インテルが謝罪するほどCPUが足りない [CPU]
IntelがCPUの供給不足を謝罪。厳しい供給量は今後継続の見込み
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1220026.html
まあ、以前から言われている事をIntelが謝罪した、というワケだ。
一方のAMD。
このチャンスを活かせているとは到底思えない体たらくで、自作市場では一定の成功を収めているものの完成品のパソコンではIntelの牙城になんとか食い付く事に成功という程度、サーバーの分野ではまだこれから認知度を上げていこうという段階である。
個人的にはあと一年早くRyzenが出て、昨年暮れに今の状況であれば、とも思う。
だがFABを持たないAMDは、自社のCPUを売るために必要な供給をGFやTSMCに頼らざるを得ない。
また、それ以上にCPUは単にモノを売るだけでは済まない商品である。
具体的にはCPUの性能を引き出すためのソフトウェア群を、AMD自身がサポートして充実させなけらばならないが、この事がIntelと比較して極めて劣るため、重い足枷になっている。
良い例がAGESAと言われる、マザーボードに搭載されるファームウェアが極めて粗悪である現実だ。
こうした事は、以前はIntelの十分の一以下と言われた開発費とそれに伴う人材の薄さが大きな要因であることは明白で、AMDの場合ZenシリーズのCPUを売って稼いだ金でこれらを後追いで充実させるしか出来ないという現実が存在する。
AMDが好きな一消費者としては悔しい思いだが、これが現実であり、Intelが謝罪するほどCPUが足りないという現状に対してAMDも一役買ってしまっている事を証明している。
もしAMD製のCPUが、性能だけではなく信頼性と供給の側面でもIntelと同等であれば、Intelが供給量の問題について謝罪する事など無かっただろう。
今回の謝罪は、言ってみればそれだけIntelにはまだ余裕があるという事なのだ。
偽物USBメモリ・SDカード・SSD・HDDなどの問題 [セキュリティ]
今日、こんな記事を見つけた。
そのSSDやSDメモリーカードは大丈夫?――データ復旧会社から見る容量偽装の今
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1911/15/news043.html
記事の内容を要約すると、容量偽装といわれる詐欺ストレージの販売が横行しているという事と、これを防ぐにはどうすれば良いかが書かれている。
近年はこうした例が非常に増えていると思う。
その理由は記事中にある“ECサイトやフリーマーケット”、及びネットオークションによる詐欺商品の流通が増えた事だ。
また、物理的な店舗と違い、これらは問題が起きた場合逃げる事が容易く、また名前を変えて出店しなおす事も簡単なので、店の名前で警戒する事が難しいという事もある。
買う側としてこれらの被害に遭わないためには、信頼の置ける店舗から購入する事と、実績のあるメーカーの商品を選ぶ事くらいしか無い。
以前は異常に安い商品を避ける、というセオリーもあったが、今や売る側が知恵をつけて疑心暗鬼な顧客の心理を逆手に取る絶妙な価格付けを行っているから、それも通じなくなった。
メーカーやブランドで選ぶにしても、外装や梱包をコピーされたり販売サイトにアップロードされた写真が実物と違うなど、名前だけでは判別が付かない事もある。
こうした偽装商法とも言うべき詐欺に対抗するには、商品への深い知識も必要だ。
買う前に正規のメーカーサイトで商品について調べて、商品の詳細と外見や梱包の細かな差異を判別出来るようになるしかない。
まあ、こうした犯罪は今後増える事があっても、減る事は無いだろう。
以下はこの件についてあひる先生に尋ねた結果。
USBメモリ 偽物
https://duckduckgo.com/?q=USB%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA+%E5%81%BD%E7%89%A9&ia=web
被害に遭わないための参考に。