じかそれ以下でしかなくなった。

そしてIntelはCPUの価格を半分にまで下げた。

これが何を意味するかは、考えるまでもない。

やはりライバル不在の環境は何もかもを腐らせる。

改めてそう思った。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

GeForce RTX 30 [ハードウェア]


NVIDIAよりGeForce RTX 30が正式に発表され、このビデオカードについて詳細な記事が出始めている。

何より驚いた事は、現行のRTX 20シリーズと比べて2倍以上性能が上がった事。

これは近年無かった大幅な性能向上だ。(RTX 10→RTX 20は大体2割程度だった)

こうなるともはやRadeonなど競争相手にならない。


性能向上に関しては、用途をゲームに絞って開発している事がかなり効いているようだ。

トランジスタの密度や性能はRadeonが使っているTSMCの7nmと大体同じらしいので、純粋に設計の優秀さが性能に結び付いている事になる。

昨年RadeonのRX 5000シリーズが出た時は※少しばかり慌てていたNVIDIAだが、RTX 30シリーズが市場に出回ればゲーム用途でRadeonを選ぶ理由はなくなってしまうだろう。
※とはいえ最高性能のRadeon 5700XTでもGeForce RTX 2060~RTX 2070辺りの性能でしかなかったが


そんなワケで、一般の消費者向けビデオカード市場は今後もNVIDIAの天下が続く。

Intelもこの市場へ再び参戦する気配を見せるが、今の所はあまり期待出来ない性能のようであるし、なによりもRTX 30シリーズの登場によりRadeonとGeForceとの差が広がりすぎてしまって、まったくどうしようもない。

AMDは年内にRadeon 5700XTの2倍の性能と噂されるNavi 21の出荷を計画しているが、それでもこの状況には焼け石に水である。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Armの売却先が決まる [セキュリティ]


Armの売却先がNVIDIAに決まったそうだ。

ソフトバンクのArm売却と、NVIDIAがそれを買う事について、裏で何が起きていたかは想像する事も出来ないが。
(ソフトバンクのArm売却は単純に財務上の問題だったとはとても思えない)


なんにせよ、ArmとNVIDIAはこれを機に市場の支配力をより強めようとするだろう。

だが、IntelがパソコンやサーバーのCPU市場をほぼ独占していた頃がそうであったように、一強の状態が世の中にとって良かった試しは一度もない。

人間の愚かさは永遠に消える事は無く状況により強まっていくので、NVIDIAとArmの組み合わせは必ずロクでもない結果を招く。(ソフトバンクよりはマシかもしれないが)


Armがソフトバンクに売られる事なく独立企業のままだったら良かったのに、と思う。


ソフトバンク、NVIDIAへのArm売却を正式発表--最大4.2兆円
https://japan.cnet.com/article/35159522/

ソフトバンク、英Armを米NVIDIAに約4.2兆円で売却
https://news.mynavi.jp/article/20200914-1302444/

ソフトバンク、Armを最大400億ドルでNVIDIAに売却
https://eetimes.jp/ee/articles/2009/14/news072.html

ArmをNVIDIAが買収、ソフトバンクGが最大4.2兆円で売却
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/08731/

ソフトバンクG、ArmをNVIDIAに売却。約4.2兆円
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1276730.html


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

USB PD に対応するケーブル [USB]

USB PDに対応するケーブルの需要が、現在非常に高まっているように見える。

何故なら対応する機器がかなり増えているからだ。

スマートフォンは新製品の大半がUSB PD対応となり、ノートパソコンも大部分がACアダプタからの給電をUSB Type-Cコネクタで賄うようになり、さらにゲーム機や家電の一部にまでUSB PDによる給電や充電が広がりつつあり、今後はUSB PDに対応するケーブルが無いと、これらを使う事が出来ない場合が出てくるようになるだろう。

そこで問題になるのが、USB PD対応ケーブルが非常にわかりにくい事。

なにしろ見た目だけではPD非対応や偽造品のType-Cケーブルと見分けが付かないからだ。


USB PD対応の条件を挙げるとすれば、それはたったの二つしかない。

一つはケーブルの両端が「Type-C コネクタ」である事。

もう一つはUSB PDに対応する“eMaker”と呼ばれるチップをコネクタ内に持つ事。

しかしコネクタの見た目はともかく、USB PD対応のeMakerを持つかどうかに関しては製品のパッケージや説明書などに「PD対応」と書かれている事を目安にするしか無い。

それからもう一つ、同じUSB PD対応ケーブルでも種類がいくつか存在する事が問題だ。

これは対応するワット数による違いで、それも対応する電圧と電流をよく確認しないと充電や給電が出来ないというトラブルに繋がってくる。

単に「USB PD対応」というだけでは使えない場合があるという事だ。

さらにデータ転送にも使いたい場合、USB規格の何に対応するかの確認も必要となる。


というわけでUSB PD対応ケーブルのリストを作ってみた。

PD対応の確認は全て各メーカーのWebページより、各製品の情報を見て確認している。

当然これらは販売されている物の極一部であり、表に漏れている製品の方が圧倒的に多い。

なお、表に記載の製品は全て長さ1Mの製品であり、同じ製品の長さ違いや色違いは考慮しない。


メーカー 製品名 USB規格 ワット数
HIDISK(磁気研) HD-UCC3121BK 3.1 Gen2 100W(20V 5A)
アイネックス U20CC-MM10P6 2.0 60W(20V 3A)
オーム電機 SMT-L10CPD-W 2.0 100W(20V 5A)
エレコム MPA-CC10PNBK 2.0 60W(20V 3A)
グリーンハウス GH-UCSCCPB 3.1 Gen1 60W(20V 3A)
サンワサプライ KU30-CCP310 3.1 Gen1 60W(20V 3A)
サンワサプライ KU-CCP510 2.0 100W(20V 5A)
バッファロー BSUCC312P3A10BK 3.1 Gen2 60W(20V 3A)
ミヨシ UPD-210/BK 2.0 100W(20V 5A)
Startech.com USB2CC1M 2.0 100W(20V 5A)
ラスタバナナ R10CACC5A01BK 2.0 100W(20V 5A)



以上、この記事を読んだ方は参考にして欲しい。

ただし品質や相性問題に関してはどう選んでも博打の要素を排除出来ないので、質を重視して選ぶ時は堅い会社の製品を選ぶしかないと思う。

今回挙げた例ではオーム電機が最も手堅く、後は国内企業がどんぐりの背比べだ。

まあ、あくまでも参考、という事で。


※追記

ケーブルの取り回しに関して、USB3.1対応の物はUSB2.0対応の物と比較すると例外なくケーブルが太くて取り回しが悪い。

充電や給電にしか使わない場合はUSB2.0対応の物を選ぶ事をお勧めする。


参考:

ルネサス USB PD 徹底解説
https://www.renesas.com/jp/ja/support/technical-resources/engineer-school/usb-power-delivery-01-usb-type-c.html



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Western Digital製HDDはもう買わない [ハードディスク]


以前NAS向け「WD REDシリーズ」の一部モデルが、何の告知もなくSMR書き込みになっていて問題になったWestern Digital(以降WD)。

そのWDは今でこそ公式にWD REDシリーズのどのモデルがSMRか公開しているが、私個人としてはかなり気分が悪いままだ。

そんなところへこのニュース。

もうWDのハードディスクを買う事はやめようと思う。


Western Digital製の一部HDDの回転数が公称スペックと異なることが判明
https://gigazine.net/news/20200908-western-digital-hdd-rpm-class/


