PlayStation 5はZen2+Naviカスタム [CPU]
GIGAZINEの記事によると、PlayStation 5(以下PS5)はZen2+Naviカスタムを搭載するという事が明らかとなった。
PlayStation 5は(以下略)
https://gigazine.net/news/20190417-playstation-5-first-details/
これまではほぼ確実と言われながらあくまで予想に過ぎなかった事が、ついに確実となったワケだ。
予想外だったのはリアルタイムレイトレーシングに対応するという事。
リアルタイムレイトレーシングの話そのものはNVIDIAのRTシリーズによってわりと最近有名になったが、PS5のリアルタイムレイトレーシングがそのタイミングで採用を決定したとは考えにくく、以前より決まっていた事なのだろう。
さて、PS5に搭載されるプロセッサについてだが。
私の勝手な想像では恐らくSoCとして設計されて、CPUは全ての用途で使いまわされるおなじみの8コアダイが使われ、GPUとIOを統合したダイと組み合わされてパッケージされるだろう。
そしてGDDRがSoCの直近に実装されて、その部分だけ見ればビデオカードのようなレイアウトになると思う。
メインメモリは当然にビデオメモリと共用されるが、メモリの共用による帯域制限の問題については、超大容量のキャッシュメモリで隠蔽する。
この用途のためにHBMをSoCパッケージに載せる事が考えられる。
なお、この構成は将来のAPUにも使われるかもしれない。
少なくとも5万円以上のハイエンドAPUとして売り出すのならば、可能性として有り得ると思う。
ただし既存のSocket AM4では絶対に無理で、メインメモリも最低限DDR5が必要。
というわけでAMDには是非、このようなAPUを出してもらいたい。