Windows11とAlder LakeとDDR5メモリ [OS]
昨日11月5日より、Micro$oftからWindowz11の提供が開始された。
発表から数か月、各方面で様々な波紋を呼んだWindowz11。
一般消費者を省けば、大部分で否定的な見方をされているが。
中身はほとんどWindowz10のまま、ユーザーインターフェイスの刷新と、主にセキュリティ機能の強化が行わている(ことになっている) Windowz11。
私はとりあえずISOファイルのダウンロードだけしたが、今の所インストールして試す予定は立っていない。
ネット上では10月6日現在、大した情報は出ていない。
パソコン関係の情報サイトでも詳しい解説などは無く、一番情報量が多い所でも新機能を並べて説明しているだけだ。
Windows 11正式リリース!気になる新機能をまとめて解説
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1355860.html
実際の所、Windowz10で問題ない人にはまるで魅力が無いOSという事もあるが、ハードウェアの要件が厳しい事もあるだろう。
ちょっと試すにも古いパソコンを再利用して、という事が出来ないケースが多いからだ。
まあ、Windowz11が真価を発揮するには、パソコンの買い替えが進んでDDR5メモリを使うシステムが大半になるまで待つ必要があるのかもしれない。
さて。
そのWindowz11を最大限活用出来るパソコンといえば、もうすぐIntelのAlder Lakeが出るらしい。
公式の情報ではないが、今から約一か月後の11月4日に販売開始だとか。
Alder Lakeは11月4日発表? MSIが対応クーラーのキャンペーン開始日を公開
https://news.mynavi.jp/article/20211006-2009120/
Alder Lakeは一般向けパソコン用で初めてDDR5メモリに対応するCPUで、Arm系CPUでおなじみのBig & Little構成の16コアCPU。
つまり高性能コア8+省電力コア8という構成で、通常は省電力コアのみの動作、高負荷の時はそれに高性能コアが加わるという動作の仕方をするようだ。
IPCは当然にZen3を上回り、動作周波数も最大で5.3Ghz程度まで伸びるらしいから、Ryzen 5000シリーズを大幅に上回る性能が予想される。
ちなみにWindowz11はAlder Lakeに搭載された新しい命令などに対応するらしい。
なので、Alder LakeはWindowz10よりもWindowz11の方が効率良く動くようだ。
それからAlder Lakeが対応する新しいメモリ規格であるDDR5について。
Alder Lakeの発売が近いからか、秋葉原の各販売店でサンプルの展示が増えているらしい。
その写真を見ると、特徴的なのがメモリモジュールの“おでこ”に載った電源回路。
DDR5ではメモリモジュールへの給電は12Vで行われて、DDR5の動作電圧である1.1Vへの電圧変換はメモリモジュール上の電源回路で行う事になった。
またメモリバスの動作周波数が倍になった事でバス上を行き来するデータの信頼性が落ちてしまったため、これまで一般のパソコンではほとんど採用されなかったエラー訂正機能が必須となり、このエラー訂正機能もこの電源回路の制御チップに内蔵されている。
従ってメモリモジュールの製造コストは確実にDDR4を上回る。
パソコンのメインメモリは価格変動が大きいので製造コストが~とか言っても落ちる時は落ちるので、高いか安いかはその時々によるが。
世界的に見ると物価がかなり上がっていることもあり、それも含めるとDDR5メモリモジュールの購入にはDDR4の時よりも確実に出費が増えると思う。
いずれにしろ出始めはモジュールの動作周波数も低くDDR5のメリットはあまりない上に、普及が進むまでメモリチップの製造原価も高止まりし、さらに流通での価格も当然に高額を維持すると思われるので、無駄な出費を抑えたい人は1~2年は様子見した方が良いと思う。
次世代のサーバー/ハイエンドPC向けDRAM「DDR5メモリ」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1076835.html
DDR5メモリの性能と特徴をDDR4との比較とともに解説!発売時期の見通しも
