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パイロット運用とは酷い話 [OS]


Windowz10はかつてないほど劣悪な品質のOSで、保守管理の手間はWindowz7の10倍くらい見積もる必要がある。

この問題に対しては管理者の犠牲的労働以外に解決策は無い。
(手間がかかる分会社側が管理者の頭数と質の両面を充実さえてくれれば良いが、一般的にそれは望めない)


ところで今日、こんな記事をみつけた。

Windows 10の面倒な動作検証とバージョンアップ、横河レンタ・リースはこうして切り抜けた
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1812/20/news023.html

この記事にある「パイロット運用」は、管理者ではない一般の社員を生贄にする事で管理コストを下げようという試みである。


記事には“IT部門で完璧なテストを行わず、ITリテラシーが高い一部の社員を先行してアップデートし、フィードバックを得る”とあるが、記事中でも説明がある通り現場に多大な負荷をかける。要は“ITリテラシーが高い社員”に通常業務以外の仕事を強いる事で、管理者の負担を減らすわけだ。
(ちなみにこの方法で解決出来る問題は限られる)

はっきり言って、こんな事が可能な会社はかなり限られる。

まず「元々生産性が極めて低くかつ社員の数が多い」事が前提条件だ。
さらに、社員に“通常業務以外のテスト要員になれるだけの能力を持った人物”が存在する必要がある。

また記事でも説明しているが、経営側の理解と実行力が求められる。


この三つを兼ね備えている企業がどれほどあるのだろうか。


まあなんにせよ、この記事はWindowz10のダメっぷりを証明していると思う。

Micro$oftはこうしたコストをWindowz10利用者に支払う必要があると思うのは私だけだろうか?


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