SSブログ

Uberも自動運転自動車の開発から撤退か [クルマ]

自動運転機能を持つ自動車は、2020年には実用化される。

そういう話しがあったのは何時の事か。

私は「不可能だ」と思ったが、今となってはそんな話も無かった事にされている。


そんな中、このようなニュースが。

Uber ATG売却報道など自動運転関連で注目ニュース相次ぐ
https://eetimes.jp/ee/articles/2012/01/news061.html

Uberは自動運転自動車の開発において先頭をゆく企業の一つで、Googelの次くらいに本格的な開発を始めた企業だったと思う。

当初から拙速な開発を私は問題視していて、実際に事故を起こし、その内の一つは歩行者を死亡させている。


結局の所、2020年現在の技術では極めて限定的な環境下でしか自動運転は出来ていない。

つまりはそういう事だ。

となれば、もうこれ以上の開発は不可能と思うのも当然だろう。

開発を続ける事自体に意味があるとしても、莫大な金を注ぎ込んでも投資を回収する目途が立たないからだ。

Uberが自動運転技術の開発部門の売却を検討するのも理解出来るというものだ。


私はこのブログで何度も繰り返し記事に書いているが、そもそも自動運転自動車で「万が一の時にはドライバーが対処する」というのはあまりにも非現実的でバカげた話である。

自動運転自動車はハンドルやブレーキ・アクセルなど、人が操作する機能があってはいけない乗り物なのだ。


それが実現出来ないのであれば、施設の構内や高速道路など、不測の事態が発生しにくい所に限った限定的な“運転補助”以上の機能を、自動車に持たせてはいけない。

そんな事もわからない人があまりにも多い事が現実だ。

この事は実際に問題が発生してからでないとルール作りもままならないという事は理解出来るが、記事中の“自動運転技術の進歩に伴って、十分な安全性の定義も改善されなければならない”という記述に関しても「やっとここまで話が進んだのか」というのが私の感想である。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット