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ソフトバンクのArm買収は何が目的だったのか [セキュリティ]


ソフトバンクに買収されてから約4年。

英国の半導体設計企業“Arm”は今、非常に危険な状態だ。


一つはすでに大きなニュースとなっている売却の話。

しかも売り先がNVIDIAになりそうだというウワサまで出ている。本当にNVIDIAが買うのかはわからないが。
(独禁法など大丈夫なのかと思うがそれはまた別の問題。)


そして二つ目、Armの中国法人の問題。

Armの中国事業は、2018年に中国企業との合弁になった。

Armが中国事業を合弁化、EUは中国に対し警笛
https://eetimes.jp/ee/articles/1806/13/news017.html

事実上の売却であり、さらに悪い事にCEOの人事をめぐり現在内紛状態になっているという。

揺れるArmの行く末 - NVIDIAが買収を検討、中国法人の内紛は泥沼化
https://news.mynavi.jp/article/20200804-1199957/


三つめは業績が低迷している事。

将来を見据えて「利益度外視の投資」を行っている事が理由とされているが。

「ソフトバンクのArm買収って何だったの?」と振り返る日が来るのか
https://eetimes.jp/ee/articles/2008/11/news098.html



一連の問題を見て思う私の個人的な感想は、ソフトバンクは最初から中国にArmを売る事が目的だったのではないかと。

Armの中国法人は事実上中国企業なので、中国はArmの技術を得てしまっている。

だからもう、英国のArm社は中国にとって邪魔な存在でしかない。


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