問題なのは、彼らの言い訳だ。

最初から正しい情報を客に伝えていれば何の問題にもならない事なのに、自分達の客に対する裏切り行為を正当化してしまっている。
過去の問題も本質的にまったく同じなので、もうWDはこういう会社なのだと判断する事にした。
(米国企業でありながら中国資本が絡んでいる企業とはこういうものか)


今後は東芝を主に選んで、今までWDを選択してきた条件の場合はSeagateを選ぶ事になるだろう。

私一人がWD製ハードディスクを買わなくなった所でWDにとっては痛くも痒くも無いだろうが。

このところの製品ラインナップにも不満があり、数か月前からWD製ハードディスクは候補に挙がっても選択から外しているので良い機会である。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

脳で直接スマホが操作出来るという事は、スマホで直接脳を操作出来るという事 [セキュリティ]

脳で直接スマホが操作出来るという事は、スマホで直接脳を操作出来るという事だ。

Neuralinkのイーロン・マスクCEOが脳とAIをつなぐ埋め込みチップ「Link」&自動手術ロボ「V2」を発表
https://gigazine.net/news/20200831-neuralink-v-0-9-elon-musk/


まあ、私なら絶対にこんなものを自分に埋め込みたくはない。

一体人間はどこまでモノグサになれば気が済むのか。

世の中便利になる一方、便利になったおかげでかえって不便になっている事がたくさんある事に、何故誰も気付かないのか。

そして“イノベーション”という言葉が大好きな人達は、自分の視野が如何に狭いかという事に気付くべきだ。


もちろんこれらに気付いている人は多く、事を起こす中心に居る人の多くはそうした“気付いている人”だったりするのだが、彼らにとってそれは金儲けの機会でしかないわけで、要は「如何にブタを飼いならして金を吐き出させるか」が最も重要な事であり、公で彼らが言うバラ色の世界は全て嘘と本当の入り混じった詐欺師の常套句なのである。


まあそれでも、パソコンとインターネットがそうであるように、重大な問題を孕みながらも一旦普及してしまえばそれ無しには生活が難しくなる事になる可能性はある。

このような、脳に直接接続するという危険なデバイスであっても。

今はまだ“こんなもの”と一蹴出来るが、数十年後にはわからない。

かつての未来想像図が今はトンデモな絵であるように、これもそうなってほしいと思う。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Windows 95の誕生から25年 [OS]


去る8月24日(現地時間)、米Micro$oft社がWindows 95の誕生25周年を記念する記事を掲載した。


Looking back?The 25th Anniversary of Windows 95
https://blogs.windows.com/windows-insider/2020/08/24/looking-back-the-25th-anniversary-of-windows-95/


・・・あれからもう四半世紀が過ぎたのか。

当時の私は、マスコミの煽りで興奮した日本国民が日本中でWindowz95を買い求めているニュース映像を冷めた目で見ていたものだ。※マスコミに日本人を煽らせたのは当然Micro$oftだと思う。

なにしろ、買い求める客の一部はパソコンすら持っていない人達で、さらにパソコンは持っていてもインストール出来ない機種だったりと、もうメチャクチャだったのだ。

ちなみに私は騒動が落ち着いてからWindowz95を買ったが、デバイスドライバの完成度があまりにも低くて不安定なため、使用を断念した記憶がある。

結局マトモに動くようになったのは買ってから半年以上過ぎた頃だったように思う。


また、Windowz95自体もあまり出来が良い物ではなかった。

とにかくリソース不足でよく落ちるし、デバイスドライバの問題で不具合が起きると修復が困難で、長くても数か月に一度クリーンインストールが必要だった。(まあアプリケーション側もバグが多かったという話もあるが・・・)

なので環境構築が終わって安定している環境を、MOにハードディスクの中身を全部コピーする事でバックアップ、問題が起きればそれを書き戻す、という事を良くやっていた。


だがしかし、それもWindowz95のリビジョンが上がるにしたがって安定性は向上。

特に“OSR2”と俗に呼ばれたものは完成度が高く、私はWindowz98が出るまでお世話になった。(他にもOSR2.1とか2.5なんかもあった気がする)

この頃にはメルコ(現BUFFALO)やIO-DATAなど、周辺機器を出していたところもデバイスドライバの品質が上がり、またPlug & Playによるハードウェア自動設定の普及(それまでハードウェアのIRQやDMA、ポートアドレスなどの設定変更は手動で行っていた)のおかげで格段にトラブルが減った事もWindowz95の安定に大きく寄与していた事は言うまでもない。

さらにレジストリに関する情報など、安定性向上の為のテクニックやノウハウが積み上げられ、それらが公開されていた事も大きい。

だがそれでも私のようなパワーユーザーは、使用期間が延びると不安定になるため再インストールを余儀なくされていたのだが。


とまあ、思い出話はこのくらいにしておこう。

とにかく、苦労が絶えなかったWindowz95は、販売が始まってから25年にもなる。

日本国内では確か11月からの発売だったと思うので、ほとんどの日本人にとってはあと数か月先の話しかもしれないが。

色々な意味で今年はWindowzの歴史の一区切りになる年だなぁ、と思った。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

ソフトバンクのArm買収は何が目的だったのか [セキュリティ]


ソフトバンクに買収されてから約4年。

英国の半導体設計企業“Arm”は今、非常に危険な状態だ。


一つはすでに大きなニュースとなっている売却の話。

しかも売り先がNVIDIAになりそうだというウワサまで出ている。本当にNVIDIAが買うのかはわからないが。
(独禁法など大丈夫なのかと思うがそれはまた別の問題。)


そして二つ目、Armの中国法人の問題。

Armの中国事業は、2018年に中国企業との合弁になった。

Armが中国事業を合弁化、EUは中国に対し警笛
https://eetimes.jp/ee/articles/1806/13/news017.html

事実上の売却であり、さらに悪い事にCEOの人事をめぐり現在内紛状態になっているという。

揺れるArmの行く末 - NVIDIAが買収を検討、中国法人の内紛は泥沼化
https://news.mynavi.jp/article/20200804-1199957/


三つめは業績が低迷している事。

将来を見据えて「利益度外視の投資」を行っている事が理由とされているが。

「ソフトバンクのArm買収って何だったの?」と振り返る日が来るのか
https://eetimes.jp/ee/articles/2008/11/news098.html



一連の問題を見て思う私の個人的な感想は、ソフトバンクは最初から中国にArmを売る事が目的だったのではないかと。

Armの中国法人は事実上中国企業なので、中国はArmの技術を得てしまっている。

だからもう、英国のArm社は中国にとって邪魔な存在でしかない。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

IE11終了まであと?年 [ソフトウェア]

GIGAZINEにIE11のサポートがあと一年ほどで終わると誤解されそうな記事が出ている。

Internet Explore 11のサポート終了までのスケジュールをMicrosoftが発表
https://gigazine.net/news/20200819-farewell-internet-explorer-11/

記事のタイトルはまるで全てのIE11が終わるかの印象を与える。(しかもIEの綴りが一字足りない)

記事本体は冒頭でいきなり“Microsoftがウェブブラウザ「Internet Explore 11」(中略)サポート終了までのタイムラインを発表しました。”と来る。

