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売るためには下手くそに合わせるしかない [クルマ]

あ亜ア阿唖ぁ吾亞蛙ァ・・・

新しい技術。新しい機構。新しい(以下略

もうウンザリだ。

私は、クルマが動くために必要最低限の装置以外、クルマに装備すべきでないと心の底から思っている。

そう考え、2022年現在、至上のスポーツカーは軽トラだと断言してしまいたい。

そんな衝動に駆られている。

こんなネタを記事にする原動力となったのがこの記事だ。


トヨタ、スープラを一部改良(以下略
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1405248.html


記事にはこんなコトが書かれている。


“コンピュータがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて最適なエンジン回転数になるよう制御するiMTを採用しており、シフト操作時に自動ブリッピング、ドライバーの意を汲んだスムーズで気持ちの良いスポーツ走行に貢献するという。”


えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇdぇぇぇぇqwせdrftgyふじこ

いらない。

もう、全部いらない。

エンジンの制御は機械式の進角装置を使った点火制御と、スロットルに直結したワイヤーで制御する強制開閉式のキャブレターだけでいい。

ブレーキは当然ABSなんていらない。ブレーキペダルに直結のマスターシリンダーから送られる油圧でのみ、制御されるブレーキ装置がいい。

ハンドルも当然、パワーアシストすら不要。最近流行りの電気モーターを介した制御などゴミ以下。

車体の姿勢制御も、極めて単純な油圧式のショックアブソーバーとスプリングだけでいい。なんとかリンクとかなんとか制御とか、もう全部、新型コロナ並みの悪影響しかない。

なのになぜ、こうも余計なモノがクルマに取り付けられるのか。

答えは二通りに分かれるが、一般公道を走る市販の自動車に限れば答えは一つ。

「ヘタクソでも運転できるクルマの方が売れるから。」


もうね、ヘタクソが運転したら危なくて死ぬくらいでちょうどいいのよ。

80年代前半までの。

未完成なところが多すぎて、ちょっとエンジンの馬力を上げただけで車体から足回りまで、全部バランス取らないとまともに走らないくらいが普通でいい。

遅くたっていい。

刺激は足りないかもしれないが、2st 360cc で20馬力程度の軽4でも立派にスポーツ出来るのだ。

昨今のクルマに乗ると心から思う。

「あれ?なんでこんなに走るの?」

クルマの性能が良すぎてツマラナイ。

昔乗っていたKPとかの方が、今の軽4よりはるかに遅くとも、今よりもっと楽しかった。

タイヤの性能も、車体の安定性も、エンジンの馬力も、今よりはるかに劣ったあの時代のクルマたち。

時速20km/h前後で回る極低速のS字コーナーで、高荷重に歪んでギシギシと音を立て軋むボディの悲鳴を聞きながらハンドルを回したあの頃が懐かしい。

峠道の下り4速全開でキンコン鳴らしながらフルブレーキした時、ブレーキの過熱で思っていたより止まらなくてパニックになったあの頃が懐かしい。

上りの高速コーナーで全開クレたら加速でなく減速したあの頃が懐かしい・・・・


だから、一般公道でするクルマのスポーツってのはそういうモンだろ、と。

クルマの限界と思っていたのが、実は自分の腕前の限界だったと気付いたあの頃。

そしてそれまで出来なかった速度域への到達。

・・・とはいえ、たった5Km/hとか10Km/h程度の差でしかなかったが。

あれ?いつもより速度が乗るな。

そう感じてスピードメーターを見た時の「おおおっ!!!」という驚き。

まあ最初はその後のコーナー侵入でブレーキのタイミングが合わず、死にそうになったが。

そもそものスピードが遅いから、割とどうにでもなった。

だが今はそんな感動を味わう前に、スピードが出すぎてアブナイ。

そう、バカでもヘタクソでも、簡単にスピードが出るからよりいっそうアブナイ。

本当にそう思う。


ただし。

限界に挑戦などという、私からしたらバカの極み的な行為に酔う人を省く、自動車免許を持つほとんど全部の人にとってはクルマの完成度と運転手のヘタクソを補助する機能は万病に効くクスリみたいなもの。

その恩恵で命を・・・

ああ、ダメだ。

そんな例外的なコトは。

やっぱりソレは、クルマを運転すべきではない人を増長させる。

統計上重大事故が減っている理由も、クルマの性能以外の要因の方がはるかに大きい。

比率で言えばクルマの性能:それ以外の要因の比率は1:1万くらいだろう。

まァ一歩譲って実用車はそれでいいとしよう、だがスポーツカーでは?

色々と機械の補助があってやっと走るクルマを運転して何が楽しいのか?

何をやっても上手くいかない。

何故?ドウシテ?

答えのあるようで無いような、初心者には地獄でしかないその問答をやって、それを乗り越えたうえでなおその先にある高みを目指し、地味な努力を重ねる。

私はそれをやって、今に至る。

だからこそ思う。

ソレでいいのか、と。





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