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現在のナノインプリント・リソグラフィ [ハードウェア]

今から2年以上前、私はこんな記事を書いた。

ハンコで作る、東芝のNAND
https://17inch.blog.ss-blog.jp/2019-05-01

元ネタになった記事では、「東芝メモリら4社連合、ナノインプリントでNANDを19年にも量産へ」という見出しが付いていたのだが。

今現在はこんな状況らしい。

キオクシア、キヤノン、大日本印刷、「ナノインプリント」を2025年にも実用化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC10DEC0Q1A910C2000000/

なんと当時の予定より6年遅れの“予定”であるという。

この技術、もう無理なんじゃないだろうか。

NANDの開発競争の激しさを考えると、さすがにもう時間切れだと感じる。

だが、今ここで諦めるのはダメだという事も理解出来る。

まるで蜃気楼のようなゴールを追い続けるという技術開発は、現在半導体製造で最重要技術とも言えるEUVリソグラフィでも起きた事。

まあ、本当にゴールまで辿り着ければ、という事なのだが。


こうなった以上、キオクシアは人身御供になってもらうしかない。

そして実用化までたどり着く事が出来れば。

その果実を最初に得る事が出来るのもまた、キオクシアになるのだ。



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