本来はMicrosoft 365アプリのIE11サポートが切れるという話なのに、「Microsoft 365」とは一切入っていない。

なのでいつ終わるのかと日付を探すと“2021年8月17日”という日付があって、この日で終わりなのかと。

他にも悪い点はいくつもあるが、ここまで質の悪い記事がよく公開されたものだと思う。


なおこの件についての別記事がimpressというサイトにあるが、内容はごく当たり前のわかりやすさだ。

Microsoft 365でのIE 11対応が2021年に終了
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1271287.html

本来ならタイトルはこうでなければならない。

そして記事の内容も要点を捉えた簡潔で理解のしやすいものだ。


ちなみにIE11サポート終了までのスケジュールは、変更が無ければ以下のサイトにある通りのはず。

一目で分かる、Internet Explorer(IE)のサポート終了時期
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html

Windowz8以前でサポートされていたIE11はすでにサポート終了しており、Windowz8.1のIE11は2023年1月まで、一般向けWindowz10(HomeとPro)のIE11は2025年10月までとなっている。

そして業務向けとサーバー向けのWindowz10は最長で2029年1月までという最も長いサポート期間を有するが、実際にところこんなに長くサポートする必要があるのかと思う。

“IEでなければ動作しないWebページ”というインターネットの癌は早く消えて欲しいので、さっさとサポートを切るべきだ。


というワケで早く消えて欲しいIE11は、Windowz10の場合終了まで5年以上も残っている。

IE11が大好きな人はもうしばらく楽しめそうだ。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

AMDのシェアがノートパソコン市場で2割に達したという話 [CPU]

数日前の記事だが、AMDのシェアがノートパソコン市場で2割に達したそうだ。

AMD、ノート用CPUシェアも約2割に
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1270024.html

この結果はIntelの10nm及び7nm製造プロセス開発失敗による影響が大きいが、だとしてもIntel製CPUの代わりになるだけの価値がAMD製APUに無ければこうはならなかったと思う。


実際の所、AMD製APUのモバイル向け製品は特に消費電力の面でIntelに劣っていた過去がある。

現在出荷されている“Renoir”が、各パソコンメーカーからの引き合いが非常に強いという記事をどこかで目にした記憶があるが、そうなった理由の一つに消費電力の問題が解決しつつある事は間違いない。


いずれにせよ、昨年まで1割に届かなかったシェアが2割に達した事は快挙だ。

K6-2の時代とAthlon64の時代もこれに近い数字だったと記憶するが、それを思うと感慨深い。

ようやくあの頃のシェアまで回復したのかと。

ただIntelもこのまま黙って見ているだけのはずはない。

過去に色々汚い手段で互換CPUメーカーを廃業に追い込み、AMDの没落の一因を作ったように、法の網をかいくぐる“脱法的手段”で足を引っ張って来る可能性は高い。

またそれが無くとも、今後AMDの開発するAPUが、あらゆる面でIntelに負けない性能を保ち、製造プロセスの開発に滞りが出ない事がシェア拡大の最低条件になる。

AMDの未来は今までよりも明るい事は確かだが、今までよりもはるかに険しい道のりを歩かなければならなくなるだろう。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

ネットが遅すぎる [ネットワーク]


中国から広まった新型コロナウイルス。

その影響は連日報道される関連ニュースを見ればわかるように、非常に大きな社会的影響を及ぼしている。

そんな影響の一つが、今回ネタにした「インターネットの速度低下」である。


コロナ禍で高速なv6プラスも一部で大幅な速度低下
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1269761.html


ここ数か月、遅くなった事を実感はしていたが。

こうした記事を読むと、改めて現在のインターネットが如何に脆弱なインフラであるかという事を確認せざるを得ない。

特に、ここ十数年はインターネットへの接続が前提のサービスが大幅に増えて、何かネットの障害が起きると何も出来なくなってしまう事が多くなった。

少し前もグーグルのクラウドが障害を起こした時、そのサービスを利用する企業で長時間仕事が滞る事態になったのは記憶に新しいところだ。

また、今回のように帯域制限がかけられるとサービスの反応速度が極度に落ちるので、今まで数分で終わった仕事が十分以上かかるようになるなど、生産性の低下も著しいものがある。


一部では設備の増強なども行われているようだが。

これらがどの程度かは知らないが、焼け石に水の状態である事は明らか。

一方でこの状況を改善する動きが今以上に強まる事は無いだろう。

世の中回線速度が高速な事を前面に推す広告が目を引く通信サービスばかりだが。

どれもこれも嘘ばかりだと改めて思う。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

「M-MT1BRSBK」というトラックボール [ハードウェア]

先日、久々に興味を引くトラックボールを発見した。

ブツはエレコムの「M-MT1BRSBK」。

M-MT1BRSBK
https://www.elecom.co.jp/products/M-MT1BRSBK.html

これはBluetooth接続専用なので、Bluetoothでの通信機能を持つ端末でしか使えない。

また、本来ノートパソコンと共に持ち歩いて使うタイプのトラックボールであり、マウスと比べると大型の物が多いトラックボールの中では小さい部類である事が特徴である。(ごろ寝マウスのような特殊タイプのトラックボールはさらに小さいが。)

しかし小型故に占有ペースが小さく、手狭な場所で使いやすいため、デスクトップパソコンと組み合わせても悪くはないと思った。


現在の販売価格は6000円前後と一般的なBluetooth接続のマウスと比べて倍の価格だが、トラックボール好きな私は迷わずに購入。

早速使ってみた。


使い始めは、あまりの小ささにかなり使い辛い印象。

私の手が一般的な日本人のサイズと比べてかなり大きい事もあり、慣れるまで多少の時間を要した。

しかし慣れるとメインPCで使う「M-XT3DRBK」と同様に使えるようになった。


ある程度慣れた所で良い点と悪い点を探す。

良い点はボールの動きが非常になめらかな事。直径2.5mmの大型人工ルビーを支持球に使う事を売りにしているだけはある。

カーソルの操作性も、ボールが小型化した割には悪くない。少なくともテキスト編集で目的の位置に移動したり、GUIの各種ボタンをクリックする時にカーソルを合わせ辛いと感じる事は無かった。

また、ボタンとホイールの操作性も比較的良い部類になる。理由はボタンが水平よりもやや右下がりに配置されているためだと思う。
売りの一つであるサイドボタンは、私が使う事がまったく無いので評価出来ない。

さらにここが良い、とは言えないのだが、「M-XT3DRBK」に存在する“ボールを他社製に交換しないと使い物にならない欠陥”がなさそうな事も良いと思った。

まあ、ボールの件は不具合が無いのが当たり前だが。

そして小型の利点。

持ち運びでかさばらないとか、ノートパソコンのキャリングバッグに入れやすいとか、そういう利点は見ただけでわかるが、デスクトップパソコンでも場合によっては利点になる事を実感。

ほんの2cm程度幅が小さく、奥行きが3cm程度短いだけでこうも手元が広く感じるのかと。

あと1cm、キーボード側に寄せて使いたい、そう思った事が何度かあるが、そういう時にもこの大きさは役に立つ。

小型故の使いにくさというトレードオフが無ければ、これをメインに使いたいと思うほどだ。

tb_333.jpg
左から、M-MT1BRSBK、M-XT3DRBK、M570。M-XT3DRBKはPerixx製トラックボールの
交換部品として売られている34mm径のボールに交換している。

