ルーターのファームウェアをアップデート [セキュリティ]
今日はルーターのファームウェアをアップデートした。
私の使うルーターは、NETGEARの「RAX20」という型番で、日本国内では“AX1800 WiFi 6”という名前で売られている。
これまでの経験でルーターのファームウェアのアップデートに慎重な私は、設定が消えてしまう事も経験しているためにルーターに施した設定の全てを記録していて、今回もその記録を確認しての作業となった。
「RAX20」のファームウェアは昨今のルーターの多くと同じように自動で更新も出来るのだが、ファームウェアの更新で調子が悪くなるというのは割とありふれた問題であるので、私は最新のファームウェアで問題が出ていない事を一か月以上は様子見で確認してから手動で更新している。
なので今回も新しいファームウェアは3月半ばに出ていたのだがしばらく様子を見て、今回NETGEARのダウンロードサイトでファームウェアをダウンロードし、更新する事となった。
RAX20 Firmware Version 1.0.10.110
https://kb.netgear.com/000064690/RAX20-Firmware-Version-1-0-10-110
手動による更新は、ファームウェアをダウンロードした後にルーターの設定画面をブラウザで呼び出す。(設定画面からの手動更新も可能だが、信頼できないので却下)
そしてダウンロードしたファームウェアを指定して更新を実行、するとルーターの再起動後に新しいファームウェアでルーターが動作し始めた。
それから私が設定変更した内容を調べ、問題が無い事を確認して更新終了。
ちなみに今回の更新内容は「セキュリティ脆弱性の修正」ということだった。
ところでNETGEARの「RAX20」というルーターは、同社のWi-Fi6対応ルーターの中でもエントリーモデルという事で安価な製品なのだが。
それ以前に使っていたNEC製のWG1200HS3よりも格段に安定していて、かつ機能も豊富。
ルーターに接続されている機器の一覧も、こんな感じで一目瞭然。
ここ数年のNEC製ルーターは私が求める機能を悉く削除していて、昔なら当たり前だった設定やログの確認などが全部出来ないばかりか、無線LANの接続も不安定でまるで使い物にならない。
無線LANの接続に関しては、Wi-Fiの規格が上がるに従ってNEC以外でも不安定な製品が多いようだが。
その点「RAX20」は私の求める物を過不足なく提供してくれ、しかもすこぶる安定であり、日本製ルーターの雄であるNECやBUFFALO製品の大多数がファームウェアを何度アップデートしても不安定な事を考えると非常に優れている。
というワケで一通りの確認をしたところ、何も問題は無かった。
近年はルーターの脆弱性を突く攻撃も増えているため、ルーターのファームウェアは常に最新にしておかなければならない。
だが一方でファームウェアの更新によるトラブルも多い。
やはり自分で管理して、問題が無い事を確認したファームウェアの更新を手動で行う以上の対策は無いのだ。
そして自分で管理する事で、セキュリティへの問題意識を高く保つ事にもつながる。
面倒だが、出来る事なら自分で管理するのが最善であると私は思う。
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