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Ryzen 9 3950Xが発売された [CPU]


まあ、言うまでもなく今日はRyzen 9 3950Xの発売日。

一足早く販売が始まった北米では$749なので、為替レートを110円としても税抜き価格が82,390円なのに、国内の税抜き価格が89,800円というのはいささか高価すぎるように思う。

そして多くの人が予想した通り、大手でも一店舗10個程度と、販売店への入荷数は非常に少なかったようだ。

ただ、事前に海外から個人輸入している人が少なくなかった事もあって、初動はそれほど争奪戦の様相を呈す事も無かったとか。

争奪戦が思ったよりも激しくない理由は、本当にCPUパワーが欲しい人はThredripperに流れたという事もあるかもしれないが。(こちらの入荷数はもっと少なかったようだが)


いずれにせよ、初回入荷以降は入荷数が初回よりも少なくなるだろうから、より争奪戦が激しくなる可能性もある。

私はZen2の完成形であるZen3狙いで一時避難的に3600Xを買ったが。

約一年後に販売開始されると思われるZen3もこんなだったら、買う時期をさらに1年先延ばしにしても良いと思っている。

祭りに参加している人達には、ご苦労さん、としか言いようがない。


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ガッカリなAthlon 3000G [CPU]


以前書いた記事で期待を寄せた、AMDの新しいAPU「Atyhlon 3000G」。

型番が従来の3桁から4桁に変わったので、何か大きな変更でもあったかと思えば。

なんと現行機種のAthlon 200G系と中身はまったく同じ、GFの14LPで製造されたCPUだった。


4GHzオーバーが狙える!OC可能なAPU「Athlon 3000G」の実力とは
https://ascii.jp/elem/000/001/977/1977161/


この記事では定格で使用する限りほぼ「Athlon 240GE」と同じCPUで、違いはグラフィックコアが100Mhz高い1100Mhzである事と、倍率のロックが解除されてオーバークロックが可能である事の2点のみ、ということだ。

ならばオーバークロックした場合の性能向上は如何ほどか、と思えば、CPUコアが最大4Ghzまでオーバークロック出来てベンチマークの性能が1割程度上がっているらしい。

・・・まあ、安いCPUで遊べる、という以上の価値は無いワケだ。

以上の事から、これならAthlon 200GEを定格で使った方がマシ、というのが私の率直な感想である。


それにしてもこんな意味の薄いAPUでお茶を濁すのではなく、もっと戦略的に新しい製品を出す事は出来ないのか。

例えばAthlon 2x0GEをモバイル向けとして出さない(出す事が出来ない)事がとても惜しいと思う。

ビジネス向けの、Office関係アプリケーションやコミュニケーションツールが過不足なく動くノートパソコンの需要はかなりあると思うが、それにはRyzenなどオーバースペック過ぎると思うのだが。

それとも、Ryzen 3000系のAPUが現在モバイル向けでかなり出ているようだが、その程度でGFの製造ラインはひっ迫しているのか?

まさかMobile Athlon 2x0GEを搭載したノートパソコンを大量にバラ撒くと、Ryzen搭載のノートPCが売れなくなるとでも思っているのだろうか?


いずれにせよ、こういう所が様々な面で非常に苦しいAMDの現状を如実に表していると思う。

CPU業界の王者Intelと比較するのは酷かもしれないが、今後は製品の供給とソフトウェアのサポート(UEFIの問題やプログラム開発に関するもの)をIntel並みにとは言わないまでももう少しなんとかして欲しいと思うし、リマーク商法とも言うべき名前だけ変わって中身は変更なし、というのはやめるべきであるとも思う。

製品供給は実際に製品を生産するファウンダリ企業の都合もあるし、ソフトウェアのサポートはAMD内部の事情も色々あるのだろうが、今のままだと過去の繰り返しになりそうな気がして怖い。