https://www.seleqt.net/gadget/what-is-ddr5-ram-features-availability/
発表から数か月、各方面で様々な波紋を呼んだWindowz11。
一般消費者を省けば、大部分で否定的な見方をされているが。
中身はほとんどWindowz10のまま、ユーザーインターフェイスの刷新と、主にセキュリティ機能の強化が行わている(ことになっている) Windowz11。
私はとりあえずISOファイルのダウンロードだけしたが、今の所インストールして試す予定は立っていない。
ネット上では10月6日現在、大した情報は出ていない。
パソコン関係の情報サイトでも詳しい解説などは無く、一番情報量が多い所でも新機能を並べて説明しているだけだ。
Windows 11正式リリース!気になる新機能をまとめて解説
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1355860.html
実際の所、Windowz10で問題ない人にはまるで魅力が無いOSという事もあるが、ハードウェアの要件が厳しい事もあるだろう。
ちょっと試すにも古いパソコンを再利用して、という事が出来ないケースが多いからだ。
まあ、Windowz11が真価を発揮するには、パソコンの買い替えが進んでDDR5メモリを使うシステムが大半になるまで待つ必要があるのかもしれない。
さて。
そのWindowz11を最大限活用出来るパソコンといえば、もうすぐIntelのAlder Lakeが出るらしい。
公式の情報ではないが、今から約一か月後の11月4日に販売開始だとか。
Alder Lakeは11月4日発表? MSIが対応クーラーのキャンペーン開始日を公開
https://news.mynavi.jp/article/20211006-2009120/
Alder Lakeは一般向けパソコン用で初めてDDR5メモリに対応するCPUで、Arm系CPUでおなじみのBig & Little構成の16コアCPU。
つまり高性能コア8+省電力コア8という構成で、通常は省電力コアのみの動作、高負荷の時はそれに高性能コアが加わるという動作の仕方をするようだ。
IPCは当然にZen3を上回り、動作周波数も最大で5.3Ghz程度まで伸びるらしいから、Ryzen 5000シリーズを大幅に上回る性能が予想される。
ちなみにWindowz11はAlder Lakeに搭載された新しい命令などに対応するらしい。
なので、Alder LakeはWindowz10よりもWindowz11の方が効率良く動くようだ。
それからAlder Lakeが対応する新しいメモリ規格であるDDR5について。
Alder Lakeの発売が近いからか、秋葉原の各販売店でサンプルの展示が増えているらしい。
その写真を見ると、特徴的なのがメモリモジュールの“おでこ”に載った電源回路。
DDR5ではメモリモジュールへの給電は12Vで行われて、DDR5の動作電圧である1.1Vへの電圧変換はメモリモジュール上の電源回路で行う事になった。
またメモリバスの動作周波数が倍になった事でバス上を行き来するデータの信頼性が落ちてしまったため、これまで一般のパソコンではほとんど採用されなかったエラー訂正機能が必須となり、このエラー訂正機能もこの電源回路の制御チップに内蔵されている。
従ってメモリモジュールの製造コストは確実にDDR4を上回る。
パソコンのメインメモリは価格変動が大きいので製造コストが~とか言っても落ちる時は落ちるので、高いか安いかはその時々によるが。
世界的に見ると物価がかなり上がっていることもあり、それも含めるとDDR5メモリモジュールの購入にはDDR4の時よりも確実に出費が増えると思う。
いずれにしろ出始めはモジュールの動作周波数も低くDDR5のメリットはあまりない上に、普及が進むまでメモリチップの製造原価も高止まりし、さらに流通での価格も当然に高額を維持すると思われるので、無駄な出費を抑えたい人は1~2年は様子見した方が良いと思う。
次世代のサーバー/ハイエンドPC向けDRAM「DDR5メモリ」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1076835.html
DDR5メモリの性能と特徴をDDR4との比較とともに解説!発売時期の見通しも
https://www.seleqt.net/gadget/what-is-ddr5-ram-features-availability/