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Intel製デスクトップ向け10nm CPUの情報 [CPU]


過去に明言は無くともIntelより事実上否定されていた、Intel製10nmプロセスによるデスクトップ向けCPUの出荷。

その大きな理由は、現在出荷が始まっているモバイル(ノートPC)向けの10nm CPU「Ice Lake」が、動作周波数において14nmプロセスで製造される「Comet Lake」よりも低い事から解るように、動作周波数の向上が見込めないからだと私は考えている。

デスクトップ版IceLakeは消えたらしい
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-06-12?1571203964

これによりIntelのデスクトップ向けCPUは、14nmの次に出る物が7nmによるCPUだという噂が大勢を占めていた。


ところが北森瓦版の記事によると、最近Intel自身によりこの噂がある意味否定され、デスクトップ版の10nm CPUは存在していて「2021年の遅い時期」という“発表か出荷かよくわからない時期”まで出ているらしい。※当初10nm CPU=Ice Lakeだった

Intel デスクトップ向け10nm CPU全キャンセルの噂を否定
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9993.html

とはいえこれがIce Lakeである可能性は低く、新しく開発されたコアを持つCPUであると思う。

そして製造に使われる10nmプロセスも、現在のIce Lakeに使われている物とは違う製造プロセスになるに違いない。10nmプロセスは黒歴史としてIce Lake以降開発される事は無いと思っていたが・・・


そんなわけで、Intel製のデスクトップ向けハイエンドCPUは少なくとも2021年中まで14nmで製造される事にほぼ間違いはないが、2021年後半以降に10nmプロセスで製造されるCPUが出てくる可能性が出てきた。

しかしまだ2年先という気の長い話であり、Intelのデスクトップ向けCPUの足踏みは続きそうだ。


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