電池が乾電池1本というのも良い点で、この手の小型マウスなどは単4乾電池2本が多い事を考えると非常に好感が持てる。

が、その代償として電池の持ちに大きな影響を与えているが。


さて、次は欠点である。

一つは電池の持ちが悪い事。

カタログ値で想定電池使用期間100日、連続動作48時間というのはあまりに心許ない。

用途がモバイルだからあまり問題にはならないかもしれないが、ロジクールのM570が18か月持つ事に慣れた過去を持つ身としてはかなりの不満だ。

ちなみに「M-XT3DRBK」はM570並みに電池の持ちは良いので、この点で不満はない。

とはいえ、電池交換の頻度についてはエネループなどの自己放電が少ないニッケル水素充電池を使う事で、経済性と電池の補充問題は回避出来るが。

それからさらに一つ、ペアリングしただけの状態で使うと1時間前後でマウスカーソルが操作不能になる事が問題だ。

これはBluetoothの省電力機能がマトモに機能しない事が理由。

よって、デバイスマネージャでBluetoothの電源管理を開き、「電力の節約のために~」のチェックボックスを外せばよい。

bt_power.jpg
Bluetoothの電源管理でこのように設定する。

これはBluetoothのハードかデバイスドライバとの相性問題であるかもしれないので、環境によっては出ない問題かもしれない。

そして最後は大きさ故の問題で、私にはいささか小さ過ぎる様で長時間の使用は少し辛い。

親指から中指までをボールとボタンの操作しやすい位置に維持するため、小指と薬指の背をトラックボールの上に当てているのだが、これが結構疲れるのだ。

やはり比較的短時間の使用となる、モバイル用と割り切るしかないのか。


以上、短時間ではあるが使ってみて思った事を書いた。

私はロジクール信者で、マウスは今でもロジクールが一番良いと思っている。トラックボールもかつてはそうだったが、M570のマイクロスイッチが中国製の安物で、一年かそこらでチャタリングを起こす事から現在はエレコム製を使うようになった。

エレコム製はロジクール製と比べると品質面で数段劣るが、中国産とはいえマイクロスイッチがOMRON製である事と、最大の問題点であるボールの不具合は交換すれば起きない事から今でも使い続けている。

このような背景から、今回買った「M-MT1BRSBK」も長期間使った場合、今はまだ出ていない問題が出る可能性はある。

とりあえず今の使い道は、DeskMini A300で使うか、出先でノートパソコンが必要な時に持ち出すか、後はスマートフォンやタブレットで使うか。

小さいので気兼ねなく持ち歩けるから、やはり製品コンセプト通りに出先で使う事が主になるかもしれない。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

ハードディスクのデータが読めなくなる [トラブル]


昨夜自室のパソコンの電源を入れたところ、起動がやけに遅い事に気付いた。

何が原因かわからず、とりあえずデスクトップが出るまで待つ。

そしてエクスプローラを開くと違和感が。

何かおかしい。ドライブアイコンの数が合わないのだ。

良く見ると、ドライブレターはそのままにE Driveのアイコンが消えていた。

当然、中身のデータは読めない。

色々試す内に「フォーマットしてください」とWindowzのメッセージが出る始末。


問題のハードディスクはUSB接続の外付けタイプで、2.5inchのポータブルHDDだ。

一昨日は問題なく使用していて、パソコンの電源を落とすまで不具合もなかったはず。

それが翌日に電源を入れるとデータが読めなくなっていた。


・・・とりあえずデータの復旧をするか。

私は問題のハードディスクを外すと、いつもデータの復旧に使う古いノートパソコンに接続した。

そして電源を入れると同じ症状で起動が遅い。

しばらく待つと操作可能になったので、「ファイナルデータ」というデータ復旧ソフトを立ち上げた。

起動した「ファイナルデータ」はしばらくの間フリーズしているかのようになんの操作も受け付けない状態だったが、5分程度待っていると操作が可能になった。

するとデバイスの選択ダイアログが出たので、問題のハードディスクを選んでスキャンをかけると、元々あったファイルやフォルダと消したはずのフォルダなどが全部出て来た。

final_fukkyu.png

どうやらMBR辺りがトンだだけのようだ。

ホッと一安心した所でもう一台USB接続のハードディスクを用意し、必要なファイルとフォルダをコピー。

それなりに時間はかかったが、なんとか復旧させる事が出来た。


それにしてもこのような経験は久しぶりだ。

以前ハードディスクのMBRを飛ばしたのは何時の事だったか。

しかし、前日まで普通に使っていたハードディスクがいきなりこうなると非常に困る。

今回は一時的なファイル置き場に使っているハードディスクがこのような事になったため、中身のバックアップも取っていなかった。

今回は運良くデータの復旧が出来たが、次はダメかもしれない。

バックアップの重要性を再確認した出来事だった。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Intel、7nmプロセスの開発が6か月遅延 [CPU]


米インテル、7ナノ技術開発が6カ月遅延
https://jp.reuters.com/article/intel-results-idJPKCN24O335


ロイターによると、Intelの7nm製造プロセスが予定より6か月もの開発遅れを生じているということだ。

これは10nmプロセス開発失敗の悪夢を思い出させる。

これはライバルの企業にとっては朗報かもしれないが、一般の消費者にとっては悲報だ。


まあAMDにとっては苦しい開発競争の中でかなり助かる事になるだろうが。

個人的には競争がゆるくなった時のことを心配してしまう。

開発競争の重圧によるストレスが緩和した場合、研究開発の場に居る人達にどのような影響があるかを思うと、数年後に出てくるAMD製CPUがまた競争力を失う事になるのではないかと、そう思うのだ。


さて。

Intelはこれからどういった手を打って来るのか。

このところ失態に次ぐ失態を重ねるIntelだが、失敗した後に出るCPUが傑作であるという過去もあるので、今では想像も付かない超高性能CPUを出す可能性はゼロではない。

未来を見据えた技術開発でも先行している事だし、来年以降どうなるのか楽しみである。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

AMD、デスクトップ用新型APUの発売を発表 [CPU]

AMDはデスクトップ向けの新型APUを、8月8日に日本国内で発売する事を発表した。
(モバイル向けは4月頃より搭載パソコンの販売が始まっている)

発表されたAPUは3種類で、税抜き価格は以下の通り。


モデル名 コア/スレッド 価格
Ryzen 3 4350G 4/8 19,980円
Ryzen 5 4650G 6/12 26,980円
Ryzen 7 4750G 8/16 39,980円



先日友人のパソコンを一台組む話しを記事に書いたが、これでやっと話が前に進む。

あとはどの程度の数が出回るのかが問題だ。


7/22 追記

今回の販売開始発表は基本的にOEM向けであり、新型APUが欲しければメーカー製の搭載パソコンを購入するしかないという事で、APU単体の流通量は極めて限られた数になると予想される。

リテールパッケージ版の発売は今の所何時になるか未定であり、OEM向けをバルク品で販売するという今回の措置が何時まで続くのかもはっきりしていない事に注意が必要である。


AMD、Zen 2コア採用のデスクトップ向けAPUを正式発表
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1266549.html


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

どんなに強固なセキュリティでも [セキュリティ]

どんなに強固なセキュリティでも、これをされたら無意味だという実例がまた一つ増えた。


Twitter大規模乗っ取り、ターゲットは130人、偽ツイートは45人(以下略)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/18/news039.html

