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32bit Windowsはもう終わりかとしみじみ思う日 [OS]

あけましておめでとうございます。

このブログを訪れてくださる皆様、今年もよろしくお願いいたします。


さて、今年最初のネタは最新のRadeonのデバイスドライバが64bit版しかないというお話。


正月中にも関わらず、昨年暮れに知人より預かったパソコンのセットアップを行っていたところ、32bit版 Windowz10のRadeon用ドライバが必要になったのだが。

手元にある最新版(Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 18.12.3)が64bit版しか無い事に気付いて、32bit版を落し忘れたかと思ったら、昨年10月にAMDからRadeonの32bitサポートが打ち切られた事をすっかり忘れていた。


当然、AMDのダウンロードサイトに行っても32bitの最新版ドライバなどあるはずもなく。

しかし、Windowz10のRS5をセットアップしたのでRS5に対応した新しいバージョンが必要なのだ。

それでも無いものは無いので、仕方なくWindows updateで自動的に当てられたドライバで我慢する事にした。


今回わざわざ32bit版を入れたのには理由があるのだが、こうなってはもう今後頼まれても32bit環境は諦めてもらう事が出るようになるだろう。

現在はまだ古いバージョンの32bitドライバが手に入るが、今後出るであろうRadeonの新製品には当然に32bit環境のデバイスドライバは用意されない。

ちなみにこの問題はNVIDIAのGeforce系でも同じで、Geforce系は4月に出たバージョンから32bit版が出なくなった。

まだ様々な理由から32bit OSの環境は多く残っているだろうが、レガシー環境として残す必要があるような例外を省き、普通に使うパソコンには32bit版のWindowz10など入れてはいけない時代になってきたようだ。


2004年にAthlon 64が出て、一般向けパソコンにも64bitの時代が来たと思ったのもずいぶん昔の話に思える。

あれからもう15年、なんだかんだで32bit環境はしつこく生き残って来たが、これからは32bit環境は淘汰が進む事だろう。


参考記事

AMD,Radeon Softwareによる32bit版OSのサポートを終了
https://www.4gamer.net/games/022/G002212/20181018086/

複数の新要素が追加となった「GeForce 397.31 Driver」公開。
https://www.4gamer.net/games/022/G002210/20180426004/



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パイロット運用とは酷い話 [OS]


Windowz10はかつてないほど劣悪な品質のOSで、保守管理の手間はWindowz7の10倍くらい見積もる必要がある。

この問題に対しては管理者の犠牲的労働以外に解決策は無い。
(手間がかかる分会社側が管理者の頭数と質の両面を充実さえてくれれば良いが、一般的にそれは望めない)


ところで今日、こんな記事をみつけた。

Windows 10の面倒な動作検証とバージョンアップ、横河レンタ・リースはこうして切り抜けた
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1812/20/news023.html

この記事にある「パイロット運用」は、管理者ではない一般の社員を生贄にする事で管理コストを下げようという試みである。


記事には“IT部門で完璧なテストを行わず、ITリテラシーが高い一部の社員を先行してアップデートし、フィードバックを得る”とあるが、記事中でも説明がある通り現場に多大な負荷をかける。要は“ITリテラシーが高い社員”に通常業務以外の仕事を強いる事で、管理者の負担を減らすわけだ。
(ちなみにこの方法で解決出来る問題は限られる)

はっきり言って、こんな事が可能な会社はかなり限られる。

まず「元々生産性が極めて低くかつ社員の数が多い」事が前提条件だ。
さらに、社員に“通常業務以外のテスト要員になれるだけの能力を持った人物”が存在する必要がある。

また記事でも説明しているが、経営側の理解と実行力が求められる。


この三つを兼ね備えている企業がどれほどあるのだろうか。


まあなんにせよ、この記事はWindowz10のダメっぷりを証明していると思う。

Micro$oftはこうしたコストをWindowz10利用者に支払う必要があると思うのは私だけだろうか?


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Windows10 RS5の配信が再開されるが、関連付けが変更出来ないバグ持ち [OS]

Windows10 RS5の配信が再開された。

が、多くのバグがそのままになっているようだ。

その一つが「関連付けの変更が反映されない」というもの。


先月末頃、友人に頼まれて一台パソコンを組み立てたのだが、その時Windowz10 Proをインストール後、最新のアップデート(当時RS4と最新の累積アップデート)を行ってから環境構築を行った。

その際PDFリーダに「Sumatra pdf」をインストールし、その後.pdfの関連付けをpdfファイルを右クリックして「プログラムから開く」を使って関連付けを変更しようとしたところ、関連付けの変更は反映されず、pdfをダブルクリックするとEDGEで開いてしまうという現象が起きた。

他の方法で変更してもやはりダメで、レジストリを変更する方法を用いても反映されなかった。
この問題は2018年10月のWindows updateを適用すると起きている模様。


あの時は解決策を見付ける事が出来なかったが、昨日改めてこの問題について調べると多くの方が困っていたようで、Micro$oftのコミュニティに多くの書き込みがあり、その中に解決策が存在した。


Windows 10:"KB4462919"適用後、規定のアプリの変更ができなくなる
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/windows/d949680a-0787-47d4-8b31-65aba911ccf4


この中の投稿に、「Win10-関連付け補助ツール」というもので変更出来た、というものが。


ちなみにMicro$oftもこの問題を把握しており、現在修正中らしい(11月のWindows updateではまだ修正されていない)。

一日も早くバグの修正パッチが出て欲しいと思う。


参考:

一部のWindows 10環境でファイルの関連付けにトラブル ~10月のパッチが原因か
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1152732.html

Microsoft、2018年11月の月例パッチを公開 ~OSの最大深刻度は“緊急”
Windows 10で発生しているファイルの関連付け問題は未修正
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1153288.html



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Windows10 October 2018 Update配布は未だ再開されない [OS]


こんな記事があるとは知らなかった。

もう一週間も前の記事だが、Windowz10 October 2018 Update(以下RS5)について興味がある方は必読である。


Windows 10 October 2018 Updateはなぜ一時配布停止となったのか
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1810/17/news025.html


この記事にはRS5が配布停止に至った経緯と具体的な理由が説明され、ファイル消失やその他の問題に対する対策も書かれている。

これまでは断片的な情報がWeb上に散らばり、かつ説明も解り難い物が多かったが、この記事は必要な情報が良くまとまっており、かつ理解しやすい説明もある。

少なくとも、私にとっては今回の件で頭を整理するのに非常に助かった。


ところで、あれからもう二週間以上経つのにRS5の再配布はまだ始まっていない。

Insider Previewでは少なくともファイル消失の原因を取り省いたものが出回っていると聞くし、すでにRS5をインストールした人向けには対策パッチも配布されているにも関わらず、だ。

憶測でしかないが、一般に公表されていない致命的なバグがまだ存在するのだろう。


すでに次のバージョン「Windowz10 19H1」の情報がかなり出ているが、Micro$oftはそんな半年も先の事よりも目の前の問題をどうにかして欲しいと思う。


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Windows10 October 2018 update(RS5)の更新プログラム [OS]

今日は毎月恒例のWindows updateの日。

先日のWindowz10大型アップデートも問題だらけで大騒動になっているが、この毎月あるWindows updateも毎回何かしら問題が起きる事が今では当たり前になっている。

だがMicro$oftのセキュリティチームが運営するブログを読むと、そんな危険な更新プログラムも公開されたら即座に当てなければならないと感じる。

2018 年 10 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2018/10/10/201810-security-updates/


この今月のセキュリティ更新プログラムに関する記事を読むと、「最大深刻度」が「緊急」となっているものがズラリと並んでいる。緊急という事は、今すぐアップデートした方が良いという事。

だがパソコンを利用する環境によってはセキュリティ更新プログラムを当てた事で障害が起きると大問題になる場合もある。そのような場合にはテスト用環境で問題が起きないか確認し、問題があれば対策を確立したうえで実際に稼動するシステムへのアップデート適用を行う。

とはいえ、そんな事はそのような環境が整えられる大企業とか、経済的に余裕のある組織、或いは個人だけだろう。


さて、前置きはここまで。

私の場合今回のWindows updateはWindowz7の環境のみかと思っていたが、つい先日RS5を入れたWindowz10環境にもアップデートが存在する事が確認された。

Windowz7と同様、こちらも「緊急」である。

しかしここ数日の事を考えると“危険な香り”がプンプン匂う。だが今回私はそれを根拠のない危険性と決め付け、Microsoft Updateカタログのページを開いて更新プログラムのダウンロードを行った。

Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4464330)
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=kb4464330


Windowz10の場合、「累積更新プログラム」のファイルサイズは毎回64bit用で700MB以上、32bit用で300MB以上ある。しかしRS5に初めて来た更新プログラムのファイルサイズは32bitで20MB、64bitで84MBと、かなり少ない。

KB4464330の説明ページで確認すると、今回の更新プログラムは以下の内容だった。

・「指定された日数より古いユーザープロファイルを削除する」グループポリシーの対象となる
 デバイス上のユーザープロファイルが途中で削除されることがある問題を解決しました。

・Windowsカーネル(中略)セキュリティ更新プログラム。

というわけで、件の“ファイル消失問題”に関係するアップデートと、セキュリティに関する更新である模様。


“ファイル消失問題”は問題に遭わなかった人でも今後ファイルが消える可能性があるし、セキュリティ更新は重要だ。

とにかくアップデートはしておこう。

とやった結果、特に問題は起きなかった。(今のところは。)

