SSブログ

ハードディスクが壊れたので復旧した話 [トラブル]


先日の日曜日、インターネットから収集した情報を整理していると、不意にハードディスクのエラーを告げるポップアップがデスクトップ右下に現れた。

スクリーンショットを取り忘れたが、メッセージの内容は「エラーがあるので再起動してください」というものだったと記憶している。

その時はとりあえずメッセージに対する対処は保留として、作業を終えてから再起動すると。

Windowzの再起動時に自動でエラーの修復が行われて再びデスクトップが立ち上がっては来たのだが。

倉庫に使っているハードディスクに不良クラスタが発生している事がわかった。


このようなケースの場合、不良クラスタの発生したハードディスクのバックアップを出来るだけ早く行う。

今回も再起動後すぐにrobocopyでデータのバックアップを行って、予備に買っておいた新品のハードディスクと交換、バックアップからデータを書き戻して復旧を行った。

しかし、不良クラスタの発生したハードディスクからのバックアップはファイルの欠損や破損が発生している事がある。

例えば、あるはずのファイルが無くなっていたり、jpegなどの画像ファイルが開けない(或いは開けても正常に表示されない)、zipなどの圧縮ファイルが破損していて解凍が出来ない、という事が起こり得るのだ。

そこで復旧の手順としては、まず一ヵ月毎に行っているバックアップよりファイルをコピーする。

するとそれ以後に更新された内容が無いため、今度は壊れたハードディスクからのバックアップを「FastCopy」というファイルコピーツールでコピーする。

robocopyではなく「FastCopy」を使う理由は、「FastCopy」の場合同じファイルの上書きを新しい日付のものに限定出来るからだ。(単にrobocopyの使い方を知らないだけともいう)

これでコピー元とコピー先で同じファイルがあった場合、コピー元のファイルに破損があっても上書きコピーされる事は無い。

以上の作業によって、万が一壊れたファイルや失ったファイルがあったとしても、それは最近更新されたものだけになるはずだ。


という事で復旧作業を終えたわけだが。

その後も今日までいくつかファイルを開いて確認をしてきたが、問題は見つかっていない。

まあほとんどのファイルは今後必要になるかどうかもわからないものだが。

中には10年以上前に保存しておいたおかげで、後に必要になって助かったファイルも少なくないわけで。

そういう理由があって、私は過去に存在したパソコン関係の情報やソフトウェア、デバイスドライバなどの収集を続けている。

したがって今後もこの倉庫の中身は増え続けていくことだろう。


なんにせよ、今回もバックアップのおかげで復旧の手間は最小限で済んだ。

バックアップはしておくものだ。


本件に関係のある記事

ハードディスクのデータが読めなくなる
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2020-07-29

Windowz10へアップグレード後にファイルが消える問題への対処
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2016-06-17

ハードディスクが壊れた
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2014-10-31



nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。