まあ、私の頭程度では想像も付かない、苦しいながらも今後を見据えた深い考えがあっての現状であると思いたい。


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Basilisk][がアップデートしていた [エミュ]

私にとってMacintoshとは、いわゆる“Old Mac”である。

具体的にはSystem 7.5系を最後とするOSを搭載したパソコン。

これをソフトウェアで再現したのが、今回のネタである“Basilisk][”である。

Basilisk][_00.png
“Basilisk][” からSystem 7.5.5を起動しているところ。

今日、久しぶりにエミュレータ関係のブックマークをチェックして目に付いたのが“Basilisk][”で、久々に公式サイトを訪れるとバージョンアップしていた。

Basilisk][_01.png

前回バージョンアップに気付いてダウンロードしたのが2016年9月24日。

そして今回は今日、2019年11月22日。

アップデートしたのが2019年9月30日だ。

前回は一年以上開いたが、今回は約二か月。タイミングが良かったな、と思うと同時に今でも開発が続いていたのかと少し驚いた。


まあ、私の場合エミュレータを起動しても日本語版のSystem 7.5.5が起動するだけで私自身何も出来ないのだが。

かつて極めて短い期間とはいえ、Macを扱った記憶はいまだ鮮明に残っており、現在のMac OSはまったく別の何かにしか感じない。

当時は爆弾のアイコンに恐怖しながらの格闘が当たり前の、殺伐とした雰囲気の中で作業したものだが。


これはあくまでも昔の経験に対する感傷でしかない。

だがそれでも私にとっては「Mac≒爆弾」なのだ。


Basilisk II
https://www.emaculation.com/doku.php/basilisk_ii#download_the_latest_version



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インテルが謝罪するほどCPUが足りない [CPU]


IntelがCPUの供給不足を謝罪。厳しい供給量は今後継続の見込み
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1220026.html


まあ、以前から言われている事をIntelが謝罪した、というワケだ。


一方のAMD。

このチャンスを活かせているとは到底思えない体たらくで、自作市場では一定の成功を収めているものの完成品のパソコンではIntelの牙城になんとか食い付く事に成功という程度、サーバーの分野ではまだこれから認知度を上げていこうという段階である。

個人的にはあと一年早くRyzenが出て、昨年暮れに今の状況であれば、とも思う。

だがFABを持たないAMDは、自社のCPUを売るために必要な供給をGFやTSMCに頼らざるを得ない。

また、それ以上にCPUは単にモノを売るだけでは済まない商品である。

具体的にはCPUの性能を引き出すためのソフトウェア群を、AMD自身がサポートして充実させなけらばならないが、この事がIntelと比較して極めて劣るため、重い足枷になっている。

良い例がAGESAと言われる、マザーボードに搭載されるファームウェアが極めて粗悪である現実だ。


こうした事は、以前はIntelの十分の一以下と言われた開発費とそれに伴う人材の薄さが大きな要因であることは明白で、AMDの場合ZenシリーズのCPUを売って稼いだ金でこれらを後追いで充実させるしか出来ないという現実が存在する。


AMDが好きな一消費者としては悔しい思いだが、これが現実であり、Intelが謝罪するほどCPUが足りないという現状に対してAMDも一役買ってしまっている事を証明している。

もしAMD製のCPUが、性能だけではなく信頼性と供給の側面でもIntelと同等であれば、Intelが供給量の問題について謝罪する事など無かっただろう。

今回の謝罪は、言ってみればそれだけIntelにはまだ余裕があるという事なのだ。


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偽物USBメモリ・SDカード・SSD・HDDなどの問題 [セキュリティ]


今日、こんな記事を見つけた。

そのSSDやSDメモリーカードは大丈夫?――データ復旧会社から見る容量偽装の今
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1911/15/news043.html


記事の内容を要約すると、容量偽装といわれる詐欺ストレージの販売が横行しているという事と、これを防ぐにはどうすれば良いかが書かれている。

近年はこうした例が非常に増えていると思う。

その理由は記事中にある“ECサイトやフリーマーケット”、及びネットオークションによる詐欺商品の流通が増えた事だ。

また、物理的な店舗と違い、これらは問題が起きた場合逃げる事が容易く、また名前を変えて出店しなおす事も簡単なので、店の名前で警戒する事が難しいという事もある。


買う側としてこれらの被害に遭わないためには、信頼の置ける店舗から購入する事と、実績のあるメーカーの商品を選ぶ事くらいしか無い。

以前は異常に安い商品を避ける、というセオリーもあったが、今や売る側が知恵をつけて疑心暗鬼な顧客の心理を逆手に取る絶妙な価格付けを行っているから、それも通じなくなった。

メーカーやブランドで選ぶにしても、外装や梱包をコピーされたり販売サイトにアップロードされた写真が実物と違うなど、名前だけでは判別が付かない事もある。

こうした偽装商法とも言うべき詐欺に対抗するには、商品への深い知識も必要だ。

買う前に正規のメーカーサイトで商品について調べて、商品の詳細と外見や梱包の細かな差異を判別出来るようになるしかない。


まあ、こうした犯罪は今後増える事があっても、減る事は無いだろう。


以下はこの件についてあひる先生に尋ねた結果。

USBメモリ 偽物
https://duckduckgo.com/?q=USB%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA+%E5%81%BD%E7%89%A9&ia=web

被害に遭わないための参考に。
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ルーターのUPnPは無効にすべきか [セキュリティ]

先日知人より、突然インターネットが使えなくなったからなんとかして欲しい、という依頼を受けた。

私が現場(知人の経営する会社の事務所)へ行ってWindowzの「ネットワークの状態」を見ると、WAN側の接続が切れているようだった。

そこでルーターに問題がある思ってルーターの設定画面をブラウザで開こうとしたのだが、ルーターの設定画面に入ろうとするとログイン出来ない。

何度もIDとパスワードに間違いが無い事を確認したがダメだった。

ちなみにこのルーター(NECのAterm WG1800HP3)は約1年半前に私が設置したもので、内部の設定も全て私が行っている。


この時点でルーターの設定がなんらかの理由で壊れているか、或いは人為的に書き換えられていると仮定し、まずはリセットボタンで初期化した。

初期化後は当然に設定画面に入る事が出来たので、とりあえずファームウェアを最新にアップデートし、プロバイダへ接続するための設定を行ってからインターネットの接続が正常に出来ている事を確認してその場を辞した。

しかし翌日の朝、またダメだという連絡が入る。

現場に到着してからルーターの設定画面を開くと、今度はまだパスワードが通るようで問題なくログイン出来た。

そこで今度はUPnPを無効に設定し、念のためにパスワードをデフォルト(WG1800HP3は出荷時のパスワードが一台一台全て違う)とは違う物に変更してから作業を終えた。


ところで、UPnPを無効に設定した事には理由がある。

それは、UPnPを悪用する事でルーターの設定を書き換える事が可能だからだ。過去にはUPnPを利用した、ルーターの設定をコントロールするためのアプリケーションが存在したりもしている。

要は事務所内にあるコンピュータ(パソコンやスマートフォン、IoT機器など)がマルウェアに感染するなどして、ルーターの設定を書き換えられた可能性があるという事。

ルーター自体に問題が無い事は確認のしようも無いが、UPnPを無効にした後は問題が再発していないので、ルーターそのものには問題が無いと考えられる。


ちなみに件の知人には過去に別件で、事務所内にある一台のパソコンがマルウェアに感染している可能性がある事を伝達済みだ。

しかしその後何も言って来ない。もちろん放置すれば危険である事も説明したが、のれんにうで押しぬかに釘である。

以上の事から、今回のケースではマルウェアに感染したPCによってルーターの設定が書き換えられた結果、なんらかの理由でマルウェア側の想定とは違う挙動をルーターがしたためにインターネットとの接続を維持出来なくなったのではないか、と私は推測している。(まるで見当違いであるかもしれないが)