人数は少なめだが、被害は大きい。

Twitter社は一体どうやって損害を回復するのだろう。

覆水盆に返らずだが。


記事によると、ソーシャルエンジニアリングという人類の歴史と同じくらい長い歴史を持つハッキング方法が使われている。

コンピュータなど存在しなかった時代、力技が通用しない堅固に守られたモノを盗み出す唯一の方法だったソーシャルエンジニアリングは、コンピュータ全盛の現代でも最も有効な手段の一つである。

ここでソーシャルエンジニアリングとは何か想像出来ない人は、「スパイ」を思い浮かべると良い。

スパイで思い浮かべるものといえば大抵は映画や小説の話だと思うが。

コンピュータは人による人のための機械なので、こういった手段は非常に有効なのだ。


まあ・・・その内に全ての管理をコンピュータで行う時代が来れば、ソーシャルエンジニアリングなど不可能になるかもしれない。

が、そうした自動化は作った当時に想定し得なかった手法に対抗出来ないワケで。

結局穴だらけでも人が管理した方がまだマシ、という事になるかもしれない。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Armのライセンス料値上げの理由? [雑談]


ソフトバンク子会社であるArmが、取引先に対してライセンス料の値上げを要求しているそうだ。

その値上げは最大で4倍にもなるという。

半導体設計メーカーのARMがライセンス料の4倍値上げを要求か
https://gigazine.net/news/20200716-arm-price/


ARMのライセンス料値上げは過去にも出たような記憶があるが、今回の最大4倍というのは驚いた。

そして同時に何故?と疑問にも思った。

もちろん私などにわかるはずもない。

だからGIGAZINEの記事を読んだ時にはスルーだった。


ところが今日、こんな記事を見つけたのだ。

ArmはなぜIoT事業を切り離すのか、表と裏から読み解く
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2007/16/news043.html


この記事によると、現在のARMは利益率が極めて低いらしい。

そして一般に株式会社の利益率が低いと株主から文句が出るが、ARMの場合上場していないので問題ないのだという。

そう、今までのままならば、利益率が低くても何も問題が無かった。

ところが親会社のソフトバンクが、新型コロナのパンデミックの影響をモロに受けて会社が傾くほどの大赤字。

そこで手持ちの資産で現金化出来るものをかき集めているのだが、その中にARM売却も候補として含まれるという。

こうなるとARMの利益率の低さが仇となり、売れないか相当に安く買い叩かれる可能性があるのだ。

記事ではARMの利益率が低い理由を、開発費などへの投資によるものとしている。

将来の為に投資しているのだから、会社が存続出来るのならば利益は少なくていい、という図式が売却となると成り立たなくなるというわけだ。


そんなワケで、ARMのライセンス料値上げは会社の売却を見据えて利益率を確保する必要に迫られたから、と私は考える。

だがこんな事を客が簡単に受け入れるだろうか。

私ならばARM以外のCPUに切り替える。

まあ、ARMには業界からさっさとご退場してもらい、RISC-Vによる新しい世界が来ることを願う。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

AMDの新デスクトップ向けAPU“Renoir”はまだか [CPU]


現在友人からの依頼でパソコンを一台組み立てる算段をしているのだが。

タイミングがある意味悪く、逆にある意味良い状況。

何故ならば、AMDの新しいデスクトップ向けAPU“Renoir”がそろそろ出る頃だからだ。


まあ“Renoir”自体はすでにモバイル向けの製品を搭載したノートパソコンが出回っているが、AMDはCPUの販売シェアを随分Intelから奪っているとはいえ、まだまだ供給能力に問題があるのだ。


ブツに関してはとりあえずAPUを使う事が決まっていて、今の所はRyzen 5 3400Gが候補の筆頭だ。

しかしもし同等の価格で“Renoir”が買えるのならば当然に“Renoir”を選ぶ。

マザーボードの候補にはGIGABYTEのB450 Gaming Xを選んだが、UEFIの最新版はすでに“Renoir”に対応したものが出ているようで、こちらの方は心配ない。

もちろん、買った物が古いUEFIだった場合でも私の手持ちにある古いAPUを使う事でUEFIの更新が可能だ。


さて、今の所デスクトップ向け“Renoir”は7月21日という噂だが。

21日に出ても店頭に並ぶのは来月以降なんて事もあり得る。

まあとにかく出ないと話しが決まらないので、早く出て欲しい。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

21世紀のCVCC [クルマ]


なにやら知らぬ間に、F1ではかつてホンダが開発した「CVCC」みたいな技術が使われているらしい。

その名も「プレチャンバー」。日本語なら副燃焼室か?

そのプレチャンバーとやらを今回初めて知ったのが以下の記事。


F1の燃焼技術「プレチャンバー」をまさかマセラティが出してくるとは!
https://motor-fan.jp/tech/10015392


このプレチャンバー、発想はCVCCと同じで、極単純に言えば混合気を理想的な燃焼状態に近付ける事が目的。

ホンダ 副燃焼室付エンジンの開発がスタート
https://www.honda.co.jp/50years-history/challenge/1972introducingthecvcc/page04.html

ただ理想的な燃焼とはいっても、それは多くの要素が複雑に絡まる「条件」によって変わる。

CVCCは排ガス対策のために開発されたが、その後高出力化出来ずに消えた。

写真を見るとわかるが、CVCCはその構造上圧縮比を上げ辛く、しかも燃焼室が複雑なため熱効率の面でさらに悪い。

従ってピストンを押し下げる力(≒トルク)を上げ辛いのだ。


一方F1のプレチャンバーはスロットルを大きく開いた状態、高回転域のトルクを引き出す事に特化している。

構造上十分な量の混合気を高い圧力になるまで圧縮しないと、プレチャンバーは機能しないからだ。

その点マセラティは低中回転域を通常の点火装置で制御する事で、一般公道でも使えるエンジンに仕上げている。


ただし、その代償としてかなり複雑なコンピュータ制御が必要だ。

そしてこのエンジンのメンテナンスはパソコン無しには不可能。

もしどこか壊れて調子を崩したら、パソコンの診断プログラムでどこそこの部品をアセンブリ交換しろ、というやり方でしか直せないだろう。

単純な部品交換とパソコンによる調整だけで済む、という見方をするのなら簡単極まりないコトだが。

まあ部品交換も狭いトコにギッシリな今のクルマは大変な作業ではあるが・・・


クルマのエンジンは年々高度な制御技術の発展という後ろ盾によって、少ない燃料を効率よく燃やして、しかも排気ガスは触媒の助けもあるとはいえ窒素酸化物や一酸化炭素、燃料の燃え残りであるススなどの微粒子が新しい規制が出る度に少なくなっていく。

このプレチャンバーもそんな最先端技術のカタマリであり、この先も今では考えられない事が実用化されていくに違いない。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

121年未来からやってきたWindows update [OS]


昨夜遅く、私の2nd PCに時期外れのWindows updateがやってきた。

起動したまま放置していたら突然画面が消え、何をしても復帰しないので強制電源オフから再起動すると、アップデートのメッセージが出ていたのだ。

そこでメッセージに従ってアップデート。

再起動後にアップデート履歴を確認するとこのような状態だった。

21410527.png

アップデートの日付に注目。

今から121年後の“2141/05/27”になっているとはどういう事か。

不信に思ってKB4497165を調べると、それはMicro$oftが2020年5月21日から配信されている「Intel製マイクロコードの更新プログラム」というものらしい。

