Intel、7nmプロセスの開発が6か月遅延 [CPU]
米インテル、7ナノ技術開発が6カ月遅延
https://jp.reuters.com/article/intel-results-idJPKCN24O335
ロイターによると、Intelの7nm製造プロセスが予定より6か月もの開発遅れを生じているということだ。
これは10nmプロセス開発失敗の悪夢を思い出させる。
これはライバルの企業にとっては朗報かもしれないが、一般の消費者にとっては悲報だ。
まあAMDにとっては苦しい開発競争の中でかなり助かる事になるだろうが。
個人的には競争がゆるくなった時のことを心配してしまう。
開発競争の重圧によるストレスが緩和した場合、研究開発の場に居る人達にどのような影響があるかを思うと、数年後に出てくるAMD製CPUがまた競争力を失う事になるのではないかと、そう思うのだ。
さて。
Intelはこれからどういった手を打って来るのか。
このところ失態に次ぐ失態を重ねるIntelだが、失敗した後に出るCPUが傑作であるという過去もあるので、今では想像も付かない超高性能CPUを出す可能性はゼロではない。
未来を見据えた技術開発でも先行している事だし、来年以降どうなるのか楽しみである。