こんな事があるのだから、特に必要が無ければルーターのUPnPは必ず切った方が良いのかもしれない。

追記: その後この件について色々調べると、以下のサイトを発見。 やはりUPnPは基本OFFが良いようだ。

IoT機器の深刻な脆弱性が、長い“潜伏期間”を経て表面化し始めた
https://wired.jp/2018/04/27/upnp-router-game-console/

やっぱりUPnPは「無効」に設定すべき?という話について調査してみた
https://did2memo.net/2013/01/31/turn-upnp-off/


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Meltdownの再来か、ZombieLoad v2が発表される [セキュリティ]


Intel製CPUに新たな脆弱性「ZombieLoad v2」が発見される、Cascade Lakeにも影響あり
https://gigazine.net/news/20191114-intel-cascade-lake-zombieload/

Intel's Cascade Lake CPUs impacted by new Zombieload v2 attack
https://www.zdnet.com/article/intels-cascade-lake-cpus-impacted-by-new-zombieload-v2-attack/


またしてもIntel製CPUの脆弱性が発表された。

その名も「ZombieLoad v2」。

ZombieLoadは今年5月に発表された脆弱性だが、その続きがあったらしい。

問題の内容としては2018年にテレビでも放送されて大騒ぎになった「Meltdown」の類になる。


以下はZDNetの記事からの抜粋を翻訳したもの。
「このアプローチの主な利点は、i9-9900KおよびXeon Gold 5218で検証したMeltdownのハードウェア修正を備えたマシンでも機能することです」

つまり、過去のMeltdown対策としてハードウェアに実装された脆弱性対策も無意味であるという事だ。

記事によるとこの問題はIntel TSX命令セット拡張をサポートする事が条件なので、2013年以降に販売されたすべてのIntel製CPUに影響があり、AMD製のCPUにこの脆弱性は存在しない。


この問題、過去のMeltdownがそうであったように、Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込むだけで簡単に悪用が出来る。

従って、一般の個人が私用で使うパソコンも無関係ではない。

だが適切な対応を行うことである程度被害を防ぐ事が可能だ。(ある程度、と言う理由は、この脆弱性に対する対策がいまだ不完全であるため)


具体的にはパソコンのファームウェア(一般にBIOSやUEFIと呼ばれるソフトウェア)のアップデート、そしてOSとアプリケーションソフトウェアのアップデートを出来るだけ速やかに行う事。

この問題が発表されたという事は、早ければ一か月以上前に対策されたソフトウェアが関係各所から出ているはず。

中には自動でアップデートされた物もあるかもしれないが、環境や使い方によっては自動アップデートが出来ないケースもあるので、自分から調べて能動的に対処すべきだ。


それにしても、この件に関する日本語の記事があまりにも少ない。

またIntelから情報統制の命令が出ているのか。

さすがはIntel、私にはこのようなマネは無理だ。


参考:このブログで過去に書いた関係する記事
https://17inch.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=Meltdown


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Ryzen 9 3950Xの速報レビュー記事を読んで [CPU]


先日全コア5GhzのCore i9 9900KSが出たが、あれには多くの人が失望した事だろう。

全コア5Ghzが維持出来るのはたったの30秒ほどで、長時間高い負荷がかかる用途では通常の9900Kの方が高性能な場面すらあったためだ。

ただ瞬発力はあるため、処理の内容によっては9900Kよりも数%の能力向上があった。

だが実質的なプレミアムは、単に全コア5Ghzというカタログスペックだけ、というのが実情だ。


一方で発売時期が2か月も伸びたRyzen 9 3950X。

こちらは発売日に先立って早くもレビュー記事が出ていた。

メインストリーム最上位に君臨する「Ryzen 9 3950X」をテスト
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1218408.html