KB4497165: Intel 製マイクロコードの更新プログラム
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4497165/kb4497165-intel-microcode-updates


だが私のパソコンはAMD製のシステムだ。

それなのに何故、Intelのマイクロコードが配信されるのか。

所詮はMicro$0ftクオリティという事か。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Zen3コアのAPU“Cezanne”のGPUはVEGAであるらしい [CPU]


現在ごく一部のノートパソコンにのみ搭載されている、Zen2コアのAPU“Renoir”。

このAPUは現在AMD製GPUの主力“NAVI”を使わずにVEGAを搭載する事で一部の人たちをガッカリさせた。

そしてZen3コアを使う次のAPUはさすがにNAVIだろうと、ほとんどの人が予想している所に出た新しい情報。

それが、「“Cezanne”のGPUはVEGA」というものだ。


これはハードウェアの識別用ID(デバイスID)を調べて判明した情報。

情報の出所は過去にRenoir”のGPUがVEGAであるとTweetとした遠坂小町という方のTweetで、すでに海外の関連サイトを中心に大きな話題となっているようだ。

本件に関して検索した結果↓
https://duckduckgo.com/?q=Komachi+Cezanne+VEGA&ia=web

当然今回出た情報の根拠もデバイスIDであり、デバイスIDの出所が確かなものであれば今回の情報も事実となる。

実際の所はAMDからの正式な発表があるまで不明だが。


個人的には“Cezanne”のGPUがVEGAである事を歓迎したい。

何故なら、VEGAであれば「Fluid Motion」が使えるからである。

私にとってこの技術は、古い記録映像作品(主にモータースポーツ関係)を鑑賞する事にとても役立っている。

まあ最悪デスクトップパソコンでGCN以降のビデオカードを積めば良いのだが、それとこれは別問題。

特に映像鑑賞に使うパソコンはDeskmini A300のような小型の物を使いたいからだ。

なんにせよ、もし“Cezanne”のGPUがFluid Motionに対応すれば、だが、もうしばらくはFluid Motionを使いたいパソコンに困る事は無い、かもしれない。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

中国製IT機器は危険という話 [セキュリティ]


日本では相変わらず中国製のスマートフォンや無線ルーター等が売れまくっているが。


中国の銀行がバックドアを作成するソフトのインストールを取引先に求めていた
https://gigazine.net/news/20200629-goldenspy/

Xiaomiのスマホは何千万ユーザーの行動をこっそりとアリババのサーバーに送信している
https://gigazine.net/news/20200501-xiaomi-recording-private/

Huawei、Xiaomi、Oppo、Samsungなどのスマホにマルウェアがインストールされて出荷される
https://gigazine.net/news/20180316-rottensys/

政府が無料配布するスマートフォンに中国製らしき悪質なアプリがプリインストールされていたと判明
https://gigazine.net/news/20200110-government-funded-phone-malware/


これらはまだまだ氷山の一角。

一部で中国製IT機器、ソフトウェア、サービスなどについて安全であるという意見があるが。

インターネットの存在がそのような意見の正当性を排除するという事が、彼らには理解できないらしい。

また、日本人のこうした頭の悪さにつけ込む悪質な中国人が多数、日本国内で活動している事が事態を深刻化させている。


まあ、私がここでこの程度の事を書いたからといって、こんな世の中に影響は無いか。

もしこの記事を読んで何かしら興味を持った人がいたら、ここに書いていないあらゆる事を自分で調べてみるといい。

関連する情報も含めると、中国と直接関係の無い事やITとは無関係な事まで調べなければならず、情報量は膨大になるが。


どうせ本気で調べる人は居ないのだろうし、調べても最初から自分が持っている答えの答え合わせしかしないか。

・・・ダメだこりゃ。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

きおくしあの一般消費者向けSSD [SSD]


KIOXIAブランドの、一般消費者向けSSDの販売が始まるという。

取扱はバッファロー。

モノはM.2 NVMe の Type2280 フォームファクタが2製品、2.5inch SATAの物が1製品の合計3機種が展開される。


写真を見る限りM.2 NVMeの2製品はキャッシュメモリのSDRAMチップが載っているように見え、近年主流となりつつあるキャッシュレスSSDではない事がわかる。

しかしこれは性能や耐久性と引き換えに高コストとなる事を示しており、実際の販売価格がどうなるか心配だ。(まあNAND Flashが自社製である事が有利な要素ではあるが)

何故なら一般消費者向けの場合、値段が安い事が一番重要だからだ。

私のように多少高コストでも必要な条件を満たす物しか買わない購入者層は、声が大きいため大勢居るように見えるかもしれないが全体からすれば少数派。

KIOXIAが商売として成功するためには多数派も含めて幅広い層に買ってもらわなければならない。

もし会社の規模がとても小さくて、マニアだけに売れていればやっていけるのなら話は別だが。

それとも一般向け販売はプロモーションの一つであって、OEM向けの営業にプラスに働くようにするための戦略であり、売れても売れなくても良いのか?



また、これまでKIOXIAは東芝メモリとして自社製SSDを販売してきたが、それは主にサーバー等の業務向け製品や完成品のパソコンを製造する企業へのOEM供給がほぼ全部であり、ごく一部がバッファローなどから彼らのブランド名を付けられて市販されていた。

そういう意味では知る人ぞ知る製品なので、普通の人にはKIOXIAって元東芝らしいけどなんだ?となる。

すでに認知の高い先行する各ブランドのSSDと比べてスター地点がはるか後方なワケで、よほど素人受けする要素が無い限りこの一般消費者向け販売は失敗する事は確実だ。

その要素の一つが販売価格であり、他には大手の販売企業でどれだけ棚の最前列に並べてもらえるか、販売促進のための各種プロモーションも含めて相当な金をつぎ込まなければ売れないと思う。


私個人としては恥ずかしいブランド名はともかく、KIOXIAのSSDがコルセアやADATA等と同等以上に売れてほしいと思うが。

いずれにせよ2~3年は大赤字になっても数を売る、それくらいの事をしなければ一般消費者向けの市場からは淘汰される運命だろう。


キオクシア SSD (Solid State Drives)
https://personal.kioxia.com/ja-jp/ssd.html


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

スーパーコンピューター「富岳」が世界一位になったらしい [ハードウェア]

富士通が開発しているスーパーコンピューター「富岳」が、世界ランキング「TOP500」「HPCG」「HPL-AI」「Graph500」の4つで1位を獲得したという。

日本のスーパーコンピューター「富岳」が4つの世界ランキングで1位を獲得
https://gigazine.net/news/20200623-japan-fugaku-fastest-supercomputer/


このところ日本製のスーパーコンピュータは消費電力あたりの性能で世界一位にはなる事があっても、計算性能で一位になる事はなかっただけに、驚きと嬉しさが混ざった感情が沸き上がって来る。

驚きの理由は、「富岳」が絶対性能よりも汎用性と可用性、そして経済性を重視して設計されている、という話しを以前なにかの記事で見た覚えがあるからだ。

富岳の前、“京”の時は性能で世界一位になったものの、あまり売れなかった事を反省したらしい。

また、一般に性能が劣ると思われがちなArm系CPUコアを使う事も、その理由だ。


まあキャッシュメモリにHBMを使っていたり、スーパーコンピュータ用に拡張された浮動小数点演算器がCPUにあったりと、Arm系とは言っても命令処理の前段階以外の部分はまったくの別物らしいが。

