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小学校教員4人による後輩教師へのいじめ問題のニュースに思う [雑談]

神戸市の小学校で、教員4人による後輩教員へのいじめ問題がニュースになっている。

これを見て改めて思うが、大人の大人に対するいじめは日常に溢れ返っている。

だから、私には特に目新しいニュースではなく、日常の陰部がマスコミのネタになった、という感想しか無い。


そもそも、子供のいじめは大人のマネとも言える。

子供は大人を見て育つからだ。

子供同士の交流で影響を受けたとしても、それは大人がタネを落とした事が根を張って子供に影響を与えた、というのが私の理解だ。

そんな子供がそのまま大人になれば、都合が悪い事に対する攻撃の的をその辺の適当な相手に定めるという行為はごく当たり前で、息をしなければ人間は死んでしまうという事と同等に普通の事だと考える事が出来る。


いじめそのものについては、元を正せば動物としての人間である以上、必ず存在する悪習である。

人は人であるからこそ、他者を攻撃する。その理由は複雑怪奇で何がどうなってそういう結果になるのか、簡単に説明はできないが。

しかし、文明人であるならば、この事に対する自覚をもって自ら抑制する心理が働くはずである。

だが実際にはそうではないケースがほとんど全てと言って良い。
(数少ない例外はあるが、そんなものは社会的な影響力という観点から言って事実上ゼロに等しい。)

要は、人は自分に都合が悪い現実を無視するのだ。

だから、“いじめ”などという子供じみた行為が社会問題になる。


まあ、こんなバカバカしい行為に悦楽を覚える者が普通の人間であるのだから、イコール洗脳とも言えるほどの苛烈な教育以外のどのような対策も無意味だろう。(なお、この教育は階級ピラミッドの上層へ行くほど強化されなければ無意味、現実は真逆だからこその現実)

ルールを整備して罰則など設けても、焼け石に水であるし、そもそもルールを作る者が例外なくいじめが普通の人間であるのだから。そんなルールに実効性が無いのは当然なのである。



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