普段使いのソフトウェアも問題なく動作し、これといったトラブルも無し。

一応、設定を勝手に変更されていないか確認したが、それも特に無かった。
(アップデート前にパスワード保護共有が再び有効に戻されていたが)

ちなみにWindowzのバージョン情報を見ると「OSビルド」というものがあり、その番号は「17763.1」から「17763.55」に変化していた。


というワケで、“私の環境では問題が無かった”今回のWindows update。

緊急のセキュリティアップデートが含まれるので、RS5を使っている人は最低でも重要なファイルのバックアップをしたうえで、アップデートする事をお勧めする。



Windows10 October 2018 update(RS5)でファイルが消えた話
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-09

Windows10 October 2018 Update(RS5) は不具合だらけ
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-07

速報!Windows10 October 2018 update(RS5)が危険すぎてM$に引っ込められる
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-06-2

2nd PCにRS5を入れてみた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03-1

Windows10 RS5 が公開される
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03



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Windows10 October 2018 update(RS5)でファイルが消えた話 [OS]


ここ数日はWindows10 October 2018 update(以下RS5)の不具合の情報を調べ続ける毎日が続いている。

私の場合RS5にする事でいくつかの問題が出たが、自力で簡単に解決出来る範疇で問題にならなかった、と昨日まで思っていた。

これまで14台のパソコンをRS5にアップデートしたのだが、その全てがそうであるはずだった。


しかし、今朝9時過ぎに鳴った電話が、「RS5でトラブルなし」が私の思い込みだった事を告げた。

電話の主は土曜日にアップデートしたパソコンの持ち主で、今朝仕事に使おうと思ったら、デスクトップ上のフォルダショートカットの先にあるはずのファイルが全て消えている、という報告だった。

私はアップデート後にファイルが消えていないか、簡単にチェックはしていたが、所有者にしか解り得ない事までチェックは出来ないし、他人のパソコンの全てを把握しているわけでもない。かといって中身を覗き見するような行為もやってはいけないわけで、こういう事態が起きる事を想定してはいた。

そしてそれは実際に起きてしまったワケだ。


もちろんこんな事もあろうかとバックアップはしっかり取ってあったので、すぐに彼の事務所まで出向き、事の次第を説明してから復旧作業を始めた。

作業内容は彼の事務所にバックアップ用に設置しているファイルサーバーからデータをコピーするだけ。

と、その前に彼と二人で、消えたというファイルやフォルダの確認をしている時にふと思いついた私は、普段そのパソコンでは利用していない“Documents”フォルダを開いてみたのだ。

するとあった。消えたはずのファイルとフォルダの全てが。


件のパソコンは、SSDをC Drive、HDDをD Driveとし、D Driveにユーザーフォルダを作成してそこにDesktopやDocumentsフォルダなどを置いている。そして利用者はDocumentsフォルダを使わず、ユーザーフォルダ直下へ書類ごとに整理したフォルダ群を置き、そこで仕事に使っている書類の全てを管理していた。

デスクトップ上のショートカットはそのフォルダ群に対して使用頻度が高いものをショートカットにして置く事で使いやすくしているという状態だったが、今朝ショートカットをクリックするとそれらが全て使えなくなっていて、ユーザーフォルダを見るとあるはずのファイルやフォルダが消えていた、というワケだ。

そして私がそれらを発見した事で、今回のファイル消失事件は解決。

本来ある場所に戻して作業は終了した。


というワケで、RS5にアップデート後、バックアップが存在せず不幸にもファイルが消えてしまった人は、慌てずにまずはファイルやフォルダ名をエクスプローラーから検索してみるなどして探してみると良いかもしれない。

運良く消えずに移動されただけならば、恐らく見付かる事だろう。


それにしても、ユーザーフォルダ内の一部のファイルやフォルダはそのまま残っているのに、それら以外が勝手に移動させられる(或いは消えてしまう)、などという事がどうして起きるのか。

二重の意味で私には理解不能である。



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Windows10 October 2018 Update(RS5) は不具合だらけ [OS]

昨日、私はこんな記事を書いた。

速報!Windows10 October 2018 update(RS5)が危険すぎてM$に引っ込められる
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-06-2

その後色々と調べていると、インストールに成功した場合でも多くの不具合が報告されている事がわかった。


「windows10 october 2018 update 不具合」の検索

あひる先生で検索

グーグル先生で検索


不具合の内容は多岐に渡り、ここで例を挙げると「ネットワークに接続できない」等の、特定のハードウェアに関する不具合が多い。また、ソフトウェアの互換性問題もいくつか見られ、さらに設定の一部(というか人によっては大部分)が元に戻される事で様々な障害が発生するなど、前回の“April 2018 Update(RS4)”の時に負けず劣らずのようである。

ソフトウェアやハードウェアの開発者等のようにどうしても最新の環境が必要な場合を省き、事前にインストールイメージを入手してこれからアップデートしよう、などと思っていた方はインストールを一時中断する事が最善の選択だが、どうしても挑戦したい人は事前にバックアップ等十分な対策を取ったうえで作業して欲しいと思う。

また、既にインストール済みで不具合が出ている場合、パソコンメーカーなどからも不具合に関する情報が出ているようなので、そちらを当たってみると良いかもしれない。


私の場合、幸いな事にトラブルらしいトラブルも無く、不具合で困るような事態にもなっていない。

多くのケースが私と同じだとは思うが、Windowzはいつ当たりを引くかわからない“闇鍋”状態なわけで、今まで一度も困った経験が無い人でも、警戒する事をお勧めする。


追記。

「Windows Defender セキュリティーセンター」から「新たに開始」を実行すると、Windows 10, version 1809に標準搭載されていないすべてのアプリが削除されます。
http://azby.fmworld.net/support/win/10/update1809/attention/at0104.html

以前もこんな問題があったような記憶があるが、恐ろしい。
元に戻せなくなった人はどうするのだろうか。


※ファイルが消えた人はこちらも参照

Windows10 October 2018 update(RS5)でファイルが消えた話 
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-09


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速報!Windows10 October 2018 update(RS5)が危険すぎてM$に引っ込められる [OS]

今日?、つい先日公開されたばかりのWindows10 October 2018 update(以降RS5)が、Micro$oft社自身によって公開を取りやめになったそうだ。

理由は「アップデートすると勝手にユーザーファイルが消される事があるという不具合」のため。

実を言うと、今日までに私自身のパソコンを含めて14台、RS5にアップデートするという作業をしている。

この14台全てでファイル消失という惨事に遭うことは無かったのだが、それにしても期待を裏切ってくれないMicro$oft、そしてWindowz10である。

今までもWindowz10にまつわる同様のトラブルはあったが、今回はバックアップを取っていない限り復旧は不可能という事で、運悪くこの問題に引っかかった人はご愁傷様としか言い様が無い。


さて、これからM$はRS5をどうするのだろうか。

そういえばRS4も一度出したか出さないかの時点で引っ込めていたような。

回を重ねるごと品質が落ちていくMicro$oftのWindowz。

Appleも同様の問題を抱えていたが、品質重視の方向へ舵を切りなおしたらしい。
M$もそうなって欲しいと思うのだが。
もちろん、舵を切っただけではなく、実態もそれに順ずるものでなければならない事は言うまでもない。

とりあえず、Windowz10について、今後は今まで以上の警戒が必要だと心に刻もう。


Windows10 RS5 が公開される
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03

2nd PCにRS5を入れてみた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03-1


October 2018 update 勝手に削除 (アヒル先生の検索結果)
https://duckduckgo.com/?q=October+2018+update+%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%89%8A%E9%99%A4&ia=web


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2nd PCにRS5を入れてみた [OS]

rs5_01.png

※10/07追記
現在Windows10 October 2018 update (RS5) は、インストールするとユーザーフォルダのファイルが消える場合があるという問題によって、公開停止されています。よってダウンロード等一切出来ません。

速報!Windows10 October 2018 update(RS5)が危険すぎてM$に引っ込められる
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-06-2

今までRS4で使っていた2nd PCに、RS5を入れてみた。
インストール自体はまったく問題なく終了。

インストールが終わったら、まずは私が設定したものがデフォルトに戻されているかチェック。

プライバシー(元は全部オフ)
・カメラ
・通知
・アカウント情報
・連絡先
・カレンダー
・通話履歴
・メール
・タスク
・メッセージング
・無線
・アプリの診断
・ドキュメント
・ピクチャ
・ビデオ
・ファイルシステム

プライバシーについては、以上の項目が元に戻されていた。


システム

高速スタートアップはいつも元に戻されていたが、今回は無効のまま変更されなかった。
他の設定はどうしていたか忘れていたが、気になった項目をオフに変更した。

通知とアクション(全てオフ)
・ロック画面に通知を表示する
・ロック画面にリマインダーとVoIPの着信を表示する
・アプリやその他の送信者からの通知を取得する

集中モード(アラームのみにする)
ストレージセンサー(オフにする)
デスクトップモード(デスクトップモードを使用・確認せず、切り替えも行わない)


更新とセキュリティ
→配信の最適化
・他のPCからダウンロードを許可するがオンになっているのをオフにした。


個人用設定

「ロック画面にトリビアやヒントを表示する」をオフにしていたが、ここも変更なし。


ファイル共有の設定
2nd PCはパスワードの設定を行っていないので、パスワード保護共有を無効にしている。
ここも毎回有効に戻されるので、今回も無効に設定しなおした。