とはいえ、世の中に広く出回っているArm系CPUの命令が実行できるから、プログラムを作る技術者のすそ野は広大だ。

そして消費電力の削減に力を入れているため、消費電力当たりの性能もトップクラスだという。

初めて京の次はArmでやる、という話しを聞いた時には不安に思ったが、これなら京の二の舞を踏むことは無いだろう、と思える。


なんにせよ、今回の結果は今後の日本の行く末に少なくない影響を与えるだろう。

現在グローバル化と地球規模の分業化が進み、その結果人類の衰退と言えるほどに大きな問題が多数出て世界中が混乱の渦に巻き込まれている。

だから今後は、グローバル化の利点は可能な限り残しつつ、自国の安全と繁栄のために自力でやるべき事を他国任せにしないよう、国ごとに人と技術の向上を目指さなければならない。

富岳がその道しるべの一つになる事を願う。


・追記

スーパーコンピュータの話になると、民主党政権時代の事業仕分けで「2位じゃだめなんでしょうか」という言葉で話題になった例が挙げられるが、今回は「富岳」がベンチマークで一位を目標としていなかった事について取り沙汰されている。

しかし勘違いしてはいけない。

「富岳」は「二番でもいい」という思想で設計されているわけではないからだ。

理研の松岡氏の言葉

「富岳はあらゆるアプリケーションで最高の性能を発揮することを目指したマシンだ。世界1位となったのはその結果であり、決してその逆ではない」

これは、一位よりもはるか先の頂を目指して開発している証拠である。



参考記事:

Top500の1位は理研の富岳スパコン、Green500はPFNのMN-3が獲得
https://news.mynavi.jp/article/20200623-1062804/

日本の「富岳」がスパコン世界ランキング1位
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1260702.html

ベールを脱いだ「ポスト京」CPU、アーキと性能を見る
https://eetimes.jp/ee/articles/1808/23/news085.html

富岳 (スーパーコンピュータ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B2%B3_(%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF)


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

AMD製システムのファームウェアに新たな脆弱性が見つかる [セキュリティ]


数日前の記事だが、AMD製システムのファームウェア“AGESA”に脆弱性が見つかっていたようだ。

AMDより発表されたそれは「CVE-2020-12890」という番号が与えられて、すでに対策が行われている。

SMM Callout Privilege Escalation (CVE-2020-12890)
https://www.amd.com/en/corporate/product-security


この問題は過去の例にもあった、該当するパソコンへの物理的アクセスや特権アクセスが必要であるとの事。

要するに問題の脆弱性を利用するためには、パソコンを直接操作するか、管理者のIDとパスワードを知っている必要があるわけだ。

例えるならば玄関のカギを誰かに盗まれていなければ、この問題は問題にならない。

そもそも玄関のカギを盗まれていたら、ファームウェアの脆弱性など無くても好き放題出来るではないか。


さらに、影響があるのはAPUを搭載した、一部のノートパソコンと組み込み向けのシステムであるという。

恐らくZenよりも古いCarizzo等のAPUを使った製品が該当するのだろう。

少なくともRyzenを使った自作パソコンや、EPYCを使ったサーバーなどは影響がなさそうだ。


まあ。だからといって安心は出来ないが。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Zen3とB550及びA520について [CPU]


Zen3は今年中、早ければ十月末頃、遅くても年末には出るという話だが。

未だ噂の域を出ない情報として、発売を延期するという話が出ている。

AMDが突然にRyzen 3000XTシリーズを発表した事も気になる。

今の所は憶測に過ぎない情報が飛び交っているが、このところ事前に出てくる噂は事実である事も少なくない。

600系新チップセットの開発が芳しくないような話もあるし、実際500系チップセットも半年以上遅れてやっと出た事もあるので、やはりZen3の発売は来年以降に持ち越されるのだろうか。


こうした中、やっと日本での発売日が6月20日に決まったB550のマザーボード。

昨今の高い消費電力のCPUに対応させるため電源回路が強化されているとか、デスクトップ用マザーボードには一般に不要と思われるWi-Fiが標準装備されているとか、要らぬ飾りが増えただとか、色々な要素が混ざって販売価格が高騰している。

私としては一万五千円以下で買いたいと思うが、どうやら最低ラインがそれくらいであり、私が現在使っているPrime B350-plusの後継機種であるPrime B550-plus辺りでも17,980円位になるようだ。

たしかPrime B350-plusは13,800円で買ったはずだから、それより4,000円も高い。

狙っているのはBIOSTARのB550 GTAなのだが、同じくらいの値段になるのだろうか。


昨今の企業は価格低下が進んだ分野で高価格志向を打ち出す所が増えている。

消費者心理として、実際の価値がどれだけ高くても安い物は安物としか見ない傾向があるため、価値が低い商品が売れずに困っていたものを、値段を倍以上にしたら爆発的に売れるようになったという事例が少なくないそうだ。

だから、AMDもIntelより価格が安い事からブランドイメージが低く見られる事に懸念を抱いているはず。

従ってCPUの性能でIntelに負けない今、今後はあえて強気の価格設定にして来るだろう。

マザーボードの価格もこれに沿った価格設定になってもおかしくはない。


最後はA520について。

これまであまり話が出ていなかったA520だが、最近になって突然話が出たような印象を受ける。

A520は普及品の位置付けであり、一般にローエンドの製品に用いられるチップセットだ。

だから、高級志向の消費者が割合として多い自作市場では興味が持たれにくいのだろうか。

こちらはB550よりもさらに遅く、8月になってから製品が出回るそうだ。

普通にパソコンを使うだけの人はこれが一番合っているので、私としては早く出て欲しいのだが。

とはいえこれが本当に必要となるのはZen2コアのAPU、Ryzen 4000G系が出てから。

Ryzen 4000G系は7月という噂もあるので、タイミング的には合っているのかもしれない。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Intel「Lakefield」正式発表 [CPU]


Intelが「Lakefield」を正式発表した。

この「Lakefield」、モノ的にはSoCだが今までのSoCとは大きく違う。

それはこれまで別チップをシステムボードに実装してきた機能までを一つのパッケージに収めている事。

これはメインメモリのDRAMをも含み、消費電力低減と動作速度向上という相反する性能向上を同時に実現する。


これを実現する技術が各チップを三次元積層する「Foveros 3D packaging technology」(以下Foveros)というものだ。

それは以下の図のように、最下層のパッケージ、その上に各種チップセット、CPU本体、DRAMの順で積み上げている。

Foveros_zu.jpg
Intelの公式資料より拝借。

このような構造であるため、CPUを挟むチップセットとDRAMはCPUの発熱の影響を強く受ける。

従ってFoverosは低消費電力製品向けの技術だと言える。

事実「Lakefield」はTDP 7Wの製品であり、主に小型のモバイルPCやタブレット等に向けたものだ。

だが、将来的にはより高いTDP(上限は精々25W程度だろうが)の製品にもFoverosは採用されていくと私は予想している。


参考:

CES 2019:インテルの3Dチップは、「3つの奇跡」を乗り越えて実用化に向かう
https://wired.jp/2019/01/10/intel-lakefield/

Lakefield正式発表!
https://ascii.jp/elem/000/004/015/4015985/



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

月刊Intel脆弱性6月号 [セキュリティ]