Ryzen 9 3950Xの性能を評価する【速報レビュー】
https://news.mynavi.jp/article/20191114-923663/

【速報】Ryzen 9 3950Xを速攻ベンチマーク! ついにRyzenは9980XEをも食らう!
https://ascii.jp/elem/000/001/975/1975454/?topnew=1


各メディアの出した結論をまとめると、私が想像していたよりも消費電力が低く、かつシングルもマルチも3900Xより性能向上が見られるという事。

マルチはコア数が増えたのだから当然としても、シングルまでもが上がっているのはカタログデータ通りに動作周波数の上限が上がっているからなのだろう。

それにしても、ベンチマークの数値を見ると3900Xを買った人の多くが、3900Xを選んだ事を後悔するかもしれないと思った。

それほどに性能差が大きく、性能のわりに省電力であるのだ。

当然に、Intel製のCPUと比較した場合はIntelが可哀想になるほどで、今後はゲーム以外の用途でより多くの顧客がRyzenに流れる事になるかもしれない。


まあ、性能と消費電力に関しては2ヶ月間発売を延期しただけの事はあると思う。

その間にこの性能を実現可能な選別コアを、Romeのおこぼれの中からせっせと掻き集めていたワケだ。
(他にもAGESAのバージョンが上がるまで出せなかったという理由もあるが)

さあ、あとはThredripperがどんなモノに仕上がっているかだ。

なんにせよこれだけの性能を発揮するCPUがあれば、AMDはIntelが追い付いて来るまでの時間稼ぎが多少なりとも出来る事だろう。


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Windows10のMS-IMEがダメすぎる [ソフトウェア]


メインPCをWindowz10にしてから2ヶ月余り。

普段利用するアプリケーションプログラムは今の所問題なく利用出来ているため、Windowz10がOSとしてどうかはともかく、使うだけなら現在の環境は概ね問題無い。(カスタマイズと管理の手間が激増して非常に困ってはいるが)

ただ、その中でどうしてもガマン出来ない事が一つ。

それは日本語入力だ。

私は普段仕事や趣味での情報収集と整理、及びブログ編集などでテキストを打ち込む事が多いが、これがWindowz7の頃と比べて誤変換が多すぎて非常にストレスが溜る。

当然作業の速度も落ちていて、生産性は大きく下がった。

私個人に限る話かもしれないが、Windowz10のMS-IMEは過去最悪のIMEだと思う。


そこでかつて何度か挑戦するも挫折した、ATOKを試してみる事にする。

ATOK for Windows 試用版
https://www.atok.com/try/win/

atok.png

ここにアクセスして試用版をダウンロード、そしてインストール。

で、使ってみた感想は・・・誤変換多い、変換候補に自分が使いたい候補が無い、親切な機能と思われる各種挙動が邪魔すぎる、等々。

コレではMS-IMEの方がマシである。(料金がサブスクリプションのみになった事も気に入らない)

他にはGoogle IMEもあるが、かつて短期間使った経験ではやはりダメで、結局元のMS-IMEに戻った。

何よりもスパイウェア同然であるGoogle IMEなど、怖くて使う気にもならない。


もうWindowz10のMS-IMEを使い続けるしか選択肢が無いのだが、どうしたものか。

個人的にはMS-Dos時代のVJEが一番良く、次いで出た当時絶賛されたMS-IME98(私はわざわざパッケージを買った)が良かったと思うが、VJEはWindows版となってから不具合が多く2005年を最後に消え去ったし、古いMS-IMEは新しいWindowzにインストールすら出来ない。(IME 2010で実際にやってみた)

そもそも日本語入力のためのIMEが中国で開発されている、というだけでもMS-IMEは使いたくない。
(今のところは設定を変えておけば余計な通信等が無いようなので、そういう意味では問題ない)