システムフォント

Yu Gothik UIが見辛いのでメイリオにしていたが、ここも毎回元に戻される。
今回も戻されていたのでメイリオに変更。


その他は「w10custom」というツールで一通り設定変更(各項目のチェックボックスをON)していたが、以下の項目のチェックが外れていたのでそれらもデフォルトに戻されたのだろう。当然これらも設定しなおした。

・プライバシータブの「Cortanaの実行を許可しない」
・サービスタブの項目全て
・タスクタブのおすすめ設定で設定される項目全て
・ネットワークタブのおすすめ設定で設定される項目全て
・Windows updateタブの更新プログラム関連設定二つ

rs5_03.png
https://www.pseudo-hacks.com/w10custom


さらに「Spybot Anti-Beacon」の設定もやりなおし。
毎回いくつかの項目が元に戻されるからで、今回も例外なく戻されていた。

sb_ab_01.png

sb_ab_02.png

Spybot Anti-Beacon
https://www.safer-networking.org/products/spybot-anti-beacon/


後はブラウザやテキストエディタ等、普段利用するアプリケーションを一通り起動してみたところ、画像ファイルの閲覧に利用している「Susie」への関連付けが外されていた。そこで面倒だが、bmp/jpg/pngの関連付けをSusieに戻した。

他に問題が出たのは「Microsoft Store」に接続出来ない事だが、これは利用する機会が無いのでこれも問題ない。

rs5_02.png


以上、簡単にRS5の動作確認をやってみた。

時間をかけて色々やってみれば他に何か問題が出るかもしれないが、その時はその時だ。

とりあえずこのまま使おうと思う。


Windows10 RS5 が公開される
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03
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Windows10 RS5 が公開される [OS]


※10/07追記
現在Windows10 October 2018 update (RS5) は、インストールするとユーザーフォルダのファイルが消える場合があるという問題によって、公開停止されています。よってダウンロード等一切出来ません。

速報!Windows10 October 2018 update(RS5)が危険すぎてM$に引っ込められる
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-06-2


日本時間の10月3日、Micro$oft社より「Windows 10 October 2018 Update」(以降RS5)が公開された。

今回の大型アップデートは比較的おとなしい内容であるようで、主にバグフィックス(不具合の修正)が中心であるという情報が出ているが、どうせまた何かしらアップデートによるトラブルが出るだろう。

一般消費者向けへのアップデート適用はWindows updateによって自動で行われるが、これはユーザーからのフィードバックやテレメトリーデータを機械学習によって分析した結果に基き、互換性問題が起きる可能性が少ないと判断されたハードウェアに対して順次配信されるため、何時アップデートが来るかは環境によって違う。

そして今回も自分の判断でアップデートを導入する事が可能で、メディア作成ツールによるインストールメディア作成を通じたアップデートを行う事が可能。
私は毎回インストールメディアからの更新を選択しているので、今回もそうするつもりだ。

当然だが、大型アップデートは過去に繰り返し問題を起している実績を考えれば、パソコンが動作しなくなる事を前提とした対策を準備すべきだ。具体的にはデータやOSのバックアップ、そしてリカバリメディアの作成とこれによる復旧のための知識を得る事。
この点に関しては最低限、失われると困るデータのバックアップに加えてリカバリメディア(最新のWindows10インストール用メディアで良い)の作成だけは行っておいた方が良い事を断言しておく。

Windows 10 のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10


ところで今回の大型アップデートを機に、私はそれまであやふやだった「アップデートの適用タイミングの指定」に関して改めて調べてみた。具体的には、Windows updateの詳細オプションにある「更新プログラムをいつインストールするかを選択する」(RS4の場合)の項目だ。

w10_hanki.png
私の場合の設定。こうする事で意図しないアップデートを回避できる。

この項目にはWindowz10 Professionalの場合“半期チャネル(対象指定)”と“半期チャネル”の二つが選択出来るようになっている。私はこれまで、この項目の意味がまったく理解出来ていなかった。過去に少しばかり調べた事があるが、「半期チャネル」とか「対象指定」という言葉がまったく意味不明に思えて、よくわからないまま設定をしていたという経緯があるが、今回はなんとか理解出来たので、要点だけまとめて忘備録としてここに記す。


1.半期チャネル(対象指定) ※RS2(1703)以前の場合は“Current Branch”

  “大多数のユーザーを対象”と説明がある通り、Windowz10の標準設定となっている。
  この設定にすると、機能更新プログラム(半年に一度の大型アップデートの事)の配信が
  始まると順次適用が行われ、“パソコンが常に最新の状態”に保たれるという迷惑な設定。
  なお、ProではなくHomeを使っている場合これ以外の選択肢は無い。


2.半期チャネル ※RS2(1703)以前の場合は“Current Branch for Business”

  “(対象指定)”が外れただけなので、前者と何が違うのか理解し辛い。
  この設定にすると、機能更新プログラムの配信が始まってから4ヵ月経過後に機能更新の
  配信が届くらしい。組織等で多数のコンピュータを管理するような場合に利用する、安定性
  重視の設定であり、個人であってもこちらを選択した方が無難だと私は思う。


以上でこれらの説明を終えるが、問題なのはこの設定が機能しない場合がある事だ。

実際私自身もその被害に遭った事があるが、この場合Windows updateのバグである事がMicro$oftより正式にアナウンスされていて、前回の問題は既に修正済みとの事である。

だがそういう事もあるという事を覚えておいて、対策も事前に用意した方が良いだろう。


そしてこれらの項目の下には“延長可能な日数”というものが二つあるが、一つは機能更新プログラムに対する延長で、もう一つは品質更新プログラム(毎月のWindows updateの事)に対する延長であり、説明をするまでもなくそのままの意味の項目だ。

が、機能更新プログラムの場合起点が何時になるのかはっきりしない。
なので私は180日に設定していて、大型アップデートの配信開始が起点の場合と半期チャネルによる4ヵ月後の配信開始が起点の場合のどちらでも猶予が生まれるようにしている。


なお、これらの項目は過去に何度か名前が変わったり機能そのものがあったり無かったりもしている。

従っていつまでこの情報が役に立つかはわからない。

仕様変更で役に立たなくなった場合は、新しい仕様について学び直す必要がある事が非常に面倒だ。

こういう所も本当になんとかして欲しいと思う。


2nd PCにRS5を入れてみた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-10-03-1

貴重な「時間」をさらに無駄にさせます。
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-05-06

Windows 10 Fall Creators Updateを入れてみた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-15



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Windows10でファイル共有の障害とファイル消失 [OS]

先週月曜日の朝、ある事務所から私の元に電話が入った。

「ファイル共有が出来なくなったのでなんとかしてください」(意訳)


その後問題解決のためにその事務所に出向くと、問題の内容を事務員から詳しく聞く。

曰く、数台あるパソコンでファイル共有しているが、その内2台のパソコンの共有フォルダが見えなくなったとの事。実際にアクセスを試みると確かにネットワークにエラーがあるとかなんとか言われてアクセス出来ない。

ちなみにこの事務所、先日全てのパソコンをWindows10にしたばかりである。


問題の2台は、一台はつい先日Windows10にしたばかりで、問題が出る直近にWindowsアップデートが自動で行われていた。

そしてもう一台は、半年前くらいにパソコンを新品に入れ替えてWindows10になっていたもので、先の一台とほぼ同じタイミングでRS2からRS3に強制アップデートされていた。

共通する事は、その前の金曜日には何も問題なく共有が出来ていたということ。
そして共有に関する設定はどちらも事務所内の他のパソコンと同一の設定であると言うことだ。

また、この二台には大きな違いが一つだけある。
それは、RS2からRS3にアップデートされたパソコンは共有フォルダにアクセス出来る時があるかと思うと、いきなり出来なくなる、という症状が出ている事。この症状は他の事務所内の複数のパソコンで出たり出なかったりバラバラであった。ある事務員が使っているパソコンからアクセス出来ているとすると、突然出来なくなり、また別のそれまでアクセス出来なかったパソコンが突然アクセス出来るようになる、といった具合だ。


共有の設定やネットワークアダプタの設定、そしてさらに各種の関連サービスなど、共有が問題なく出来ているパソコンとの相違点を探すが、二台ともまったく見付からない。

一体Windowsのアップデートで何をされたのか!?


わけがわからないので、とりあえずファイルのバックアップに使っているNASの共有フォルダ経由でファイルのやりとりをしてもらうことにして、その時は一旦その場を辞した私。

その後仕事の合間を縫って色々調べると、同様の問題を訴える話がいくつか見付かった。
しかし解決方法が複数存在していて、どれが私の抱えるケースで使えるのかわからない。

なのでとりあえずそれっぽい方法を3つ4つテキストファイルにまとめて、改めて問題解決に挑んだのが今日の午後。

テキストのメモを見ながらいくつか試すと、3つめにメモした「IPv6のチェックを外す」という方法で2台とも問題なくファイル共有が出来るようになった

おもわず開いた口が塞がらなくなるほど簡単な事だったが、同時に他のパソコンはIPv6が有効なまま問題なくファイル共有が出来ている事に納得がいかなかった。

ともあれ、これで「ある朝突然ファイル共有が出来なくなっていた」という問題は解決した。


次はWindows10でファイルが消えてしまうという問題。

どのように消えてしまうのかというと、あるアプリケーションで関連付けされているファイルをダブルクリックしたらファイルが開くどころか消失するというもの。

連絡を受けて話を聞いた私は耳を疑った。

いままでそんな経験は一度もないし、話を聞いた事も無かったからだ。

これもWindows update後に起きているようで、それまでは問題なく開けていたという。

こちらも原因がわからず、とりあえずバックアップからファイルを復旧して、ファイルを直接ダブルクリックで開くのではなくアプリケーションを起動してから「ファイルを開く」から選択する事で開くように指導。

原因究明はパソコンを使わない日に改めて行う事としたが、それにしても関連付けされたファイルをダブルクリックで開けずにファイルが消え、アプリケーションのメニューから「ファイルを開く」とすると正常に開けるという謎の現象が理解出来ない。

それも、問題が発覚する以前は「ダブルクリックでファイルが消える」などという問題は無かったにも関わらず。


一体Micro$oftは何をやっているのか。

Windowzは企業の生産性を高める道具じゃなかったのか。

そんな事に憤りを感じながら情報収集していると、今日、Windowz10向けのアップデートでバグfixのみのアップデートが出たとか。

もしこれを当てれば問題解決するのだろうか、と淡い期待が湧き起こったが、これら二つの問題はWindows update後に起きている。

バグが直ったら新しいバグが増えた、なんていうのもソフトウェア開発ではよくある話だと聞く。というかMicro$oftはそういう事がとても多い。

だがそれでも。Windowzを使い続けなければならない現状、どうやってもこのような問題からは逃げられないのである。


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Windowsはタイムマシンか [OS]

とあるWindowz10 RS4をインストールしたパソコンのセットアップを行っていた時の事。

何故かWindows Defenderのアイコンが赤くなり、リアルタイム保護がオフに。

設定でONにしても、即座にOFFに戻る。


そんなこんなで試行錯誤していると、ある事に目が行った。

それは、“前回の更新が1601年1月1日の9時に行われている”という事。

time_m.png

このパソコンは何時の間に過去へタイムスリップしたのだろうか?


まあこの日時はWindowzの“FILETIME 構造体の起点”というものらしく、他にもこのような例があるらしいのだが。

なんにせよ、そのパソコン(DELLのなんとかいうデスクトップ)でのRS4のセットアップは色々とトラブルが出て大変だった。

最終的には使えるようになったが、ネットで検索するとRS4のトラブルは非常に多い。

生産性向上とか時間を作るとか。

「Windowz10 April 2018 Update」(RS4)は、私にとっては時間の浪費を強要させられる、Micro$oftの主張とは間逆なOSである。


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貴重な「時間」をさらに無駄にさせます。 [OS]


Micro$oftの“Windowz10 April 2018 Update”(RS4)に関する記事が、まるで官製報道のようで笑える。


Windows 10 April 2018 Update を発表
https://blogs.windows.com/japan/2018/04/27/windows10_april_2018_update_announcing/


この記事にはこう書いてある。


“Windows 10 は(中略)皆様が大切にしていることのために使える貴重な「時間」をさらに作り出します。”


“貴重な「時間」をさらに作り出します。”(嘘)


今までWindowzがアップデートする度に無駄な時間を費やす事を強要されてきた。

そしてWindowz10は、かつてないほど時間の浪費を強いられるOSである。

しかも有料のOSでありながらOSに広告機能を内蔵していて、不要な機能やアプリケーションなどを削除しても半年ごとに強制で元に戻されるという、“貴重な「時間」をさらに無駄”にさせてくれるありがたぁ~いOS様なのである。


記事では時間を作り出す根拠として様々な機能の追加が挙げられているが、「タイムライン」は人間としての能力を損なうだけの“便利機能”であり、こんなモノに頼るようになったらそれこそ人として終わる。

「集中モード」など、そもそもそんなモノが必要になる事自体が間違っている事に誰も気付かないのだとしたら、それは人類の衰退を意味する。

少なくとも私にとっては不要であり、あっても時間の節約につながるようなシロモノではない。

まあこうした機能は利用者(少数派でありながら声が大きい者達)からの要望を元に作ったモノだろうが、本当にそれらが必要ならばそういう人は自分自身でそれが可能なアプリケーションを導入すればよい。不要な人にとっては無駄にメモリとCPUパワーを使って時間と電力まで浪費させる、迷惑以外のなにものでもないのだから。


もしMicro$oftが言葉通りのOSを作りたいのであれば、

OSとしての基幹部分(GUIと管理用の機能含む)を残して全ての無駄なアプリケーションを削除し、バグの修正とセキュリティアップデート以外のアップデートも行わず、可用性と安定性を極めるべきだ。



参考

Windows 10春の大型アップデートで変わったこと
https://news.mynavi.jp/article/compass-123/

複雑怪奇? Windows 10の大型更新とサポート期間を整理する
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1804/13/news024.html



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RS4は4月30日だと [OS]


Windowz10 RS4の配信が、4月30日であると正式に発表されたようだ。

正直な気持ちとして来て欲しくないが、私にはこれを押し止める力など無い。


過去の大型アップデートはほとんどをWindows Insider Programで配布されたISOを用いて正式発表の前にテストしていたが、もうヤメだ。


しばらく様子を見てからテストしよう。


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良いのか悪いのか、Windows10 RS4出荷が無期延期に [OS]


私は今月早々にWindowz10 RS4のRTM版ISOファイルをダウンロードし、何時テストしようかと思っていたら、その後数日でバグにより引っ込められたという話を聞き、テストを先延ばしにしていた。

バグのレベルがどの程度深刻なのか知る由も無く、まあその内(数日中)には修正されて出るだろう、と思っていたのだが。


バグ問題でWindows 10春の大型アップデート「1803」配信開始に“待った”か
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1804/16/news083.html


というワケで、まだしばらくはお預けになった模様。

正直なところ、もうこのままバグの修正とセキュリティアップデートだけにして欲しいので、今しばらくRS3を使い続けられるという事がこんなにも安心感を生んでいる事に一時の幸せを感じている。


そもそもOSのアップデートが、こうも頻繁に起きるという事自体かなり異常だと思う。

Windowzほど巨大なプログラムの集合ともなれば、半年に一度の大きな変更を伴うアップデートなど、バグの修正だって満足に出来るはずがないのである。

昨今はMicro$oftに限らないが、とりあえず動いているからいいやレベルのソフトウェアを商品として売る事が当たり前になっている。ソフトウェアなのだから、バグがあって当たり前という認識が正当化されている。

だが実際には、商品として金を取れるレベルに達していないと思うモノが多すぎるワケで、Windowz10も永遠のα版から脱却する事は、業界(顧客である消費者も含む)の認識が今のままでは永遠に不可能。

ならば自分の身は自分で守るしかない。

まあ、私にはそれすらも満足に出来ないのだが。


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ユーザープロファイル死亡遊戯 [OS]

今日は朝7時頃に知人の事務所より電話があって、Windowsを起動したらデスクトップにあったアイコンが全部消えていたのでなんとかして欲しい、と言われた。本人は仕事で使っていたファイルをデスクトップに置いていたらしく、それが消えたためにかなり慌てた様子であった。

私はこの現象が最近世界中で発生しているらしいという情報を知っていたので、恐らく同じ問題であると予想して即座に知人の事務所へ向かった。


実際現物を見ると、どうやらWindows updateの後にこの現象が起きたように見られた。そこで「システムの復元」でWindows updateの前に復元を試みた。するとデスクトップは元に戻ったため、暫定的に原因をWindows updateであると仮定し、Windows updateを再度当ててみるとデスクトップからは見事にアイコンが消えて、ゴミ箱と一部のアプリケーションのショートカットのみになってしまった。


これにより、この現象はWindows updateを実行した事によりなんらかの原因でユーザープロファイルが破壊されたものだと確信。
レジストリの編集で復旧を行う事にした。

復旧手段の詳しい情報は以下を参照。

"ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました" エラー メッセージが表示される
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/947215/you-receive-a-the-user-profile-service-failed-the-logon-error-message


以下、私が実際に行った作業。


1.レジストリエディタにて、以下のレジストリを開く。

 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList


2.S-1-5-で始まる長い数のキーを確認する。

 “S-1-5-(中略).bak”キー内の“ProfileImagePath”が、正しいユーザー名のディレクトリ
 になっている事を確認する。


3.“S-1-5-(以下略)”と“S-1-5-(中略).bak”の名前を入れ替える。

 .bakが付いていない方の末尾へ適当に.abcなどと付け加え、.bakが付いている方の.bakを
 削除し、付いていない方の付け加えたものと入れ替える。
 ※単に.bakが付いていないキーを削除し、.bakが付いているキーの名前から.bakを消す
  だけでも良いと思うが、念のために誤ったユーザープロファイルのキーも残している。


4.キー名を変更し終わったら、.bakを消した方のキー内の以下の項目を変更する。

 a.“RefCount”の値を0に変更(元々0の場合はそのままで良い)
 b.“State”の値を0に変更(元々0の場合はそのままで良い)


これらの操作が終わったら、Windowsを再起動してデスクトップが元に戻っている事を確認する。


以上の操作が終わった後、念のためシステムディスクのバックアップを行った。

そして仕事の依頼主に復旧した内容に問題が無いか確認を取ってもらって、作業を終えた。


それにしても、このような問題がWindows updateによって引き起こされるなど一体どういう事なのか。

Windowsのこうした障害に対する知識が無い者であれば、デスクトップ上のファイルが消えたと勘違いするだろうし、また復旧の手段もわからないので途方に暮れる事だろう。

ましてや、朝っぱらから仕事に使っているパソコンがこのような状態になれば、出社早々に何も出来なくなってしまう。

今回は私が即座に対応したので、依頼主は今日の仕事をなんとか始められたわけだが。

ちなみに今回の問題は現象が発現する条件がまちまちで、Windows updateがきっかけで起きるとは限らないようだ。



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品質悪化プログラム [OS]

Windowz10は、過去のWindowzで問題になっていた「更新プログラムを適用しないユーザーは脆弱性が放置される」という問題への解答として“強制アップデート”が標準となった。

だが過去十数年間、Windows updateが100%信頼に足るサービスであった事は無く、度々トラブルの原因となっていたために一部のユーザーは自動更新を切り、ユーザー自身の判断で更新プログラムの適用を行って来た。

これがWindowz10になってから非常に手間のかかる作業となり、度重なる仕様変更に翻弄され、とにかく時間を浪費する原因でしかなく、無駄にかかった時間を自給換算してM$に請求したい衝動にかられるほど。


そこに来てRS3からまた仕様変更があって、過去に行ったWindows updateの手動化の方法について私の頭が混乱し、何がなんだかサッパリとなったところにようやく一つの答えを見つけた。


品質更新プログラム適用のトラブルを未然に防ぐ
https://news.mynavi.jp/article/win10tips-265/


こんなものは本来アップデート前に仕様が公開されてそれを確認すれば良いのだが、正直もう付いていけない。

それよりも現在のWindows updateは更新プログラムに“品質更新”と付いているが、今年は毎回トラブルが出ているおかげで品質更新というよりも「品質悪化」の間違いではないかと。

もうすぐRS4が出るらしいが、もう何も変えて欲しくないと心の底から思っている。


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Windows updateに深刻な問題 [OS]


先日定例のWindows updateが配信されたが、Windowz7の32bit版に今回のアップデートKB4088875を適用するとBSoDによる再起動を延々と繰り返すなどの問題がある事がわかり、配信から1日後には配信停止の措置が取られるという事態になった。

今年に入って毎月このような問題が起こっており、Micro$oft社製OSの品質は時を追う毎に悪化の一途を爆進中だ。

(ちなみに先日書いたWindowz10のRS2→RS3強制アップデートは、やはりMicro$oft側のミスである模様)


今回のこの問題は、P6系CPUに存在する物理メモリー拡張機能(PAEモード)を無効にした32bit版のWindowz7で起きているという。
また、数は多くないと思うがSSE2をサポートしないCPU(Pentium3 以前)を使うシステムでも同様の問題が起きているらしい。

なおOSが64bitである場合、この問題は起きない。


もしこの問題が起きた場合は、Safe modeで起動してKB4088875をアンインストールする事で復旧が可能である。

今の所私が面倒を見ている方々からは何の連絡もないので一安心だが。

この問題で不要の出費を強いられた人は、Micro$oft社に損害賠償請求が出来ると思う。

できるというだけで、やって元が取れるかというと逆に損害が拡大するだけだが・・・



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Windows10に移行したくない [OS]

先日知人のパソコンを、Windowz10がインストールされたものに交換する作業を手伝った。

仕事に使っているパソコンなので、単に交換というのではなく、Windowz10で動作しない業務ソフトの有無やプリンターなどの動作チェックが必要なためだ。


作業自体は2時間もあれば十分と私は考えていて、実際作業の9割程度は1時間半で終わった。
さあ、あとはプリンターのドライバを入れて印刷のチェックだ、と思ったその時。

Windows updateが再起動を要求するのでパソコンの再起動を行うと、立ち上がってきたパソコンは勝手に何か作業を始めた。

どうやら元々入っていたWindowz10はRS2だったらしく、RS3へのアップデートが自動で始まったようだった。


あっと思った時にはもう遅い。

結果、作業時間は1時間以上延長せざるをえなくなって、茶を飲みながら雑談しつつ、アップデート中のパソコンを眺めるという無駄な時間を過ごすハメになった。


こういう事が起こり得るという事は良く知っていたが、実際遭遇すると非常に困る。
今回はその日の仕事が終わった後だったので時間の浪費だけで済んだが、もしこれが朝の始業時に起きたらと思うと、Windowz10への移行はとてもじゃないが出来る事ではない、という判断しか出来ない。

何よりも今現在使っているWindowz7で何も困る事が無い以上、金と時間を使い、さらに新しく覚える事まで発生するWindowz10への移行には非常に抵抗があるのに、こうも問題だらけではお話にならないではないか。


なんていう事があったと思い返していた今日、こんな記事が。


Windows 10への移行、約半数が間に合わない? IDCが予測、このままではXPの二の舞いに
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1803/08/news100.html

Windowz10への移行は今年中から始めなければならないとか、悪い冗談としか思えない。

とはいえ、2020年1月でWindowz7の延長サポートが切れる以上、セキュリティ面の問題を考えたら嫌でもそれ以前にWindowz10への移行を完了しなければならないのだが。


Micro$oftはWindowz10が生産性を向上させると言い張っているが、それは絶対に嘘である。

余計な仕事を増やすだけで生産性を落とす、史上最悪のWindowzであるとしか、私には思えない。


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「S mode」 [OS]

Micro$oftは昨年、主に教育機関向けに「Windowz10 S」というストアアプリ以外利用できないWindowzを出したが、最近はこの“機能制限版”ともいうべきWindowz10 Sを、従来の「Professionalベース」だけでなく、「Home」や「Enterprise」といった他のエディションに対しても「S mode」という形で用意するようだ。

Micro$oftの説明によればこの「S mode」、ストアアプリのみ利用可能とすることで“セキュア”で“軽量”なOSになっているとの事だが、私はこの説明に疑問を持つ。


理由の一つは、AppleやGoogleのストアがそうであるように、Micro$oftのストアであってもマルウェアの混入を防ぐ事は不可能だからだ。むしろ安全性が保証されている事で利用者が安心出来る事を逆手にとって、今までよりもマルウェアの被害が拡大する可能性すらある。


結局のところ、Micro$oftはストアアプリ以外利用できないパソコンを増やす事で、ストアの売り上げを伸ばしたいだけなのだろう。従って将来は家電屋などでパソコンを買うと、最初からS modeのパソコンしか買う事が出来なくなると予想する。



先週のサイバー事件簿 - Androidマルウェア急増、Google Playをかいくぐる
https://news.mynavi.jp/article/20180305-security/

「Windows 10 S」は単体エディションとしては終了し、「S Mode」に?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/05/news066.html

「Windows 10 S」は「Sモード」?--「Home」エディション拡大も計画か
https://japan.cnet.com/article/35114188/



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KB4074588は危いらしい [OS]

2018.02.27
※今回の問題に対するMicro$oftの正式なサポート情報が公開されたので、これに合わせて記事の後半を全て書き直しました。


先日の2/14に、Windowz10向けのアップデート「KB4074588」が来ている。

私はグループポリシーで強制Windows updateを手動にしているためまだインストールしていないが、巷ではこの「KB4074588」によるトラブルが出ているらしい。


ネット上の情報では、まずWindowzが起動しないというよくあるケースがみられるが、それ以外に“USB接続のキーボードやマウスが認識しなくなる”という、あまり例の無い症状が出ているとか。


キーボードとマウスが使えない場合、パソコンは基本的に一切の操作が出来ないため非常に困る。

もし仕事で毎日使用しているパソコンがこのような状態になったら仕事が出来ない。

それどころか、復旧すらままならないではないか。


もちろんこのようなケースでも復旧の手段は残されている。

詳しくはこちら。

更新プログラム適用後、USB デバイス(キーボード及びマウス)が使用できなくなる事象について
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2018/02/23/usb_device_problem_after_update/

記事の内容を簡単に説明すると、この問題は「KB4074588」のインストール時にこれに含まれるUSBデバイス関連のデバイスドライバがインストールに失敗するケースがあるが、このとき元々入っていたUSBのデバイスドライバが“StartComponentCleanup タスク”によって誤ってアンインストールされてしまう事が原因である模様。

これに対処し、復旧する手段は以下の通り。(上記リンク先の記事よりコピペ)


1. インストールメディアから Windows PE を起動、もしくは Windows RE を起動します。

Windows 回復環境 (Windows RE)
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/dn938364.aspx
※ WinRE へのアクセス方法 をご参考ください

2. コマンド プロンプトを起動します

- Windows PE の場合
2-1. インストールメディアからシステムを起動します。
2-2. Windows セットアップ画面(インストールを行う言語の選択等が表示されている画面)で Shift + F10 を押下します。
2-3. コマンドプロンプト(cmd.exe)が表示されます。

- Windows RE の場合
2-1. Windows RE 起動後、オプションの選択で [トラブルシューティング] を選択します。
2-2. トラブルシューティングの画面で [詳細オプション] を選択します。
2-3. 詳細オプション画面で [コマンド プロンプト] を選択します。
2-4. [コマンド プロンプト] で管理者のアカウントを選択します。
2-5. 管理者のパスワードを入力します。
2-6. コマンドプロンプト(cmd.exe)が表示されます

3. 次のコマンドを実行して 2/13 以降にインストールした Windows 10 Version 1709 向けの更新プログラム (KB4074588) のパッケージ ID を確認します。

dism.exe /image: /Get-Packages
例: dism.exe /image:c:\ /Get-Packages

4. 手順 3 で確認したパッケージ ID (Package_for_RollupFix~XXXXX) を次のコマンドに指定し、全てのパッケージを取り除きます。

dism.exe /image: /remove-package /packagename:
例: dism.exe /image:c:\ /remove-package /packagename:Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~16299.192.1.9

5. OS を起動させ、正常に動作する事を確認します。


また、すでに「KB4074588」がインストールされているが問題が起きていない環境、又はこれから「KB4074588」をインストールする必要がある環境の場合、予防措置として以下の方法が挙げられている。(以下元記事からのコピペ)


StartComponentCleanup タスクの無効化

1. “Windows” + “R” キーを押下し、[ファイル名を指定して実行] を起動します。
2. 入力欄に “taskschd.msc” と入力し、タスク スケジューラを起動します。
3. 以下の順に展開し、[StartComponentCleanup] を右クリックし、”無効″ にします。

[タスク スケジューラ ライブラリ] – [Microsoft] – [Windows] – [Servicing] (- [StartComponentCleanup])

以上。


なお、「StartComponentCleanup」について知りたい方は以下の記事を参照。

StartComponentCleanup タスクによる、不要な更新プログラムの削除について
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2015/12/03/startcomponentcleanup/





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Windows 10 Polaris? [OS]

Micro$oft社は、次世代の新しいWindowzを準備しはじめているらしい。

その次世代Windowzの名は「Polaris」といい、Windowz 10の派生製品である。


「Polaris」の特徴は「UWPプラットフォームをベースとしたOS」である事。UWP自体は既存のWindowz10と同じであるが、それ以外の要素を省いているために従来のx86互換ソフトウェアは完全に排除される。

単にアプリケーションソフトウェアを利用するだけの消費者視点から見ると、Microsoft Storeからダウンロード出来るソフトウェア以外の利用が出来ない。

そしてこれは私の憶測だが、恐らくOSやハードウェアにアクセスする事が出来る、一般のユーザーが触れる可能性が低いあらゆるレガシーインターフェイスが消える。わかりやすく言えば、スマートフォンのユーザーインターフェイスみたいに単純化されるとも言えるかもしれない。(当然、コマンドプロンプトやPowerShell等も使えない)


Micro$oftの主張によれば、これはカジュアルなユーザー向けの仕様だという。
企業やヘビーユーザー向けにWindowz10 Proは残り、それ以外の消費者向けがPolarisであるようだ。
つまりWindowz10 Homeが消え、代わりにPolarisになるのかもしれない。

考えてみれば、Windowzを利用する人の大多数は昔からあるWindowz用アプリケーションは不要に思える。
単に書類を作ったりWebコンテンツを消費する程度なら、ファイルやハードウェアに関する細かい操作などまったく不要だからだ。

こうした人達はセキィリティに関する知識は無く、注意する意識も低い。ならば最初からセキュリティリスクに直結する機能を排除し、より利用者の目的に焦点を合わせ機能を限定したOSの方が、生産者(管理者)にも消費者にも都合が良いという考え方は合理的だ。


今回のこの話、Micro$oftが過去にWindowz10sという機能限定版のWindowzを教育現場向けに販売した事を考えると、近い将来、現在Windowz10 Homeが搭載されたパソコンの全てがPolarisをインストールされたものに置き換わる可能性は決して低くはないと思う。

Windows10をスマートフォンに展開する事に失敗したMicro$oftである。
Microsoft Store普及のため、今度はそういう方向に舵取りしたとしても不思議ではない。


参考記事

Microsoft is building a true 'modern' version of Windows 10 for PCs codenamed Polaris
https://www.windowscentral.com/windows-core-polaris

Windows 10 Sは成功するだろうか
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-05-06

制御不能
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-08-30

進化を続けるマルウエアの隠蔽能力
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-01-23


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Win10 RS3とA12-9800Eのグラフィックドライバ [OS]

先月20日頃から知人のパソコンを組み立てている。

だが購入した部品を組み立て、Windowz10 Fall Creators Update(以下RS3)を新規インストールし、デバイスドライバを入れて、必要なアプリケーションソフトウェアのインストールと各種設定変更までは数日で出来たが、その後7日ほど作業が止まっていた。

何故7日も作業が止まったのか。

理由はCPUに選んだAMD製の「A12-9800E」に内蔵される、Radeon R7のグラフィックドライバがインストール出来なかったからだ。


RS3インストール後最初にチップセットとグラフィックドライバを入れたが、グラフィックのみ“Microsoft 基本ディスプレイ アダプター”のままで、無理に“Radeon R7”にすると青い画面が一瞬表示された後に再起動してしまう。

このため、ほぼ完成の状態であるにも関わらず、引渡しが出来なかった。


この状態から脱したのがつい先ほどの事。
色々調べて行く内に、どうやらAMDからもRS3に対応しないアナウンスが出ている事がわかり、さらにベータ版ではあるがRS3対応のドライバ(11/2の日付のもの)を見つける事が出来たからだ。


それにしても何故、こんな事が起きるのか。

デバイスドライバの互換性はOSの根幹に関わる部分のはずだが、そこに手が入ったからなのか、それとも単にOSのバグなのか。

こんなことでは非常に困るのだが、しかしWindowz10を使う以上こうしたトラブルを避けて通ることは不可能に思える。

このような事は以前から繰り返しこのブログに書いている気がするが、この件に関して根本的な対処の検討が必要だ。


I LIKE CHOPIN
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-30

Windows10のストア不具合
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-25





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Windows10のストア不具合 [OS]


現在私は、知人に依頼されたPCの作成を行っている。

OSはWindowz 10 Professionalを選んだのだが、インストール後にFall Creators Update(以下RS3)を導入したところ、ストアを起動させると


問題が発生しました
マニフェストで不明なレイアウト が指定さています


と出て、ストアが正常に表示されない。

アプリの自動更新を切りたいのだが、これでは不可能。

そこでネットで検索してみると色々情報が見付かったが、Power Shellを使う方法は失敗で、問題を解決出来なかった。
(それどころか消した標準アプリが全部復活するので注意!)


そこでさらに探すとこんなサイトに辿り着いた。


“Unknown layout specified in manifest” error takes down Windows Store for Insiders (with possible solution)
https://mspoweruser.com/unknown-layout-specified-manifest-error-takes-windows-store-insiders-possible-solution/


どうやら「アプリと機能」から“リセット”という機能を使う事で解決出来るらしい。


というわけで私は以下のように操作した。


1.デスクトップ画面左下の“田アイコン(スタートボタン)”をクリック
2.ギザギザアイコンの“設定”をクリック
3.設定画面で“アプリ”と書かれたアイコンをクリック
4.“アプリと機能”を下にスクロールして「ストア」をクリックし、“詳細オプション”をクリック
store_x1.png
5.「ストア」の詳細オプションが開くと“リセット”ボタンがあるので、これをクリック
store_x2.png

以上。

リセットが終了したら不要なウインドウを閉じて、再度ストアを起動させると問題なく起動した。


ちなみに私の2nd PCも確認すると、同様の症状が。
RS3をインストールした直後は問題無かったので、インストール後のアップデートで問題が起きたのか。
ストアなど一切使わないので、「アプリの自動更新」を切った後触らないから気付かなかった。

そこでこちらも同じ操作でストアをリセットすると問題は解決した。


それにしてもWindowz10は本当にトラブルが多い。
今の所致命的ではないが、テキストエディタを終了するとたまに異常終了するし、ファイル名を変えようとするとマウスのアイコンが一瞬ビジー状態を示す円が回転する表示になって、次の瞬間元に戻るとファイル名上に出たはずのカーソルが消えてファイル名の変更が出来ない、という事が起きる。これを何度も繰り返すとその内に症状が落ち着いてファイル名を変更出来るようになるが。

パソコンを仕事の道具として使う場合、こうしたバグが多数存在するというのは致命的だ。

Micro$oftはバグの問題に対し、主に企業向けの機能としてWindowz10リリース後アップデートを先延ばしにするなどいくつかの対策を行っているが、正直なところ毎月のアップデートに加え半年に一度の大規模アップデートにまつわるトラブルのおかげで、Windowz7と比べるとかなり生産性が落ちたと感じる。

何故ならパソコンのメンテナンスに必要な時間が激増したからだ。


ふと思ったが、Micro$oftはわざと問題を増やして仕事を作っているのか!?

こうすればMicro$oftや一部の業者は仕事が増えて儲かるのかもしれない。

だがそのおかげで社内に専属のサポートを持つ会社はサポートの負担が増えて大変だろうし、外部に委託する会社は業務の生産性が落ちて残業が増えてたりしているのではないだろうか。




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Windows 10 Fall Creators Update 変更点・不具合 [OS]

変更点については以下のリンク先を見ると良い。

Windows 10のメジャーアップデート「Fall Creators Update」で何が変わったのか?
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1710/20/news033.html


「Redstone 3」アップデート対応版!! すべてが分かるWindows 10大百科
http://news.mynavi.jp/special/2017/windows10fallcreators/


【特集】~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows 10大百科
http://news.mynavi.jp/special/2015/windows10/



不具合については私がちょっと調べただけであまりにも多くの不具合が出ている事がわかった。

そして私の環境(A8-3870 + Asrock A75M-ITX)で不具合が無いので、この記事に詳細を書く気にならない。

大雑把に書くと


・ウイルスバスターをインストールした環境でアップグレード出来ない
 (対策のパッチは提供されている)

・省電力関係の機能が対応しないハードウェアが動作しない

・Windowz10の標準機能で作ったバックアップが正常に動作しない

・一部のノートパソコンでスリープから復帰しないなどのトラブルが出る

・その他環境に依存する不具合多数


という事で、不幸にも不具合が発生した場合には適切なキーワードで対策を検索しよう。

そして対策が無ければあきらめるしかない。


まあ、特にアップデートする必要がなければ、情報が出揃うまで何ヶ月か待った方がいい。

自動でアップデートが配信された場合にはキャンセルする事も検討した方が良いくらいだ。



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Windows 10 Fall Creators Updateを入れてみた [OS]

「Windowz 10 Fall Creators Update」(以下RS3)が10月17日、一般向けにリリースされるそうな。

Windows 10「Fall Creators Update」が完成
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1710/13/news089.html

私はこのニュースを見て、正式なリリースよりも一足早くMicro$oftからインストールイメージをダウンロードし、自分の2nd PCで動作しているWindowz10 RS2(以下RS2)をアップグレードしてみた。

rs3_01.png
「Fall Creators Update」の内部バージョンは「1709」。ビルドは16299.15。


だがこの件について私に不幸な出来事が発生した。

アップグレード中とアップグレード後にいくつか保存したスクリーンショットと共に、今日ここに記事を書く為に書きとめたメモの全てを紛失したのだ。最近あまりにも物忘れが酷く、気付いたらどこに置いたのか忘れていて、そのまま見つけ出すことが出来なかった。もちろん、メモの内容などほとんど忘れていて思い出す事など不可能だ。


というわけで今わかる事だけ書いていく。

既存のアプリケーションについての互換性は、RS2で動くものはとりあえず問題なさそうだ。Micro$oftはWindowz10のリリース後一貫してソフトウェアの互換性問題に取り組んでいるらしいから、一応はその成果が出ているという事か。
だが細かなバグはあるようで、私がスクリーンショットの保存に使う“ペイント”が終了時にエラーで落ちる。
ペイントは元々RS3では入っていないもので、RS2にあったのがそのまま使われていると思われる。それが関係しているのかもしれない。

rs3_02.png

まあ、Windowz10がバグ山盛りのOSである事は今に始まった事ではない。
この程度はWindowz10の常識として些細な問題。Windowz10のバグが致命的な問題になるならば、Windowz10を使わないという選択しかあるまい。


次は上書きアップグレードした場合のプライバシー設定について。
過去の大型アップデートではユーザーが設定したプライバシー関係の設定が戻される事も少なくなかったが、今回はストアアプリの自動アップデートと他にいくつかあったくらいで、以前よりも再設定の手間が減った。
とはいえ設定が戻されていないか全てチェックする手間は変わりないが。

次は“People”というアプリケーションがタスクバーに表示されるようになった事が気になる。
今まで使っていないどころかPower Shellを使って強制アンインストールまでしていたものがこうして目に付く場所にあるなど、私には許容できない変更だ。しかも今回はPower Shellでもアンインストールでエラーが出て消すことが出来ない。とはいえ、アンインストールを試みる事でタスクバーからアイコンだけは消えた。
まあこれで許しておこう。
他にもいくつか新しいアプリケーションや、既存のプリインストールされるアプリケーションが復活したが、これらも全てPowe Shellでアンインストールしてやった。
要らないものは要らないのだ。
またこれに伴ってサービスやら常駐のタスクが増えているので、これらも全部無効にした。
ただでさえ重いWindowz10である。
これ以上重くされたら気分が悪くて仕方がない。

最後はIME。
しばらくあちこち触っていたら、「誤変換の送信」がどうとかいうメッセージが出るのでIMEのプロパティを開くと、テキストの変換をした時にその情報をMicro$oftかどこかのサーバーに送る設定があるようだった。
こんな設定も当然にOFF。さらに、hostsファイルにテレメトリ関係のアドレスを登録して通信を遮断し、万が一裏で情報を送っていても問題無いようにする。
個人でこの設定を変える必要性はあくまで気分の問題だが、国家や行政機関、企業などでは機密に関わる事なので必ずこうした対策は必要だと思う。


というわけで。

RS3は普通に使う分には普通に使えると思う。
ただし、今月のWindowz updateでRS2以前のWindowz10が起動出来なくなるトラブルがある(私はRS3を入れるつもりだったのでアップデートしなかった)ようで、こうしたトラブルが非常に多いWindowz10の事である、RS3へのアップグレードでも何一つ安心できる要素はない。

Windows 10の10月分パッチで正常起動しない不具合
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1085688.html
緊急のセキュリティホール修正があり、Micro$oftも至急のアップデートを呼びかけているにも関わらずこの始末である。

もしRS3へのアップグレードを検討している(とはいえ一般ユーザーは強制だが)方には、自分のパソコンがゴミになる事を前提で大切なデータのバックアップや、2台目のパソコンを用意しておくなどの対策を強く推奨する。



Windowsから「ペイント」が消える日
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26

MS-IMEの改悪で感じた事
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-04-27

W10 CUインストール
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-04-05

正気の沙汰ではない、Windows10
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-12-01-1

Windows10のトラブル2
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-10-16

Windows10のよくあるトラブル
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-10-12

Winsows10 のアップデートで、またトラブル
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03

危険すぎるWindows10 RS1
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-08-17

Windows10 Anniversary Updateを入れた
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-08-04-1

Windowz10 カスタマイズ内容 その1
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-07-01

Windowz10へアップグレード後にファイルが消える問題への対処
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-06-17

Windiows10を如何に使うかを考える
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-02-05-1

いまさらのWindows 10のプライバシー問題
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-01-08

Windows10 は不具合の百貨店である
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2015-11-29




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Windows10プリインストールPCにWindows7をインストールする [OS]

今回、Windowz10がプリインストールされたデスクトップパソコン(ASUS K20DA A46210)に、Windoiwz7(32bit)をインストールする機会があった。

何故最新のWindowzがインストールされたパソコンにあと2年半でサポートが切れるWindowz7をインストールするのかと言えば、それはWindowz10では動作しないソフトウェアが必要だからだ。

Windowz10がプリインストールされたパソコンでWindowz10に対応しないソフトウェアが必要な場合、一般の消費者が選択出来る手段はWindowz10に対応する別のアプリケーションに乗り換える事(含むアップグレード)以外に選択肢は無いため、普通わざわざOSのダウングレードなどしないものだ。

しかし、人によって色々な事情により、今現在使っているソフトウェアをどうしても新しいパソコンで使用したい、というケースは少なくない。


今回のダウングレードはそのような「今現在使っているソフトウェアをどうしても新しいパソコンで使用したい」というケースであった。


というわけで件のパソコンを預かり作業を始める。


まず最初に私が行ったのは、内蔵のDVDドライブにWindowz7のインストールディスクを入れてDVDから起動する事だったが、何故かハードディスクのWindowz10しか起動出来ない。UEFI BIOSの設定を変えたりF8キーでブートメニューを呼び出したりするが、そこにDVDからの起動という選択肢が出ることは無かった。

仕方が無いのでパソコンからハードディスクを摘出し、別のパソコンでハードディスクのブート領域をゼロで埋める「ワイプ(Write zeros)」を行う。これは普通に論理フォーマットしてもブート領域を完全に消せるとは限らないので、念のための処置だ。

というわけでワイプしたハードディスクを接続してDVDから起動を試みると、今度はDVDから起動してきた。
もちろん、最初のUEFI BIOSの設定変更でセキュアブートは切っている。セキュアブートを切らないと、これに対応したOSしかインストール出来ないからだ。今回は32bitのWindowz7をインストールしなければならないので、当然にチェックする必要がある。

UEFIのおかげで色々便利になったとIntelは言うが、私にとっては面倒が増えただけである。


こうしてDVDからの起動に成功した後、Windowz7(32bit)のインストールは滞りなく終了したが、問題はデバイスドライバのインストール。Webで検索するも、AMDのA4-6210というSOC用のWindows7用ドライバなど、PCメーカー(この場合ASUS)には当然無い。AMDのダウンロードサイトで調べるとRADEON R3用のグラフィックスドライバは見付かるが、他のデバイスドライバ、特にUSB3.0のドライバを含むサウスブリッジ用ドライバが無い。当然だ、A4-6210にはサウスブリッジが無い(厳密には相当する機能がSoCに統合されている)のだから。

結局サウスブリッジのドライバ各種はWindows updateで自動的にインストールされたが、AMDのUSB3.0用ドライバが自動でインストールされる事は無かった。
そこで私はCatalystのサウスブリッジ用ドライバ(catalyst 15.7.1-SB)を展開し、フォルダを指定してデバイスドライバをインストールする事を試みた。結果、AMDのUSB3.0ドライバは無事インストールする事が出来た。

残る有線・無線のネットワーク用ドライバ、USB3.1のAsmedia製チップ用ドライバ、Bluetooth用ドライバなどは、各デバイスごとデバイスメーカーサイトなどで個別にダウンロードしてインストールした。

この時点でデバイスドライバがインストールされていない不明なデバイスは、SoCに内蔵されたARMコアのセキュリティチップのみとなったが、今回このデバイスは不要なのでこれは無視した。


ここまでやった後、現時点で出来る全てのセキュリティアップデートとテレメトリ関係の遮断、そしてハードディスク内の不要ファイル除去とデフラグを行って終わりにした。

後はアプリケーションソフトウェアのインストールと、プリンタなどの外付けデバイスのインストールを残すのみ。

これは後日行う予定であるが、記事に書く事は無いだろう。


しかし32bitのWindowz7以前のOSを利用しないければならない、ごく少数の人たちには辛い時代になったものだ。
まあこの件には私なりに思うところがあるが、それを書くのは別の機会にする。


参考:

RYZENのPCにWindows7をインストール
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-05-27-1




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Windowsから「ペイント」が消える日 [OS]

ついにWindowsから「ペイント」が消滅
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1072272.html


長年親しまれて来た、Windowz標準アプリケーションの「ペイント」が消える。

Windowz10の次期アップデート「Fall Creators Update」では、ペイントをはじめいくつかのWindowz標準機能が削除されるようだ。


ネタ元の記事を読む限り、私としてはリストアップされたほとんどの機能は消えても問題ない。

しかしペイントに限っては困る。
何故なら、私が毎日使うアプリケーションソフトウェアの中で最も使用頻度が高い部類だからだ。


こうした機能削除には色々理由があるだろうが、一つはWindowz10に標準搭載されるテレメトリ機能によって、使用頻度の低い機能を順次削除しているというものがあると思う。

他にも新たな標準機能と役割が重複しているものを削除するとか、ストアアプリへ誘導するための一環であるとかも考えられる。


しかし使わない機能が削除される事は歓迎出来るが、本当にこのペイントに関してだけは困るなあ。


今の内にmspaint.exeをバックアップしておこうか。

新しいWindowzで動作するか保証は無いが。


Windows7をインストールしたRYZENのPCでWindows update [OS]

今日は毎月恒例のWindows updateの日だが、先月のアップデート適用後、Windowz7をインストールしている私のRYZENで組んだパソコンもWindowz updateが使えなくなってしまった。

「RYZENはWindowz7でサポートしません」というMicro$oftからの嫌がらせだ。


Windowz updateに関しては、今までもセキュリティ更新以外のアップデートが混ざった「毒入りの月例ロールアップ」を入れたくないがために、わざわざ「セキュリティのみの更新プログラム」を手動でダウンロードしてインストールして来た。

しかしM$ OfficeなどはWindowz updateに頼っていたので、これでは困る。


そこで今回のWindowz updateを機に、この問題を解決するための小細工を施してみた。

すると今までのようにWindowz updateが使えるようになった。

なお、この小細工については大きなリスクが存在するため、万人にお勧め出来る物ではない。従って小細工を実行するための情報をここには記さない。

自力で発見出来ない方は警告を無視し続けて自力でアップデートファイルをインストールするか、素直にWindowz 10へのアップグレードをお勧めする。


ところで今まで私は、Windowz updateに関する情報を他人のまとめた情報サイトで入手して来た。これはこれで良いのだが、他人に頼りきりという事は大きなリスク要因である。

そこで今回はMicrosoftのサイトを訪れ、自力でアップデートの内容を確認し、自分に必要なアップデートファイル全てを探し出す事を試みた。

その方法は以下の通り。


 まずはこのブログを訪れる。

 Microsoft TechNet 日本のセキュリティチーム
 https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/

 このブログにはMicrosoft製品のセキュリティに関する情報が「日本語で」書かれている。
 この中から当月のセキュリティ更新プログラムに関する情報を探す。毎月の第二水曜日に訪れたのならば、リストの一番上にあるはずなのですぐに見つかるはずだ。
 
 見つけたら、その内容を確認するためにリンクをクリックする。
 今回は「2017 年 7 月のセキュリティ更新プログラム (月例)」という記事だ。
 
 そして記事の内容を確認し、更新が必要なものを列記する。
 私の場合は以下の通り。
 
 ・Windows 7本体
 ・Internet Explorer
 ・Microsoft Office 2010
 ・.NET Framework

必要なものが確認出来たら、以下の手順で更新プログラムを確認する。

1.Micro$oftの「セキュリティ TechCenter」にアクセスし、
  「最新のセキュリティ更新プログラムを確認する」をクリックする。

2.移動したページの「セキュリティ更新プログラム ガイドに移動する」をクリック。

3.“セキュリティ更新プログラム ガイド”に移動したら、事前に調べた
  更新が必要な物について、それぞれキーワードでふるいにかける。
  例:Windows 7 、Office 20xx 、.NET Framework

以上を行うと、こんな感じで必要なアップデートだけが出てくる。

wu_te_01.png

後は“Download”で必要なKBをダウンロードすればいい。
ただし、Windows 7本体のセキュリティアップデートは「Security Only」を選ぶ事。
Monthly Rollupはセキュリティ以外の不要なアップデートが含まれるので危険だからだ。


以上で更新プログラムを自力で入手するための説明を終わるが、こんな面倒をしなくてもMicrosoft Update Catalogで検索すればいい、という意見もあるかもしれない。実際私自身そう思っていたのだが、この方法だと漏れがある恐れがあるのでやめたほうが良いと思う。

また、毎月のアップデート以外に緊急のアップデートが配信される場合も忘れてはならない。
Windowzに内蔵された自動更新ならば、配信が行われれば自動でその情報を受信出来るが、RYZENのパソコンでは自力でその情報を得なければ見逃す事になる。
従って、少なくとも週に一回はセキュリティチームのブログを訪れて、最新の情報を得る必要があると私は思った。

今まではこんなブログが存在する事すら知らなかったが、これからは活用していこうと思う。


最後に、入手したアップデートファイルが複数ある場合、バッチファイルでまとめてインストールする方法を紹介する。

更新プログラムが一つや二つの場合は大した手間ではないが、四つ五つとなるとそれなりに手間だし、複数のパソコンに対してやる必要があれば尚更、一つずつクリックしてインストールという手間は時間の無駄でしかない。

このような場合、バッチファイルを用いて自動でインストールすれば良い。

wu_te_02.png
下の例に挙げたバッチファイルを実行中の画面。

以下はバッチファイルの例。 参考に。
注意:このバッチファイルを利用する場合、アップデートに必要なファイルが存在するディレクトリにバッチファイルを置いて、管理者権限で実行してください。この時、アップデートに必要なファイル以外はディレクトリ内に置かないよう注意。また、アップデートに使うファイル名は、ハッシュ部を削除して下さい。
(例:windows6.1-kb4025337-x64_c013b7fcf3486a0f71c4f58fc361bfdb715c4e94.msu → windows6.1-kb4025337-x64.msu)


@echo off

set /P S="アップデートしますか? [y/n] "

set /P E="終了後自動で再起動しますか? [y/n] "

if not '%S%'=='y' GOTO ENDE

:GO
for /R %%i in (*.msu) do (
echo %%i をインストール中
c:\windows\system32\WUSA.EXE %%i /quiet /norestart
)

echo アップデート終了

if not '%E%'=='y' GOTO END

shutdown -r

:END
echo 再起動してください。

:ENDE

pause



M$社はトマホークを無料で配布しているようなもの [OS]

Microsoft、「WannaCry」攻撃で米連邦政府に苦言
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/15/news078.html

この記事によると、Windowzを開発するMicro$oft社はアメリカ政府に対し、Windowzの脆弱性を知った事をMicro$oft社に隠し、その情報を武器として所有していた事に苦言を呈したという。


言い分は理解出来る。
今回の件(WannaCryの世界的蔓延とその被害)は“米国家安全保障局(NSA)から盗まれた情報が元で起きた”からだ。

もし、NSAがWindowzに内包された未知の欠陥について隠す事無くMicro$oft社に報告していれば、今回の問題は起きなかった可能性がある。

それに、そもそも社会インフラとして普及してしまったOSの欠陥を国家が悪用しても良いのか、という話もある。この点に関して私はMicro$oft社に同意する。


しかしだ、そもそもの原因はこのような欠陥商品を売り続けるMicro$oft社にこそあるのではないか?

私は過去から現在まで、Micro$oft社は自社製品の欠陥が元で起きたあらゆる損害に責任があると思う。

Micro$oft社はWindowzでボロ儲け(ビルゲイツの資産を見ると良い)しているのだから、例え会社が潰れようとも損害を賠償しても良いくらいに思っている。


もちろん、現在のコンピュータセキュリティを取り巻く複雑きわまる状況下で、誰か一人を悪役にする事は無意味だ。

コンピュータのセキュリティ問題は、他のあらゆる問題と同様、実際に損害を被った者にも一定の責任がある。特にMicro$oft社は問題への責任の取り方の一つとして、商品の欠陥を修正するプログラムを定期的に提供しているので、その修正プログラムの導入を怠った責任は被害にあったコンピュータの所有者及び管理者にある。
第一この世に欠陥がゼロの物などあり得ない。何か他人が作ったモノを利用するのなら、その欠陥の程度や時と場合によっては利用者の責任において回避する事が絶対に必要なのだ。(例えば包丁やハサミといった刃物は、刃物自体に予測できない事故原因になる瑕疵が存在しない限りケガをしても使用者の責任である、当然刃物の取り扱いに関する知識が無い場合も使用者の責任)

また、当然だがOSの欠陥を悪用した者の責任も同様だ。そもそもOSの欠陥を悪用して金儲けをするなど言語道断。これも他の様々なモノの欠陥に起因する問題と共通する事だ。


欠陥商品を売った者、欠陥商品を利用する者、欠陥商品の欠陥を悪用する者。

以上の事から、この3者の責任は等しいと私は考える。


とはいえこの問題を責任問題にする事では絶対に解決出来ない事は明白だ。

しかし、だからといって3者の負うべき責任が消滅する事もあり得ない。

それはそれ、これはこれ、である。


とにかく、私はMicro$oft社には商品の持つ影響力を考えて開発しろと言いたい。

そしてMicrosoftのブラッド・スミス法務担当上級副社長が言うようにNSAが「トマホークを盗まれたようなもの」ならば、Micro$oft社は「トマホークを無料で配布しているようなもの」だ。

ちなみにWannaCryを利用して攻撃した者は「トマホークを発射した者」、WannaCryに感染した者は「トマホークの着弾地にわざわざ出向いた者」である。



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