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中国製スマートフォンが危険な理由 [セキュリティ]


中国製の携帯電話に検閲機能、リトアニア政府が不買・処分を勧告
https://jp.reuters.com/article/lithuania-china-xiaomi-idJPKBN2GI0FG


記事によると、リトアニア政府は国民に対し「中国製スマートフォンの不買・処分を勧告」したそうだ。

理由は「検閲機能が内蔵されている」からで、この機能は停止させてもいつでも遠隔で再起動されるそうだ。

要するに中国製のスマートフォンを使うと、使用者のあらゆる情報が中国政府に丸見えであるという事。

そして遠隔操作が可能である以上、何をされてもおかしくはないという事だ。


こうした話は事実無根の妄言ではない。

その根拠を挙げると以下のようになる。

・中国は軍・民が一体となって国策を推し進めている事実がある。
・中国は自国の権益拡大に非常に貪欲で、世界中を食い物にしている事実がある。
・中国は前記二つの目的のため、国内外の情報を欲し、また情報操作も行っている。
・中国は自国の体制維持に神経質であり、このための情報収集と情報操作も行う。
・中国はこれら全ての目的のために「中華人民共和国国家情報法」という法律を持つ。
・「中華人民共和国国家情報法」がある限り、中国側からの各種工作を止める手段は無い。


とりあえず思いつくのはこの程度だが、他にも中国企業は元々モラルが低く自分の利益のためならなんでもやる、という事もある。(まあモラルの低さは欧米企業をはじめ日本企業も負けてないが、全体的に見れば多少はマシ)

さらに、経済的な利益を重視するあまり「問題がある事を国や業界が無視している」事実もあり、こうした事も中国製スマートフォンが危険な理由の根拠になる。

ちなみにリトアニアの対応は政治的な意図がある事が明白なわけだが、問題がある事はかなり前から知っていて、これまであえて無視していたがタイミングを見計らって出してきた可能性が高いと私は考えている。


記事ではシャオミとファーウェイの端末で問題が見つかった一方、「OnePlus」という日本では知られていないメーカーの端末では問題が見つからなかったと書かれている。

しかし、ファームウェアのアップデートを通じていつでも“仕込む”ことが可能である以上、“今問題が無いからといって今後も無いとは限らない”。

過去、問題があるとされたいくつかの中国製機器はその後の調査で“問題無し”と判定された例が多いが。

問題が発見される兆候があれば証拠隠滅を図り、火消しが終わった後に再度“問題あり”になる可能性は高い。

こうした問題は“やる側の価値観”で考えなければならないのは当然の事だが、それが出来ない事の方が普通なので、この問題はほとんどの人にとって単なる陰謀論にしかならないし、そうでない人もほとんどが根拠もなく疑っているだけなのが現実。

本当はどうなのかを知りたいと思うのなら、現実をありのまま見る目を養い、必要な情報収集と考え方の構築を時間をかけてやるしかない。


というワケで、日本国内では相変わらず中国製のスマートフォンが大々的に売り出され、大きなシェアを持っている。

これは危険だと、そういう意識を持つべきである。



参考:

中国 スマートフォン 監視
https://duckduckgo.com/?q=%E4%B8%AD%E5%9B%BD+%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3+%E7%9B%A3%E8%A6%96&ia=web



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