他にはSKKFEPという物もあるが、キー操作や変換方法などが独特過ぎてダメだった。

当然、中国製の某IMEは論外。名前を出す事すらセキュリティリスクとなるアレは絶対にダメだ。

スマートフォンで利用しているWnn(うんぬ)がWindowzでも使えれば良いのだが、Windowz用はこれも15年以上前に開発が止まったままだ。


クラウドやAIなど、私にとっては要らない機能ばかりが充実する現代の日本語入力プログラム。

そのおかげで外部のコンピュータにキーボードの入力が送信されたり、複雑になったプログラムはあちこちで機能不全を起こしたり、使い方や設定が複雑になって高機能である事自体が無意味になったり、挙句の果てに開発時に想定したピンポイントの使い方でしか性能を発揮出来ない。

便利な機能とやらは、そもそもそれらが不要な人にとっては邪魔でしかないのにそれを削除する事も出来ない。

昔のIME(当時はFEPと呼ばれた)は今より機能が限られていたが、人間側の能力が向上する事でそれを補う事が出来た。

しかし現在のIMEは人間側の能力が向上すると逆に足を引っ張っている。むしろ何も考えていない方が効率が上がるとかありえるのかと。

まあ昔から、コンピュータプログラムは年々利用者に要求される能力が低くなるよう開発されているが。

直感的な操作性を維持しつつ、玄人好みのシンプルイズベストを体現した、優良なモノが出てきて欲しいと心から思うのは私だけだろうか。


参考

MZ-IME日本語入力
https://katahiromz.web.fc2.com/mzimeja/ja/index.html

上記リンク先には、かつて以下のような一文が載っていた。
Legacy_jp.png


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Windows10 1909をインストールした [OS]

日本時間の今日、Windowz10の新しいバージョンである“1909”が一般公開された。

事前情報では1903のBugFixが主のアップデートになるという事で、私にとってはうれしいアップデートだ。

1909_01.png
アップデート後のバージョン表記。

そこで早速isoファイルをダウンロード。
(アップデートにisoファイルを必要とする理由についての説明は省く。)

私のブラウザはユーザーエージェントがLinuxになっているため、Windowz10のダウンロードサイトで直接isoファイルをダウンロードが出来るのだが、32bit版はダウンロード成功するのに何故か64bit版だけが途中でダウンロード失敗となる。

仕方がないのでメディアクリエイションツールをダウンロード、ついでにUSBメモリのインストールメディアを作成した。


USBメモリのインストールメディア作成後、いつもテストに使っている1903の入ったパソコンにUSBメモリからインストール。

アップデートには30分以上かかったが問題なく終了した。


アップデートが終わったらいつもの検査だ。

まず初めに行ったのはプライバシーの設定を確認する事。

最近は大型アップデートでも初期化される事があまり無い項目だが、今回も初期化されてはいなかった。

次に見たのは高速スタートアップ。

これも過去には毎回初期化されていたが、やはり最近は初期化されなくなった項目である。

そして電源オプションを開いてみると、やはり初期化されてはいなかった。


他の設定については、“W10custom”というツールを起動して確認。

初期化されている項目はチェックボックスが外れているので見ると、「サービス」タブ、「タスク」タブ、「ネットワーク」タブの3つが全て初期化され、他は「Windows update」タブの“更新プログラムをインターネット上で共有しない”という項目のチェックが外れていた。

当然これら全てを元通りに戻すため、「簡易設定」タブのおすすめ設定ボタンをクリックして戻した。


他に気付いた事は、ネットワークの共有設定。

これらも毎回初期化されるので見ると、今回も初期化されていた。

もちろんこれらも全て、元に戻す作業を行った。


まあそんな感じで、自分の環境における設定変更の内容はいつも通り初期化された項目が多く、変更された項目がないか調べて元に戻す作業が面倒に思った。

後はアプリケーションプログラムの動作確認と、ハードウェア周りで問題が無いか調べる作業が残っているが、これらは使いながら確認しようと思う。


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