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AMDのシェアがノートパソコン市場で2割に達したという話 [CPU]

数日前の記事だが、AMDのシェアがノートパソコン市場で2割に達したそうだ。

AMD、ノート用CPUシェアも約2割に
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1270024.html

この結果はIntelの10nm及び7nm製造プロセス開発失敗による影響が大きいが、だとしてもIntel製CPUの代わりになるだけの価値がAMD製APUに無ければこうはならなかったと思う。


実際の所、AMD製APUのモバイル向け製品は特に消費電力の面でIntelに劣っていた過去がある。

現在出荷されている“Renoir”が、各パソコンメーカーからの引き合いが非常に強いという記事をどこかで目にした記憶があるが、そうなった理由の一つに消費電力の問題が解決しつつある事は間違いない。


いずれにせよ、昨年まで1割に届かなかったシェアが2割に達した事は快挙だ。

K6-2の時代とAthlon64の時代もこれに近い数字だったと記憶するが、それを思うと感慨深い。

ようやくあの頃のシェアまで回復したのかと。

ただIntelもこのまま黙って見ているだけのはずはない。

過去に色々汚い手段で互換CPUメーカーを廃業に追い込み、AMDの没落の一因を作ったように、法の網をかいくぐる“脱法的手段”で足を引っ張って来る可能性は高い。

またそれが無くとも、今後AMDの開発するAPUが、あらゆる面でIntelに負けない性能を保ち、製造プロセスの開発に滞りが出ない事がシェア拡大の最低条件になる。

AMDの未来は今までよりも明るい事は確かだが、今までよりもはるかに険しい道のりを歩かなければならなくなるだろう。


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ネットが遅すぎる [ネットワーク]


中国から広まった新型コロナウイルス。

その影響は連日報道される関連ニュースを見ればわかるように、非常に大きな社会的影響を及ぼしている。

そんな影響の一つが、今回ネタにした「インターネットの速度低下」である。


コロナ禍で高速なv6プラスも一部で大幅な速度低下
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1269761.html


ここ数か月、遅くなった事を実感はしていたが。

こうした記事を読むと、改めて現在のインターネットが如何に脆弱なインフラであるかという事を確認せざるを得ない。

特に、ここ十数年はインターネットへの接続が前提のサービスが大幅に増えて、何かネットの障害が起きると何も出来なくなってしまう事が多くなった。

少し前もグーグルのクラウドが障害を起こした時、そのサービスを利用する企業で長時間仕事が滞る事態になったのは記憶に新しいところだ。

また、今回のように帯域制限がかけられるとサービスの反応速度が極度に落ちるので、今まで数分で終わった仕事が十分以上かかるようになるなど、生産性の低下も著しいものがある。


一部では設備の増強なども行われているようだが。

これらがどの程度かは知らないが、焼け石に水の状態である事は明らか。

一方でこの状況を改善する動きが今以上に強まる事は無いだろう。

世の中回線速度が高速な事を前面に推す広告が目を引く通信サービスばかりだが。

どれもこれも嘘ばかりだと改めて思う。


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