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もう無理 [セキュリティ]

先日やっと依頼された問題解決を完了して、こんな記事を書いた。

進化を続けるマルウエアの隠蔽能力
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-01-23

この件はかつてない経験だったので、それについて色々調べていると、こんな文書を発見した。


シマンテック クラウド時代のマルウェア分析 - Symantec
https://www.symantec.com/content/dam/symantec/jp/docs/white-papers/cloud-generation-malware-analysis-jp.pdf


現地調達型とファイルレスの攻撃手法
https://www.symantec.com/connect/sites/default/files/users/user-4913021/ISTR_Living_Off_The_Land_2017_JP.pdf


これらを読むと、現在のマルウェアが如何に高度化しているのかが良くわかる。

一方で私の持つ知識や理解が、如何に古臭いのかも良く理解できた。
(所詮素人の域を出ないという事実はこの際置いておくとして。)


そして導き出される答えは

「もう無理」


とはいえ、諦めるつもりはない。

かつて「もう無理」と思っていた事が、諦めずに考える事と学ぶ事を続けた結果、後になって無理ではなくなっていたという例は数え切れないくらいあるからだ。


でも、「もう無理」。

ここらで一休みするべきか。
休んでからまた挑戦を繰り返せば、その内に理解出来るようになるかもしれない。


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AMDの7nmチップは2019年以降から [CPU]

7nmプロセスの開発が加速、EUVの導入も現実的に
http://eetimes.jp/ee/articles/1801/29/news066.html

現在、AMDはかつて14LPP+と呼んでいた12LPプロセスによるCPU及びGPUの製造を準備しており、製品の出荷は今年中に行われると予定されている。(Ryzenは4月から、GPUは年内予定)


一昨年辺りでは2018年に7nmの製品を出す予定だったが、2019年にずれ込む事が確定※したわけで、そうなるとEUVを使わない7nmが2019年内、EUVを使う7nm+は2020年まで出荷が延びると私は予想するが、もしかすると7nmをキャンセルして2020年の7nm+にいきなり飛ぶ可能性もゼロではないかもしれない。※2018年7月現在、2018年後半以降にGPUコンピュート/マシンラーニング向けの「Radeon Instinct」が生産されるという発表がAMDより正式になされているが、試験生産の域を出ない少数であると思われる。


というわけで、2018年内のAMD製デスクトップ向けCPUは、2月12日に発売予定のAPUであるRyzen 2xxxGが14LPPで、4月の出荷が予定されているRyzen+が12LPでの製造となり、この二本立てで今年いっぱいから来年予定されている7nmプロセスで製造される新製品まで引っ張る事になった。(ちなみにSpectreへの対策は7nmの製品までおあずけ)


ただ、今後の予定がどうなるかは全て製造を担当するGlobalFoundriesでの製造プロセス開発がどうなるかに係っている。
こればかりはAMD一社の努力だけではどうにもならない事なので、かつてのAMDのように延期に次ぐ延期にならない事を祈りたい。


参考記事

Ryzen APUは2月、第2世代Ryzenは4月に発売
http://ascii.jp/elem/000/001/616/1616753/

年内にVegaの延長となる12LPのGPUをリリース
http://ascii.jp/elem/000/001/620/1620179/

AMDが第2世代RyzenやAPU版Ryzen、モバイル版Vegaなどを一挙発表
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1099905.html

Zen+について
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-01

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