今月もまた、Intel製CPUの新たな脆弱性が発表されている。


Intel製CPUに新たなサイドチャネル攻撃「SGAxe」「CrossTalk」が報告される
https://gigazine.net/news/20200610-intel-cpu-sgaxe-crosstalk/


多くの例がそうであるように、こうして発表された脆弱性は発表時点で解決策が出来上がっており、今回もOSやアプリケーションソフトウェアにパッチを当てる事で回避出来る問題であるようだ。

しかしこうした解決策は、コンピュータの持ち主、或いは管理する者が、パッチを当てて初めて脆弱性の回避が出来る事が問題であり、自動アップデートという仕組みを使うとこれとは別の問題が出る事例も後を絶たないという事もあって、「解決策がすでにあるなら問題にならない」という意見は大きく的を外れていると思う。


また、ここ数年毎月のように発表されるIntel製CPUの脆弱性は、多くが「Intelなんとかテクノロジー」というCPU本体の計算器とは別の、主にセキュリティ機能を追加するために設けられた仕組みに関して発見されている。

本来の目的と真逆の結果になっているこれらの機能は、根本的な部分で機能を殺しておく方が良いと思う。


ちなみに現在のAMD製CPUにも同様の機能が存在するが、これはARM系CPUコアをCPUに内蔵しており、これに対してUEFIのファームウェアに組み込まれたソフトウェアで動作するようになっている。このため問題になりにくいのかもしれない。

一方Intelの場合はOSのデバイスドライバと連動して、WindowzならばWindowz用のソフトウェアが機能を提供している。この辺りが脆弱性として利用されやすいのかもしれない。


まあ、該当する人はなるべく早めにOSやアプリケーションソフトウェアの更新を行う方が良いだろう。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Intel CEOがベンチマークを否定する? [ハードウェア]


なにやら数日前に、IntelのCEO(Bob Swan氏)がやらかしたそうな。

曰く「CPUの性能をベンチマークで判断するのはやめよう」と。

この件を話題にしている人達の意見としては、「IntelがAMDに対しベンチマークのスコアで勝てない」からこんな事を言っているんだ、という事らしい。


ところが、私がネタ元のビデオを観たところ、IntelのCEOが言っている事は巷で騒がれている事とはまったく違うように見えた。

要するに、発言の中のごく一部を切り取って違う意味に解釈した話が出回っているワケだ。(少なくとも“CPUの性能をベンチマークで判断するのはやめよう”などとは言っていない)

以下、件のビデオの中から問題となっている発言とその周辺を抜き出したもの。


The COVID-19 pandemic is reshaping business and personal priorities.
COVID-19パンデミックは、ビジネスと個人の優先事項を再形成しています。

The world, as we know it, is changing and creating new challenges for technology including supporting the new normal at work, keeping people connected and using the explosion of data mor effectively to solve big global challenges.
私たちが知っているように、世界は変化し、テクノロジーの新しい課題を生み出しています。これには、職場での新しい標準のサポート、人々のつながりの維持、データの急増を効果的に使用して大きなグローバルな課題を解決することが含まれます。

We should see this moment as an opportunity to shift our focus as an industry from benchmarks to the benefits and impacts of the technology that we create.
この瞬間を、業界としての焦点をベンチマークから作成するテクノロジーのメリットとインパクトにシフトする機会ととらえる必要があります。

The pandemic is underscored the need for technology to be purpose-built so it can meet these evolving business and consumer needs.
パンデミックは、テクノロジーがこれらの進化するビジネスおよび消費者のニーズを満たすことができるように専用に構築される必要性を強調しています。


以上。

さて、問題となっているのはこの中にある「benchmarks」という単語。

これが何を意味するか、で話はずいぶん変わってしまう。

多くの人がこれを「CPUの性能を数値化するベンチマークプログラム」と捉えているようだが、前後の文章を読めば違う事に気が付くはずだ。

私はこの「ベンチマーク」という言葉の意味を「現在の業界指標」と理解する。

有体に言えば“コンピュータの性能”であるが、それはCPUを比較するための数値ではなく、もっと広い意味での性能であり、それは単純な計算能力ではなくハード・ソフト全てを含んだものだ。

これを、新型コロナウイルスの影響による世界の変化により新しく表面化した課題に対して最適化する必要がある。

IntelのCEOが言いたい事は、つまりそういう事だと私は考えている。


まあ、それが視点によってはAMDに負け続けている事への負け惜しみにしか見えないのは理解出来る。実際の所、Intel自身が近年抱えている問題から株主や顧客の目を逸らす意図がある事も事実かもしれない。

しかし、ARM系CPUの台頭に見られるように、単純な性能比較に注目しすぎるとこれからの時代を生き残れないことは間違いない。(例として、富士通が開発したスーパーコンピュータ“富岳”はこれまで性能が劣るとされたARM系CPUコアを基に開発されている。)

既に10年以上前から一般のパソコンですら性能の飽和が起きており、用途によって必要とされるCPUの計算能力が細分化されている事実もある。(そういえばAMDが今回のネタと似た事を言い出したのもAPUが初めて出たその頃の事だ)

昔は、安いパソコンは遅いのをガマンするもの、ガマン出来なければ最高の物を買え、というのが普通だったが。

そんな時代は疾うの昔に終わっているのだ。

性能向上への努力を手抜きして良いという意味では決して無いが、CPUの性能やシステムの処理能力は、目的を達成するための一要素に過ぎない事を忘れてはいけない。


元ネタであるIntel CEOの出ているビデオ(問題の部分は4分15秒辺りから)
https://www.youtube.com/watch?v=ADGswhzW-L0


同ビデオの載ったIntelの公式記事
https://newsroom.intel.com/articles/computexonlinetalks-intel-calls-tech-ecosystem-come-together-drive-innovation-enriches-lives/



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

ウイルスバスターを使ってはいけない理由 [セキュリティ]

ウイルスバスター。

パソコンを使っていてこの名を知らない人は少数派だと思う。

現在でも国産のセキュリティソフトであると宣伝されているが、実際には台湾出身の中国人が興したトレンドマイクロという会社が、日本に本社を移してウイルスバスターを開発していただけという。(しかも、その後ソフトバンクと資本提携しているという恐ろしさ。)

私自身過去にウイルスバスターの利用者だったが、それも1998頃には卒業した。

何故なら不具合が多かったから。

この問題はそれから現在までまったく変わらず、しかも故意に入れているとさえ思える悪質な問題が長い期間放置されたりしているため。ウイルスバスターをセキュリティのために入れている人は頭が狂っているとしか思えないのである。

以下は参考記事の一つ、Wikipediaのトレンドマイクロに関するページ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD


そんなウイルスバスターの問題が、新たに公表されて物議を醸しているようだ。

トレンドマイクロ、大学生のハッカーによってセキュリティのとんでもない欠陥とチート行為が暴露され激怒するの巻
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1997392.html

トレンドマイクロの不正行為の続報。ついにMicrosoft から BANされてしまった模様
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1997603.html


まあ、他にも非常に多くの問題が過去に発覚しているのだが、何故かみんな知らない。

そして日本国内のシェアが80%以上という恐ろしさ。

気になるのなら「トレンドマイクロ 問題」や「ウイルスバスター 問題」等のキーワードで検索してみると良い。


参考:

ウイルスバスターがいつの間にか真の中国製になっていた
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-06-05


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット