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これが今、本当のAMDの実力 [CPU]


日本国内でAMD CPUの販売シェアが急速に低下、Intelの半分以下に
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1390186.html

まあ、こんなもんだろ、と。

特に日本は、AMDにとって不利な国民性や、購買力が低いにも関わらず米国よりも大幅に販売価格が高いなど、シェア拡大の足枷がある。

何よりも一番痛いのがAPUの不足で、低価格でコストパフォーマンスの高い領域の商品があまりにも少ない。

そのうえ一時期の熱が冷めて、CPUの性能もIntelより低いとなればこうなって当然だ。


とはいえ、サーバー分野の大躍進は今も続いているし、一般消費者にはブランドの認知が広がっている。

Zen4以降の出来と、販売戦略次第ではまだシェアを伸ばす事は可能だろう。


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だから我々は備えなければならない [雑談]


先の記事にも書いたが、現在の世界は混沌を極めつつある。

私のような昭和生まれからすると、平成の時代はその名の通り平らかで安穏とした時代に思える。

まあ、ある日を境に突然世界が変わる、というのは個人の印象は別として物理的にあり得ないので、一般には“それ”が個人の思う閾値を超えた場合に“突然世界が変わった”という印象につながるのかもしれない。

目に見える事や肌に感じる事だけが全ての人には、絶対に理解できない。

理解した気になるのは自由だが。


世界は、そして日本は不安に満ちている(以下略
https://motor-fan.jp/mf/article/42417/

この記事は、今の現実の一端を非常によく表していると思う。

もちろん、漠然とした不安を常に感じている人の感覚の中には、こうした“現実”が含まれている場合もあるだろう。

だから、そういった感性を持ち得る人は備えなければならない。

これからの時代に対して。


備えると言うと、ほとんどの人が守りに徹する事を想像しがちだが。

激動する世界の中において、守りに徹するという選択肢は滅亡を意味する事が多い。

時勢を見て、守りに徹するべき時と、攻めに徹するべき時、或いはその時々でちょうど良いところを進む時など、柔軟な対応をしなければならない。

これは国家単位という想像も難しい話だけではなく、個人の日常生活でも同じだ。

備えるという事は、金や物を蓄える事だけではなく、情報を得る事と、それを活用するための脳みその育成と判断のための“感覚”を鍛えるという事であり、それを元に自分がどのような在り方を、そして行動をすべきなのか、という事でもある。

しかも、情報を得ると言っても自分に都合が良い情報だけでなく都合が悪い(或いは興味のない)情報も区別なく集めなければならない。

そのためにも、言葉では表現出来ない“感覚”の育成が必要だ。


残念な事に、人間の危機意識というものは平時では働かない事が普通で、これはどんな人でも例外は無い。

ならば平時において如何に危機意識を持つのか、という事が重要なのだが、危機意識とは人間の価値観や感情に依拠する部分が大きいだけに、文字通り綱渡りを演じる事になる。

もしそのか細い綱を踏み外す事があれば、それは自らの妄想に囚われ暴走する道に堕ちる以外の未来しか存在しない。

なにしろ正気というものは、客観的に見て正気か狂っているかなどとは無関係なのだから。


結局の所、正しいとか間違っているとか、そういう事も結果でしかわからない。

個人で出来る事は非常に狭い範囲に限られ、だからといって集団になれば大抵破綻する。

こんな世の中で「だから我々は備えなければならない」とは言っても。

出来る事を、出来る範囲でやる。

今私に言える事は、それしかない。

まあ色々考えたところで、無限円環を往くがごとく人は過ちを繰り返すのだろう。

せめて(以下略



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半導体不足はまだまだ続く [ハードウェア]


まず、記事タイトルに関する内容を書く前に一つ。

後で読み返すと確実に気分を害する記事のいくつかを削除した。

つまらない事は早く忘れる事にする。


さて、気を取り直して。

昨今のコロナ騒ぎを発端に始まった半導体不足問題。

この問題、今では原因となる要素が非常に多くかつ複雑な様相を呈して来たため、どうやらまだ当分続くようだ。

なにしろ国家間の覇権争いや各地で起きている様々な紛争が絡んで、半導体の製造に必要なエネルギーや原材料の調達にも影響が出ているのだから。

そのうえ自動車のEV化、ブロックチェーンに関する諸事情、情報化社会のさらなる高度化なども絡み、さらに気候変動の影響で経済や生産活動に滞りが散見される有様。

こうした現在のあまりに混沌とした世情は、1999年に来ると言われた世紀末が今から始まるのではないかと思うほどだ。

202x年、世界は馬〇の暴挙に飲み込まれた!

なんて具合に。


それから、世界的な物価高により拍車をかけているのがエネルギー問題で、太陽光だ、風力だ、EVだ、と騒いでいる事が完全に裏目になっている。

やるのは良いのだが、あまりにも視野狭窄かつ近視眼的な再生可能エネルギーの普及促進は、人類にとって毒にしかなっていない。

どんな薬も、効き目を期待して多く飲むと毒になるのと同じだ。


ちなみに、一時期話題になった味の素の“Abfフィルム”の問題は、素材である“Abfフィルム”よりも、これを使って基盤を生産する方が間に合っていないのだそうだ。

台湾にあるそうした基板生産を行っている企業は、その影響もあって株価が3倍になったとか。

そして、足りないのはパソコンやスマートフォン向けの最先端半導体よりも、20nmクラス以下の最先端ではない半導体の方が圧倒的だそうで、TSMCが熊本に20~28nmの製造工場を建てるのも、そういう背景があるそうだ。


まあそんなワケで、半導体といっても分野が広く、CPUやSoCなどの論理回路を集積したものだけでなく、電源や電波などを制御するためのアナログ用の製品もあったりで、その時々の事情であっちが足りないかと思ったらこんどはこっちが、という風にもなっているらしい。

そんなこんなで半導体不足はまだ数年は続きそう、というのが私の感想。

パソコンの分野では新製品の発表が続いており、景気が良さそうな雰囲気ではあるが。

まだしばらく、パソコンは今までと同じかそれ以上に、半導体不足の影響を受けるのかもしれない。

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写ルンです [雑談]


「写ルンです」が、まだ売られているとは知らなった。


「写ルンです」とは、デジタルカメラやスマートフォンによって銀塩カメラが駆逐される以前、手軽に写真撮影が出来る撮影機材として大ヒットした“レンズ付きフィルム”である。

出た当時の衝撃は大きく、また売れに売れたため、開発・販売元の富士フィルム以外の各社からも類似品が出まくった。

もちろん、本格的な写真撮影には一眼レフなどのマトモなカメラが必要だが、日常のスナップ写真や、旅行先での思い出を残す用途などには十分であり、小型軽量でハンドバッグにも入り、機能が単純なため扱いやすく、しかも必要になればその辺のスーパー・コンビニ・お土産屋など、雑貨を扱う店ならば大抵置いてあるため入手性も極めて良好で、「カメラを持っていれば良かった!」と後悔する事を激減させる大変素晴らしいモノだった。

しかし時代は流れ、21世紀に入ると大衆が買える簡易なデジタルカメラも実用的な性能かつ安価になり、その後は携帯電話に搭載されたデジタルカメラの画質向上、さらにその後はスマートフォンの登場によって銀塩フィルムを使うアナログなカメラの需要は激減。

特に「写ルンです」は大打撃を被って消えたかと思っていたのだが。
(ちなみに私は、2001年に発売されたキヤノンのIXY Digital 300を買って以降、写ルンですを買わなくなった)

実際にはどういうワケか一時期流行もしたそうで、未だに売れ続けているらしい。

ポラロイドが開発した「インスタントカメラ」が今でも売れているというのは知っていたが・・・


とにかく、昔はどこかに出かけるというと持ち歩く事が多かった「写ルンです」。

カメラを持っていなくとも、撮りたいと思う事があればその辺の店で買ってすぐに撮影が出来るという事が魅力だった。

現在のデジタルカメラと比べると、撮影可能な枚数は少ないし、現像しないと撮った写真を見る事が出来ないし、撮った写真を他人に渡すにも写真屋に持って行って焼き増ししてもらうか、スキャナで取り込んでデジタルデータ化するしかない、という手間がかかる不便さもある。

スマホで撮った写真はその場でSNSに上げてシェアするのが当たり前の時代に!

なので一体何が魅力なのか、今の私には理解出来ないが。

「写ルンです」を今でも使う人には、彼らなりに魅力を感じて使っているのだと思う。

そして、そうした人達が商売として成立するだけの需要を生み出している。

だから今でも生産され、売られているのだろう。


写ルンです
https://duckduckgo.com/?q=%E5%86%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%99&ia=web


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