BIOSTAR B550GTA のUEFI更新 [ハードウェア]
昨日、「BIOSTAR B550GTA」のUEFI更新を行った。
更新に使ったUEFIは「B55AG621.BST」というファイル名で、アップロード日が6月21日となっている物。
更新内容は“AGESA ComboAM4v2 PI 1.2.0.3b”を適用した、となっている。
AGESA ComboAM4v2 PI 1.2.0.3bの内容については、調べてみたが正しいと確認出来る情報をみつけられなかった。
だが未確認情報でCezanne(Ryzen 5000G APU)に対応するらしい。
B550GTAの場合今年2月に出たベータ版で対応済みだが、ビジネス向けのOEM製品であるProへの対応なのでリテールパッケージの5000Gとは別対応なのかもしれない。
後は少し前に問題になっていた、USBが不安定になる不具合が修正されているとか。
これもとっくにAMDから修正されたというアナウンスが出ていたはずだが。
まだ一部で残っていたのだろうか?
USBの問題はごく一部の人しか出ていなかったようなので、修正に漏れがあったのかもしれない。
以上、修正内容は微調整の域を出ない小変更のようなので、B550チップセットが出て約一年、漸く安定したと言えるようになったと思えた。
それからUEFIの更新を行うと毎回初期設定に戻されるので、今回も設定のやりなおし。
とはいえ、Ryzen 9 5950X にしてからオーバークロックなどの設定は一切やっていないので、マザーボードのブートロゴを出さない設定と、セキュアブート周りの設定を見直すだけだが。
B550GTAの場合、セキュアブートの設定はここ(燈色枠内のSecure Boot)から入る。
セキュアブートの設定はメーカーやマザーボードによって違うし、場合によってはUEFIのバージョンによっても変わる。
ボケボケのスクリーンショットを貼り付けたが、あくまでも参考である。
また、最近Windowz11のおかげで話題になった「TPM」の設定も確認。
これも項目名からしてモノによって違うので、使われているマザーボードが違うと毎回探す事になる。
B550GTAの場合は「Trusted Computing」という項目名。
B550GTAの場合TPMの設定は「Trusted Computing」という項目名になっている。
参考に、Asrockの「Fatal1ty AB350 Gaming-ITX」の場合は「AMD fTPM switch」となっていてまったく違う。
Fatal1ty AB350 Gaming-ITXのTPM設定項目名は「AMD fTPM switch」
項目自体もメニューのどこを見れば良いかメーカーやマザーボードによって全て違うので、非常にわかり辛い。
こういう所は標準規格みたいなものが出来て統一されると良いのだが。
パソコンの設定という物は、ディップスイッチでやっていた頃からメーカーや機種ごとに違う事が普通だったワケで。
これからも変わる事なくみんなバラバラなのだろう。
参考:
BIOSTAR B550GTA
https://www.biostar.com.tw/app/en/mb/introduction.php?S_ID=984